インスタ「消えるメッセージモード」の使い方と注意点　解除方法も解説

インスタグラムのDMには「消えるメッセージモード」という機能があります。このモード下でやりとりしたメッセージは、指定した期間が過ぎると自動的に消える仕組みになっています。

本記事では、インスタの「消えるメッセージモード」の使い方や、同モードをオンにするとどうなるのかといった仕組みを分かりやすく解説。また、モードをオンにしたら相手に通知がいくのか、スクショ撮影すると相手にバレるのかなど、知っておきたい注意点や気になる疑問についても答えています。

インスタグラムの「消えるメッセージモード」は、1対1のDM（ダイレクトメッセージ）でのみ使える機能です。モードをオンにしている間に相手とやりとりしたメッセージなどは、指定した期間を過ぎると自分の画面・相手の画面の両方から自動的に消えるようになります。

期間限定で秘密のやりとりを楽しみたいときや、メッセージ内容をチャット画面に残したくないときなど、さまざまなシーンで活用できるでしょう。

消えるメッセージモードの設定方法と使い方を解説します。

相手とのチャットを開いたら、画面を上方向へスワイプしてください。メッセージ入力欄が「消えるメッセージ」と表示されていれば、モードがオンになっています。

消えるメッセージモードをオンにすると、相手側の画面もすぐに同じモードが適用されます。

消えるメッセージモードをオンにした時に、チャット画面に表示される[変更する]をタップしてください。ここからメッセージが消えるタイミングを選択できます。それぞれの表示の意味は以下の通りです。

• 「表示され次第」：相手がメッセージを見てチャットを閉じたら消える
• 「24時間」：メッセージを送信後、24時間経つとそのメッセージが消える
• 「7日」：メッセージを送信後、7日後にそのメッセージが消える

消えるメッセージモード中でも、メッセージの送り方は通常のDMと変わりません。入力欄にメッセージを打ったら、右端の紙飛行機アイコン（送信ボタン）を押せば、相手にメッセージを送れます。

どちらか一方がモードを解除しない限り、お互いに送り合ったメッセージ（動画や画像、投稿のシェアも含む）は、指定したタイミングで消えてしまうので注意してください。

消えるメッセージモードから通常のDMチャット画面に戻すには、2つのやり方があります。

• DMチャット画面を上方向にスワイプ
• チャット画面の［変更する］ボタンから［オフ］をタップ

どちらでも効果は同じなので、いずれのうち自分が操作しやすい方を選択しましょう。

消えるメッセージモードを解除すると、自分の画面だけでなく相手側の画面でも解除されます。また、消えるメッセージモードの解除は、モードをオンにした側だけでなく、相手側でも操作可能です。

「消えるメッセージモード」をオンにしたとき、自分と相手のDM画面でどのような現象が起こるのか、具体的な仕様について解説していきます。

「消えるメッセージモード」をオンにすると、メッセージの入力欄が「メッセージを入力...」から薄いグレーの文字で「消えるメッセージ」に切り替わります。さらに、チャット画面にも「消えるメッセージをオンにしました」と表示されます。

これにより、今このチャット（DM）が消えるメッセージモード中であるということがひと目で分かるようになっています。

メッセージが消えるタイミングは、「表示され次第」「24時間」「7日」の3つから選べます。

消えるメッセージモードをオンにしたあと、チャット画面に表示される[変更する]をタップすると、「消えるメッセージタイマー」が表示され、消えるタイミングを設定することができます。この設定は、チャット内の誰でも操作可能です。

なお、「消えるメッセージタイマー」で[オフ]を選ぶと、消えるメッセージモードが解除され、通常のチャット画面に戻ります。

消えるメッセージモードは、自分だけでなく相手にもすぐ影響が及ぶ機能です。自分がモードをオンにすれば相手もオンに、オフにすれば相手もオフになります。

モードを開始すれば相手側も同時に切り替わるため、「今からのやりとりは今後消えてしまう」ことがわかるでしょう。

また、消えるメッセージモードを開始した側（自分）だけオン・オフを切り替えるということもできません。どちらかが消えるメッセージモードをオフにすれば、その時点で必ずもう一方の画面でもモードが自動的に解除されます。

DMのチャット一覧画面では、消えるメッセージモード中のチャットには、ユーザーネームの横に点線の丸が表示されます。

また、モード中のユーザーから新しくメッセージを受信すると、丸が青色に変わります。

ちなみにこのマークは、相手が「オンライン中」だと表示される緑色の丸とは異なります。「オンライン中」や「緑色の丸」について、詳しくは下記記事で解説しています。

インスタの消えるメッセージモード機能を使う場合に押さえたいスクショや通知まわりの仕様、また既読回避設定は有効になるのかといった注意点をまとめました。

消えるメッセージモード中にスクリーンショット撮影をすると、自分のチャット画面には「スクリーンショットを撮影しました」、相手側のチャット画面には「〇〇さんがスクリーンショットを撮影しました」と通知が表示されます。

この仕様はiPhone・Android版アプリともに同じです。

さらにAndroid版アプリでは、モード中にスクショを撮っても画像は全画面真っ黒の状態でしか保存できないため、スクショを撮っても意味がありません。

また、消えるメッセージモード中にiPhoneで画面録画をすると、「画面録画を開始しました」というメッセージが自分と相手のDM画面に表示されてしまう点に注意してください。

一方Androidスマホで画面録画をしても、通知メッセージは自分・相手ともに送信されませんが、スクショ画像のときと同様で、撮影した録画は全画面真っ黒で端末に保存されてしまいます。Androidスマホでは画面録画を撮っても、メッセージのやり取りを保存できないということです。

インスタには既読通知を相手に知らせない既読回避設定（開封証明のオフ設定）があります。この設定をすると通常のDMチャット画面では相手に既読表示はされませんが、消えるメッセージモードでは既読が表示されるので注意しましょう。

ロック・ホーム画面への通知をオンに設定していても、消えるメッセージモードで送られたメッセージは通知上で内容を確認できません。

Androidアプリ「既読回避サポーター」などを利用して、DMで既読をつけずにメッセージを読む方法があります。しかし、消えるメッセージモード中に送られたメッセージは、こうした既読回避専用のアプリを利用しても読めない仕様になっているのです。　

インスタの消えるメッセージモード中におこなったやりとりは復元できるのか、スタンプや画像なども消えてしまうのかといった疑問に答えていきます。