インスタ「消えるメッセージモード」の使い方と注意点　解除方法も解説

インスタグラムのDMには「消えるメッセージモード」（シークレットモード）という機能があります。このモード下でやりとりしたメッセージは、チャットを閉じると消える仕組みです。

本記事では、インスタの消えるメッセージの送り方や同モードの仕組みをわかりやすく解説。モード中にスクショ撮影すると相手にバレるのか、また通知から読めるのかなど、知っておきたい注意点や疑問点についても解説します。

インスタグラムのDMで使える「消えるメッセージモード」では、モード中のメッセージが閲覧（既読）後に消えるようになります。記憶にも残らないような他愛のない話ができたり、一瞬だけの秘密のやりとりを楽しめたりと、さまざまなシーンで活用できるでしょう。

まずは「消えるメッセージモード」について、利用方法や、実際にどのようなことが起きるのか、具体的な仕様を解説していきます。

「消えるメッセージモード」を使う場合は、相手とのチャット画面でモードをオンにしなければいけません（後述）。

モードがオンになると、画面が黒く切り替わります。モードに切り替えた後のメッセージと切り替え前の間に白い区切り線が表示されるため、混同してしまうことはありません。

スマホ自体をダークモード（ダークテーマ）に設定している状態で消えるメッセージモードを使うと、通常のDM画面も背景が黒いこともあって、あまり差はありません。ただし、画面上部に「消えるメッセージモードをオフにする」ボタンが表示されるため、区別できるでしょう。

消えるメッセージモード中に送受信したやりとりは、上の手順を踏むと消える仕組みです。モード中に送った写真や動画、シェア投稿なども消えます。

つまり、モード中に送ったメッセージを相手が閲覧（既読に）してチャットを一度閉じてしまえば、以後はそのメッセージが相手に表示されなくなるということです。送った側も同様に、相手が閲覧したあとに送った側でチャットを閉じると、モード中に送ったメッセージが表示されなくなります。

消えるメッセージモードは、自分だけでなく相手にもすぐ影響が及ぶ機能です。自分がモードをオンにすれば相手もオンに、オフにすれば相手もオフになります。

モードを開始すれば相手側も同時に切り替わるため、「今からのやりとりは消えてしまう」ことがわかるでしょう。

また、消えるメッセージモードは開始した側（自分）だけがオフにできる機能ではありません。相手がオフにすれば、その時点でモードが解除されます。

消えるメッセージモード中であることは、メッセージを送信する際に表示されるマークから判別できます。ユーザーネームの横に点線の丸が表示されていれば、「消えるメッセージモード中」です。また、モード中のユーザーからメッセージを受信するとグレーから青色の点線に変わります。

ちなみに、相手がオンライン中だと表示される緑色の点とは異なります。

消えるメッセージモードの設定方法と使い方を解説します。モード設定をしたとき、相手と自分のチャットでどのような現象が起こるのかについても確認してみてください。

相手とのチャットを開いたら、画面を上方向へスワイプしてください。画面上部に[消えるメッセージモードをオフにする]ボタンが表示されていれば、モードがオンになっています。

消えるメッセージモードをオンにすると、自動的に相手側にもモードが適用されます。

どちらか一方がモードを解除しない限り、お互いに送り合ったメッセージ（動画や画像、投稿のシェアも含む）は消えるメッセージの対象となり続けるため注意してください。

消えるメッセージを受信した側は、内容を確認後に一度チャットを抜け、再びチャットに入った時点で当該メッセージが見られなくなります。

送った側の画面も、相手がメッセージを閲覧後（既読がついた後）、送った側がチャットを閉じてもう一度開くとそのメッセージは消える仕組みです。

消えるメッセージモードから通常のモードに戻す手順や相手側への影響を解説します。モードをオンにした側とされた側のどちらからでも解除可能です。

消えるメッセージモードをオフにするには、画面上の［消えるメッセージモードをオフにする］をタップするか、画面を上方向にスワイプしてください。

モードが解除されると、自分だけでなく相手側も解除されます。

消えるメッセージモードの解除は開始した側だけでなく、相手も解除可能ということです。相手側も前述のやり方でモードを解除できます。

インスタの消えるメッセージモード機能を使う場合に押さえたいスクショや通知まわりの仕様、また既読回避設定は有効になるのかといった注意点をまとめました。

消えるメッセージモード中にスクリーンショット撮影をすると、自分のチャット画面には「スクリーンショットを撮影しました」、相手側のチャット画面には「〇〇さんがスクリーンショットを撮影しました」と通知が表示されます。

ただし、内容を確認後にチャットを閉じる、あるいは消えるメッセージモードを解除すれば、メッセージやスクショ撮影、既読などの通知が相手側のチャット上から消えるようになっています。

この仕様はiPhone・Android版アプリともに同じです。

また、消えるメッセージモード中にiPhoneで画面録画をすると、「画面録画を開始しました」というメッセージが自分と相手のDM画面に表示されてしまう点に注意してください。

一方Androidスマホで画面録画をしても、通知メッセージは自分・相手ともに送信されません。

インスタには既読通知を相手に知らせない既読回避設定（開封証明のオフ設定）があります。この設定をすると通常のチャットでは相手に既読が通知されませんが、消えるメッセージモードでは既読が通知されるので注意しましょう。

同様に、既読回避設定をしてもモード中のスクショと画面収録は自分と相手に通知されます。ただし既読回避設定の有無にかかわらず、Androidスマホで画面録画した場合の通知メッセージは自分・相手ともに送信されません。

ロック・ホーム画面への通知をオンに設定していても、消えるメッセージモードで送られたメッセージは通知上で内容を確認できません。

Androidアプリ「既読回避サポーター」などを利用して、DMで既読をつけずにメッセージを読む方法があります。しかし、消えるメッセージモード中に送られたメッセージは、こうした既読回避専用のアプリを利用しても読めない仕様になっているのです。　

インスタの消えるメッセージモード中におこなったやりとりは復元できるのか、スタンプや画像なども消えてしまうのかといった疑問に答えていきます。