NTTドコモから、今夏に登場する最新スマートフォンが発売されはじめている。アプリオでは、ドコモ公式ホームページで各端末に付けられた各SNSの「いいね!」等の数を集計し、人気ランキング形式で紹介する。
ドコモの公式ホームページの製品一覧ページでは、2013年夏モデルの全11機種に対し、Facebook、Twitter、ミクシィ、Google+から「いいね!」「ツイート」「イイネ!」「+1」ができるようになっている。
そこで、それぞれの機種へ付けられた各SNSの共有数を合計して算出し、2013年夏モデル人気ランキングとしてまとめた。最近の動向なども交えて、注目ポイントも紹介する。
ドコモのスマホランキング
1 | ![]() |
Xperia A SO-04E |
「Xperia Z」より幅広いユーザー層向けの最新モデル(共有数:898) | ||
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GALAXY S4 SC-04E |
夏モデル随一のハイスペックと先進機能のフラグシップ(共有数:616) | ||
3 | ![]() |
Disney mobile on docomo F-07E |
イルミネーションや限定コンテンツなど作り込まれたディズニー仕様(共有数:433) | ||
4 | ![]() |
ARROWS NX F-06E |
フルHD大画面×フルセグ、大容量バッテリーで美しい映像を存分に(共有数:383) | ||
5 | ![]() |
AQUOS PHONE ZETA SH-06E |
4.8インチ フルHDの省電力IGZOディスプレイを搭載(共有数:363) | ||
6 | ![]() |
AQUOS PAD SH-08E |
IGZOにフルセグ対応、省電力・高解像度の軽量スリムタブレット(共有数:157) | ||
7 | ![]() |
ELUGA P P-03E |
初スマホユーザーにもやさしい、パナソニック製スマートフォン(共有数:136) | ||
8 | ![]() |
AQUOS PHONE si SH-07E |
夏モデル中で最もコンパクトだがクアッドコアなどハイスペック(共有数:107) | ||
9 | ![]() |
MEDIAS X N-06E |
華やかなイルミネーションを放つ、薄型スリムデザイン(共有数:60) | ||
10 | ![]() |
Optimus it L-05E |
滑らかタッチ+映像美を実現するディスプレイとコンパクトさが魅力(共有数:36) | ||
11 | ![]() |
らくらくスマートフォン2 F-08E |
LTEに対応、ディスプレイも大画面かつ明るく進化(共有数:32) |
文字通りXperia AとGALAXY S4の「ツートップ」
ご存知のように、今回の夏モデルでドコモは「ツートップ」戦略を前面に打ち出している。ツートップとは「Xperia A SO-04E」(ソニーモバイル製)と「GALAXY S4 SC-04E」(Samsung製)だ。これら2機種は、実質負担額の大幅引き下げやドコモ主導のプロモーションなどによって、他機種と明確に差別化されて販売促進がはかられる。
その影響はもちろん、Xperia Aは5月17日、GALAXY S4は5月23日よりいち早く発売されたこともあり、両機種がそれぞれ1位と2位に立った。ただしツートップといえども、Xperia Aが頭一つ抜けていると言っていい状況。共有数でもかなりの差がついている。
「Xperia A SO-04E」は、グローバル向け「Xperia ZR」のドコモ版となり、ディスプレイは約4.6インチHD(1280x720ピクセル)のReality Displayを採用。ディスプレイ解像度は春モデル「Xperia Z」のフルHDからHDになったものの、高精細で見劣りする印象は受けない。
「Xperia Z」との比較では、ボディがなだらかなラウンドフォルムで持ちやすくなっていたり、防水機能はIPX5,8相当に向上した。見た目のスペックは少し下がった部分はあるが使い勝手がよくなっており、ほとんどの定番機能にも対応する。Walkmanなどのソニー技術も生かされ、NFC連携する周辺機器も充実。
幅広いユーザー層に受け入れられるモデルとなっており、ソニーのブランド力もあって今回もXperiaがトップを独走する勢いだ。
高速動作、美しい大画面、充実カメラのGALAXY S4
2番手につけた「GALAXY S4 SC-04E」は、世界初となるフルHD有機ELディスプレイや、ユニークな先端機能を搭載したカメラなどが特徴。1.9GHz クアッドコアCPUを搭載するなど、ワンランク上のスペックを誇る。デザインも洗練され、高級感を演出している。
触った実感としても、夏モデルの中でも動作のサクサク度ではトップ。前作の「GALAXY S IIIα SC-03E」に比べて画面サイズは大きくなったものの、横幅も厚みもスリム化され、大画面ながら重さ約132g、厚さ8mmと軽くて薄いボディで持ちにくさを感じさせない。
機能やスペック面を重要視する(防水機能の有無を気にしない)ユーザーなら、本機種を選択するのは自然な流れだろう。またテレビCM、店頭等での積極的なプロモーション展開なども相まって、今後も注目を集めそうだ。
こだわりのDisney mobile on docomo 第4弾
3位にランクインしたのが「Disney mobile on docomo F-07E」。毎回、同シリーズは完成度が高いが、なかでもイルミネーション×スマホピアス×ライブ壁紙の作り込みが圧巻だ。さすがディズニーといった特別感の演出で、女性やディズニーファンを魅了する。
約4.7インチのHD(1280×720ピクセル)ディスプレイと大画面ながら、持ちやすいデザイン。ディズニーシネマやDlife等の海外ドラマ、ディズニーアプリなどが無料で使い放題となり、夏モデル最大となる64GBの内蔵ストレージで、容量を気にせずディズニーコンテンツを楽しめる。
発売は7月中旬とまだ先だが、すでにこの人気。今回も予約必至の人気モデルとなることが予想される。
ARROWS NXとAQUOS PHONE ZETAが接戦
富士通製「ARROWS NX F-06E」とシャープ製「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」の国内メーカー勢が、4位・5位でせめぎ合っている。
ARROWS NXとAQUOS PHONE ZETAはよく似た特徴をもつ。大画面のフルHDディスプレイ、1.7GHz駆動のクアッドコアCPU、高機能カメラ、低消費電力、大容量バッテリーなどが共通点として挙げられる。いずれも、定番機能はほぼ全部入りで、ハイスペックにまとまった国内メーカーらしいモデルだ。
今回も根強い人気で、両機種がAクラスにランクイン。フルセグや防塵機能で分があるぶん、また発売日が発表になったばかりとあって、ARROWS NXがわずかにリードしている状況とみられる。
参考記事