ドコモ「AQUOS PAD SH-08E」タブレットレビュー・スペック一覧

シャープ製の「AQOUS PAD SH-08E」は、7.0インチのIGZOディスプレイを搭載、フルセグにも対応した省電力・高解像度のタブレット。4,200mAhのバッテリーや防水機能を備えながら、285gと軽量なのも魅力だ。

フルセグ対応、省電力・軽量ハイスペックタブレット

7インチの1,920×1,200（WUXGA、322ppi）解像度のIGZOディスプレイは高精細と明るさを両立し、低消費電力を実現する。地上波デジタル放送が視聴できるフルセグやNOTTVにも対応し、いずれも録画が行えるなど映像エンタメをたっぷりと楽しめる。

展示会場では、同梱の卓上ホルダにTVのアンテナケーブル（別売）を接続し、家庭の電波環境と同様に良いコンディションで電波受信していたこともあり、まさにポータブルテレビのようにきれいな映像でテレビを視聴できた。伸縮式のアンテナも内蔵するが、屋内ではAQOUS PAD SH-08E単独では電波をキャッチしづらい傾向にあるといえそうだ。

このほか音響機能として、Wolfson社の次世代音声処理LSIやDolby mobile v3も搭載し、ヘッドホン（別売）を接続すれば5.1chサラウンド音声も楽しめる。

ディスプレイは周辺の額縁を少なくしながらも、横幅が約107mmと他の7インチ端末よりも抑えられており、片手でも持ちやすくなっている。実際に手にしてみると、片手での収まり感はiPad miniやNexus 7よりも優れている印象だ。またとても軽く、外で電子書籍なども手軽に読める。

製品に内蔵されるスタイラスペンや、プリインストールアプリ「書ノート」を利用することで、地図やWebページ、ロック画面などをキャプチャして手書きの書き込みを加えたメモが残せるほか、手書き文字でのメモ検索、メモをpdf変換して共有できるなど、直感的なペン機能も役立ちそうだ。

また「Flipboard」をプリインストールしており、7インチサイズで閲覧すると、雑誌をめくって閲覧するような感覚が、より一層リアルに感じられる。遷移動作も快適だ。

QualcommのSnapdragon 600 APQ8064T 1.7GHzクアッドコアプロセッサを搭載し、メインカメラは810万画素の裏面照射型CMOS。サブカメラは210万画素の裏面照射型CMOS。RAMは2GB、内蔵ストレージは32GB、外部メモリは最大64GBのmicroSDXCカードに対応する。

OSはAndroid 4.2を搭載。通信はXi（LTE）で、防水・防塵、フルセグ、ワンセグ、NOTTV、赤外線通信、NFCに対応するが、おサイフケータイ、おくだけ充電などには非対応となる。

サイズは約190×107×9.9mm、重さは約285g。カラーはWhiteのみで、7月下旬の発売予定となっている。

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