ドコモ「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」スマホレビュー・スペック一覧

シャープ製の「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」は、省電力・高精細が魅力の約4.8インチのIGZOディスプレイを搭載するAndroidスマートフォン。低消費電力はそのままに、解像度はフルHD、460ppiの高精細へとIGZOが進化している。

4.8インチ フルHDのIGZOディスプレイを搭載

ディスプレイサイズは4.8インチと、2012年に冬モデルの大人気機種「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」（以下、前作）の4.9インチよりも小さくなっているが、解像度は1,920×1,080に向上した。画面が止まっている状態（静止画）の消費電力が約25％と大幅低減するIGZOの省電力機能により「充電なしで2日間」の利用が可能だ。

外観はラウンドフォルムで持ちやすく設計されている。ただ、実際に手にしてみると、前作よりもやや厚く、ずっしり感が増したように感じた。サイズは約138×70×9.9mm、重さは約157gとなっている。

カメラは1,310万画素で「新・裏面照射型CMOSセンサー」を採用。1,630万画素だった前作「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」から少なくなっているが、スマホ最高クラスの明るいF1.9レンズを搭載しており、室内や夜間など暗い場所の撮影に強い。高速カメラ起動やレリーズタイムラグの短い高速シャッターも特徴となっている。

これに加え、音楽プレイヤーも新たに開発された。楽曲などが本来持つ表現力を忠実に再現するDolby Mobile v3や、Bluetoothの高音質化技術のaptX、FMトランスミッターなどに対応している。Android標準の音楽プレイヤーに比べると、UIや音質の面でかなり強化されている印象だ。

プロセッサはQualcommのSnapdragon 600 APQ8064T 1.7GHzクアッドコアに強化された。RAMは2GB、内蔵ストレージは32GBとなり、外部メモリは最大64GBのmicroSDXCに対応する。バッテリーは2,600mAh、OSはAndroid 4.2を搭載する。

また、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、赤外線通信、防水、NOTTV、おくだけ充電、画面に触れずにロック解除やアプリ一覧画面でのポップアップ表示などを行える「ホバー機能」などに対応。防塵とフルセグは非対応となる。

カラーはWhite、Blue、Redの3色展開。発売は5月24日の予定で、16日より事前予約の受付を開始している。予約の受付チャネルは全国のドコモショップやドコモオンラインショップなどとなる。

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