PC(パソコン)版LINEで音声通話・ビデオ通話する方法

PC(パソコン)版LINEで音声通話・ビデオ通話する方法

LINEの無料通話・ビデオ通話は、実はPC(パソコン)版LINEでも利用可能。複数人で接続してテレビ会議に利用できたり、ゲームや動画を共有しながら会話できたりと、PC版ならではの長所も備えています。“オンライン飲み会”にも最適です。

本記事では、PC版LINEにおける音声通話・ビデオ通話機能について、始め方や通話中の操作など基本的な使い方から、バーチャル背景や画面シェアといった便利機能まで詳しく解説します。

PC版LINEのビデオ通話には、顔を変身できるエフェクトや、表情と連動するキャラクターエフェクト、また顔を使って遊べる「Face Play」の機能はありません。本記事では、画面に「キャラクターエフェクト」が写っていますが、これはスマホ版LINE側で適用されたものです。

PC版LINEでビデオ通話・音声通話をするメリット

PC版の通話機能には、スマホ版LINEと比べてどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

データ使用量を気にしなくてよい

PC版LINEのビデオ通話・音声通話は、電話ではなくインターネットを利用するため、24時間いつかけても通話料が発生しません。

PC版LINE ビデオ通話

スマホ版LINEでも、この通話料が発生しないという点は同じ。ですが、スマホ版LINEの場合は、Wi-Fiに接続せずに長電話を重ねた場合、データ通信量が上限を超えて速度制限にかかってしまう可能性があります。

その点、PC版LINEは多くのケースでWi-FiやLANケーブルに繋いで利用するので、通話料・データ使用量ともに気にせず好きなだけ通話ができるでしょう。

最大500人までのグループ通話が可能

グループビデオ通話は、最大500人まで同時接続が可能(Mac、Windows版LINEのバージョン6.1.0以上)。PC版LINEならテレビ電話のように利用できるので、会議などに活用するのもおすすめです。

LINE グループ通話

ただし、PC版LINEで一度に映し出せる参加者は最大16名まで。16人を超えるグループビデオ通話では、画面上部にプロフィール写真が表示されます。

スマホ版LINEでのグループ通話やビデオ通話については、以下の記事をそれぞれ参照してください。

通話をしながらパソコンを操作できる

通話中に、同時並行で他の操作がしやすいのもPC版LINEならではの特徴。LINEのトークの送受信ができるのはもちろん、同じゲームをプレイしながら通話したり、ネットで情報を集めながら旅の計画を話し合ったりといったことも可能です。

LINE PC版 通話

また、後述する画面シェア機能を使えば、リアルタイムに同じ画面を見ながらの通話が可能。コンテンツを一緒に見ながら通話すれば、会話もより盛り上がるはずです。

PC版LINEでビデオ通話・音声通話するための準備

ここでは、PC版LINEで通話するためにやってきたい事前準備について説明します。

PC版LINEのインストール・ログイン

パソコンでのLINE通話を開始するには、当然PC版LINEの導入が必須となります。PC版LINEをインストールしていない場合は、ブラウザでLINE公式サイトにアクセスし、ダウンロードしてください。

LINE PC ログイン画面

ダウンロードが終わるとすぐにログイン画面が表示されるので、以下いずれかの方法でスマホ版LINEと同じアカウントでログインしましょう。

  • 「メールログイン」タブをクリック → スマホ版LINEに登録しているメールアドレスとパスワードを入力
  • 「QRコードログイン」タブをクリック → 表示されたQRコードをスマホ版LINEで読み込む

スマホ版LINEとPC版LINEは、トーク履歴やメッセージの既読、友だちリストなどすべてのデータが同期されます。そのため、相手のLINE IDを探したりなどしなくても、スマホ版LINEでつながりのある相手なら、すぐに通話をかけることが可能です。

PC版LINEのインストールやログイン方法など、PC版LINEを始めるための初期準備については、以下の記事で詳しく解説しています。

スピーカー・マイク・カメラの接続を確認

PC版LINEでの通話機能を利用するには、スピーカーおよびマイク、さらにビデオ通話ではカメラが必要です。まずは、これらの接続確認をおこないましょう。

なお、これらのデバイスがPCに内蔵されていないなら、別途ヘッドセットやマイク付きイヤホン、ウェブカメラなどを用意してください。

PC版LINEの設定をタップ

まず、各デバイスの接続状態を確認します。左下のメニューボタン[]をクリックして[設定]を選びます。

PC版LINEの設定

続いて、[通話]タブをクリックしてください。ここでスピーカーやマイク、カメラ各項目の横に任意のデバイス名もしくは「規定の○○」が表示されていれば、正しく接続・認識されています。

一方、「接続されていません」と表示されている場合、接続されていないか、接続が無効になっている可能性があります。利用しているOSごとに、PC側でスピーカーやマイク、カメラの接続確認をしてください。

Windows PCでの接続確認

まずは、スピーカー・マイクの接続を確認します。

  1. Windowsの[スタート]から[設定] →[システム]→[サウンド]の順に選択
  2. [出力] セクションで、出力デバイスとして再生に使用するデバイスを選択(内蔵スピーカー、外部スピーカー、ヘッドセットなど)
  3. [入力]セクションで、入力デバイスとして使用するデバイスを選択(内蔵マイクや外部マイクなど)

続いて、マイク・カメラがLINEアプリに使用許可されているかをチェックしましょう。

  1. Windowsの[スタート]から[設定] → [プライバシー]の順に選択
  2. [マイク]を選択し[アプリがマイクにアクセスできるようにする]の設定(LINEを含む)をオンにする
  3. [カメラ]を選択し[アプリがカメラにアクセスできるようにする] の設定(LINEを含む)をオンにする

Macでの接続確認

まずは、任意のスピーカー・マイクが接続されているか確認します。

  1. Macのアップルメニューから[システム環境設定]→[サウンド]の順に選択
  2. [出力]タブをクリックし、出力デバイスとして再生に使用するデバイスを選択(内蔵スピーカー、外部スピーカー、ヘッドセットなど)
  3. [入力]セクションで、入力デバイスとして使用するデバイスを選択(内蔵マイク、外部マイク、ヘッドセットなど)

続いて、スピーカー・マイク・カメラがLINEアプリに使用許可されているかをチェックしましょう。

  1. Macのアップルメニューから[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]の順に選択
  2. [プライバシー]タブで[マイク]を選択し、LINEアプリ横のチェックボックスを選択
  3. [プライバシー]タブで[カメラ]を選択し、LINEアプリ横のチェックボックスを選択

PC版LINEにおけるビデオ通話・音声通話の基本の使い方

ここからは、PC版LINEにおけるビデオ通話・音声通話の基本の使い方について、手順を追って紹介します。

通話をかける(発信方法)

LINE ビデオ通話

発信方法はかんたん。通話したい相手やグループのトークルームを開き、画面右上の受話器アイコンをクリック。音声通話かビデオ通話を選択してください。

「通話をしますか?」の確認メッセージが表示されるので、[確認]をクリックすると相手の呼び出しが始まります。相手が応答すれば通話開始です。

通話に出る(応答方法)

通話の応答は、1対1の場合と複数人グループの場合で少し異なります。

1対1トーク通話

PC版LINE 応答する

友だちから着信があると、上の画像のようにポップアップが表示され、[応答]もしくは緑の受話器のアイコンをクリックすれば通話に出られます。

ちなみに、同期しているスマホ版LINEにも同時に着信画面が表示され、先に応答したデバイスと通話が繋がります。

グループ通話

PC版LINE グループ通話 応答する

グループでのビデオ通話や音声通話がかかってきたら、グループのトーク画面に「グループビデオ通話が開始されました」とメッセージが表示されます。

ここで[参加]ボタンをタップすると、グループのビデオ通話に参加できます。

1対1の通話と異なり、グループ通話を着信してもメッセージ通知が届くだけで着信画面は起動せず、音も鳴らない仕様です。グループビデオ通話の着信には、気づきにくいので注意してください。

LINE ビデオ通話

なお、グループ通話の場合、参加前にカメラやマイクのオンオフ・背景パターンの選択などをおこなえます。設定を自分好みにした後で通話に参加するといいでしょう。

カメラのオン/オフ、マイク・スピーカーのミュート

LINE ビデオ通話

ビデオ通話中、画面下部の各アイコンから、オーディオとビデオの設定を変更できます。好みやシーンに合わせて、以下のいずれかのアイコンをクリックしてください。

  1. 「マイクをオフ」:マイクがオフになり、自分の音声が相手に届かなくなる。もう一度タップすると、再びオンになる
  2. 「カメラをオフ」:カメラがオフになり、相手側に映像が届かなくなる。もう一度タップすると、再び有効になる
  3. 「画面をシェア」:同じ画面をリアルタイムで共有する(詳しくは後述
  4. 「サウンドをオフ」:スピーカーが消音に切り替わる。もう一度タップすると、スピーカーから音が出るようになる
  5. 「通話を終了」:1対1通話では即座に通話が終了。グループ通話の場合は通話から退出する(参加者がいるかぎり通話自体は続く)

「カメラのオフ」にした上で「マイクのオフ」にすると相手側には映像・音声ともに届かなくなるので、電話の保留機能のように、一時的に映像や音声を隠したい場合に利用するといいでしょう。

音声通話からビテオ通話に切り替える

ビデオ通話の切り換え

音声通話の場合は、スピーカーとマイクのミュートに加え、中央のビデオアイコンをタップすると音声通話からビデオ通話へと切り替えられます。

スピーカーやマイクの音量を調節する

音量の設定

通話中、スピーカーやマイクの音量が適切でないと感じた場合、画面右上の設定ボタン[]→「通話」から各音量を調整できます。

音量の設定

相手側の声が小さい・聴き取りづらいと感じた場合は、「スピーカー」の下にあるスライドバーで音の出力を調節しましょう。

また、自分の声が認識されづらい場合は、「マイク」項目下のレベルメーターを確認します。適当に喋ってみて、レベルメーターがあまり動かないか反応していない場合はマイクの音が小さいので、PC側での設定変更が必要です。

PC版LINEでのビデオ通話・音声通話をもっと使いこなす方法

ここからは、PC版LINEにおける通話の便利機能を紹介します。スマホ版LINEにはない、PC版LINEならではの機能もあるので活用してみてください。

LINE通話画面の画像・GIFアニメをキャプチャしてシェア

キャプチャ機能を使えば、ビデオ通話中にLINEの通話画面を撮影してすぐに共有できます。画像だけでなく、動画をGIFアニメ化して保存することもできるので、SNSへの投稿などにも活用できるでしょう。

PC版LINE キャプチャ

キャプチャを撮影するには、トークルームの入力欄にあるキャプチャマークをクリック。

PC版LINE キャプチャ

マウスを左クリックしたままカーソルを移動して、ビデオ通話画面を選択します。選択した領域の色が変わるので、それでキャプチャ範囲を確認しましょう。

PC版LINE キャプチャ

キャプチャ画面の右下に表示されるメニューバーからチェックマークをクリックすれば、トークの入力部分に選択したキャプチャの画像が添付されます。

GIFマークをクリックすると、選択範囲のGIFアニメ化が開始します。最後にチェックマークをクリックし、GIFアニメが添付されます。

同じ画面をリアルタイムで共有する(画面シェア)

画面シェアは、ビデオ通話に参加している全員のLINE画面に特定ユーザーのパソコン画面を表示できる機能。バージョン5.23.0以上のWindows・Mac版LINEで利用できます。

会話では伝えにくい情報を動画や図などで共有したり、テレビ会議中に資料を共有したりといった場合に活用できるでしょう。

LINE PC ビデオ通話

画面シェアの方法は簡単。ビデオ通話中に画面下にある[画面シェア]ボタンをクリックし、共有画面を確認したら[OK]ボタンを押すだけでOK。すぐに自分のパソコン画面が共有されます。

停止する際は、画面右下に表示される[停止]ボタンをクリックすると、再びビデオ通話の画面に戻ります。

PC版LINE 画面シェア

共有された側のビデオ通話画面には、上のようにリアルタイムで任意の画面が表示されます。PC版で共有した画面をスマホ版LINEで、またスマホ版LINEで共有した画面をPC版LINEで見ることも可能です。

背景エフェクト(バーチャル背景)

LINE PC ビデオ通話

パソコン(Mac/Windows)版LINEのバージョン6.0.0以降では、背景エフェクト(バーチャル背景)を設定できます。

ビデオ通話中、[ビデオ設定]ボタンから[背景エフェクト]と進み、設定したい背景を選択すればOKです。デフォルトのバーチャル背景6種類ですが、[+]ボタンからPC内にある画像を背景エフェクトに追加することもできます。

人物が動いたりすると一瞬背景が写ってしまうこともありますが、認識精度はかなり高い印象。家が散らかっていたり、同居人が入り込んでしまったり、といった都合の悪い部分を隠すのに便利です。

フィルターを適用する

LINE PC ビデオ通話

[ビデオ設定]ボタンの[フィルター]を選択すると、フィルターのリストが表示されます。

用意されているフィルターは11種類とスマホ版LINEよりも少ないですが、使いやすいものが揃っています。適用すれば、画面の雰囲気をガラッと変えることができるはずです。

検証バージョン:Windows版LINE 6.0.0(Windows 10)、Mac版LINE 6.0.2(macOS Mojave 10.14.1)

EDITED BY MOEGI