インスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)やコメントのやりとりで不快な思いをした相手や、自分の投稿やストーリーズを見られたくない相手とはなるべく関わりたくないもの。そんなときに有効なのが「ブロック」機能です。
この記事では、インスタで相手をブロックする方法と、ブロックを実行する前に知っておきたい注意点について解説します。
- 相手のプロフィール画面を表示する
- 右上のメニューボタン (Android版は )をタップ
- [ブロック]を選択
- 確認画面で[ブロック]をもう一度タップして完了
画像付きの詳しい手順は後述します。
インスタグラムでブロックする方法(仕方)
インスタグラムで「ブロック」を実行すると、自分の投稿した写真や動画を特定の相手から見られないようにできます。ここでは相手をブロックする手順を解説していきます。
ブロックする前に知っておくべき注意点については後述しています。
ブロックしたい相手のプロフィール画面を表示する

ブロックしたい相手のプロフィール画面を表示する
まずは、ブロックしたい相手のプロフィール画面を表示します。
インスタグラムの検索機能からユーザー名を入力して相手を探せるほか、相手の投稿やストーリーズ、フォロー・フォロワーの一覧や、相手とのダイレクトメッセージ(DM)からユーザー名の部分をタップしてプロフィールページへ遷移できます。
右上のメニューボタンから「ブロック」を選択

iOS版の画面

Android版の画面
続いて、画面右上のメニューボタン
(Android版はメニューボタン )から[ブロック]を選択します。確認画面でも「ブロック」をタップして操作完了


ブロック直前の確認画面は2パターンある
「○○○○○(ユーザー名)をブロックしますか?」という確認画面が表示されるので、もう一度[ブロック]をタップすれば完了です。
ブロック直前の確認画面は、今回の検証では2パターン表示されました。左上の画像は[ブロック]ボタンだけですが、右上の画像のように2つの選択肢からブロック方法を指定できる場合もあります。これは、仮にブロックする相手を「Aさん」だと仮定して、次のような選択肢が選べます。
- 「Aさん」をブロックする
- 「Aさん」だけでなく、Aさんが持っている別アカウントや、今後Aさんが作成するアカウントも全部ブロックする
この2つのうちどちらかを選んだうえで、[ブロック]をタップしてください。これで相手をブロックする操作は完了です。
公開/非公開アカウント関係なく相手のプロフィールが見られなくなる

ブロックした相手が公開アカウントの場合

ブロックした相手が非公開アカウントの場合
ブロックした相手が公開アカウント/非公開アカウントにかかわらず、相手のプロフィールが非表示になります。ただし、どちらも相手のアイコンや紹介文は表示された状態のままです。
ここで[ブロックを解除]を選択すれば簡単にブロック解除できますが、一度ブロックするとフォローが外れてしまうため(解除後もフォローは外れたまま)、再フォローをおこなわなければ元通りにはなりません。相手が非公開アカウントなら、フォローリクエストを送信することになります。
ブロックはバレやすい? 知っておくべき注意点
インスタグラムのブロックは、相手にバレてしまう可能性が高いのも事実です。ここでは、相手をブロックする前に知っておくべき注意点をまとめました。
相手からプロフィールページを見られるとブロックがバレる
ブロック自体は簡単にできますが、相手があなたのプロフィールページを表示させれば、ブロックしていることがすぐにバレてしまうため注意してください。

ブロックされた側はあなたのプロフィール画面の表示が変わったことで、ブロックされたと気づくかも
ブロックした相手があなたのプロフィールページを見ようとすると、「ユーザーが見つかりませんでした」と表示される上に、あなたの投稿がすべて見られなくなります。

ブロックされると「フォローする」をタップしてもフォローできない
なお、画面上に[フォローする]とフォローボタンが表示されていますが、ここをタップしても一瞬[フォロー中]になるものの、すぐに[フォローする]に戻ってしまい、相手があなたをフォローすることはできません。
これらの現象から、相手はあなたからブロックされていると気づく可能性が高いと言えます。
相手をブロックしたら、あるいは自分がブロックされたらどうなるかについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ブロックを解除してもフォロー関係は元に戻らない
ブロックの解除は、「相手との相互フォロー関係の復活」にはなりません。


相手のプロフィール画面で[ブロックを解除]→[ブロックを解除]とタップすれば、簡単にブロック解除ができます。

公開アカウントをブロック解除した後の画面。お互いフォローが外れた状態になる

非公開アカウントをブロック解除した後の画面。投稿を閲覧するには再度フォローリクエストを送る必要がある
しかし、ブロック解除をすると相手をフォローする前の状態に戻ってしまいます。ブロックを解除しただけでは相手とのステータスがフォロー・フォロワーだった関係に戻れないため、お互いにもう一度フォローし合う必要性が出てくるのです。
上の画像のように相手がアカウントを公開しているか、非公開にしているかで見え方も異なります。非公開であれば、フォローリクエストが承認されない限り、相手の投稿などは閲覧できません。
以前フォロー許可したはずなのにフォロー申請が再び届くと、「もしかしてブロックされていた?」と相手に疑われてもおかしくありません。
相手が送ってくるメッセージに既読がつかない
ブロックすると、相手からのダイレクトメッセージ(DM)が一切届かなくなります。そのため、相手があなた宛に送ったメッセージに既読はつきません。
相手が「メッセージを送ったのに全然メッセージを読んでくれない」と不審に思ってあなたのプロフィールページを表示させれば、ブロックしていることがバレてしまうでしょう。

グループチャットにブロックした相手がいる場合、注意喚起が表示される

チャットに残った場合、ブロックの有無に関係なく既読がつく
グループ(複数人)チャットの中にブロックしたメンバーがいる場合、そのグループをタップすると上の画像のように「あなたがブロックした人がこのチャットに参加しています」とダイアログが表示されます。
ここで[チャットに残る]を選択した場合、ブロックの有無にかかわらず、グループチャット内ではこれまで通りメッセージのやりとりが可能で、誰が読んだかわかる既読の表示もつきます。
個人同士のDMには反応がないのにグループチャットでは既読がつくことで、ブロックした相手があなたを不審に思う可能性もあります。
DMブロックやオンラインマークの非表示だけなら「アカウントの制限」も有効
「DMを受信したくない」、DMに緑の丸が付いて「オンライン中なのがバレるのは嫌だ」というように、特定の機能に限って相手を拒否したい場合は「アカウントの制限」も有効です。
ブロックしてしまうと相手からプロフィール検索をされたときにブロックがバレるリスクがあります。一方でアカウントの制限では、相手をブロックすることなくDMの受信拒否、オンラインマークの非表示、コメントの非表示ができます。

アカウントの制限は、相手のプロフィール画面を表示し、右上にあるメニューボタン
(Android版は )から[制限する]をタップすればOKです。アカウントを制限しても、相手に通知などでバレる心配はありません。