楽天市場をはじめとする関連サービスやキャンペーンなどで獲得した楽天ポイントは、やはり賢く使いたいものです。
この記事では、貯まった楽天ポイントを無駄なく使う方法を6つ紹介します。楽天ポイントに関する基本知識もわかりやすく解説しているので、楽天ポイントの使い道に困った際の参考にしてみてください。
【楽天ポイント】おすすめの使い方6選
さっそく、貯まった楽天ポイントをお得に使う方法を6つピックアップしました。それぞれのメリットや実際のポイント適用方法などを解説します。
おすすめ1:楽天市場で使う

楽天ポイントを使った分だけ合計金額から差し引かれる
貯まった楽天ポイントの使い道としてまず挙げられるのが、楽天市場での買い物に使うという方法です。
楽天ポイントは1ポイント=1円の価値を有するため、たとえば1000円分の買い物をする際に300ポイントを利用すれば、実質700円の支払いで購入できることになります。なお楽天市場では、楽天ポイントを使った分も楽天ポイントの付与対象となります(詳細は後述)。
楽天市場のほかにも、楽天トラベル、楽天ビューティ、楽天ブックス、Rakuten Fashion(楽天ファッション)、楽天ふるさと納税、ラクマなどの楽天関連サービスでの買い物・予約・寄付でも楽天ポイントを利用できます。
楽天市場で楽天ポイントを使う方法



1000円の買い物で500ポイントを使ったので、支払い金額が500円になった
楽天市場での買い物で楽天ポイントを使うには、まず購入したい商品を買い物かごに入れ、支払い画面で「ポイント利用」の横にある[変更]をタップ。「一部のポイントを使う」または「すべてのポイントを使う」を選択します。「一部のポイントを使う」を選択した場合は、使用したいポイント数を指定してください。
[内容を変更する]をタップすれば、ポイント使用分が反映されて支払い金額から差し引かれます。
おすすめ2:Appleギフトカード/Google Playギフトカードを購入する
「おすすめ1」では楽天ポイントのお得な使い方として楽天市場で使う方法を紹介しましたが、楽天市場で特に買いたいものがない場合もあるでしょう。そんな時は、AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードがおすすめです。
楽天市場では、認定店でAppleギフトカードやGoogle Playギフトカードが販売されています(厳密には物理タイプのギフト「カード」ではなくオンラインタイプのギフト「コード」だが使い方はほぼ同じ)。


AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードの購入でも楽天ポイントは貯まる
たとえば1500円分のAppleギフトカードは、1500円で購入できます。当然に思えるかもしれませんが、手数料や送料がかからないため、無駄なく購入できるというメリットがあります。もちろん、貯まった楽天ポイントを使って購入することもでき、ポイント使用分もポイント付与の対象です。
ギフトカードを購入する場合、1円以上のクレジットカード決済が必要です。1500円分のギフトカード購入時にポイントを使用する際は、最大で1499ポイントまでしか使えません。とはいえ、1499ポイント+1円で1500円のギフトカードを購入しながら、15ポイントの通常ポイントを獲得できます(キャンペーンを適用すれば特典ポイントも獲得可)。
AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードは、有料アプリの購入やゲーム内課金、動画・音楽配信サービスの支払い、LINEスタンプの購入など幅広い使い道があります。本来それらの用途に楽天ポイントは使えませんが、AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードを経由することで使い道を増やせます。
また、AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードには有効期限がないため、有効期限が近づいた期間限定ポイントの使い道としても有効です。
AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードの購入は、特に「お買い物マラソン」開催期間中がおすすめです(要エントリー)。通常時よりも楽天ポイントの付与率をアップできる可能性があります。
おすすめ3:コンビニなどの店舗で使う

ファミリーマート、マクドナルド、西友などの店舗で買い物する際、楽天ポイントで支払った分も楽天ポイント付与の対象となります。
楽天ポイントカード加盟店での楽天ポイント付与率は店舗によって異なりますが、基本的には税別200円ごとに1ポイント(付与率0.5%)または税別100円ごとに1ポイント(付与率1%)です。付与率0.5%の店舗で税別1000円分の買い物をする際に全額を楽天ポイントで支払った場合でも、5ポイントを獲得できるのです。
おすすめ4:楽天モバイルや楽天ミュージックなどの月額料金の支払いに使う


楽天モバイルの場合、my楽天モバイルにログインして[楽天ポイント利用設定]から使用ポイントを設定できる
楽天モバイルや楽天ミュージック、楽天マガジンなどを契約している人は、毎月の支払い金額に楽天ポイントを使用できます。
あらかじめ楽天ポイント以外の支払い方法(クレジットカードなど)も設定しておき、保有する楽天ポイントが不足したら元々の支払い方法で決済する方式です。楽天モバイル、楽天ミュージック、楽天マガジンなら、毎月自動的に充当するポイント数を設定できます。
楽天ポイントを利用した分も利用料金にあわせて楽天ポイントが貯まるので、無駄なくポイントを使えるのはメリットといえるでしょう。たとえば楽天モバイルの場合、月間データ使用量3GB未満なら税別980円なので、毎月9ポイントが貯まります。
おすすめ5:楽天ペイでの支払いに使う

楽天ペイを使ってコンビニなどの店舗で支払う際、楽天ポイントを使って支払うことができます。楽天ポイントを使って支払った分も、1%還元(税別100円ごとに1ポイント)の対象となります。


楽天ペイアプリで楽天ポイントを使う
楽天ペイアプリで「すべてのポイント/キャッシュを使う」(または「ポイント/キャッシュを◯◯◯まで使う」)にチェックを入れると、楽天ペイでの支払いの際に楽天ポイントが使用されます。
横にある[設定]からは、楽天ポイントか楽天キャッシュどちらを優先して使うか選択でき、使用したい楽天ポイント/楽天キャッシュの値を指定可能です。なお、楽天ポイントを使用する際は期間限定ポイントから優先して消費します。
おすすめ6:JAL・ANAのマイルなど他社ポイントに交換する
提携サービス | 交換レート | 交換までの期間 |
---|---|---|
ANAマイル | 楽天ポイント 2ポイント→ANA 1マイル | 申し込みから約1週間 |
JALマイル | 楽天ポイント 2ポイント→JAL 1マイル | 申し込みから約1週間 |
楽天Edy | 楽天ポイント 1ポイント→楽天Edy 1円 | 最大2日 |
Kドリームス(デルカ) | 楽天ポイント 1ポイント→Kドリームス 1ポイント | 受付後すぐ |
SYLAの利回りくんコイン | 楽天ポイント 1ポイント→利回りくんコイン 1コイン | 申し込みから約1週間 |
貯まった楽天ポイントは、他社が発行するポイントに交換できます。
【楽天PointClub】楽天ポイントを他のポイントに換える
おすすめはJALやANAのマイルへの交換です。JALやANAでは貯まったマイルを航空券に交換できるため、実質的に楽天ポイントで航空券をお得に購入できます。


たとえばJALの場合、同じ航空券でも通常購入よりマイルの方がお得の場合もある
JALで東京→札幌の航空券を予約するケースを例に、通常購入とマイルのどちらがお得か比較してみましょう。上の例では航空券の通常価格は2万6040円ですが、マイルであれば同じ便を8000マイルで予約できます。
JALマイルは楽天ポイント2ポイントで1マイルに交換可能であり、楽天ポイントは1ポイント=1円の価値があります。つまり、1万6000ポイントの楽天ポイント(1万6000円相当)で2万6040円の航空券を購入できる計算になり、実質的に約1万円相当もお得になります。
日程・発着場所・発着の時間帯などによって航空券の価格や必要マイルは異なりますが、旅行などで飛行機を予約する際は楽天ポイントからJALやANAのマイルへの交換をチェックしてみるといいでしょう。
なお、保有する楽天ポイントのうち他社ポイントに交換できるのは通常ポイントのみです。期間限定ポイントは他社ポイントに交換できないので注意してください。
知っておきたい、楽天ポイントの基本知識
楽天ポイントを効率よく使ううえで知っておきたい基本情報をまとめています。
楽天ポイントは「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類
楽天ポイントは「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類に分けられており、獲得条件や有効期限などがそれぞれ異なります。
通常ポイント | 期間限定ポイント | |
---|---|---|
付与条件 | 楽天市場など楽天関連サービスを利用した際に付与される通常特典。楽天市場での還元率は1% | キャンペーンを適用した際に付与される、有効期限が定められた特典ポイント。ポイント倍率はキャンペーンにより異なる |
付与上限 | なし | キャンペーンにより異なるが、およそ1000〜3000ポイント程度 |
付与日 | 支払いの20日後まで | キャンペーンにより異なるが、およそ1〜2カ月後 |
有効期限 | 最後の通常ポイント獲得から1年間 | キャンペーンにより異なるが、およそ1〜2カ月程度 |

楽天市場の買い物で獲得した通常ポイント

店舗で楽天ポイントカードを提示した際に獲得した通常ポイント
通常ポイントとは、楽天市場をはじめとする楽天関連サービスを利用したり、店舗で楽天ポイントカードを提示したりした際に付与される基本特典です。
楽天市場であれば税別100円ごとに1ポイントが付与されます(付与率1%)。注文から20日後までに付与され、利用可能となります。有効期限は獲得した月から1年間(11カ月後の月末)ですが、期間中に1度でも通常ポイントを獲得すれば有効期限は延長されます。つまり、通常ポイントを1年以内に獲得し続ければ半永久的に消失することはないというわけです。
コンビニなどで楽天ポイントカード(物理カード、楽天PointClubアプリ、楽天ペイアプリなど)を提示して獲得した通常ポイントは、買い物から数日後に付与されます。ポイントの付与率は基本的に0.5%または1%であるケースが多いですが、店舗により異なる場合があります。


キャンペーンの特典として獲得できる期間限定ポイントには有効期限が設けられている(楽天市場アプリなどで確認可能)
対する期間限定ポイントは、楽天関連サービスで実施されるキャンペーンを利用した際にもらえる特典ポイントです。その名の通り有効期限が定められており、有効期限を過ぎると獲得したポイントは消失してしまいます。
消失した期間限定ポイントの復元はできません。期間限定ポイントを持っている場合、有効期限に注意してください。ポイント付与日や有効期限は利用したキャンペーンにより異なるので、あらかじめキャンペーンの概要を確認しておきましょう。
有効期限が迫っていたら、上記で紹介した方法でお得に有効活用してみてください。
楽天ポイントを使える場所・使えない場所(ネット・店舗)
楽天ポイントを使う際は、事前に使える場所を把握しておくといいでしょう。楽天ポイントを使える主な場所は以下の通りです。
基本的に、楽天関連サービスを利用する際は楽天ポイントを使ったり貯めたりすることができます。使い方は各サービスの公式サイトなどを確認してください。

楽天ポイントカード加盟店にあるステッカー(ファミリーマートの場合)
店舗の場合、レジや店頭に楽天ポイントのステッカーやPOPなどがあれば楽天ポイントカード加盟店のため使用可能ということになります。楽天ポイントカード加盟店は公式サイトなどでも確認できます。

アディダスオンラインショップ

TOHOシネマズ
オンラインサイトで楽天ポイントを使えるのは、楽天ペイでの支払いに対応したサイトのみです。支払い方法から楽天ペイを選択し、使用するポイント数を指定しましょう。
楽天ポイントを使った際の楽天ポイント付与率は1%です。なお、楽天カード以外のクレジットカードで支払った場合、楽天ポイントは貯まらないので注意してください。
楽天市場でポイントを使った分もポイント付与に対象になる

楽天市場で楽天ポイントを使う最大のメリットは、楽天ポイントを使った分も楽天ポイント付与の対象になるという点です。
税別1000円の商品を購入する際に300ポイントを使えば支払い金額は700円(+消費税・送料)ですが、ポイント付与は税別1000円を基準に算出されます。楽天ポイントの基本付与率は税別100円ごとに1ポイントなので、700円(+消費税・送料)の支払いで10ポイントが還元されるというわけです。
このとき注意すべきなのは、楽天カードで支払った時に比べるとポイント付与率が低くなってしまうという点です。楽天カードのポイント付与率は3%なので税別1000円の買い物で30ポイントを獲得できますが、楽天ポイントで支払った分は付与率1%のため全額を楽天ポイントで支払った際は10ポイントしか獲得できません。
楽天ポイントを使って支払った分も無駄なくポイントを獲得できる反面、多くの楽天ポイントを獲得したい場合はベストな支払い方法ではないという点は覚えておきましょう。