スマホ決済のLINE Pay(ラインペイ)では2019年6月1日から9日までの期間、支払い額の最大実質20%が還元される6月の「Payトク」キャンペーンが実施中です。本キャンペーンで少しでもお得に還元を受けるためのコツや、注意したい点についてまとめました。
本キャンペーンは6月9日で終了しました。新キャンペーンとして6月10日から「送金MaX20倍キャンペーン」がスタートしていますが、それ以外も含めて詳しい開催情報は下記記事にまとめています。
キャンペーン期間 | 2019年6月1日〜9日 |
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還元方法 | LINE Payボーナス(1ボーナス1円相当で使えるが出金できないなどの制限あり) |
還元内容 |
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還元予定時期 | Payトク15%分の還元付与は2019年8月10日頃 |
還元上限 | 5000円相当(LINE Payアプリを使って支払うと1万円に引き上げ) |
対象の支払い方法 | コード支払い、オンライン支払い、請求書支払い、QUICPay+ |
6月のPayトクでは、期間中にLINE Payで支払った額の15%分が後日「LINE Payボーナス」で還元されます。マイカラー分の還元と合わせて、実質最大20%分が還元されるという内容となっています。
還元上限は、Payトクの15%分として最大で5000円分ですが、LINE Payアプリで一度でも支払えば上限額が2倍の1万円となります。キャンペーン対象の決済方法はコード支払い、オンライン支払い、請求書支払い、QUICPay+です。
300億円祭でもらったLINE Payボーナスを使っても還元対象
「祝令和 全員にあげちゃう300億円祭」でもらった1000円相当のLINE Payボーナスでの支払いでも、今回のキャンペーン対象の還元が受けられます。
つまり、300億円祭で1000円分のLINE Payボーナスを受け取った人は、それを使うだけで150円相当のLINE Payボーナスが還元されるというわけです。
コード支払い(+マイカラー)特典で最大5%上乗せ
今回のキャンペーンでは、QRコードやバーコードによるLINE Payの「コード決済」を利用すると、実質的に最も還元率が高くなります。
2019年7月まではコード支払いの促進キャンペーンが実施されており、コード支払いを使うだけでプラス3%のLINEポイント(1ポイント=1円相当)が付与されます。またLINE Payでは、前月の利用状況に応じたランク付けの仕組み「マイカラー」があり、自分のカラーごとに0.5〜2%のLINEポイントによる還元が受けられます。
つまり、コード決済を使うだけで利用額の最大5%分(最低でも3.5%分)のLINEポイントが上乗せされるため、Payトクで付与される15%分のLINE Payボーナスと合わせて、実質最大20%が還元される計算です。なお、マイカラーによる還元はほぼすべての支払い方法に適用されるプログラムです。
LINE Pay(ラインペイ)の使い方 超入門──最大5%のポイント還元「マイカラープログラム」
LINE Payアプリの利用で還元上限額が2倍に
LINE Payには、支払い機能やクーポン利用などに特化した専用アプリがあります。今回のキャンペーンでは、還元上限が5000円に設定されていますが、このLINE Payアプリで期間中に一度でも支払いをすると、上限が1万円まで引き上げられます。
コード支払いをする機会があるなら、とりあえずLINE Payアプリを活用すべきでしょう。LINE Payアプリは支払いがしやすいだけでなく、クーポンの取得にも有用です。詳しい使い方は下記記事を参照してください。
LINE Pay(ラインペイ)アプリの使い方──パスワード設定から支払い、クーポン活用、使える店の検索まで
LINEチケット・LINEギフトなどの決済もPayトクの対象
電子チケットサービスの「LINEチケット」では、チケットの購入にLINE Payのオンライン支払いが利用できます。通常、チケット類の購入はキャンペーン対象外となっていますが、LINEチケットからの購入ならしっかり15%の還元が受けられます。
LINEチケット、展覧会や美術展のチケット取り扱いを開始 LINE Pay決済で最大17%相当還元のキャンペーンも
マイカラーの適用による0.5〜2%の還元も合わせると、期間中LINEチケットでは実質最大17%の還元が受けられることになります。なお、LINE Payオンライン支払いで同様のキャンペーン還元が受けられるサービスは、LINEギフト、LINEデリマ、LINEストア(LINE STORE)などが挙げられます。
LINEギフトの使い方、スタバのドリンクチケットを友達にプレゼントする編
【LINEデリマ】ポイント還元やキャンペーンが強烈、実際に出前をとってみてわかったおトクな使い方
LINE Pay残高ではなく「LINE Payボーナス」での還元
6月のPayトクで最も注意したいのが、還元される特典が「LINE Pay残高」から「LINE Payボーナス」に変更された点です。
LINE Payボーナスは、1ボーナス=1円相当でLINE Pay残高と同じように決済や送金に使うことができますが、出金することができません。またLINE Payカード、QUICPay+での支払いでは利用できないほか、税金の請求書支払いなどでも使えません。
有効期間も付与から2年間に設定されており、利用の幅はLINE Pay残高に比べて狭められています。
難しすぎ?「LINE Payボーナス」とは何か──LINE Pay残高・LINEポイントとの違い、送り方・受け取り方法を解説
LINE Payカードは対象外(SuicaやAmazonギフト券などは除外)
3月、4月のPayトクでは対象だった「LINE Payカード」による支払いが、今回はキャンペーン対象外となっています。
LINE Payカードは、コンビニやスーパーなどJCBと提携する国内外約3300万の実店舗で使えるプラスチックカードと、オンライン専用のバーチャルカードが発行できます。このうち、バーチャルカードをモバイルSuicaやAmazonギフト券の決済手段に設定し、還元上限に達するまでチャージするというワザがありました。
しかし残念ながら今回は、LINE Payカードがキャンペーン対象から見送られたため、この手法は封じられています。
LINE PayでSuicaにチャージする方法、キャンペーン等で効果的にLINE Pay還元を受ける1つの策
LINE PayでAmazonギフト券を購入・チャージする方法、キャンペーン対象なら20%還元も
キャンペーン対象外の商品を確認しておこう
期間中、コンビニなどでLINE Payによる支払い(コード決済など)をおこなったとしても、以下に該当する商材やサービスを含むLINE Pay決済はキャンペーン対象外になる場合があるといいます。
- お酒・タバコ・金券などの一部商品
- 処方箋薬品
- 保険診療
- 介護施設
- 動物病院
- 金融商品
- 役所・役場
- 海外の店舗
- 税金の請求書支払い
請求書支払いでは税金が対象外ですが、水道料金や電気料金などの公共料金はキャンペーン対象です。
このほか、購入商品が本キャンペーンの対象となるか否かの問い合わせは受け付けておらず、LINE Payボーナスの還元をもって回答する旨が案内されています。