LINEストア(LINE STORE)の使い方 超入門──ログイン・チャージの方法、プリペイドカードによるスタンプ・絵文字の買い方など
LINEストア(LINE STORE)は、パソコンやスマホのブラウザ上でLINEの有料スタンプなどが買えるウェブサービス。LINEプリペイドカードやキャリア決済、電子マネーなど様々な支払い方法が利用でき、自分用の購入のほか友だちへのプレゼントも可能です。
本記事では、LINEストアへのログイン(できない時の対処法も)やチャージ方法、LINEスタンプや絵文字などの買い方、プリペイドカードの使い方などを詳しく解説します。
LINEストア(LINE STORE)とは? 利用上の注意点
クレジットカードを持っていない場合、Google PlayやApp Storeで有料スタンプやLINEゲーム内の仮想通貨などが購入できなかったりします。そのため、決済(支払い)をLINEプリペイドカードやキャリア決済、電子マネーなどでもおこなえる「LINEストア」が用意されています。購入できるのは、LINEスタンプ、着せかえ、LINE Outのコールクレジット・プラン、LINE MUSICのチケット、LINE占いに使える仮想通貨(占いコイン)、LINEゲームの仮想通貨(ルビーなど)です。
スタンプや着せかえについては、購入だけでなく友だちへの「プレゼント」もできます。2013年5月以降、Apple社の要請によりiPhone版LINEでは有料スタンプのプレゼント機能が利用できなくなっていますが、LINEストア経由ならiPhoneユーザーでも友だちにスタンプや着せ替え、絵文字をプレゼントすることが可能です。
iPhoneでLINEのスタンプをプレゼントする方法、プレゼントできないケース・理由も解説
LINEで絵文字をプレゼントする方法、プレゼントできないケース・理由も解説【iPhone/Android】
LINEで着せ替えをプレゼントする方法、プレゼント(購入)できない理由も解説【iPhone/Android】
このように便利なLINEストアですが、購入前に知っておきたい注意点もあります。
一部購入できないスタンプなどのアイテムがある
LINEストアとLINEアプリ内では一部販売内容が異なり、LINEストアでは購入できないスタンプや着せかえがあります。
かつて、ディズニー系などのスタンプや着せかえは、LINEストアでは購入できませんでした。現在はディズニーのスタンプや着せかえはLINEストアで購入可能になっていますが、権利上の問題などで一部のスタンプはLINEストアでは販売されていないものがあります。
「ボーナスコイン」が付かないがクレジット還元がある
LINEストアには、そもそもLINEアプリ内で使えるLINEコイン自体が存在せず(後述)、アプリ内でコインをまとめ買いすると付与される「ボーナスコイン」がもらえません。
たとえば、ボーナスコイン900を含む3300コインは、アプリ内では5700円で購入できます。クリエイターズスタンプは1個50コインのため実質66個購入でき、スタンプ1個あたりの価格は約86円という計算になります。
一方、LINEストアではクリエイターズスタンプは1個120円で販売されているため(5700円=47.5個買える)、コインをまとめ買いする場合は、最大これだけの差が出ることは留意しておきたいところです。
LINEに電話番号で認証していないと、LINEストアにログインできない
LINEストアでは、LINEアプリでメールアドレスとパスワードを登録しておき、それらを入力してログインすることができます。
これに加え、さらにLINEへの電話番号の登録が必要です。Facebook認証のみでLINEに登録している場合、メールアドレスの登録だけしてもLINEストアは利用できません。電話番号は、LINEアプリの[友だち]タブから[設定(歯車マーク)]→[アカウント]メニューから登録できます。
LINEプリペイドカードとは? LINEコインとの違い
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの各コンビニで購入できるLINE用のプリペイドカードです。1000円・3000円・5000円(税別)の3種類があります。
カード裏面のスクラッチを削って、表示されるコード(英数字)をLINEウェブストアで入力すると、金額分がチャージされます。LINEキャラクターがデザインされた見た目も楽しいカードなので、ちょっとしたギフトなどにも使えます。
なお、混同する人が少なくないので念のために触れておきたいのが、LINEコインとの違いです。LINEのコンテンツを購入する目的は同一でも、LINEストアにおけるチャージはLINEコインのチャージとはまったく別物です。
LINEストアで金額(LINEクレジットと呼ばれる)をチャージしても、LINEアプリ内で使えるLINEコインはチャージされませんし、反対にLINEコインをアプリ内でチャージしても、LINEストア側にLINEクレジットとして反映されることはありません。
LINEストアで利用できる決済方法
LINEプリペイドカードのほか、電子マネー、キャリア(携帯電話会社)決済、クレジットカード、LINE Payの各種決済が利用できます。
電子マネー
- モバイルSuica
- モバイル楽天Edy
- WebMoney
- NET CASH
- BitCash
- JCBプレモカード
キャリア決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- ドコモケータイ払い
- auかんたん決済
クレジットカード
- VISA
- Master
- JCB
- AMEX
- ダイナースクラブ
LINE Pay
「LINE Pay」の使い方 超入門──仕組みからチャージ・決済方法、クレカ登録、本人確認まで解説
LINEストアへのログインと通知
ここでは、LINEストアへのログイン方法のほか、ログインにあたってトークで届く「通知」について解説します。
LINEストアへログインする
まず、SafariやChromeなどのブラウザでLINEストア(https://store.line.me/)にアクセスします。LINEストアは、iPhoneまたはAndroid版LINEアプリでメールアドレスを登録したユーザーのみがログインできます。
画面左上にある[≡]ボタンをタップして表示されたメニューから[ログイン]を押します。なお、メールアドレス未登録の人は下の記事を参考に、事前に登録を済ませましょう。
LINEでメールアドレスを新規登録・確認・変更・登録解除(削除)する方法
登録したメールアドレスとパスワードを入力。
[ログイン]ボタンをタップします。
LINEアプリにログイン通知が届く
LINEストアにログインすると、LINEアプリにLINEの公式アカウントから「ログインしました」という通知が届きます(パスワードなどを誤ってログインに失敗すると、「LINE STOREにログインできませんでした」とのメッセージが届きます)。
これは、LINEアカウントの「乗っ取り」を防ぐための仕様で、もし自分ではログインしていないのに通知がきた場合、誰かがあなたのLINEアカウントで不正ログインをした、またはログインを試みた可能性を示しています。
したがって、自分でログインした時に通知が来ても特に気にすることはありません。詳しくは下記の記事を参照。
LINE、ログイン(試みたことも含む)を通知するアカウントを導入
LINEストアに「ログインできない」時の対処法
LINEストアへ「ログインできない」ケースとしてよくあるのは、メールアドレスやパスワード忘れのほか、電話番号がLINEに登録されていないこと、一時的なログイン制限を受けていることなどが挙げられます。
これらへの対処法は、下記の特集でまとめていますので参照してください。
LINEストアで金額(クレジット)をチャージする方法
ここでは、LINEストア内でLINEプリペイドカードから金額をチャージする手順について紹介します。
ログインに成功すると、LINEストアのホーム画面が表示されます。さっそく、プリペイドカードから金額をチャージしてみましょう。
[チャージする]ボタンをタップ。
自分の購入したチャージカードの種類を選びます。
ここでは[LINE プリペイドカード]にチェックを入れ、[確認]ボタンをタップします。
プリペイドカードの裏面に記載されている「PINコード」を入力します。
入力後に[チャージする]をタップ。
なおPINコードは、カード裏面のスクラッチをコインなどで削ると表示されます。
チャージが完了し[確認]ボタンをタップすると、LINEストアのトップページへ移ります。
次に、スタンプなどを購入してみましょう。
LINEストアでスタンプを購入する方法
好きなスタンプを選んだら、左のような画面になります。
自分用に購入するなら、[購入する]をタップすればOK。
続いて、決済方法を選択します。
プリペイドカードの場合は「LINE クレジット」を選び、画面下部の[確認]ボタンをタップ。
スタンプ購入が完了します。
マイページにも購入履歴が記載されます。
スタンプは、LINEアプリのほうからダウンロードします。LINEアプリを開いて、「その他」から[設定]→[スタンプ]→[マイスタンプ]と進みましょう。
最上部に購入したスタンプが表示されているので、右側の[↓]ボタンをタップすればダウンロードできます。
なお、プレゼントする場合の方法は、下記を参考にしてください。
iPhoneでLINEのスタンプをプレゼントする方法、プレゼントできないケース・理由も解説
【Android版】LINEでスタンプをプレゼントする方法、プレゼントできない理由も解説
「欲しいものリスト」を活用しよう
2016年12月から、LINEストアに「欲しいものリスト」という機能が追加されました。気になるLINEスタンプや着せかえなどをメモ代わりに記録しておける、一種のウィッシュリストです。
「いまは買わないけれど気になるスタンプを見つけた」「誰かにまとめてプレゼントしてもらいたい」といった時に、お目当てのアイテムを探しやすくなります。リストをLINEなどでシェアできるので、“おねだり”にも活用できそうです。
詳しい使い方は、下記の特集で紹介しています。
LINEスタンプを保存できるLINEストア「欲しいものリスト」機能の使い方──リスト公開でプレゼントに活用できる
スタンプをプレゼントして「ブロック」確認できる?
さて、LINEストア経由でブロックされている相手にプレゼントスタンプ(または着せかえ)を贈ると、一体どうなるのかを検証します。
結論から言うと、LINEストア経由でもLINEアプリ経由でも、ブロックされている相手にスタンプ(着せ替え・絵文字)をプレゼントすることはできなくなりました。贈ろうとするスタンプを相手が持っている場合と同じく、「○○はすでにこのスタンプを持っているためプレゼントできません。」と表示されます。
プレゼントしようとしたスタンプを相手がすでに持っていても、自分が相手にブロックされていても、上掲画面のように相手が持っているので贈れない旨の表示が出るため、無駄なプレゼント自体はしないで済みます。もちろん、この時点で相手に通知などが届くことはありません。
(相手が明らかに持っていないであろう)スタンプや絵文字などをいくつかプレゼントしてみて、どれも「○○はすでにこのスタンプを持っているためプレゼントできません。」と表示される場合は、ブロックされている可能性が濃厚と考えるべきでしょう。