LINEグループに友だちを招待しようとしても、何らかの原因で招待できないケースがあります。ずっと招待できないと、「もしかしてブロックされているのでは?」と心配になることもあるはずです。
そこで本記事では、LINEグループに招待できない場合に考えられる原因と、それぞれの対処法について詳しく解説します。

自動追加設定はデフォルトで「オン」になっているので注意が必要
LINEでは、招待した友だちの承認なしでグループに自動(強制)で追加できます。複数人に対して急ぎ連絡をとりたい時には便利ですが、相手の都合なども考慮すると自動追加設定はオフにしてグループに招待するのが無難かもしれません。
本記事では、グループ招待時の自動追加がオフに設定されていることを前提に、LINEグループに招待できない原因や対処法などを紹介しています。
原因1:設定でグループの招待通知・友だち以外からのメッセージを拒否している



相手が自分を友だち追加していない(自分は相手を友だち追加している)場合に限り、設定次第でいくら招待しても該当の相手のみ招待できないことがあります。
相手が友だち以外のメッセージを許可しておらず、グループ招待の通知をオフにしている場合、メッセージがトークリストに出現せず、「招待中」のステータスも表示されません。

「メッセージ受信拒否」をオフにする

「グループへの招待」をオンにする
対処としては、設定の仕方を変えてもらうよう相手に頼んでみるか、相手が自分を友だち追加するほかありません。LINEアプリの設定で変える場合、「メッセージ受信拒否」と「グループへの招待通知」の設定を変更してください。
「メッセージ受信拒否」の設定は、「ホーム」タブより設定ボタン
→[プライバシー管理]へ進みます。そこで「メッセージ受信拒否」を「オフ」にしてください。「グループへの招待通知」の設定を変える場合は、「ホーム」タブから設定ボタン
→[通知]へ進み、「グループへの招待」を「オフ」にすればOKです。原因2:招待できる上限人数に達した

「友だちをグループに自動で追加」のオン・オフで招待できる上限人数が変わる
グループの招待には上限人数が設定されています。
現在、「友だちをグループに自動で追加」をオフにしている場合は自分を除いて最大499人、「友だちをグループに自動で追加」をオンにしている場合は自分を除いて最大99人までが招待可能です。それ以上は1グループ当たりの最大招待可能人数をオーバーするので招待できなくなってしまいます。
まれなケースではありますが、大規模なグループ作成時は上限人数に気を配る必要があります。
原因3:相手にブロックされていて招待が届いていない
相手に招待が届いていない場合は、ブロックされている可能性があります。ブロックされていても相手にグループの招待を送ることはできますが、相手にはその招待が届きません。

ブロックされていても招待中と表示される
ブロックの有無関係なく、グループに招待すると「招待中」のリストに表示されるため、相手に届いていると勘違いしてしまいます。どれほど待っても相手がグループに参加しない場合は、ブロックされているか確認する方法を使って、ブロックの有無を確かめてみてください。
ブロックされていたら招待を一度キャンセルし、ブロックされていない他のメンバーに依頼して招待してもらうほかないでしょう。


招待をキャンセルするには、招待中リストからキャンセルしたい友だちをタップし、[キャンセル]をタップすれば完了です。「招待中」リストから削除されます。
ちなみに、すでに参加しているグループのメンバーの誰かをブロックしている場合、グループで送ったメッセージは相手に届きます。
原因4:自分が相手をブロックしている
自分が相手をブロックしていると、友だち一覧から相手の名前が消えてしまうので、招待することができません。


ブロックを解除すれば、グループに招待できる
招待したい相手が見つからないときは、検索窓で相手の名前を検索するか、それでも表示されないときはブロックリストから探してみましょう。
原因5:自分が相手を非表示にしている
ブロックと同様、自分が相手を非表示にしている場合も、友だち一覧から相手の名前が消えてしまい、グループに招待することができません。


非表示にした友だちを再度表示するには、ホームタブ右上の設定ボタン
から[友だち]に進みます。

再度、表示すればグループに招待できる
[非表示リスト]から、再表示させたい友だちの[編集]をタップし、[再表示]を押せばOKです。
原因6:他のメンバーからすでに招待されている
LINEではグループメンバーであれば誰でも、友だちを招待できます。しかし、他のメンバーによってすでに招待されている人物は、重複して招待することはできません。



相手が招待されているかどうかを確認するには、友だちリストから招待したいグループ名を選択し、メンバー数が掲載されているアイコンをタップします。
「招待中」のリストに表示されている友だちは招待済みなので、しばらく返答を待ちましょう。
原因7:グループメンバーの誰かが招待をキャンセルした
招待済みであるはずの友だちが「招待中」のリストに表示されていない場合、メンバーの誰かが招待をキャンセルした可能性があります。

[キャンセル]を押すと招待がキャンセルされる
なにか特別な理由があってキャンセルしているかもしれないので、他のメンバーに確認をとってから再度招待してみるとよいでしょう。
原因8:相手が気づいていない(通知をオフにしている等)
相手がグループ招待の通知に気づいていないだけという可能性もあります。
相手がLINE上で通知設定をオフにしている場合には、LINEにアクセスしてトークを開かない限り、通知に気づくことはありません。その可能性も想定しておくといいでしょう。

LINEの通知設定画面

通知オンの場合、招待を知らせるメッセージが届く
もちろん相手の設定を変更することはできませんが、通知設定の変更は「ホーム」タブの設定ボタン
から[通知]の順にタップしておこないます。「グループへの招待」の通知をオンに切り替えると、グループへ招待されたことが通知されます。
グループ招待された場合、トーク画面の一番上に表示される
なお、通知されなくても、招待はトーク画面に届いています。LINE以外の連絡手段を使って相手に確認をとるのも手です。
原因9:相手がアカウントを削除した

そもそもグループに招待する際にアカウントが表示されない場合は、相手のLINEアカウントが削除されている可能性があります。
特に機種変更をした場合には、旧機種からのLINEアカウント引き継ぎに失敗し、新しいアカウントを作ったというケースが考えられます。LINE以外の連絡手段で本人に確認をとってみましょう。
原因10:招待が相手に拒否された
グループへと招待し、しばらく待っても相手が参加しない場合、相手が参加を拒否した可能性もあります。

「拒否」をタップすると、グループへの招待を断れる

招待された側が参加を拒否しても、「招待中」リストには表示される
招待された側が参加を拒否しても、「招待中」リストには表示されたままです。そのため拒否以外にも、返事を保留している、通知を見過ごしているといった可能性が考えられます。
相手のステータスがずっと「招待中」のままという場合には、個別にLINEを送ってみたり、LINE以外の連絡手段で参加の意思を確認してみたりするといいでしょう。


また相手が誤って[拒否]をタップしてしまい、再度招待したい場合には一度招待をキャンセルする必要があります。
招待中リストから招待をキャンセルしたい友だちを選択し、[キャンセル]をタップします。


そのうえで、招待したいグループトークの画面右上のメニューボタン
をタップし、[招待]を選びます。
再度招待したい友だちにチェックを入れて[招待]を押すと、再招待の完了です。相手に招待通知が送られます。
原因11:一時的な不具合や通信環境など
スマホやLINEアプリの一時的な不具合や通信環境が不安定になっている場合など、一時的に招待できないケースも考えられます。
端末やアプリを再起動したり、しばらく経ってから招待を試したりしてみてください。
原因12:招待用のQRコード・URLを更新した

[更新]をタップすると、QRコードやURLが瞬時に更新される
特定のLINEグループのQRコード(URL)を生成し、それを共有してグループに招待する機能があります。
招待する相手とLINE友だちになっていないとき使うと便利ですが、これをメンバーの誰かが更新してしまうと以前のQRコード(URL)が無効になり、招待を受けた相手がLINEグループに参加できません。