LINEは、QRコードやリンクを共有することでグループトークに友だちを招待できる機能を追加しました。従来は友だち追加しているユーザーしかグループに招待することはできませんでしたが、新機能の登場で友だち以外のユーザーでもグループに招待・参加できるようになりました。
本機能はLINEアプリのバージョンを12.4.0以上にアップデートしたうえで、年齢確認が完了した18歳以上のユーザーのみ利用可能です。
QRコード・リンクによるLINEグループ招待が可能に

これまでグループトークに招待できたのは、自身が友だち追加したユーザーのみで、友だち追加していないユーザーを招待することはできませんでした。本機能の実装により、友だち追加していないユーザーでもグループに招待・参加できるようになりました。
たとえば、サークルやイベントなど不特定多数のユーザーに参加してほしいグループのQRコードやURL(リンク)をSNSなどで周知することで、簡単に多くのユーザーをグループに招待できるようになったわけです。
なお、不特定多数のユーザーに参加してほしくない場合は、QRコードやリンクを無効にすることも可能です(後述)。
URLリンク・QRコードでLINEグループに招待する方法
年齢確認をおこなう(未済の場合)
QRコード・リンクでLINEグループに招待・参加するには、グループに招待する側・参加する側の双方が年齢確認を完了した18歳以上のユーザーである必要があります。

年齢確認で18歳以上と判定されないと、グループに招待・参加できない
QRコード・リンクによるグループ招待を利用しようとすると、年齢確認を求める案内が表示されます。また設定ボタン
から[年齢確認]へと進んで、契約の通信会社を通じた年齢確認を実行できます。グループの招待メニューから「招待リンク」「QRコード」を選んで共有する



グループトーク画面の右上からメニューボタン
→[招待]と進むと、従来の友だちリストから追加する方法に加えて、「QRコード」「招待リンク」「メール」「SMS」の4つからグループに招待する方法を選択できます。
QRコードを表示して読み取ってもらう場合。リンクのコピーやQRコードの更新もこの画面でおこなう

SMSで共有する場合。テキストやURLは入力された状態で起動する(メールも同様)
[QRコード]または[招待リンク]を選択すると、グループ招待用のQRコードが表示されます。相手にQRコードを読み取ってもらうことで、グループに追加できます。
QRコード画面で[リンクをコピー]をタップするとグループ招待用のURLがコピーされます。これをメールやメッセージなどで送れば、相手がURLを開くことでグループに参加できるようになります。
[メール]または[SMS]を選択すると、それぞれのツールで招待用のQRコードやリンクを手早く送れます。
招待された側はリンクやQRコードからグループに「参加」または「拒否」できる

招待された側は、参加か拒否かを選択できる
グループに招待された側のユーザーは、グループのトップ画面で[参加]または[拒否]を選択できます。招待を拒否しても、相手に通知されたりバレたりすることはありません。
グループ招待用のQRコード・リンクを無効にする


なお、グループ招待用のリンクが広まった場合、不特定多数のユーザーがグループに参加できることになります。それを防ぐには、メニューボタン
→[その他]と進み、「リンク・QRコード招待」をオフにすることで、リンク・QRコードによるグループ招待を無効にできます。「リンク・QRコード招待」をオフにすると、「○○がQRコードやリンクを使ったグループへの招待をブロックしました」と表示されるので、誰がオン/オフを切り替えたのかグループのメンバーに知られることになります(オフからオンにした時も同様)。
また、QRコード画面で[更新]をタップするとQRコードとリンクが更新され、古いQRコード・リンクからグループに参加することはできなくなります。QRコードを更新した際は、トーク画面にその旨が表示されることはありません。
招待用のQRコード・リンクからグループに参加できない?
QRコード・招待用リンクからグループに参加できない場合、以下の原因が考えられます。
参加できない原因 | 解決策 |
---|---|
年齢確認が完了していない | 年齢確認を完了させる |
グループトークの設定で「リンク・QRコード招待」がオフになっている | 招待してもらった側のユーザーに、「リンク・QRコード招待」の設定をオンにしてもらう |
QRコード・招待用リンクが更新され、無効になっている | 新しいQRコードまたは招待用リンクを共有してもらう |
どうしてもQRコード・招待用リンクからグループに参加できなければ、友だち追加したうえで従来の方法でグループに参加するのが手っ取り早いでしょう。