Amazonが提供するKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は月額980円(税込)で対象の電子書籍200万冊以上が読み放題になるサービスです。
この記事では、Kindle Unlimitedで利用できる支払い方法について解説。現在の支払い方法の確認や変更の方法、月額料金の請求日などもまとめました。
Kindle Unlimitedで利用できる支払い方法
Kindle Unlimitedの料金の支払いには、クレジットカードやデビットカード、Paidy(後払い)、携帯決済、Amazonギフト券残高が利用できます。
すでにAmazonでの支払い方法を指定しているアカウントの場合、デフォルトの支払い方法がKindle Unlimitedの登録時に適用されますが、後からでも支払い方法の変更が可能です。
クレジットカードまたはデビットカード
クレジットカードやデビットカードは、VisaやMasterCardなど、主要ブランドならほとんど利用できます。Kindle Unlimitedの支払いに対応するカードブランドは下記のとおりです。
- Visa
- Mastercard
- American Express
- Diner's Club
- JCB
銀聯(ぎんれん)カードもクレジットカードのみ利用可とされていますが、デジタル商品であるKindle Unlimitedでは使えません。デビットカードも、金融機関が発行するJ-Debitは利用できないので要注意です。
Paidy(後払い)
Paidy(ペイディ)は、メールアドレスと携帯番号だけで簡単に買い物ができる後払い方式の支払い方法です。Paidy自体の支払いにはコンビニ払い、銀行振込、口座振替から選択でき、クレジットカード不要で使えるのがメリットです。Paidyで1カ月間に使った料金をまとめて翌月10日までに支払います。
ただし、支払い方法によっては毎月の支払いごとに手数料が発生します。コンビニ払いの場合は356円(税込)、銀行振り込みの場合は振り込み手数料が自己負担になります。口座振替では支払い手数料がかかりません。
携帯決済
携帯決済も、クレジットカードを使わずにKindle Unlimitedを利用できる支払い方法の一つです。
携帯決済は「d払い(ドコモ)」「au」「SoftBank」に対応。月々の携帯電話料金と合算して請求されます。
Amazonギフト券残高
Amazonギフト券の残高から料金を支払うことも可能です。
ただし、Amazonギフト券残高が足りない場合には、別途クレジットカードやデビットカードで支払う必要があります。
プリペイドカードやコンビニ払いなどによる支払いには非対応
Kindle Unlimitedでは以下の支払い方法に対応していません。
- プリペイドカード
- 代金引換
- コンビニ払い
- ATM払い
- ネットバンキング
- 電子マネー払い
- Amazonポイント
Amazonの買い物などでは利用できる支払い方法でも、Kindle Unlimitedには対応していない支払い方法もあるので、登録する際には注意しましょう。
登録した支払い方法を確認する方法
Kindle Unlimitedでの支払い方法は、AmazonショッピングアプリやブラウザからAmazonのウェブサイトにて確認ができます。
Amazonショッピングアプリで支払い方法を確認
Amazonショッピングアプリを起動してメニューボタン
をタップ。ログインをしていない場合は[サインイン]をタップし、Amazonに登録しているメールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。ログインが完了したら再度画面下のメニューボタン
をタップ。[アカウントサービス]をタップするとメニューが開くので、メニュー内の「アカウントサービス」を選択します。画面を下へスクロールし、[メンバーシップおよび購読]を選択。次の画面でKindle Unlimitedに登録している支払い方法の確認ができます。
ブラウザからAmazonのウェブサイトで支払い方法を確認
SafariやGoogle Chromeといったスマホ・PCのブラウザでAmazonにアクセスします。
Amazonアカウントにログインしていない場合、右上の[ログイン]をタップし、Amazonに登録しているメールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。
ログインが完了したら、Amazonトップページ右上にある人型のアイコンをタップ。メニューを下へスクロールして、[お客様の会員資格と定期購読]を選択します。
再度パスワードの入力が求められた場合、パスワードを入力してログインします。
次の画面でKindle Unlimitedに登録している支払い方法を確認してください。画像はクレジットカードが支払い方法に登録されている状態です。
Kindle Unlimitedの支払い方法を変更する手順
Kindle Unlimitedは、スマホ・PCブラウザからAmazonにアクセスをして支払い方法の変更ができます(Amazonショッピングアプリからは変更不可)。支払い方法の変更が必要になったら、以下の手順で手続きをおこなってください。
なお、すでに当月分の更新が完了している場合、変更した支払い方法は次の更新分より適用されます。
ブラウザでAmazonにログイン
SafariやGoogle Chromeといったスマホ・PCブラウザでAmazonにアクセスします。
ログインをしていない場合、右上の[ログイン]をタップし、Amazonに登録しているメールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。
ログインが完了したら、Amazonトップページ右上にある人型のアイコンをタップ。メニューを下へスクロールして、[お客様の会員資格と定期購読]を選択します。
再度パスワードの入力が求められた場合、パスワードを入力してログインします。
Kindle Unlimitedの設定へ進む
定期購入しているコンテンツの中から[Kindle Unlimitedの設定]ボタンをタップ。次の画面で「メンバーシップを管理」の項目から[お支払い設定を編集]を押します。
支払い方法を変更する
支払い方法はクレジットカード(デビットカード)、Paidy、携帯決済のいずれかに設定変更できます。
クレジットカードまたはデビットカードに変更する場合
クレジットカードまたはデビットカードに変更する場合、支払い方法の選択画面で[クレジットカードまたはデビットカード]の項目をタップ。変更するクレジットカード(デビットカード)の番号と名義、有効期限を入力します。
入力した内容に間違いがなければ[続行]をタップします。
次の画面で、「メンバーシップを管理」の項目が、先ほど登録したクレジットカードまたはデビットカードになっていれば変更完了です。
Paidyに変更する場合
Paidy(ペイディ)に支払い方法を変更する場合、メールアドレスとSMSが受信できる電話番号を準備してください。
支払い方法の選択画面が表示されたら「あと払い(ペイディ)」を選択。氏名とメールアドレス、電話番号を入力し、[続行]をタップします。
次の画面で請求先住所を選択し、[同意して認証コードを送信する]を押すと、SMSで認証コードが届きます。
届いた認証コードを入力し、[認証コードを検証]をタップ。続けて、支払い方法が「あと払い(ペイディ)」になっているか確認して[続行]をタップします。
「Kindle Unlimitedの設定」画面に戻るので、「メンバーシップを管理」の項目が「あと払い(ペイディ)」になっていれば支払い方法の変更完了です。
はじめてPaidyを利用する人は、デフォルトの支払い方法がコンビニ・銀行振込に設定されています。Paidy公式サイトからログインをして、支払い方法の設定もあわせておこなってください。
携帯決済に変更する場合
携帯決済を利用する場合、各キャリアでの回線承認がおこなわれるため、端末のWi-Fi接続をオフにして手続きを進めてください。
支払い方法の選択画面が表示されたら[携帯決済を追加]をタップ。「docomo d払い」「au」「SoftBank」のいずれかを選択して[続行]をタップします。
承認後は各社の案内に従い、支払い方法の設定をおこなってください。設定が完了したら、「メンバーシップを管理」の項目が「携帯決済」になっているか確認しておきましょう。
Amazonギフト券残高に変更する場合
支払い方法の選択画面で「他の支払い方法に請求する前に、可能であれば、Amazonギフト券残高を使用します」の項目にチェックを入れます。
続いてギフト券残高のコードを入力し[適用]をタップ、最後に[続行]を押せば完了です。
Kindle Unlimitedの支払い日(請求日)はいつ?
Kindle Unlimitedの支払い日(請求日)は、1カ月ごとに自動で更新されて翌月分の料金が発生します。
支払日を確認するには、ブラウザでAmazonにアクセスし、トップページの人型アイコンから[お客様の会員資格と定期購読]をタップします。続いて[Kindle Unlimitedの設定]を押せば、Kindle Unlimitedの次回の支払日を確認できます。
画像を例にすると、2022年1月14日に翌月分(2月分)の料金が発生。以降は毎月14日に自動で更新されます。更新日は入会した日にちによって異なり、料金を実際に支払うタイミングも、クレジットカードや携帯決済など登録している支払い方法により異なります。
Kindle Unlimitedの次回更新を希望しない場合、更新日の前日までに解約をしないと自動更新されてしまいます。解約時の日割りがないので、契約中はいつ解約しても次回の更新日までサービスの利用が可能です。解約を検討している場合は実際の更新日を確認し、忘れないうちに解約手続きをおこなうと安心です。