ダイエットアプリ おすすめ鉄板まとめ【iPhone/Android】
最近太ってきたので痩せたい、もっと身体を引き締めたいという人も少なくないでしょう。ダイエットに役立つアプリはたくさん出ていますが、種類が多くてどれを選べばよいか迷ってしまいます。
そこで本記事では、「体重記録」「食事記録」「運動補助」といった用途に応じたダイエットアプリの選び方を解説したうえで、具体的におすすめのアプリ7本を紹介します。
ダイエットアプリの選び方
ダイエットに役立つアプリは多数リリースされていますが、自分にピッタリのものをどのように選んだらよいでしょうか。ここでは、ダイエットアプリの選び方を紹介します。
用途に合わせて選ぶ(体重記録/食事記録/運動補助/総合型)
まずは、自分の用途に合ったアプリを選ぶというシンプルな方法です。ダイエット系アプリを大まかに分類すると以下の4つになります。
おもな目的 | おすすめアプリ | |
---|---|---|
体重記録 | まずは体重測定・記録したい | 「RecStyle」 「シンプル・ダイエット」など |
食事記録 | カロリー摂取量や栄養バランスを記録、食事指導も受けたい | 「あすけん」など |
運動補助 | 筋トレ・ヨガコンテンツやランニング・万歩計機能などを使いたい | 「RunKeeper」 「WEBGYM」 「BeatFit」など |
総合型 | 体重・食事の管理、運動補助をすべてまかないたい | 「FiNC」など |
目的が減量ならば、手始めとして体重記録や食事記録系アプリを選ぶのもアリ。体重と食事内容をレコーディングするだけでも、「食べ過ぎたな」「少し痩せてきたな」ということを把握できます。栄養士が考案したダイエットレシピを提供するアプリや、食事記録に基づきアドバイスを受けられるアプリなども便利です。
筋力や基礎体力のアップ、しなやかな身体づくりなどが目的であれば、運動補助アプリを選択するとよいでしょう。自宅で器具を使わずにできる部位別の筋肉トレ指導アプリや、ヨガ・ダンスのコンテンツを備えたアプリ、ランニング記録や万歩計など、種類も豊富です。
継続力アップ? 仲間と報告し合う共有機能付きもおすすめ
左:「シンプル・ダイエット」ではTwitter投稿が可能中:「あすけん」はアプリ内に交流機能を用意右:自分に似たユーザーをフォローして食事記録などを読める
ダイエットアプリの中にはSNSと連携できる機能や、アプリ内で他ユーザーと交流できる機能を搭載したものも多くなっています。
いつも三日坊主になりがちという人でも、同じ目標を持つ仲間と、ダイエットの進捗などを報告し合えば、モチベーション維持につながるでしょう。運動や食事管理を継続できれば、結果としてダイエットに成功する可能性は高くなります。
メーターを回転させて体重を記録する「RecStyle」
「RecStyle」(iOS/Android)は、体重・体脂肪率の数字を直接入力するだけでなく、メーターを50グラム刻みで回転させて入力することもできる体重記録アプリです。
- メモリを動かすだけで入力できて楽
- 通知機能で、記録忘れを防げる
- グラフ機能で体重の増減が一目瞭然
- 記録をバックアップ(エクスポート)できるので安心
- ダイエットの進捗をSNSなどで共有できる機能があればなお良い
- 体調などを表すスタンプの種類が6種類と少なめ
- テーマカラーは選べるものの、イラストや柄はなく非常にシンプル
- データは過去5年までしか遡れない
画面には絵柄などもなく、非常にシンプルな構成。5種類のテーマカラーからお気に入りのものを設定できます。
機能面においては、10グラム刻みではなく、50グラム刻みでの記録で構わないのであれば、スワイプだけで入力できてしまう簡単さが魅力。スタンプ機能やメモ機能もあり、オプションで筋肉量とウエストの入力項目も追加できます。
グラフ画面は、日単位・週平均・月平均を入力項目ごとに切り替えられ、点をタップすればBMIを確認できます。また、グラフ下部には目標体重ラインが表示されるので、ダイエットの目安にも。ただし、グラフ画面は強制で横画面表示になるので、端末の向きを変えなければならないのがマイナスポイントです。
Appleヘルスケアとの連携やパスコードロック(Touch ID利用可)、デイリー通知機能、データのエクスポート/インポート機能(メール/Dropbox)なども用意されています。
日々の体重記録の使い心地を重視なら「シンプル・ダイエット」
「シンプル・ダイエット」(iOS/Android)の特徴は、体重を毎日計測して記録していく上で必要十分な機能が備わりつつ、操作性やデータの見せ方のシンプルさを保っているところにあります。アプリ起動後、即座に数値入力ができ、ユーザーに不要なストレスを与えません。
- 全6種類からテーマを設定できる
- 体重・体脂肪をグラフで見れる
- 暗証番号ロックができるのでセキュリティ万全
- データのエクスポート/インポート機能を利用して、データ管理できる
- ダイエットの進捗報告はTwitterのみ対応
- 記録漏れ防止の「通知」機能は未搭載
- 入力時のサウンドがうるさい(設定変更可能)
毎日、何回でも体重・体脂肪率を記録でき、グラフ上の点をタップすれば前回計測時・基準時からの体重増減やBMIの数値などが表示されます。
また、グラフの範囲変更と拡大・縮小をタップやピンチ操作だけで実行できるとともに、目標ラインやBMIのゾーン、メモがグラフ画面内に表示されるので、情報の一覧性が高く、画面を行き来せずに済みます。
アドオンを購入すれば広告除去が可能です。
プライバシーを守るための暗証番号ロック機能や、データのエクスポート/インポート機能(Googleドライブ)、iCloudへのデータ履歴保存機能、テーマ変更機能などもあります。
毎日の食事内容を記録、栄養士がアドバイス「あすけん」
「あすけん」は、毎日の食事記録をつけられる食事管理アプリです。食事記録をつけることで、栄養士からのアドバイスが毎日届くことが特徴。日々の食生活の改善やダイエットに役立つアプリとなっています。
- 毎日の食事記録を簡単管理
- 栄養士からのアドバイスがもらえる
- 摂取した栄養分がひと目でわかるグラフ
- SNS機能でモチベーション維持
- 無料期間が短め
- ソート機能が少ないので検索時の食事内容が探しづらい
- カレンダーは食事内容を入力したかの有無だけで情報が少ない
食事記録は、朝・昼・夜の3食と間食した分をつけられます。
食事内容を手入力で検索したり、食事の写真をアップロードするだけで、写真を解析して目安カロリーの計算がおこなえます。毎朝決まった食事をしている人は、「MYセット」登録しておくと入力の手間が減るので便利です。
左:栄養士からアドバイスがもらえる右:アドバイス内容
食事内容を入力すると、栄養士からのアドバイスが届きます。これからの食事をどうするかといった、食事改善に役立ちそうです。また、食事内容によって不足している栄養分や摂りすぎている栄養分がグラフに表示され、ひと目でわかるようになっています。
その他にも、日記を共有できるSNS機能や、ダイエットや美容に役立つコラムなども用意されています。SNS機能で仲間を作って食事内容を参考したり、ダイエットの応援をしあったり、モチベーション維持にも役立つでしょう。「あすけん」は、7日間無料でプレミアム機能を利用することができるので無料期間中に使い心地を確認してみるといいでしょう。
ASICS公式のランニングアプリ「RunKeeper」
「RunKeeper」はASICS公式のランニングアプリです。使いやすさと豊富な機能で、日々のトレーニングをサポートしてくれます。
- シンプルで使いやすい
- 音声ガイドの読み上げを細かく設定することができる
- ワークアウト結果が見やすい
- 目標設定が充実。モチベーション維持に最適
- 日本語音声ガイドが1種類のみ
- 自動停止と再開の反応に遅延がある
- ルートの記録がアプリ上でできない
スタートを押すと、ワークアウトの記録がはじまります。音声ガイドのタイミングや統計の読み上げ内容も、事前に細かく設定が可能です。
ワークアウト中の総時間や総距離といった記録は、大きな文字でわかりやすく表示されます。左にスワイプしてタブを切り替えると、1kmあたりのスプリットタイムをその場で確認することができます。
ワークアウト結果は、必要な項目をサッと入力するだけ保存。さらに、スプリットタイムなどを自動でグラフ化してくれるので分析にも役立ちます。ワークアウト結果から次回も同じルートを使用する場合、RunKeeper公式サイトからルート登録が可能です。
「体重を減らす」「何km走る」といったモチベーション維持に必要な目標設定も充実しています。日々の体重を記録すると、変化をひと目で確認できるので、ダイエットにも最適です。「チャレンジ」に参加して課題をひとつひとつクリアしたりと、楽しみながら続けていくことができます。
ランニングアプリ おすすめ鉄板まとめ【iPhone/Android】
万歩計/歩数計/ウォーキングアプリ おすすめ鉄板まとめ
ジムを持ち歩けるフィットネスアプリ「WEBGYM」
「WEBGYM」は、動画を見ながらトレーニングができるフィットネスアプリです。「ジムを持ち運べる」というイメージで、自宅やオフィスでもできる豊富なトレーニング動画を収録したアプリとなっています。
- 時間や場所を選ばず使える
- 豊富な動画を収録
- ユーザーに合わせたトレーニングメニューを提案
- SNS機能でユーザー同士の交流ができる
- 無料で使える機能が少なく、有料機能が多すぎる
- アプリを落とすと動画の中断地点から再開できない
- 動画の早送り/巻き戻しができない
トレーニング動画は400種類以上のメニューから選ぶことができます。
動画はインストラクターの動きと字幕で動きを案内してくれます。
再生画面の操作は、繰り返しボタンと一時停止/再生、早送りとシンプルな仕様です。スマホを横向きにすると全画面表示されます。
ダイエットに最適な「WEBGYMトレーナー」の機能では、目標体重やトレーニング期間などを入力することで、ユーザーに合わせたトレーニングメニューを提案してもらえます。運動時間を設定できるので、時間がない人でも無理なく身体を動かせます。
また、SNS機能である「交流場」では、仲間を見つけて励まし合ったり、コミュニケーションを取ったりできます。他のユーザーが行っているトレーニングを参考に、モチベーションアップに利用するといいでしょう。
WEBGYMトレーナーは有料機能ですが、2週間の無料トライアルが用意されています。気になったら一度試してみてください。
どこでもできるオーディオフィットネス「BeatFit」
「BeatFit」は、定額制で聴き放題のオーディオフィットネスアプリです。音声ガイドと音楽にのせて、自宅やジム、屋外でトレーニングができるアプリとなっています。
月額980円の有料アプリですが、初回のみ30日間の無料体験が可能です。
- 音声ガイドで場所を選ばずトレーニングができる
- ジャンルが豊富で毎週新しいクラスが追加される
- 音質がいい
- バックグラウンド再生もできる使いやすい再生画面
- 登録不要で使える無料のクラスが少しでもあるとよい
- 目標設定など、モチベーション維持の仕組みが少ない
- クラスを中断した際、中断地点から再開できるようにしてほしい
トレーニングのジャンルは、ランニングやウォーキング、ジムでも使えるインドアバイク、ランニングマシーンなど、様々なジャンルが用意されています。
各ジャンルの各クラスは難易度や時間によって分かれているので、無理なくトレーニングをすることができます。
トレーニングしたいクラスが決まったら再生スタート。音質も良く、音声ガイドも聞き取りやすい印象です。再生画面は直感的に操作ができるシンプルなUIで、バックグラウンド再生にも対応しており、ロック画面での操作もできます。ジムでワイヤレスイヤホンと組み合わせれば、パーソナルトレーニングを受けている気分になれそうです。
ログメニューでは、これまでの目安消費カロリーや受講したクラスの確認ができます。コレクション的な要素として、クラスの受講が完了するとコインがもらえるので、モチベーション維持に集めてもいいでしょう。
AIトレーナーのアドバイスを受けられる「FiNC」
「FiNC」は、歩数や食事記録、体重の変化といったライフログの管理ができるアプリです。AIトレーナーによるダイエットや健康管理をサポートしてくれます。
- ユーザーに最適なフィットネスメニューをAIが提案
- パーソナルデータの入力がスムーズにできる
- 歩数や食事記録などライフログの管理がアプリ1つで可能
- 料理の写真を撮るだけで目安のカロリーを計算してくれる
- 無料/有料版ともに登録が必要
- 歩数の目標を日別、週別、月別で分けて設定したい
- 不要な記録の表示/非表示の設定ができない
歩数の記録はその日に歩いた時間ごとに記録され、消費カロリーも表示してくれます。デフォルトでは日ごとの歩数記録が表示されますが、週別・月別に切り替えることで自身の記録を振り返ることができます。
左:日毎の記録(iOS版)右:Android版ならロック画面に歩数が表示される
歩数の目標設定もできるので、自分のペースでウォーキングに取り組めます。またAndroid版では、ロック画面を表示するだけで歩数の確認も可能。アプリを立ち上げず、さっとその日の歩数を知ることもできます。
FiNCの特徴であるAIトレーナーは、ユーザーに最適なフィットネスメニューの提案やライフログの入力を手伝ってくれます。
左:AIトレーナーによる提案(iOS版)右:食事記録機能(Android版)
食事の記録は、入力の手間をできるだけ省く仕組みが充実しています。料理の写真を撮るだけで自動的に目安カロリーを計算してくれたり、有名なコーヒーショップやファーストフード店のメニューも登録されていたりと、あっという間に入力が完了します。
これらの機能は基本無料で、有料プランの「FiNCプレミアム」に切り替えることができます。FiNCプレミアムに加入すると、高機能体組成計の無料レンタルや専門家によるパーソナル指導などが受けられます。