Instagramを利用中に他のアカウントが「おすすめ」に出てくると、どんな基準で選ばれているのかと気になることはありませんか。仮にそのアカウントを閲覧している頻度が高い人が選ばれるとしたら、こっそりチェックしていることを知られてしまうかもしれないと心配する人もいるでしょう。
本記事では、インスタで「おすすめ」に出てくる人の選定基準と、検索や足跡(閲覧)の関係性について解説。また、自分のアカウントがおすすめされないようにしたり、おすすめユーザーを非表示にしたりする方法も紹介します。
インスタグラムでおすすめアカウントが表示される場所
インスタグラムでは、フィードやストーリー、誰かのプロフィールの閲覧時に「おすすめ」アカウントが表示されます。このおすすめユーザーとは、インスタ独自の基準をもとに「このユーザーをフォローして、投稿をチェックしよう」と提案してくれる機能のことです。
Instagramのおすすめとは | Instagramヘルプセンター
まずは、おすすめユーザーがどのような場面で表示されるのかを紹介します。
ホーム画面のフィード

ホーム画面のフィードで、フォローしているアカウントの投稿を閲覧していると、おすすめユーザーが表示されることがあります。左方向にスワイプすると、他のおすすめユーザーを見られます。
ホーム画面のアクティビティ


ホーム画面の「アクティビティ」を見ると、他のアカウントをおすすめする通知を目にすることがあるでしょう。主に以下のような通知が届きます。
- 「◯◯さんや□□□さんなどをフォローして、友達の写真や動画をチェックしよう」
- 「●●●●をフォローしているため、△△△△をおすすめします」
- 「Instagramを利用している◆◆◆◆はあなたの知り合いかもしれません」

また、アクティビティ画面を下にスクロールすると、「おすすめ」のアカウントが一覧表示されます。
プロフィール画面(自分・他人)


自分のプロフィール画面で「プロフィールを編集」の隣にある下向き矢印をタップすると、「フォローする人を見つけよう」という項目が表示され、おすすめのアカウントが出てきます。


他人のプロフィール画面も同様で、下向き矢印を押すと「おすすめ」アカウントが表示されます。


さらに、他人のプロフィール画面で新しく[フォロー]すると、おすすめアカウントが出てくる仕組みになっています。
ストーリー

インスタストーリーを閲覧していると、フォローしている人のストーリーにまぎれて「おすすめ」のアカウントが載ったストーリーが流れてくることがあります。
画面下の[おすすめをシャッフル]をタップすると、他のおすすめユーザーがランダムで表示されるようになっています。
おすすめに表示されるアカウントの基準とは?
Instagramは、おすすめユーザーの選定基準について公表していません。ただし「誰かをフォローした後」については、次のような記述がなされています。
フォローしたい人のInstagramプロフィールの[フォロー]をタップすると、その人とよく似たプロフィールのおすすめのフォロー候補が表示されるようになります。例えば、共通の友達や、あなたが知っている可能性がある人々が表示されます。
このことから、さまざまな推測ができます。
たとえば、フォローしたアカウントと類似したプロフィールの人や、Facebookや電話帳に登録している知人、共通のフォロー・フォロワーがいる人、フォローしている人の知人なども考えられます。
とはいえ、これらはあくまで推測に過ぎず、おすすめユーザーが選ばれる基準が明確にあるわけではありません。
【検証】他人のアカウントを検索・閲覧するとおすすめに表示される?
他人のアカウントを検索・閲覧すると、相手の画面におすすめユーザーとして自分が表示されるかどうかを検証しました。

自分のアカウント(A)

相手のアカウント(B)
検証には、自分のアカウント(A)と、別の端末で電話帳やFacebook、フォローなどのつながりが一切ない真っさらな相手アカウント(B)を新規で用意。アカウント(A)を使ってアカウント(B)を検索し、プロフィール画面や投稿の閲覧を複数回おこないました。
その結果、アカウントの検索や閲覧をしても、アカウント(B)の画面にアカウント(A)がおすすめとして表示されることはありませんでした。このことから、相手アカウントの検索・投稿の閲覧だけで、自分のアカウントが(相手の画面で)おすすめユーザーとして提案される可能性は低いと考えられます。
ただし、あくまで今回の検証結果からの推論にすぎず、「検索・閲覧をしてもおすすめには絶対に表示されない」と断言できるものではありません。
インスタグラムのサブアカ(裏垢)がバレるパターンを検証、バレないための対処法も
相手のアカウントをバレないようにこっそり見るなら、足跡を付けずにストーリーを閲覧する方法や、インスタへの登録やログインなしで足跡も残らない「見るだけ」でインスタを使う方法も有効です。
おすすめユーザーを非表示にする方法
自分のアカウントがおすすめに表示されないように設定する、あるいは他のおすすめを非表示にする方法を解説します。
自分がおすすめユーザーに表示されないように設定する
自分を「おすすめ」から非表示にする設定は、ウェブ版Instagramからおこないます。Instagramアプリからは設定できません。


まずは、Web版インスタグラムで自身のアカウントにログインします。ここで自分のプロフィール画面を表示し、[プロフィールを編集]をタップしてください。

画面を下方向へスクロールしていき、「同じようなアカウントのおすすめ」の項目でチェックを外します。この状態で[送信する]をタップすれば設定完了です。以降、おすすめユーザーとして自分のアカウントが他ユーザーの画面で表示されなくなります。
おすすめアカウントを非表示にする
おすすめアカウントの表示は、非表示にできるものとできないものがあります。
ホーム画面のフィードに出てくる「おすすめ」

ホーム画面のフィードにときどき表示される「おすすめ」は、一括で削除したり完全に非表示にしたりする機能は用意されていません。
ただし、ユーザーの右上にある[×]をタップすれば、原則その相手がおすすめに再表示されることはなくなるようです。
ホーム画面のアクティビティの「おすすめ」通知
アクティビティで表示されるおすすめも、基本的に一括で削除したりすべて非表示にしたりする機能はありません。

ただし、通知を左にスワイプしてゴミ箱ボタン
をタップすると、個別に不要な通知を消すことは可能です。また、「Instagramを利用している◆◆◆◆はあなたの知り合いかもしれません」という通知に関しては、設定で届かないようにする方法があります。


プロフィール画面のメニューボタン
から設定ボタン を押し、[お知らせ]を選択します。

[フォローとフォロワー]で「アカウントのおすすめ」の項目をオフにすると、「知り合いかも」の通知は来なくなります。
自分や他人のプロフィール画面に出てくる「おすすめ」
自分や他人のプロフィール画面に出てくるおすすめは、隠すことが可能です。

「プロフィールを編集」の右にある矢印ボタンで、おすすめを表示したり隠したりできます。簡易的な非表示の方法しかありませんが、おすすめが邪魔だと感じている人は隠すだけでも快適になるでしょう。

また、おすすめ表示されたユーザーの右上にある[×]をタップすれば、原則その相手がおすすめに再表示されることもなくなります。
ストーリーで流れてくる「おすすめ」

ストーリーのおすすめ投稿は、ストーリー画面右上のメニューボタン
から[おすすめ表示を減らす]をタップすれば、表示頻度を少なくできます。