インスタグラム「いいね」の使い方──付け方、見方、通知の仕様などを解説

Instagramの「いいね」を使えば、コメントを入力することなく、ワンタップで「見たよ」「気に入ったよ」といったニュアンスを投稿者へ気軽に伝えられます。

本記事では、インスタグラムの各機能（フィード投稿・ストーリー・インスタライブ・DM・リール）における「いいね」の手順や意味合い、相手への影響などについてそれぞれ解説します。

投稿型SNSでおなじみの「いいね」は、Instagramでも利用できます。スタンプのようにワンタップで投稿にいいねができ、コメントよりも手軽に「気に入ったよ」「見たよ」「ありがとう」などと伝えられます。

インスタグラムのいいねは、通常のフィード投稿だけではなく、ストーリー、インスタライブ、DM（ダイレクトメッセージ）、リールにも使えます。

いずれも投稿やメッセージに対して簡単にリアクションできる機能なので、積極的にいいねを使うユーザーも少なくありません。

いいねの方法は、以下5種類の投稿機能によって異なります。

• フィード投稿
• ストーリー
• インスタライブ
• DM（ダイレクトメッセージ）
• リール

それぞれの使い方や相手への影響などを解説します。

おなじみのフィード投稿へのいいねは、文字通り「気に入ったよ」「共感」「見たよ」といった意味合いで利用する人が多いでしょう。

フィード投稿へのいいねは2通りの方法があります。フィード投稿の左下にある「ハートアイコン」をタップするか、または投稿の画像部分をダブルタップする方法で、いずれもハートが赤色に変化します。

なお、ダブルタップは何度もおこなえますが、いいね回数は1カウントのままです。

ストーリーへの「いいね！」は、投稿の右下にあるハートマークをタップするだけでOKです。

ストーリーに「いいね！」がつくと、投稿者側の画面ではハートがランダムに出てきます。また、左下の「アクティビティ」をタップすると表示される閲覧者リストで、当該ストーリーへ「いいね！」してくれた人のアイコンの横には赤いハートがつきます。

フィード投稿への「いいね！」と同じく、ストーリーへの「いいね！」は相手の「お知らせ」へ通知されるようになっています。

インスタライブでは、視聴中にいいねが送れます。インスタライブではいいねのハートは連発ができ、ライブを視聴者と一緒に盛り上げる効果があります。

視聴中に右下のいいね（ハートアイコン）を押してください。

ここでハートをタップすると、画面上にハートが舞います。投稿やストーリーへのいいねと異なり、インスタライブでは何度もいいねすることができ、たくさんのハートを表示させられます。

なお、視聴中、ハート以外のリアクションスタンプを送ることもできます。画面下に表示された絵文字スタンプをタップするだけでOKです。

Instagram上でチャットが楽しめるDM（ダイレクトメッセージ）では、メッセージに対していいねができます。

DMのメッセージや画像をダブルタップすると、投稿にいいね（ハートマーク）が付くようになっています。返事をするほどでもなかったり、相手でメッセージが終わっているのが気になったりする場合に使えます。

メッセージを長押しすると、ハート以外のスタンプも付けられるようになります。スタンプ横の[＋]からその他のスタンプを選択できるため、メッセージの内容に合わせて選ぶといいでしょう。

また、スタンプを長押しすると右の画像のように画面いっぱいにハートが飛ぶ「スーパーリアクション」を送れます。なお、スーパーリアクションはハート以外のスタンプでも利用可能です。

最大90秒もしくは最大3分の動画を編集・投稿できるリールにも、いいねが付けられます。リール再生画面右下のハートマークをタップするか、画面をダブルタップすればOKです。

間違えていいねしてしまった場合に気になるのが、後で取り消せるのかどうかでしょう。以下4つのいいねは取り消しが可能です。

• フィード投稿
• ストーリー
• DM
• リール

インスタライブを除いて、すべての機能でいいねの取り消しができます。いいね取り消しは、相手に通知されたり履歴が残ったりすることはありません。ただ、取り消す前に相手があなたからのいいねを認識していれば、取り消しに気づく可能性はあるでしょう。
 

いいねしたハートアイコンをもう一度タップして、色が白くなれば取り消し完了です。

いいねを取り消すには、ハートマークをもう一度タップすればOKです。赤くなっていたハートから色がなくなれば、取り消しが成功しています。

メッセージ上のハートまたは絵文字をタップし、「タップして削除します。」を押せば、いいねが取り消せます。

いいねを取り消したいリールを開いたら、ハートマークをもう一度タップするだけでOKです。ハートから色が消えれば完了です。

フィードまたはリールであれば、これまでに自分がいいねした投稿を一覧で確認できます。このいいね履歴機能は、ストーリー・DM・インスタライブには対応していません。

プロフィール画面右上のメニューボタン​​から[アクティビティ]を開きます。

続いて[「いいね！」]をタップすると、これまでにいいねした投稿が一覧で見られます。

自分や他人のフィード投稿に、いいねがどのくらいついているのか、あるいは誰がいいねしているのかは気になるところでしょう。

自分のフィード投稿へのいいねは、投稿の下にある「いいね！」というテキスト付近をタップすると、いいねしてくれたユーザーが一覧で表示されます。

ユーザー名の横に表示された[フォロー]から、相手のフォローが可能です。

他ユーザーの投稿にいいねしたユーザーも一覧で見ることが可能です。

他ユーザーの投稿の下にある「いいね！」あたりをタップすると、いいねしたユーザーが一覧で表示されます。

ちなみに、他人の投稿のいいね数はアプリ版では表示されませんが、ブラウザでウェブ版Instagramにログインすれば、いいね数が表示された状態でフィードを閲覧できます。

ただし、いいね数を非表示にしてある投稿の場合は、ブラウザ版であってもいいね数は表示されません（詳しくは後述）。

Instagramアプリにプッシュ通知を許可していれば、スマホのホーム画面やロック画面にはいいねが付けられた通知が表示されます。このいいね通知は、Instagramアプリ上のどこに通知されるのか解説します。

フィード投稿へのいいねは、「お知らせ」（ホーム画面上部のハートアイコン）に届きます。お知らせを開くと、誰がいいねしたかがわかるように記載されています。

ストーリーへのいいねは、お知らせに通知されます。DMなどに通知されることはありません。

また、閲覧者リストで相手のアイコンについたハートマークからも、いいねの確認ができます。

なお、いいねの有無や数などは投稿主にしか見えないようになっています。

DMのメッセージにいいねが付くと、DMスレッドに通知されます。画面右上のDMボタンに赤い通知マークが表示されるので、タップしてメッセージを開くと確認可能です。

リールへのいいねは、Instagramアプリのホーム画面上部にあるお知らせに通知されます。お知らせを開くと、誰がいいねしたかがわかるように通知が表示されています。

フォロワー以外のアカウントからのいいねや、特定の相手からのいいねを防ぐ方法はいくつか存在します。

「アカウントのプライバシー設定」で、「非公開アカウント」をオンにします。これで、フォロワー以外の第三者には自分のあらゆる投稿が表示されなくなり、結果として「いいね」もされなくなるというわけです。

ただし、フォロワー以外はいいねの制限だけでなく、投稿の閲覧やコメントなどもできなくなります。

特定の相手からのいいねを避ける方法として「ブロック」も有効でしょう。

相手のプロフィール画面右上のメニューボタン​​（Androidの場合は​​）から[ブロック]を選び、再度[ブロック]をタップすればOKです。

ただしブロックすると、相手はあなたのあらゆる投稿や、プロフィールが見られなくなります。DMのメッセージにも一向に既読が付かないことなどから、相手からブロックに感づかれる可能性があるでしょう。

ストーリーには、特定の相手からの閲覧を防ぐ機能と、特定のユーザーのみにストーリーを公開できる「親しい友達リスト」が用意されています。

まず、画面を右方向にスライドさせ、ストーリー作成画面を表示させます。画面左上の設定ボタン​​→[ストーリーズ]をタップしてください。

「ストーリーズを表示しない人」にアカウントを追加すると、そのアカウントには自分のストーリーが今後表示されなくなります。

「親しい友達」は、リストに追加した友達にだけ限定的にストーリーを公開できる機能です。

親しい友達リストにアカウントを追加したら、ストーリー投稿時に画面下の緑の星マークを選択してください。これで、親しい友達リスト以外のアカウントにそのストーリーは表示されません。

つまり、リストに入っていないアカウントは、ストーリーへのいいね（リアクション）もできなくなります。

ここでは、インスタグラム「いいね」についてよくある疑問に答えています。