LINE「複数人トーク」の作り方 知っておきたい注意点とは
LINEで意外とはっきり意識されずに使われている機能が「複数人トーク」。複数人トークを利用して友達とトークしていても、複数人トークルームをグループトークルームだと勘違いしている人も少なくないようです。LINEアプリ内で「複数人トーク」という機能名を見かけないせいかもしれません。
本記事では、グループトークとの違いにも触れつつ、LINEの複数人トークの作り方を解説。知っておきたい注意点も紹介します。
LINEで複数人トークを作成する方法
複数人トークの最大の特長は、招待を送り承認を待ってグループを作るという手間がかからず、すぐに3人以上で会話を始められること。他方、アルバムやノートを使えなかったり、トークルーム名を変更できなかったりと、グループではないがゆえの弱点もあるので、一時的な用途に向いています。
以下、LINEで複数人トークを作成する方法を見ていきます。
1友達とのトークルームのメニューで[招待]を選択する
左:iOS版LINE右:Android版LINE
複数人トークに参加してもらいたい友達とのトークルームでメニューボタン[](iOS)/[∨](Android)をタップし、[招待]を選択します。
トークタブからでも複数人トークの作成を始められる
トークタブの右上にある吹き出しボタンをタップし、[トーク]を選択します。すると、次に説明する「友だちを選択」画面に移動できます。
2複数人トークに参加させたい友達を選択して招待する
「友だちを選択」画面で、複数人トークに参加させたい友達を選びます。選んだら[作成]をタップします。
トークタブから複数人トークの作成を始めた場合、「友だちを選択」画面で2人以上を選んでください。1人だけ選ぶと、その友達とのトークルームが開くだけです。
3【完了】複数人トークが作成される
友達を選択・招待した時点で、複数人トークが新規に作成されます。あくまでも複数人トークは別途作成されるので、友達との従来のトークルームには何も影響しません。
作成したユーザー側のLINEでは、作成時点でトークリストに複数人トークが表示されます。他方、招待されたユーザー側のLINEでは、作成したユーザーが何かメッセージを送信しないかぎり複数人トークが表示されないので閲覧できず、そもそも存在にすら気づけません。
複数人トークは、良くも悪くも強制参加のトークルームです。誘った相手を必ず複数人トークに参加させることができます。相手の参加を承認しなければならないグループトークとは大きく異なる点です。
知っておきたい注意点:複数人トークに関するよくある質問と答え
Q1:複数人トークに招待されると招待を拒否できず、強制的に参加させられるのか?
複数人トークでは、友達からの招待を拒否できず、強制的に複数トークルームに参加させられます。招待された時点で、即座に複数人トークが作られてしまうからです。
逆に複数人トークを作成する側の立場からすれば、招待した相手の承諾が不要であるため、複数人からなるトークルームを素早く作成できる点は大きなメリットでしょう。
Q2:複数人トークに間違って参加させてしまった友達を退出させられるのか?
いったん参加させた友達は複数人トークから退出させられません。一方、新たな友達を追加で招待することはできます。
他のメンバーを退出させるメニューは見当たらない。自分が退出することはできる
退出させたい友達が参加したままだと複数人トークで会話できない場合は、そのまま複数人トークを放置するか、自分が複数人トークを削除・退出したうえで、新しい複数人トークを別途作成しましょう。
Q3:複数人トークのトークルーム名は変更できるのか?
複数人トークのトークルーム名は変更できません。参加メンバーが連なるトークルーム名で固定されます。
Q4:複数人トークに参加できる最大人数は?
複数人トークの最大参加人数は100人です。ちなみにグループトークの最大参加人数は500人となっています。
Q5:複数人トークにアルバム・ノート機能はあるのか?
複数人トークには、アルバム機能やノート機能が備わっていません。
アルバムやノートを使いたい場合は、別途グループトークを作成しましょう。

Q6:同じメンバーの複数人トークを複数作れるか?
参加メンバーが完全に同じである複数人トークを複数作ることは可能です。ただ、メリットは特にないでしょう。
検証したLINEのバージョン:iOS版9.12.0、Android版9.13.2