Instagramでストーリーを閲覧していると、画面下にあるはずのコメントボタンや、メッセージ送信欄、シェアボタンが表示されていないことがあります。
本記事では、他人のストーリーにコメント/メッセージを送れない、返信ができない、ストーリーをシェアできない、リアクションスタンプを押せないなどの現象が生じる原因について解説します。
ストーリーへのコメント・返信ができない理由

ストーリーへのコメント(メッセージ送信)ができる例
インスタのストーリーでは、通常なら、相手のストーリーへコメントや返信、いいね、シェアが可能です。しかし、コメントボタンやメッセージ入力欄が表示されない場合、それは投稿者による制限が原因です。
コメントボタンが表示されない場合、相手が「コメント」をオフにしている


投稿者が、制限機能を使ってストーリーの「コメント」をオフにしているか、もしくはコメントできる人を制限していると、閲覧者側にコメントボタンが表示されません。そのため、閲覧者側はコメントの送信ができなくなります。
以下、ストーリーへのコメントをオフにする方法を紹介します。


まずプロフィール画面のメニューボタンから設定を開き、
へ進みます。

続いて
をタップし、「オフ」を選択します。公開アカウントの場合、最初から「誰でも」コメントできるように設定されていますが、「オフ」を選択することで、すべてのユーザーからのコメントを受信拒否できます。


なお、ストーリー作成画面からもコメント設定をオフにできます。
ストーリーの作成画面で、右上の設定ボタンから
を選択してください。

に進むと、ここで「ストーリーズのコメント」の設定を変更することが可能です。

また、親しい友達向けのストーリーも、返信欄といいねボタンのみが表示され、コメントができない仕様です。
2024年9月9日現在、コメント機能は一部ユーザーのみに開放されている機能となっています。もしコメントの設定ができない場合は、まだコメント機能が利用できない状態です。全ユーザーに機能が開放されるまで待つほかありません。
返信欄が表示されない場合、相手が「メッセージ返信を許可」をオフにしている


投稿者が制限機能を使ってストーリーの「メッセージ返信を許可」をオフにしているか、もしくは返信できる人を制限していると、閲覧者側にメッセージ欄が表示されません。したがって、閲覧者側は返信やリアクションの送信ができません。
芸能人のストーリーに返信欄がないことが多いのは、意図的に誹謗中傷をはじめとするコメントを受け付けないようにしているためでしょう。
以下、ストーリーへの返信許可をオフにするやり方を解説します。


まずプロフィール画面のメニューボタン
から設定を開き、 へ進みます。

続いて
をタップし、「ストーリーズへの返信を許可しない」を選択します。公開アカウントはデフォルトで「全員」がコメントできるように設定されていますが、「ストーリーズへの返信を許可しない」を選択することで、すべてのユーザーからのコメントを受信拒否できます。


なお、ストーリー作成画面からもメッセージ返信設定をオフにできます。
ストーリーの作成画面で、右上の設定ボタン
から を選択してください。
すると、ストーリー設定画面に移動します。ここで「メッセージ返信を許可」の設定を変更することも可能です。
相手がフォローしている人のみ、コメントや返信が可能な設定になっている

コメントの設定画面

返信の設定画麺
コメントも返信も、フォロー中の人にのみに設定すると、自分がフォローしているアカウントのみに対してコメント・返信が許可されます。


非公開(鍵)アカウントは「フォローバックしているフォロワー」の設定も可能
非公開(鍵)アカウントの場合、初期設定時は「フォロワー」全員がストーリーへコメントや返信ができるようになっています。
ここで「フォローバックするフォロワー」に設定すれば、相互フォローしているユーザーにしかコメントボタン・返信欄が表示されなくなります。
ストーリーをシェアできない理由
ストーリーのシェアボタン(紙飛行機マーク)が見当たらない場合の原因もいくつか考えられます。
相手がストーリーのシェアを許可していない

誰かのストーリーを他のアカウントへのシェアするには、ストーリー右下のシェアボタン(紙飛行機マーク)をタップします。ところが、肝心のシェアマークが表示されないケースがあります。
これは、投稿主が他人にストーリーをシェアされないように設定しているためです。


プロフィール画面のメニューボタン
をタップしたら へ進み、「メッセージでのシェアを許可」をオフにします。すると、投稿したストーリーからシェアマークが消えます。

なお、ストーリー作成画面からもシェア設定をオフにすることが可能です。
ストーリーの作成画面で右上の設定ボタン
を押すと、カメラ設定画面に移動します。ここから を選択してください。
ここで「メッセージへのシェアを許可する」をオフにすればOKです。
「親しい友だち」設定のストーリーはシェアできない

親しい友だち向けのストーリーは緑色のフレームになっている
通常とは異なる緑色のフレームで表示されているストーリーは、「親しい友達」公開の投稿です。これは、投稿者が設定した親しい友達リスト上のアカウントにしか表示されないようになっています。

通常のストーリー

親しい友達へのストーリー
上の画像のように、親しい友達向けのストーリーにはシェアボタンが表示されません。親しい友達限定で公開した投稿を、他のユーザーにシェアできない仕様になっているわけです。
非公開アカウント(鍵垢)のストーリーは鍵垢のフォロワー以外にシェアできない

投稿主がシェアの許可設定をオフにしていない限り、鍵垢ユーザーのストーリーにも紙飛行機のシェアボタンが表示されます。
そのため、一見誰にでもシェアできると思ってしまいますが、非公開アカウント(鍵垢)のストーリーは鍵垢のフォロワーのみにシェア可能です。


紙飛行機のシェアボタンをタップすると、シェアできるユーザー(鍵垢のフォロワーかつ、自分のフォロワーやフォローしている人)が上部に表示されます。
下部にはその他のユーザー(自分のフォロワーやフォローしている人だが、鍵垢のフォロワーではないユーザー)が表示されますが、このユーザーにシェアすることはできません。

試しに、下部に表示されているユーザーにシェアしてみました。

自分のDM画面

シェアした相手から見た画面
自分のDM画面では問題なくシェアできたように見えますが、シェアした相手の画面には「This story is hidden because ◯◯(鍵垢の投稿主)has a private account.(◯◯は非公開アカウントのため、このストーリーは見ることができません)」と記載があり、ストーリーは表示されないのです。
インスタグラムに障害・不具合が発生している
シェアボタンが表示されていて、親しい友達向けのストーリーでもないのにシェアできない場合は、Instagramに不具合や障害が発生している可能性が考えられます。
インスタグラムやMeta(Facebook)の公式Xなどをチェックしてみてください。不具合や障害が発生している場合は、それらが解決するまで待機するほかありません。
リアクションスタンプが押せない


リアクションスタンプは2種類存在します。
1つは投稿者側の返信欄をタップすると表示されるスタンプで、先述した通り、投稿者が「メッセージ返信を許可」をオフにしていると、このリアクションスタンプも表示されません(=押すことができません)。

閲覧者の画面

投稿者の画面
そしてもう1つのリアクションスタンプが、投稿者が設置できるもの。この場合、返信欄がオフになっていても、閲覧者が押すことができます。押されると、投稿者側の画面には誰が押したか履歴が残ります。

もしリアクションスタンプが設置されているのに押せない場合、それはリアクションスタンプではなくただの絵文字の可能性があります。
リアクションスタンプの場合は吹き出しの中に絵文字が入っているので、間違えないように気をつけましょう。
ストーリーへのコメントやシェアに関するよくある疑問と答え
ストーリーのハートマーク(いいね)を押すとどうなるのか、ストーリーへのコメントやシェアができないのはブロックが原因なのかといった疑問に回答していきます。
ストーリーのハートマークを押すとどうなる?
ストーリーのハートマークは「いいね!」ボタンです。投稿やリール動画のいいねと同じ感覚で使うことができます。

通常のストーリー

親しい友達へのストーリー
コメントボタンや返信欄、シェアボタンがないストーリー、親しい友達設定のストーリーであっても、ハートマークのいいねボタンは表示されています。
コメント欄やシェアボタンがないのはブロックが原因?
ブロックされているからではありません。ブロックされていると、そもそもストーリーは表示されず見ることができません。
コメント欄やシェアボタンがないのはブロックされているからではありません。コメントの拒否や、シェアボタンの非表示を投稿者が設定しているのが原因です。
ストーリーが見られない・非表示になっている原因は?
ストーリーズを表示しない人(非表示)、アカウントブロック、親しい友達リストにあなたが入っていない、この3つの可能性が考えられます。
相手のプロフィールやフィード投稿が見られる、DMのやりとりができるなど、ブロックされている可能性が低い場合、ストーリーズ非表示設定が原因かもしれません。


プロフィール画面のメニューボタンから
→ と進むと、ストーリーを表示したくない人を選択できます。
この機能を使うと、ストーリーとライブ動画が特定の相手には表示されなくなるため、相手をブロックせずにストーリーだけを非表示にできます。
相手からDMの返事がない、アカウント名の検索ができなくなったなど、ストーリー以外にも不可能なことが多い場合はブロックされているかもしれません。