楽天が提供する「NBA Rakuten」は、レギュラーシーズンやオールスターなども含めてNBAの全試合を視聴できる動画配信サービスです。ただし、基本プランは月額4500円と高額であることが最大のネック。そこでおすすめなのが、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約する方法です。
Rakuten最強プランは、月額1078円から利用できるスマホ回線。契約者は特典として、NBA Rakutenを無料で利用できます。つまり、実質的に月額1078円でNBAが見放題なのです。
本記事では、NBA Rakutenの基本プランと楽天モバイルの料金を比較したうえで、楽天モバイルに加入して2024/25シーズンのNBAを視聴する方法などを解説します。
NBA Rakutenの基本プランは割高、楽天モバイル加入が最もお得

楽天でNBAの試合を視聴する方法は、以下の2通りがあります。
- NBA Rakutenの基本プラン「リーグパス」(月額4500円)に加入する
- 楽天モバイルに加入し、契約者特典の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」を利用する
結論から言えば、楽天モバイルに加入したほうが毎月最大3400円ほどお得です。
月額4500円の基本プラン「リーグパス」

基本プラン「リーグパス」
NBA Rakutenの「リーグパス」は、月額4500円でNBAの全試合(レギュラーシーズン、オールスター、プレイイン・トーナメント、プレイオフ、NBAファイナル)を視聴できる基本プラン。ライブ配信だけでなく、見逃し配信もあります。
2023年10月には価格改定が実施され、リーグパスの利用料金は月額2970円から月額4500円に大幅値上げ。年間プランの「LEAGUE PASS(シーズン)」および廉価版プランの「BASIC PASS(月額)」も廃止されてしまいました。
楽天モバイル契約者は無料「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」

楽天モバイル契約者特典「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」
リーグパスの価格改定と同時に、「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」の提供が始まりました。
NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイルは、楽天モバイル契約者がNBA Rakutenで配信されているNBAの試合を無料で視聴できるようになる会員特典。楽天モバイルの利用料金さえ支払えば、追加料金はかかりません。

Rakuten最強プランの料金の仕組み
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量に応じて料金が3段階に変動するワンプラン。3GB以内で月額1078円、3GB〜20GBで月額2178円、20GB以上ならデータ無制限で月額3278円です。つまり、データ使用量が3GBまでであれば、実質的に月額1078円でNBAの試合を視聴できることになります。月額4500円でリーグパスを契約するよりも、はるかにお得です。
「いまのスマホ回線からわざわざ楽天モバイルに乗り換えなければならないのか」と思う人もいるかもしれませんが、楽天モバイルをサブ回線として使うという手もあります。後述のように、普段から楽天市場をよく利用する人や通話をたくさんする人は、案外あっさり楽天モバイルの月額料金の元が取れてしまうでしょう。
またメイン回線を楽天モバイルに乗り換えたとしても、最大で月額3278円。データ使用量が20GBを超えたあとはデータ無制限となるので、外出先でNBAの試合をどれだけ視聴しても速度制限がかかる心配はなくなります。
現時点で楽天モバイルユーザーでなかったとしても、NBAを視聴するなら楽天モバイルを契約するのが最もお得な方法なのです。


Rakuten Linkアプリの画面
楽天モバイル契約者は、専用アプリ「Rakuten Link(楽天リンク)」を利用することで通話料金が無料となります。他社回線はもちろん、固定電話への通話も無料です(0570など一部例外の番号あり)。日頃からたくさん通話する人は、この機会に楽天モバイルの利用を検討してみてください。

また、楽天モバイル契約者は楽天市場で商品を購入すると、獲得できるポイントが5倍にアップします(通常付与分1倍+特典分4倍)。楽天市場で毎月2万1600円(税抜)買い物するなら、ポイント付与分だけで楽天モバイルの利用料金(月額1078円)をまかなえてしまいます。
WOWOWオンデマンドでもNBAの一部試合を配信(月額2530円)

WOWOWオンデマンド(月額2530円)でも、八村塁選手所属のロサンゼルス・レイカーズを中心にNBAの試合をライブ配信しています。スマホやタブレットがあればどこでも気軽にNBAの試合を視聴できます。
ただし、WOWOWでは全試合が配信されるわけではありません。プレーオフカンファレンス決勝とNBAファイナルは全試合ライブ配信されますが、レギュラーシーズンは一部試合の配信のみです。
応援しているチームの試合が配信されない場合もあるので、全試合を視聴したい人は楽天モバイルに加入することをおすすめします。
また、ABEMA内でWOWOWのスポーツコンテンツの一部が配信される「ABEMA de WOWSPO」(月額1980円)でもNBAの試合を視聴できます。
WOWOWオンデマンドであれば映画やドラマなどのコンテンツも視聴できますが、NBAやサッカーなどのスポーツコンテンツだけを視聴できればよいという人はABEMA de WOWSPOが向いています。
楽天モバイルに加入してNBAを視聴する方法
前述したように、楽天でNBAの試合を視聴するならNBA Rakutenの通常プラン「リーグパス」よりも楽天モバイルに加入したほうがお得です。そこで、楽天モバイルに加入してNBAの試合を視聴するまでの手順を紹介します。
楽天モバイルの回線が開通してからNBAの試合を視聴できるようになるまで3〜4日かかる場合があるようです。視聴したい試合があるなら前もって申し込みを済ませておきましょう。
「Rakuten最強プラン」に加入する
「Rakuten最強プラン」に加入するにあたり、まず以下の2点を確認してください。
- 手持ちのスマホのOSが最新のバージョンか
- 手持ちのスマホが楽天モバイル対応機種か

上記2点を確認できたら、楽天モバイルの公式サイトにアクセスします(以下のボタンから申し込みページに遷移できます)。[楽天モバイルのお申し込み]をタップしてください。

楽天モバイルのプラン選択画面

SIMタイプを選択

本人確認方法を選択
楽天アカウントにログインしたうえで、プラン選択画面で[プランを選択する]をタップします。オプション選択画面では必要に応じてオプションを選択し、画面の案内に従って操作を進めます。
SIMタイプは、「SIMカード」または「eSIM」から選択できます。楽天モバイルをサブ回線として契約する場合、手元の端末の利用状況に応じてSIMタイプを選択してください。
機種によっては、メイン回線とサブ回線(楽天モバイル)両方をeSIMで利用できない場合もあります。たとえばiPhoneでは、iPhone 13シリーズ以降の機種ならメイン回線とサブ回線をどちらもeSIMで利用可能ですが、iPhone 12シリーズ以前の機種だとnanoSIM(SIMカード)とeSIMの組み合わせとなるケースなどがあります。
詳細は以下のページ、または各機種の公式サイトなどを確認してください。
本人確認では、本人確認書類のアップロード、AIかんたん本人確認(eKYC)などから任意の確認方法を選択してください。

電話番号を選択

支払い方法や利用ポイントを選択
次に、電話番号を選択します。現在使用しているメイン回線を楽天モバイルに乗り換えるなら「他社からの電話番号そのままで乗り換え(MNP)」、現在の回線をメイン回線として使いつつ楽天モバイルをサブ回線として契約するなら「新規電話番号を取得」または「選べる電話番号サービス(有料)」を選択してください。
最後の確認画面で[申し込む]をタップすれば申し込みは完了です。SIMタイプでSIMカードを選択している場合、手元にSIMカードが届くまで数日かかります。回線が開通すればインターネットに接続できるようになります。
NBA Rakutenの公式サイトにアクセス、または専用アプリをダウンロードする
Rakuten NBAの試合は、ブラウザまたは専用アプリで視聴できます。

ブラウザでNBA Rakutenの公式サイトにアクセス
ブラウザで試合を視聴するなら、楽天アカウントにログインのうえNBA Rakutenの公式サイトにアクセスします。

専用アプリをインストール
アプリで視聴したい人は、以下より「NBA Rakuten」アプリをインストールしてください。
NBAの試合を視聴する


NBA Rakutenアプリの場合。ブラウザでも操作は同様
当日中におこなわれた試合は、画面上部の「TODAY'S LIVE」に表示されています。スコアをタップし、再生ボタンをタップすると視聴を開始できます。

ブラウザで過去の試合を視聴する

アプリで過去の試合を視聴する
過去の試合を視聴するには、ブラウザであればメニューボタン
→[日程・結果]、アプリであれば「試合を見る」タブを開いて任意の試合を選択してください。