楽天モバイルへの乗り換えタイミング、お得なのはいつ? 最適なスケジュールを調査【2025年6月最新】

具体的な乗り換え手順も解説
楽天モバイルへの乗り換え、一番お得なタイミングはいつ?理想のスケジュールを解説

楽天モバイルに乗り換える際には、現在使用中のスマホ回線(通信会社)の契約状況を確認し、最適なタイミングを選ぶことが重要です。さらにキャンペーンの開催期間を狙えば、よりお得に楽天モバイルに乗り換えられます。

本記事では、楽天モバイルに最大限お得に乗り換えるための理想的なスケジュールを徹底調査しました。実際に楽天モバイルにMNP転入(乗り換え)する手順も具体的に解説します。

楽天モバイルへの乗り換えで利用できるキャンペーン一覧
キャンペーン名(略称)とキャンペーンコード 乗り換えで獲得できる楽天ポイント
三木谷キャンペーン(2798)

1万4000ポイント

楽天モバイル紹介キャンペーン(1784)

1万3000ポイント

他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン(2091) 1万ポイント
初めての申し込みで3000ポイントプレゼントキャンペーン(1173) 3000ポイント
楽天カード会員限定キャンペーン(1234) 3000ポイント
楽天銀行会員限定キャンペーン(2660) 3000ポイント
ただいまキャンペーン(2207) 2162ポイント

開催中のキャンペーン一覧

【2025年6月】楽天モバイルへの最適な乗り換え日・スケジュール

楽天モバイルに乗り換える最適なタイミングは、「料金の締め日」と「日割りの有無」によって異なります。以下、主要な通信会社を取り上げ、乗り換えに最適な時期をまとめました。

サービス名 乗り換え開始ベストタイミング 料金の締め日 解約月の日割り請求
ドコモ 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
au 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
ソフトバンク 締め日の5日〜10日前 20日/末日いずれか なし(1カ月分満額請求)
楽天モバイル 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(データ使用量に応じて満額請求)
Y!mobile 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
ahamo 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
LINEMO 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
povo2.0 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
 UQモバイル 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
IIJmio 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)

BIGLOBEモバイル

6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
mineo 特になし(いつでもOK) 月末

あり(解約希望日の前日までの日割り計算で請求)

イオンモバイル 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
HISモバイル 締め日の5日〜10日前 利用開始日 なし(1カ月分満額請求)
OCNモバイル 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
NUROモバイル 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
日本通信SIM 締め日の5日〜10日前 利用開始日 なし(1カ月分満額請求)

J:COM MOBILE

プランによって異なる 月末 一部プランあり(J:COM MOBILE Aプラン ST)
 QTmobile 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
y.u mobile 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)
エキサイトモバイル 6月下旬(21日〜25日頃) 月末 なし(1カ月分満額請求)

とはいえ、後述する楽天モバイルの乗り換えキャンペーンの開催期間などによってもお得な時期は変わってきます。さまざまな要素を考慮してお得な時期を決めましょう。

6月下旬がお得なケース

「月末締め」の場合は、その月の1日から末日までの利用料金がまとめられ、翌月に請求(支払い)がおこなわれます。

解約月の日割り請求がされない場合、締め日である月末のなるべく近く(21日〜25日を目処)に乗り換え手続きをスタートするのがおすすめです。

月末乗り換えのケース

ただ、30日や31日など月末ギリギリに申し込むのはおすすめできません。後述するとおり、楽天モバイルへの乗り換え完了までには2日〜5日を要します。月末ギリギリに楽天モバイルへ申し込んでしまうと、月内で乗り換えを完了できないかもしれないからです。

万が一、手続き完了が1日にずれ込んでしまうと、乗り換え元で翌月分の料金が丸ごと発生してしまいます。さらに、本人確認書類の不備などスムーズに手続きが進まない可能性も考慮すると、少なくとも28日までに乗り換え手続きを完了させておくのが理想です。

締め日の5日〜10日前がお得なケース

月末以外の締日のケース

20日が締日のケース

締め日が「月末」以外であっても、日割りシステムがないなら前述のケース考え方は変わりません。締め日の5日〜10日前を目処に、乗り換えをするのがおすすめです。

なお、ソフトバンクの締め日は20日・月末の2パターン存在します。My SoftBankで自身の締め日を把握したうえで、乗り換えスケジュールを立てましょう。

いつ乗り換えてもお得感が変わらないケース

格安SIMの「mineo(マイネオ)」や「J:COM MOBILE」の一部プランのように、解約月の月額料金が日割りされる場合は、当月中に利用した日数に応じた金額が請求されます。

したがって、いつ乗り換えてもお得感に大きな違いはありません。月初でも月末でも、締め日にかかわらず自身の都合のいいタイミングで乗り換えるとよいでしょう。

お得なタイミングを狙うために知っておきたいこと

以下、自身の「お得な日」を決めるにあたって知っておきたい3つのポイントを紹介します。

チェック1:楽天モバイルのキャンペーン開催時期と内容

乗り換えキャンペーン

楽天モバイルでは、乗り換え(MNP)で契約すると楽天ポイントをもらえるキャンペーンを多数実施しています。せっかく楽天モバイルに乗り換えるなら、キャンペーンを活用してお得に乗り換えるのがよいでしょう。

以下、2025年6月時点で楽天モバイルへの乗り換え時に利用できるキャンペーンをまとめました(端末購入系のキャンペーンは割愛)。

楽天モバイルへの乗り換え時に利用できるキャンペーン
キャンペーンお得ランキング 単体で獲得できる楽天ポイント
【1位】三木谷キャンペーン 1万4000ポイント付与
【2位】楽天モバイル紹介キャンペーン 1万3000ポイント付与
【2位】他社から乗り換えキャンペーン初めての申し込みキャンペーン(併用) 1万3000pt(1万pt+3000pt)
【2位】他社から乗り換えキャンペーン楽天カード会員限定キャンペーン(併用) 1万3000pt(1万pt+3000pt)
【2位】他社から乗り換えキャンペーン楽天銀行会員限定キャンペーン(併用) 1万3000pt(1万pt+3000pt)
【6位】ただいまキャンペーン 2162pt

乗り換えで一番おすすめなのは、「三木谷キャンペーン(2798)」です。回線(SIM)のみ契約する場合に併用可能なキャンペーンがないものの、複数のキャンペーンを併用したケースと比較しても、トータルで最も多くの楽天ポイントを獲得できます。

三木谷キャンペーンは年齢や参加資格などは定められておらず、特設ページから申し込むだけで簡単に適用できます。さらに、再契約や2回線目の申し込みにも対応しているので、利用できるユーザーも幅広いです。最大限お得に楽天モバイルへ乗り換えたい人には、三木谷キャンペーン(2798)」の利用を強くおすすめします。

申し込みはこちら

チェック2:契約中の通信会社で解約月の料金が日割りされるか

続いて確認しておきたいのが、現在契約中の通信会社において解約月の月額料金が「日割り」されるかどうか。以下、主要な通信会社(スマホ回線)の対応状況をまとめました。

サービス名 解約月の日割り請求
ドコモ なし(1カ月分満額請求)
au なし(1カ月分満額請求)
ソフトバンク なし(1カ月分満額請求)
楽天モバイル なし(データ使用量に応じて満額請求)
Y!mobile なし(1カ月分満額請求)
ahamo なし(1カ月分満額請求)
LINEMO なし(1カ月分満額請求)
povo2.0 なし(1カ月分満額請求)
UQモバイル なし(1カ月分満額請求)
IIJmio なし(1カ月分満額請求)

BIGLOBEモバイル

なし(1カ月分満額請求)
mineo

あり(解約希望日の前日までの日割り計算で請求)

イオンモバイル なし(1カ月分満額請求)
HISモバイル なし(1カ月分満額請求)
OCNモバイル なし(1カ月分満額請求)
NUROモバイル なし(1カ月分満額請求)
日本通信SIM なし(1カ月分満額請求)

J:COM MOBILE

一部プランあり(J:COM MOBILE Aプラン ST)
QTmobile なし(1カ月分満額請求)
y.u mobile なし(1カ月分満額請求)
エキサイトモバイル なし(1カ月分満額請求)

格安SIMの「mineo(マイネオ)」や「J:COM MOBILE」の一部プランは、当月中に利用した日数に応じた金額が請求されます。日割りがある場合、いつ乗り換えてもお得感に大きな違いはありません。後述する「締め日」にかかわらず、自身の都合のいいタイミングで乗り換えるとよいでしょう。

一方、その他ほとんどの通信会社では、解約月の日割りがありません。つまり、いつ乗り換え(解約)をしても、1か月分の月額料金が丸ごと請求されます。どうせ同じ料金が請求されるなら、後述する「締め日」のギリギリまで現在のスマホ回線を利用してから乗り換えたほうがお得です。

チェック3:契約中の通信会社の「締め日(更新日)」

主要な通信会社および回線の締め日をまとめました。ほとんどが月末締めとなっていますが、日本通信SIMやHISモバイルなど「利用開始日」が締め日となっているケースもあります。

サービス名 締め日
ドコモ 月末(※)
au 月末(※)
ソフトバンク 20日・末日いずれか
楽天モバイル 月末(※)
Y!mobile 月末(※)
ahamo 月末(※)
LINEMO 月末(※)
povo2.0 月末(※)
 UQモバイル 月末(※)
IIJmio 月末(※)

BIGLOBEモバイル

月末(※)
mineo 月末(※)
イオンモバイル 月末(※)
HISモバイル 利用開始日
OCNモバイル 月末(※)
NUROモバイル 月末(※)
日本通信SIM 利用開始日

J:COM MOBILE

月末(※)
 QTmobile 月末(※)
y.u mobile 月末(※)
エキサイトモバイル 月末(※)

(※)毎月1日~月末の利用料金を翌月に請求する

そもそも「締め日」とは、サービスの利用状況や料金をまとめて請求をおこなうための区切りのこと。例えば、「月末締め」ならその月の1日から末日までのサービス利用分がまとめられ、翌月に請求書が発行される形になります。「15日締め」であれば、その月の16日から翌月の15日までが1つの請求期間です。

前述した「日割り」がない場合、楽天モバイルへの乗り換え(MNP転入)は、この「締め日」までに済ませるのが鉄則。というのも、料金の日割りシステムがない場合、乗り換え日(解約日)が締め日を1日でも過ぎてしまうと、翌月分の料金が丸ごと請求されてしまいます。事前に「締め日」を必ずチェックして、なるべく無駄がないように楽天モバイルに乗り換えましょう。

楽天モバイルに乗り換え(MNP転入)する手順

ここからは、実際に楽天モバイルに乗り換え(MNP転入)する手順を紹介します。

ステップ1:楽天モバイルに乗り換える前の準備をする

まずは、乗り換え前に必要な準備をしましょう。

手持ちの端末が楽天モバイルに対応しているか確認する

楽天モバイルのSIMパターン

楽天モバイルへの乗り換えパターンは、以下の2つに大別されます。

  1. スマホ本体は手持ちのものを使い、SIM(eSIM、SIMカード)のみを契約する
  2. 楽天モバイルが販売している端末とセットで回線契約する

このうち(2)の端末とセットで契約するパターンなら、難しいことは何もありません。楽天モバイルのSIMカードが挿入、もしくは設定された状態で端末が届くので、そのまますぐに使用できます。

注意したいのは、(1)の手持ちのスマホを楽天モバイルで使いたいパターン。手持ちのスマホを使う場合は、その端末が楽天モバイルで使えるかどうかを確認しなければなりません。動作確認ができていない機種だと、楽天モバイルでは使えない可能性があります。

動作確認

楽天モバイルで動作確認する

手持ちの端末が楽天モバイルに対応しているかどうか判断するには、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済のスマホ」ページでチェックするのが手っ取り早いです。

質問に沿って端末の特徴を入力していけば、利用できるか否かの診断結果が表示されます。

端末の対応状況を確認する

本人確認書類を確認・用意しておく

楽天モバイルに乗り換える際には、本人確認書類の提出を求められます。必要な本人確認書類を確認し、あらかじめ用意しておきましょう。

楽天モバイルにネットで申し込む場合、本人確認の方法によってMNP転入(乗り換え)完了までにかかる時間が異なります。締め日ギリギリに乗り換える場合は、スピーディーな本人確認方法を選ぶことが重要です。

楽天モバイル

(※)補助書類として、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要

表で詳しくチェック
ネット申し込みで利用できる本人確認方法一覧
本人確認方法 本人確認方法の概要 対象の書類 申し込みからMNP転入(乗り換え)までに要する時間
本人確認書類を撮影・アップロード 対象の本人確認書類を撮影し、アップロード
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 運転経歴証明証
  • 精神障がい者保健福祉手帳(※)
  • 療育手帳(※)
  • 身体障がい者手帳(※)
  • 健康保険証(※)
  • 日本国パスポート(※)
  • 住民基本台帳カード(※)
最短2日から1週間
AIかんたん本人確認(eKYC) 本人確認書類と自身の顔を撮影する。最短即日より開通可能(eSIMを選んだ場合のみ選択可)
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
最短3分
SIMカードの配送時に本人確認書類を提示する SIMカードを受け取る際に配達員に本人確認書類を提示する
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 日本国パスポート(※)
最短2日から1週間
楽天グループに提出済みの書類を流用 楽天銀行・楽天証券・楽天生命いずれかの本人確認記録を連携 不要 最短2日から1週間

楽天モバイルの場合、本人確認を「AIかんたん本人確認(eKYC)」で済ませない限り、SIMカード・eSIM問わず郵送物を受け取るまでMNP転入(乗り換え手続き)を完了できません。

乗り換え完了までは、上図の通り最短でも2日はかかってしまいます。eSIMを選択すれば、即日乗り換えが完了できると思っている人は注意が必要です。

MNPワンストップへの対応状況を確認する

MNPワンストップについて詳しくチェック

続いて、現在利用している回線の業者が、「MNPワンストップ」という仕組みに対応しているかどうかをチェックします。「MNPワンストップ」に対応している業者であれば、MNP予約番号の手間を省くことができます。

楽天モバイルで引き継ぎたい電話番号を入力するだけで、簡単にMNP申請を完了できるというわけです。

乗り換え元 楽天モバイル乗り換え時のMNP予約番号の取得
NTTドコモ 不要(MNPワンストップ対応)
ahamo 不要(MNPワンストップ対応)
au 不要(MNPワンストップ対応)
UQ mobile 不要(MNPワンストップ対応)
povo 不要(MNPワンストップ対応)
ワイモバイル 不要(MNPワンストップ対応)
LINEMO 不要(MNPワンストップ対応)
日本通信SIM 不要(MNPワンストップ対応)
センターモバイル 不要(MNPワンストップ対応)
LPモバイル 不要(MNPワンストップ対応)
IIJmio 不要(MNPワンストップ対応)
NUROモバイル 不要(MNPワンストップ対応)
イオンモバイル 不要(MNPワンストップ対応)
BIGLOBEモバイル 不要(MNPワンストップ対応)
J:COM MOBILE 不要(MNPワンストップ対応)
エキサイトモバイル 必要(MNPワンストップ非対応)
LIBMO(リブモ) 必要(MNPワンストップ非対応)
QTモバイル 必要(MNPワンストップ非対応)
y.u mobile 必要(MNPワンストップ非対応)
b-mobile 必要(MNPワンストップ非対応)
NifMo 必要(MNPワンストップ非対応)
ロケットモバイル 必要(MNPワンストップ非対応)
TONEモバイル 必要(MNPワンストップ非対応)
LinksMate(リンクスメイト) 必要(MNPワンストップ非対応)

MNPワンストップに対応している業者から楽天モバイルに乗り換える場合は、「MNP予約番号」を取得する必要がありません。何もせず次のステップに進んでOKです。

一方、「MNPワンストップ非対応」と記載している業者から楽天モバイルに乗り換える場合は、事前に「MNP予約番号」を取得しなければなりません。

MNPワンストップ非対応の場合はどうする?

「MNPワンストップ非対応」と記載している業者から楽天モバイルに乗り換える場合は、事前に「MNP予約番号」を取得しなければなりません。

MNP予約番号を使った乗り換え手順

とはいえ「MNP予約番号」はWebサイトで簡単に申請・取得できるケースがほとんど(取得は基本無料)。長めに見積もっても、10分ほどあれば取得できるはずです。

ただし、MNP予約番号には「15日間」の有効期限がある点には注意が必要です。15日以内に他社回線の開通が完了しなければ、その番号は無効になってしまいます。回線の切り替え日の8〜10日前を目安に発行しておくとスムーズでしょう。

必要に応じて端末のSIMロックを解除する

SIMロック端末

「SIMロック」とは、自社販売の端末に他社のSIMカードを挿して使えないように制限する仕組みのこと。手持ちの端末にSIMロックがかかっていると、楽天モバイルのSIMカードを挿入してもモバイルデータ通信や通話ができません。

2021年9月30日「以前」に以下の対象キャリアで販売されたスマホには、この「SIMロック」がかかっている可能性があります。あらかじめ確認し、SIMロック解除の手続きをしておきましょう。

なお、総務省の指導により2021年10月1日時点で「SIMロック」は廃止されました。したがって、2021年10月1日以降に新しく発売された端末には、購入先のキャリアを問わずSIMロックがかかっていません。

手持ちの端末が2021年10月1日以降に購入したものであれば、SIMロックの確認も解除もしなくてOKです。

楽天会員情報に登録している内容を確認しておく

楽天モバイルの申し込みやキャンペーンの適用には楽天会員IDが必要です。楽天会員でない場合は、事前に登録を済ませておきましょう(登録は無料)。

楽天モバイル 契約者情報

また、すでに楽天IDを持っている人も、登録された情報が最新のものか確認しておくことをおすすめします。楽天モバイルに申し込みをする際、楽天IDに登録されている情報が契約者情報としてそのまま自動的に反映されます。氏名や住所、電話番号など、楽天IDに紐付いている情報がそのまま契約者情報として扱われるため、正しい情報を登録しておくことが重要です。

楽天IDに登録されている情報(氏名や住所など)に誤りがある場合、本人確認書類の整合性が取れず、申し込みが正常に処理されません。

必要に応じて名義を変更しておく

乗り換え元と乗り換え先で契約者名義が一致していないと、MNPの手続きがスムーズに進みません。

楽天モバイル 名義変更

例えば、「親の名義で回線を契約をしている」「結婚や離婚などで苗字が変わった」といった場合は、あらかじめ乗り換え前の通信会社で名義の変更を済ませておくのがおすすめです。

なお、楽天モバイルの「実店舗(ショップ)」で契約する場合に限り専⽤の委任状を提出すれば、乗り換え前の通信会社での名義変更を経ずにMNPの手続きが可能です(2024年7月9日より運用開始)。詳しくは、以下を確認してください。

楽天モバイル公式で詳しくチェック

ステップ2:一番お得なキャンペーンを適用して楽天モバイルに申し込む

三木谷キャンペーン

冒頭で述べた通り、楽天モバイルに乗り換えるなら「三木谷キャンペーン」を単独で利用するのが一番お得です(2025年6月現在)。楽天ポイントを1万4000ポイント獲得できます。

申込みはこちら

キャンペーン特設ページにアクセス

画面をスクロール

画面をスクロール

三木谷キャンペーン

三木谷キャンペーンの「お申し込み」ボタンをタップ

三木谷キャンペーンの特設ページにアクセスしたら、画面を下にスクロールしてお申し込みはこちらボタンをタップします。繰り返しになりますが、特設ページを経由していない場合は、楽天ポイントは付与されません。必ず特設ページを経由して申し込んでください。

申込みはこちら

楽天会員情報でログイン

楽天IDでログインする

楽天IDでログインする

手続きを進めるにあたって、楽天会員情報でのログインが求められます。楽天IDとパスワードを入力してログインしてください。楽天のユーザーIDを持っていない人は、[楽天会員登録]に進んでください。

クーポンコード適用を確認する

クーポンコードの適用を確認する

クーポンコードの適用を確認する

ログイン後、申込み画面の一番上にクーポンコード「WTPRMI20250411」が表示されているか確認します。

クーポンコードが表示されていない場合は、時間超過等でセッションが切れている可能性があるます。もう一度、特設ページにアクセスして申し込みボタンを押してください。

「Rakuten最強プラン」を選択

「プランを選択する」をタップ

「プランを選択する」をタップ

プランの選択画面にはデフォルトで「Rakuten最強プラン(通常タイプ)」が表示されるはずなので、[プランを選択する]ボタンをタップします。

オプションを選択する

15分かけ放題オプションの加入を見直す

15分かけ放題オプションの加入を見直す

画面を下にスクロールしつつ、必要に応じて通話や保証などのオプションを選択しましょう。オプションは申し込み後の追加・解約も可能です。

ここで注意したいのがデフォルトで「15分かけ放題」オプションに加入する設定になっていること。必要ないなら、「加入しない」に切り替えてください。

SIMのタイプを選択する

「SIMカード」と「eSIM」を選択する

「SIMカード」と「eSIM」を選択する

「この内容で申し込む」をタップする

「この内容で申し込む」をタップする

画面を下にスクロールしつつ、必要に応じて通話や保証などのオプションを選択しましょう。オプションは申し込み後の追加・解約も可能です。

最後にSIMタイプのうち「SIMカード」または「eSIM」のどちらかを選択し、[この内容で申し込む]をタップします。SIMタイプについての詳細は以下の記事を確認してください。

本人確認を済ませる

契約者情報の一致にチェックを入れる

契約者情報の一致にチェックを入れる

本人確認方法を選択する

本人確認方法を選択する

「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れたら、本人確認をおこないます。以下4つから本人確認の方法を選んでチェックを入れてください。

  • 楽天グループに提出済の書類で確認する:楽天証券もしくは楽天生命のユーザーのみ利用可能。すでに提出済みの本人確認書類が使用される
  • 書類画像をアップロードで確認:本人確認書類を撮影し、アップロードする
  • AIかんたん本人確認(eKYC):本人確認書類と自身の顔を同時に撮影。eSIM対応スマホでeSIMを申し込んだ場合、最短5分で回線の開通が可能
  • 受け取り時に自宅で確認:SIMカードの受け取り時に配達員に本人確認書類を提示する(eSIMを選択した場合、後日スタートガイドが配達された際に提示)

本人確認を素早く済ませたい場合は、「AIかんたん本人確認(eKYC)」を選択するのがおすすめ。前述したSIMタイプで「eSIM」を選択した場合にのみ利用できる本人確認方法です。

AI(人工知能)を用いて本人確認書類に写っている写真と、リアルタイムで撮影した顔写真を照合し、本人であるかどうかを確認します。即時認証がおこなわれるため、楽天モバイルの契約が迅速に進みます。締め日ギリギリに乗り換える場合など、急ぎの契約や即日利用したい場合には便利です。

他社からの乗り換え(MNP)を選択して電話番号を入力する

「他社から電話番号そのままで乗り換え」を選択

「他社から電話番号そのままで乗り換え」を選択

現在使用中の番号を入力して「次に進む」をタップする

現在使用中の番号を入力して[次へ進む]をタップする

続く画面で「他社から電話番号そのままで乗り換え」を選択。画面をスクロールし、自身が現在使用している電話番号を入力します。なお、「MNPワンストップ」を利用する・しないにかかわらず、この時点では使用中の電話番号を入力するだけでOKです。

MNPについて詳しくチェックする

支払い方法を選択

「プランのお支払い」項目をタップ

「プランのお支払い」項目をタップ

支払い方法を選択

支払い方法を選択

「プランのお支払い」項目に楽天会員情報に登録中の支払い方法が反映されます。変更したい場合は、タップして任意の方法を選択しましょう。楽天モバイルで利用できる支払い方法は以下の通り。

支払い方法 楽天ポイントの還元率 手数料 料金請求日・支払い日
楽天カード 合計2% 0円 毎月11日ごろ
楽天カード以外のクレジットカード 1% 0円 毎月11日ごろ
デビットカード 1% 0円 毎月11日ごろ
銀行口座振替 1%

毎月110円

毎月27日ごろ

どの支払い方法でも、楽天モバイルのRakuten最強プランは同じ料金体系です。ただし、口座振替の場合は毎月の引き落とし時に手数料110円が発生します。なるべくお得に楽天モバイルを利用したいなら、クレジットカード、もしくはデビットカードでの支払いを選択するのがおすすめです。

なお、楽天モバイルの支払いに楽天カードを利用すると「端末を購入する際の分割手数料(24回払い)が無料になる」「買い替え超トクプログラムを利用できる」といった特典があります。

申込みを確定させる

「申し込む」をタップ

[申し込む]をタップ

三木谷キャンペーンのクーポンコードが適用されているのを確認

三木谷キャンペーンのクーポンコードが適用されているのを確認

楽天ポイント使用の有無を選択したら、[申し込む]をタップします。続く画面で三木谷キャンペーン適用の有無やプラン内容、オプション、MNP転入電話番号などを確認して[この内容で申し込む]を押してください。

「この内容で申し込む」をタップ

[この内容で申し込む]をタップ

利用規約を一読してチェックを入れる

利用規約を一読してチェックを入れる

あらためて申し込み内容や電話番号を確認し、[この内容で申し込む]をタップ。「重要事項説明・利用規約」を確認してチェックを入れたうえで、[同意して申し込む]ボタンを押してください。

「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う」をタップ

[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う]をタップ

最後に、「お申し込みを受け付けました」と表示されていれば完了です。そのまま[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う]をタップしてください。

なお、基本的にユーザーはキャンペーンが適用されたかどうかを確認できません。申し込み完了画面にも、キャンペーン適用に関する記載は一切ありませんでした。この件について楽天モバイルに問い合わせてみたところ、やはりキャンペーン適用の可否や条件達成の状況を確認する方法はないとのこと。ユーザーは楽天ポイントが付与された時点で、初めてキャンペーン適用の成否を知ることができます。

ステップ3:MNPの申請手続きをする

ここからは、「MNPワンストップ」を利用して電話番号を引き継ぐ手順を紹介します。MNP予約番号の取得が必要な場合は、別途公式ページなどを確認してください。

「my 楽天モバイル」にアクセスしてMNP申請を開始する

楽天会員情報でログインする

楽天会員情報でログインする

ステータスを確認

ステータスを確認

[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う]をタップすると、楽天会員情報の入力画面に遷移します。ユーザーIDやパスワードを入力して「my 楽天モバイル」にログインしましょう。

「my 楽天モバイル」に正常にログインできたら、後述する[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う]ボタンが表示されるまでしばらく待ちます。筆者の場合は10分程度で表示されましたが、最大で1日かかるケースもあるようです。

「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする」をタップ

[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする]をタップ

電話番号を確認する

電話番号を確認して[申請をする]をタップ

しばらくして[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする]ボタンが表示されたら、これをタップ。続く画面に引き継ぐ電話番号が表示されるので、確認して改めて[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする]に進みましょう。

通信会社を選択

通信会社を選択

「MNPワンストップの申請ページへ進む」をタップ

[MNPワンストップの申請ページへ進む]をタップ

現在使っている通信会社を選択します。「MNPワンストップ」に対応している通信会社の場合は、[MNPワンストップの申請ページへ進む]ボタンが表示されるのでこれをタップしましょう。

乗り換え元の通信会社のサイトで手続きをおこなう

au IDでログイン

au IDでログイン

乗り換え前の通信会社のログインページが表示されます。IDやパスワードを入力してログインしましょう。

注意事項を確認

注意事項を確認

「MNPのご予約へ進む」をタップ

[MNPのご予約へ進む]をタップ

auの場合は、MNPに関する注意事項が表示されました。一読して問題なければ[MNPのご予約へ進む]をタップします。この後は、各通信会社の案内にしたがって手続きを進めてください。

楽天会員情報でログイン

楽天会員情報でログイン

「MNP予約番号が登録されました」と記載されていればOK

「MNP予約番号が登録されました」と記載されていればOK

通信会社での申請が完了すると、自動的にmy 楽天モバイルの画面に遷移します。楽天会員情報でログインすると、画面上部にポップアップで「MNP予約番号が登録されました」と表示されます。

ステータスが「MNP転入待ち」に変わるまで時間を置く

ステータスが切り替わるまでしばらく待つ

ステータスが切り替わるまでしばらく待つ

「準備中」という画面が表示されたら、「MNP転入を開始する」ボタンが表示されるまでしばらく待ちましょう。以下の通り、SIMのタイプや本人確認の方法によって、MNP転入までにかかる日数が変わってきます。

SIMのタイプ 本人確認方法 「MNP転入を開始する」ボタンが表示されるタイミング
SIMカード 2〜5日後(郵送でSIMカードを受け取り次第)
eSIM AIかんたん本人確認(eKYC) 当日中〜遅くても翌日
書類画像をアップロードで確認 2〜5日後(郵送で書類を受け取り次第)
受け取り時に自宅で確認 2〜5日後(郵送で書類を受け取り次第)
楽天グループに提出済の書類で確認 2〜5日後(郵送で書類を受け取り次第)

「eSIM」を選択しかつ「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認を済ませた人は、すぐにMNP転入・および回線開通が可能です。

逆に、「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認をおこなわない場合、eSIMもSIMカードと同様に数日間の待機時間が発生します。郵送物を受け取るまで、開通手続きを進められません。

手続きが進まない原因をチェックする

ステップ4:MNP転入&回線開通をして初期設定を済ませる

手元に楽天モバイルのSIMカードなどが届く

郵送物が届いたら、MNP転入手続きと回線開通をしましょう。使用中の端末によっても必要な作業が変わってくるので、自身の状況に応じて確認してください。

「MNP転入を開始する」ボタンをタップ

[MNP転入を開始する]をタップ

[MNP転入を開始する]をタップ

my 楽天モバイルで[MNP転入を開始する]ボタンが表示されたら、タップして手続きを開始します。

なお、MNP転入て手続きが完了した時点で、転入元(今まで利用していた携帯電話会社)での契約は解約となります。SIMカード選択した場合は、必ず手元にSIMカード本体が届いた後に手続きをしてください。

注意事項を確認する

注意事項を確認する

[MNP転入を開始する]をタップ

[MNP転入を開始する]をタップ

[MNP転入を開始する]ボタンを押すと、MNP転入に関する注意事項が表示されます。一読して問題なければ[MNP転入を開始する]をタップしてください。

「成功」と表示されていればOK

「成功」と表示されていればOK

開通手続きが完了するまで待つ

開通手続きが完了するまで待つ

MNP転入の申請が問題なくおこなわれると、画面上部にポップアップで「成功」と表示されます。

この表示を確認したら、乗り換え元と乗り換え先(楽天モバイル)間でMNP転入手続きがおこなわれます。電波状況の良い場所で完了までしばらく待ちましょう。

楽天モバイル回線を開通する

ステータスが「回線開通待ち」になっているか確認

ステータスが「回線開通待ち」になっているか確認

my楽天モバイルでステータスが「回線開通待ち」になっていることが確認できたら、楽天モバイルの回線を開通します。手順は「eSIM」と「SIMカード」で異なります。自身の状況に合わせて確認してください。

eSIMの開通手順をチェックする
「eSIM開通用のQRコードを表示する」をタップ

[eSIM開通用のQRコードを表示する]をタップ

QRコードを表示する

QRコードを表示する

my 楽天モバイルに[eSIM開通用のQRコードを表示する]ボタンが表示されたら、これをタップ。

QRコードが表示されるので、「現在操作中のスマートフォンで楽天回線を開通したい方はこちら」をタップしてください。

「開通手続きを行う」をタップ

[開通手続きを行う]をタップ

15分かけ放題に加入しない場合は「後にする」をタップ

15分かけ放題に加入しない場合は[後にする]をタップ

[開通手続きをおこなう]をタップすると、15分かけ放題への加入を勧められます。必要なければ「後にする」を押してください。

「許可」をタップ

[許可]をタップ

「続ける」をタップ

[続ける]をタップ

自動的にiPhoneの設定アプリが起動し、新規eSIMアクティベートの許可が求められます。問題なければ[許可]を押しましょう。「eSIMをアクティベート」といった画面に切り替わったら[続ける]をタップします。

「成功」と記載されていればOK

「成功」と記載されていればOK

「my 楽天モバイル」アプリの画面に戻り、「開通手続きが完了しました」というポップアップが表示されていれば開通完了です。

キャリア設定アップデート

iPhoneの場合、回線の開通後に「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるケースがあります。このポップアップが表示された場合は、「アップデート」ボタンを押してください(ポップアップは必ず表示されるわけではありません)。

誤って「今はしない」を押してしまった場合は、「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとポップアップが再度表示されるので、「アップデート」を押しましょう。

SIMカードの開通手順をチェックする
電源オフ

SIMカードの入れ替えをおこなう前には、必ずスマホの電源を切りましょう。起動したまま入れ替え作業をおこなうと、端末の故障につながるおそれがあります。

ICチップ部分を取り外す

ICチップ部分を取り外す

台紙から、ICチップのある部分を取り外します。チップ部分に皮脂や汚れ、ほこり、水分などがつくと不具合の原因になります。なるべくICチップ(金属部分)に触れないよう、取り扱いには注意してください。

nanoSIMサイズにSIMカードを切り離す

nanoSIMサイズにSIMカードを切り離す

楽天モバイルで提供されるSIMカードは、初期状態では「microSIM」として利用できるサイズになっています。しかし、iPhoneやほとんどのAndroidスマホでは「nanoSIM」を採用しているため、一回り小さいサイズに調整する必要があります。

ICチップ周辺のプラスチック部分を軽く押し出せば簡単に切り離すことができます。カードを破損しないよう丁寧に扱いましょう。

nanoSIMサイズにする

nanoSIMサイズにする

上の写真ように、一回り小さいサイズに切り離せていればOKです。

SIMピンを用意する

SIMピンを用意する

SIMトレイを引き出すにあたって、「SIMピン」を用意します。楽天モバイルのSIMカードには同梱されていないので自身で用意しなければなりません。

見当たらない場合は、ペーパークリップ、つまようじ、安全ピンなど、身近にある先端が細いものでも代用可能です。

端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュ

端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュ

続いて、端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュして、挿し込み口(トレイ)を取り出します。

一部Androidスマホ(Xperiaなど)穴がないタイプは、そのままトレイを爪で引き出して取り出せます。

SIMカードをセットする

SIMカードをセットする

トレイが引き出せたら、既存のSIMカードを取り外し、楽天モバイルのSIMカードを乗せて挿し込みます。

このとき、斜めに欠けている角部分が合うようにSIMカードを置き、トレイと端末のプッシュ穴の位置を合わせて水平に押し込むと正しい向きで装着できます。

キャリア設定アップデート

SIMカードの挿入が完了したら、端末の電源を入れましょう。iPhoneの場合、回線の開通後に「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるケースがあります。このポップアップが表示された場合は、「アップデート」ボタンを押してください(ポップアップは必ず表示されるわけではありません)。

誤って「今はしない」を押してしまった場合は、「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとポップアップが再度表示されるので、「アップデート」を押しましょう。

動作確認する

最後に、モバイルデータ通信や通話、SMSの受信が問題なくできるか、動作確認しましょう。

なお、楽天モバイル回線を開通・MNP転入した直後は、データ通信や通話機能が正常に動作しないことも珍しくありません。少し時間を置いて、端末を再起動してから動作確認することをおすすめします。

コントロールセンターを表示させる

コントロールセンターを表示させる

iPhoneの場合、ホーム画面を右上から少し下にスワイプしてコントロールセンターを表示させます。Androidスマホも同じく画面を上から下にスワイプしてクイック設定パネルを表示させてください。

Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信をオンにする

Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信をオンにする

通信設定の項目をタップ

通信設定の項目をタップ

コントロールセンターやクイック設定パネルを表示できたら、通信設定の項目をタップ。Wi-Fiをオフにして、モバイルデータ通信をオンにします。

適当に検索してみる

適当にキーワードを入力して検索してみる

Safariなどのブラウザを起動する

Safariなどのブラウザを起動する

「Safari」や「Chrome」などのアプリを起動して、適用に何かを検索してみてください。検索結果が正しく表示されるかを確認したら、いくつかのウェブページを開いてみましょう。ウェブページがスムーズに読み込まれた場合は、問題なく開通ができています。

一方、検索結果が表示できなかった場合は、モバイルデータ通信ができていません。Androidスマホの場合は、後述するAPN設定をおこないましょう。iPhoneの場合は、APN設定は手動でおこなう必要はありません。モバイルデータ通信ができない場合は、もう一度前述したAPN構成プロファイルのチェックをした後、再起動を試してみてください。

必要に応じてAPN設定をおこなう(Androidスマホのみ)

モバイルデータ通信ができていない状態

モバイルデータ通信ができていない状態

動作確認をした結果、モバイルデータ通信ができなかった場合は、APN設定をおこないましょう。

ここでは、一例としてPixel 8(Android 14)での設定手順を紹介します。機種やOSごとに設定手順が異なるので、自身の状況に応じて個別に確認しましょう。

AndroidスマホでAPN設定をする手順
「ネットワークとインターネット」をタップ

[ネットワークとインターネット]をタップ

Androidスマホで「設定」を開いたら、[ネットワークとインターネット]をタップ。

「Rakuten」をタップ

[Rakuten]をタップ

「SIM」をタップ

[SIM]をタップ

[SIM]→[Rakuten]の順にタップ。

画面をスクロール

画面をスクロール

「アクセスポイント名」をタップ

「アクセスポイント名」をタップ

画面を一番下までスクロールして[アクセスポイント名]をタップ。

画面右上の[+]ボタンをタップ

画面右上の[+]ボタンをタップ

アクセスポイント情報を入力

アクセスポイント情報を入力

画面右上の[+]ボタンをタップして、下記の表の通りに入力・選択してください(名前は自由に設定可)。

楽天モバイル APN設定
名前 楽天【rakuten.jp】
APN rakuten.jp
MCC 440
MNC 11
APNタイプ default,supl
APNプロトコル IPv4/IPv6

ANPローミングプロトコル

IPv4/IPv6
PDPタイプ IPv4/IPv6

表に記載された項目以外は未入力・未設定で構いません。

「保存」をタップ

[保存]をタップ

入力・選択が完了したら、忘れずに保存してください。これで設定は完了です。「APN」の一覧に保存したAPN情報が表示されています。

最後にブラウザでウェブサイトを開いてみたり、SNSアプリを使ってみたりして、インターネットに接続できるかどうかを確認しましょう。

乗り換えタイミングに関するよくある疑問と回答

ここからは、楽天モバイルへMNP(乗り換え)をする際に生じがちな疑問に回答していきます。

乗り換え作業に要する時間はどのくらい?

SIMカードを選択した場合は2〜5日、eSIMを選択した場合は最短1日で乗り換えが完了します。

eSIM

乗り換えに要する時間は、選択した「SIMのタイプ」によって大きく異なります。「eSIM」で申し込めば、すべての作業をオンラインでおこなえます。郵送を待たなくて済むので、最短1日での乗り換えも可能です。

SIMカード

一方、「SIMカード」は郵送のため手元に届くまでに数日かかります。30日や31日など月末ギリギリに申し込んだ場合、月内で乗り換えを完了できないかもしれません。

本人確認書類の不備などスムーズに手続きが進まない可能性も考慮すると、余裕を持って手続きをするほうが安心でしょう。

eSIMについて詳しくチェックする

現在使用中の回線の解約手続きは必要?

楽天モバイルへMNP転入(乗り換え)する場合には、現在使用中の回線での解約手続きは不要です。

楽天モバイルの開通手続きが完了すると、転入元(今まで利用していたスマホ回線)は自動解約されます。別途解約手続きをする必要はありません。

逆に、楽天モバイルへのMNP転入をおこなう前に今まで利用していたスマホ回線の解約手続きをしてしまうと、使用中の電話番号が失効してしまう恐れがあります。注意してください。

現在使用中の回線はどのタイミングで解約される?

楽天モバイルの開通手続きが完了した時点で、以前使っていた回線が解約されるケースが多いです。

ただし、MNP転出による解約のタイミングは通信会社によってさまざまです。自身が現在使っている通信会社の公式サイトなどをチェックして、解約されるタイミングをチェックしておくとよいでしょう。

楽天モバイル

MNP転入の開始画面には注意事項が記載される

なお、楽天モバイルの場合は前述した「転入を開始する」をタップして手続きが完了した時点で、転入元(今まで利用していたスマホ回線)の通信が無効になります。

転入元の通信会社が正式に解約される前に、電話をかけたり、モバイルデータ通信をしたりといった操作はおこなえなくなるので注意が必要です。

現在の回線を使いはじめて2年経っていないけど乗り換えて大丈夫?

「2年定期契約(俗にいう2年縛り)」の制度は2022年に撤廃されました。

2022年7月1日に実施された電気通信事業法施行規則改正の影響で、「2年定期契約(俗にいう2年縛り)」の制度は全面的に撤廃されています。

したがって、いつ乗り換えても「契約解除料(解約金/違約金)」はかからないケースがほとんどでしょう。解約金があるとしても「上限1100円まで」というルールがあるので、あまり心配する必要はありません。

SIMカードを抜いたらスマホ内のデータが消える?

SIMを入れ替えても、スマホに保存されているデータは元のままです。消えたり、初期化されたりといったことは通常起こりません。

SIMカードはデータを保存するものではありません。写真や音楽、電話帳、インストールしているアプリなどあらゆるデータは、スマホの内部ストレージやmicroSDカード、クラウドストレージに保存されています。

SIMを入れ替えても、保存されているデータは元のままです。消えたり、初期化されたりといったことは通常起こりません。しかし万が一、予期せぬ不具合が端末側に起きてデータが破損・消失する可能性もないとは言い切れません。不安な人は、事前にデータのバックアップを取っておくと安心でしょう。

EDITED BY
MOEGI