楽天は2022年10月25日、同グループのサービスをお得に活用して値上げの秋を乗り切る「楽天グループ 家計応援術2022」を発表しました。
ショッピング・旅行、モバイル(携帯電話)、ポイント(ポイ活)、レシピの4項目に分け、各部門ごとにテーマを設定。ポイ活、お得旅、節約レシピといった“値上げの秋”に実践したい節約術などを提案しています。
楽天によると、昨今の原材料価格高騰や急激な円安進行などによる生活用品の値上げの背景を受け、今回の発表会を開催。多彩な自社サービスを活用して「お得に快適な生活を楽しんでほしい」といいます。
発表イベントで紹介された家計応援術をざっくりまとめました。
買い物・旅行
- 楽天市場
- 楽天Rebates(リーベイツ)
- 楽天スーパーDEAL
- 楽天ラクマ
- 楽天トラベル

インターネット・ショッピングモールの楽天市場では、「楽天スーパーSALE」などの大型セールや「お買い物マラソン」「5と0のつく日」といったキャンペーンの活用が欠かせません。ポイント還元率が高い日に合わせて複数のショップなどで買い物すると、最大で42倍相当の楽天ポイントを獲得できます。
さらに、最大50%ポイントバックされる高ポイント還元サービス「楽天スーパーDEAL」や、ポイントバックサイト「楽天Rebates」なども使えば、より効率的にポイントを貯めることが可能です。
特に楽天Rebatesは、ファッションやコスメ、食品、日用品雑貨、家電PCなど

フリマアプリの楽天ラクマでは2022年9月、審査に合格した事業者のみが出店す
これにより、楽天ラクマで不用品を売って得た売上金を「楽天キャッシュ」にチャージし、ふるさと納税の寄付に活用するという新しい使い道も生まれています。

旅行予約サービスの楽天トラベルでは、連泊時の清掃回数が少ないなどの理由で価格が抑えられている傾向にある「エコ」なプランや、宿泊施設への滞在時間が短いのを理由に割安な料金設定になっている「ショートステイ」のプランなどの予約数が増加しています。自身の旅行スタイルに合った
また、宿泊料に対する「楽天ポイント」の付与率が10倍以上に設定されている宿泊プランは、2019年と2022年同期比で泊数が約1.7倍に伸長。グループ旅行や三世代旅行などで、お得にポイントを獲得できます。
モバイル(携帯電話)
- 楽天モバイル

年末年始に向けて見直したいのが携帯電話料金などの固定費です。
楽天モバイルは、3GBまでは1078円/月、20GBまでは2178円/月、20GB超過後はどれだけ使っても3278円/月というシンプルかつリーズナブルな料金体系。総務省の「携帯電話の料金等に関する利用者の意識」(2021年3月)によると携帯料金の平均支出は一人当たり月々約5824円ですが、楽天モバイルに乗り換えればこれも大幅な圧縮が可能だといいます。
具体的には、家族4人が平均の約5824円で携帯電話をそれぞれ利用すると約2万3296円/月(約27万9552円/年)。同家族4名が楽天モバイルを契約すれば、それぞれ最大3278円なので1万3112円/月(15万7344円/年)。年間で約12万2208円お得になる計算で、プランによっては毎月のデータ容量を気にせず使えるとアピールしています。

また、楽天市場での買い物でポイントがアップするプログラム「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」においては、2022年11月1日から楽天モバイルの契約者は最大+3倍(通常ポイント1倍を含む計4倍になる)のポイント還元率に変更されます。
「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」などの楽天市場のキャンペーンと併用することで、上表のシミュレーションのようにポイント還元率をさらにアップすることができます。
ポイント(ポイ活)
- 楽天カード
- 楽天ポイントカード
- 楽天ペイ
- 楽天チェック
- Rakuten Pasha
- Super Point Screen
- 楽天ヘルスケア

買い物などの支払いを現金から「楽天カード」に変えるだけで、100円につき1Pの楽天ポイントがどんどん貯まります。
このほか定期開催のキャンペーンや、楽天カード会員向けの優待サービス「楽天カードポイントプラス」を利用すれば、ポイントがよりお得に貯まるようになります。楽天カードポイントプラスは、楽天e-NAVIなどから気になる加盟店にエントリーし、その店舗で楽天カードで支払えば、還元ポイントがアップするというプログラムです。

ポイ活について説明する「くぅちゃん」さん(左)
「楽天チェック」「Rakuten Pasha」といったポイ活アプリを活用すると、スーパーマーケットやドラッグストアでのポイントを多重取りできます。
発表会では時短節約家の「くぅちゃん」さんが登壇し、スーパーやドラッグストアで、楽天サービスのアプリを使ったポイント活用術を紹介しました。対象のスーパーマーケットで「楽天ポイントカード」を提示し、「楽天カード」から「楽天ペイ」にチャージ、「楽天ペイ」で支払いをして「楽天チェック」でチェックイン。帰宅後に「Rakuten Pasha」でレシートを撮影して送付するとポイントの5重取りができるというポイ活術を“伝授”してくれました。

楽天ヘルスケア
このほかポイ活アプリとして、広告をみるだけで楽天ポイントが貯まる「楽天スーパーポイントスクリーン」や、ポイントを貯めながらおトクに健康管理ができる「楽天ヘルスケア」なども挙げられました。
楽天スーパーポイントスクリーンは、楽天市場で人気の商品やお得なキャンペーン情報、楽天サービスの広告をチェックするだけで毎日少しずつ楽天ポイントを貯められるサービスで、スキマ時間などに最適。また楽天ヘルスケアは、歩いた距離に応じてポイントを貯められるアプリで、通勤や通学、健康のために歩いている人には魅力的です。
レシピ
- 楽天レシピ

「楽天レシピ」は、オリジナルのレシピ投稿や画像付きの「つくったよレポート」の投稿で「楽天ポイント」が付与される、ユーザー投稿型のレシピサイトです。

レシピを紹介する柴田真希さん
今回は「食品ロス削減月間」(10月)と「食品ロス削減の日」(10月30日)に合わせ、管理栄養士の柴田真希さんが食材をまるごと使用した節約レシピを紹介。にんじんの皮やピーマンの種などもおいしく食べることができる「まるごとにんじんのチキンライス」や、かぼちゃの皮もおいしく食べられる「ジャーマンかぼちゃ」の作り方を解説してくれました。