「楽天キャッシュ」と「楽天ポイント」は何が違う? 使い分け方も解説

できること・できないことを比較

楽天では、買い物などでもらえる「楽天ポイント」のほかに、オンライン電子マネーの「楽天キャッシュ」も用意されています。「楽天ポイント」についてはよく知っている人でも、「楽天キャッシュ」がどのようなものか分からないという人も多いのではないでしょうか。

使用方法など異なる部分はあるものの、いずれもオンラインサービスや飲食店など幅広い場所での支払いに使えるサービスです。本記事では、「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」の違いや使い分け方について解説します。

「楽天キャッシュ」と「楽天ポイント」それぞれの特徴

まずは「楽天ポイント」や「楽天キャッシュ」とは何なのかざっくり解説します。

「楽天ポイント」とは?

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楽天ポイント」は、楽天市場や楽天トラベルなど楽天のサービスを利用したり、お店で買い物をしたときに付与されるポイントです。

「1ポイント=1円」として、電子マネーアプリ「楽天Pay」やクレジットカード、現金決済等での支払いに利用できます。楽天アカウントを作成しておけば買い物などをした際に自動で付与されるため、楽天のサービスを利用したことがあれば馴染みのある人も多いのではないでしょうか。

ポイントを利用した決済時には、何ポイント使用するかを指定して、足りない金額はクレジットカードや現金決済など他の方法で支払うことも可能です。

「楽天キャッシュ」とは?

「楽天キャッシュ」は、銀行口座やクレジットカードから残高をチャージして利用することができる電子マネーサービスです。チャージした金額は、楽天ペイで実店舗での支払いに使ったり、楽天トラベルやその他オンラインサービスでの決済に利用したりできます。

「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」を比較、どこが違う?

買い物などの副次的なポイントと、銀行口座やクレジットカードからチャージする電子マネーという点で大きな違いがある両者を、細かい機能別にできることとできないことをまとめました。

  楽天ポイント 楽天キャッシュ
チャージ ×
出金 ×
他ポイントとの交換 ×
他人への送金 ×
有効期限 最終ポイント獲得月から1年 最終利用から10年
利用限度額

3万ポイント/回、10万ポイント/月(ダイヤモンド会員は50万ポイント/回・月)

10万円/回、100万円/月

ポイント還元率 1%

最大1.5%

チャージ機能

楽天キャッシュは事前のチャージが必要

楽天キャッシュは、SuicaやPASMOなどと同じように、残高をチャージすることで買い物等に利用できます。自動では付与されないので、利用するためには事前にチャージをしておく必要があります。

ただし、楽天キャッシュのチャージは「楽天カード」と「楽天銀行」「ラクマの売上金」「暗号資産」の4つの方法のみに対応しています。楽天カード以外のクレジットカードや、楽天銀行以外の銀行口座からのチャージはできません。

楽天ポイントは基本的に100円につき1ポイントが貯まる

楽天ポイントは、現金をチャージして残高を増やすことはできません。ポイントは、買い物や楽天のサービスの利用で初めて付与されます。楽天ポイントはコンビニ等での支払いにも利用でき、残高が足りない場合、差額は楽天キャッシュをはじめ、現金やクレジットカードなど他の方法で支払えます。

銀行口座などへの出金

楽天銀行への出金は手数料が無料

チャージした楽天キャッシュは、銀行口座への出金ができます。楽天銀行に出金する際は手数料無料、そのほかの金融機関の口座に出金する場合は210円(税込)の手数料がかかります。また、チャージした残高の出金をおこなうためには、事前に本人確認の手続きを済ませておく必要があります。

一方、楽天ポイントは現金にすることはできません。貯まった楽天ポイントは、買い物や関連サービスの支払いなどに利用するか、次に紹介する他サービスのポイントへ変換するなどして積極的に利用しましょう。

他ポイントとの交換

ANAのマイルのみ楽天ポイントからの交換が可能

楽天ポイントには、「ANAマイル」や「ぐるなびポイント」など他サービスのポイントを楽天ポイントに換えられる機能があります。交換レートはサービスごとに異なるものの、さまざまなサービスに散逸しているポイントを一つにまとめて使いたいときに便利です。

また、「ANAマイル」のみ楽天ポイントからの交換に対応しています。交換レートは楽天ポイント2ポイントにつき、1マイルとなっています。

楽天キャッシュは、他のポイントとの交換には対応していません。

他人への送金

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楽天キャッシュは「楽天ペイ」アプリからの送金に対応している

楽天キャッシュは、他の人へ楽天キャッシュ残高を送付できます。現金のやり取りをしなくても飲み会の割り勘や家族への送金などに利用できます。楽天キャッシュは、相手が楽天ペイアプリを持っていなくても、楽天アカウントを持っていれば送金可能で、送金手数料は無料です。

楽天ポイントは他人に送ることはできません。

アプリ「楽天ペイ」をダウンロード

有効期間

楽天ポイントと楽天キャッシュには、それぞれ有効期限が設定されています。期限を過ぎると、残高が消失して使えなくなってしまうので注意が必要です。

  • 楽天ポイント:最終ポイント獲得月から1年
  • 楽天キャッシュ:最終利用から10年

なお楽天ポイントには、各種キャンペーンなどで付与されたポイントなど、通常より有効期限が短く設定されているものがあります。

利用限度額

楽天ポイントと楽天キャッシュには、それぞれ1回の利用限度額と、1カ月での利用限度額が設定されています。楽天ポイントや楽天キャッシュで大きい買い物をする人は、限度額について確認しておきましょう。

  • 楽天ポイント:3万ポイント/回、10万ポイント/月
  • 楽天キャッシュ:10万円/回、100万円/月

もちろん、残高を現金からチャージする楽天キャッシュのほうが利用限度額が高く設定されています。大きい買い物をするときは、楽天キャッシュを優先して利用するとよいでしょう。

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ダイヤモンド会員は楽天ポイントの限度額が50万ポイントまでに増える

なお、楽天ポイントの場合は会員ランクによって限度額が変動します。通常は1回につき3万ポイントかつ1カ月につき10万ポイントが上限となっていますが、ダイヤモンド会員のみ、1回の限度額および1カ月の限度額が50万ポイントとなります。

ポイント還元率

楽天キャッシュは、楽天カードからチャージをすると0.5%(200円につき1ポイント)の還元が受けられます。さらにチャージした楽天キャッシュを楽天ペイの支払い元に設定して、楽天ペイで決済をすると1%の還元が受けられるため、合計で1.5%のポイント還元率となる計算です。

一方で、楽天ポイントで支払いをおこなった場合は、1%の還元率となります。

楽天カード
年会費初年度:
0

2年目以降:
0
還元率
1.00%
ポイント
楽天ポイント
ウォレット
Apple Pay
Google Pay
電子マネー
QUICPay
楽天Edy
申込条件
18歳以上(高校生不可)
審査/発行
/
最短1週間
支払い

毎月末日締め

/

翌月27日引落

  • 楽天ポイントの基本還元率が1%(100円につき1ポイント=1円相当)。しかも年会費は無料

  • 楽天市場では3%以上の還元率。SPU(スーパーポイントアッププログラム)やお買い物マラソンなどでポイント最大42倍も

  • 楽天ポイントは貯められる、使える店舗・サービスが多い

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構成・文
藤原 達矢
編集
アプリオ編集部
EDITED BY
TOKIWA