音楽プレイヤーアプリ おすすめ鉄板まとめ【Android／iPhone】

スマホで楽曲を聴くなら、音楽プレイヤーアプリを使うことで普段とは違った楽しみ方ができます。イコライザーで音質を自分好みにチューニングしたり、ハイレゾ音源の再生ができたりと、さまざまな機能を備えたアプリが提供されています。

本記事では、iPhoneおよびAndroidスマホ向けの音楽プレイヤーアプリを厳選し、おすすめの8本を紹介します。目的に合わせて、自分好みの音楽プレイヤーアプリを見つけてください。

スマホの音楽プレイヤーアプリとは？

音楽プレイヤーアプリでは、楽曲をそのままストリーミング再生して聴く音楽配信アプリとは異なり、端末に保存されている楽曲の音質などを自分好みにカスタマイズし、こだわりの音楽体験が楽しめます。

上表のように、楽曲をいい感じに繋いでミックス再生できたり、ライブ会場のような雰囲気を楽しめたりと、その特徴は多岐にわたります。流れている音楽にあわせて歌詞がスクロール表示される機能や、クラウド上にある楽曲や音楽配信サービスのストリーミング再生に対応するものもあり、用途にあわせて選択できます。

以降では無料アプリから有料アプリまで、おすすめの音楽プレイヤーアプリを8本ピックアップしてレビューしています。

【CloudBeats】オンラインストレージから快適に音楽をストリーミング再生できる

「CloudBeats（クラウドビーツ）」は、オンラインストレージに保存している楽曲をストリーミングできる音楽プレイヤーアプリ。iOS版とAndroid版の両方で提供されており、SDカード非対応の端末やストレージ容量が少ない端末を使っている人、クラウドで楽曲を管理する人には特に重宝するアプリとなっています。

左:接続可能なオンラインストレージサービス中:ストレージ内の音楽ファイルをスキャン右:リピートやスリープタイマーなどの機能も充実のプレイヤー画面

DropboxやGoogle Drive、OneDriveなどから接続したいオンラインストレージをひとつ選択。接続するとスキャンが完了します。CloudBeatsがサポートするファイル形式は、mp3とm4a、wav、flacの4種類です（Android版でflac形式のファイルを再生する場合、有料版へのアップグレードが必要）。

プレイヤー画面はシンプルなUIで、誰でも迷うことなく操作できるはず。リピートやシャッフル、最大90分まで設定できるスリープタイマーといった定番の機能が揃っています。0.5倍～3倍までの倍速機能（Android版では有料）や、任意の再生位置にしおりを挟める機能なども搭載されています。

お気に入りの楽曲を集めた「プレイリスト」が作れるのも嬉しいポイント。勉強用や作業用といった用途に合わせて、複数のプレイリストを管理できます。

アプリ「CloudBeats MP3 & FLAC 音楽プレーヤ‪ー」をダウンロード

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【Onkyo HF Player】音響機器メーカーならではの高性能イコライザーを搭載、歌詞同期機能も備える

「Onkyo HF Player」は、オーディオメーカーのオンキヨーが提供する音楽プレイヤーアプリ。オーディオメーカーならではの洗練されたUI、1万6000以上の個別バンドをもつ高精度イコライザが特徴です。プチリリ（歌詞投稿コミュニティサイト）との歌詞同期や、ハイレゾ音源の再生に対応するなど高機能です。

左:ハイレゾ音源の楽曲を取り込み中:プレイヤー画面右:イコライザーは高精度でプリセットも豊富

ハイレゾ音源は、iOS無料版ならお試しで8曲まで取り込めます（9曲以上のハイレゾ楽曲を利用するには1220円の有料版アプリの購入が必要）。iTunesのファイル共有機能でOnkyo HF Playerを指定すると、iPhoneにハイレゾ音源の転送できます。Android版アプリ（無料）では曲数制限は設けられていません。

黒を基調としたスタイリッシュなUIのプレイヤー画面は、コントロールパネルにシークバーやボリュームコントロールまで搭載。1曲リピートやオールリピート、シャッフルリピートまで、自由に設定可能です。

プチリリと同期して歌詞を表示することもでき、カラオケのような感覚で音楽に合わせて歌詞をなぞってくれることも特徴的です（楽曲によっては歌詞のみ表示）。

1万6000以上の個別バンドをもつ高精度イコライザーは、音響機器メーカーならではの強みと言える機能です。ロックやポップなどイコライジングされている7種類のプリセットが用意されているので、聴いている楽曲のジャンルに合わせて簡単に音質の変更が可能です。

アプリ「Onkyo HF Player」をダウンロード

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• iOSアプリをダウンロード（App Store）

【NePLAYER Lite】SpotifyやApple Musicの楽曲も再生できる

「NePLAYER Lite」は、音楽ストリーミングサービスの「Spotify」や「Apple Music」、音楽ダウンロードサービスで購入した楽曲を再生できる音楽プレイヤーアプリ。iTunesで同期した音楽の再生にも対応し、アプリひとつで様々なサービスと連携して音楽を楽しむことができます。

左:連携する音楽サービスを選択中:プレイヤー画面右:イコライザーの設定画面

ハイレゾ音源に対応していますが、ハイレゾ音源の再生には有料オプションを利用するか、DACやハイレゾイヤホンといった対象となるラディウス製品との接続が必要です。なお、ハイレゾ再生でなくとも、音質はかなりのレベルになっています。

プレイヤー画面は、シークバーとハイレゾビジュアライザー、アルバムアート、コントロールパネルという構成。再生や一時停止などをおこなうコントロールパネルは、シンプルなボタン配置なので誰でも迷うことなく操作できるでしょう。コントロールパネルから1曲リピートとアルバムリピートを設定でき、シャッフル再生にも対応します。

NePLAYER Liteでは10バンド・15バンドイコライザーを使用でき、好みの音質で音楽を楽しめます。イコライザーは音楽を聴きながら操作可能。「グラフィックイコライザー」と「スプラインイコライザー」を切り替えながら、音質をチューニングできます。

豊富なプリセットが用意されており、聴いている音楽のジャンルに合わせて選ぶだけで初心者でも簡単に音質を変更できるはずです。

アプリ「NePLAYER Lite」をダウンロード

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【MIXTRAX App】スマホ内の楽曲で気分にあわせたミックスを自動作成してくれる

「MIXTRAX App」は、DJ/クラブ機器などに定評のあるPioneerが提供する音楽プレイヤーアプリ。楽曲の盛り上がる部分を独自の技術で解析し、ノンストップのメドレーミックスを自動的に作成します。

端末内の楽曲をまるごとミックスプレイしてくれるので、長時間のドライブや勉強中などにずっと音楽を流していたいという人に最適です。

左:再生スタイルを変更中:「Link Gate」メニューで新しいミックスを作成右:アプリが自動的にミックスを作成してくれる

「NonStopMix」アイコンを長押しすると、再生スタイルのメニューが表示されます。「Standard」「Simple」「Active」の3パターンから選び、スタイルによって1曲あたりの再生時間が異なります。たとえば「Active」を選んだ場合、各楽曲のサビを中心に盛り上がる部分だけを抜き出し、1曲が短めに次々と再生されます。

各楽曲のサムネイルをタップすると「Link Gate」メニューが表示され、楽曲のテンポやアーティスト名、年代、ジャンルから新しいミックスを作成してくれます。

「曲リスト」では、さまざまな切り口からミックスを作成可能です。「オススメ」の項目は、ゆったりした曲やハードな曲などアプリが解析した楽曲の中からおすすめのミックスが自動的に作成されます。初めてアプリを使うときや、追加楽曲を取り込んだ際は、オススメの項目を確認してみるといいでしょう。

アプリ「MIXTRAX App」をダウンロード

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アプリ「MIXTRAX Lit‪e‬」をダウンロード

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【Musixmatch】聴いている楽曲の歌詞をその場で確認できる

「Musixmatch」は、聴いている音楽の歌詞をその場で確認できる音楽プレイヤーアプリ。カラオケのように、音楽に合わせてスクロールする歌詞が特徴です。スクロールする歌詞はカラオケの練習にも役立ち、洋楽の日本語訳もその場で調べられます。

左:接続する音楽サービスを選択中:他ユーザーが翻訳した歌詞も確認できる右:アプリに流れている音楽を聞かせると、楽曲を検索できる

Apple Music、Spotify、Amazon Musicいずれかの音楽サービスと接続すれば準備完了。Apple Musicと接続すれば、iTunesと同期して音楽ファイルを取り込むことができます。Android版で接続できる音楽サービスはSpotifyのみですが、端末に保存している音楽ファイルも取り込むことが可能です。

翻訳アイコンをタップすると、様々な国の言語に翻訳した歌詞を確認できます。ただし楽曲の歌詞はユーザー投稿によるものなので、翻訳されていない楽曲もあります。たとえば、自身が英語から日本語の歌詞に翻訳できるといった場合、翻訳した歌詞を投稿して他のユーザーに共有することも可能です。

「特定」タブでは、周辺で流れている音楽をアプリに聴かせることで楽曲情報を検索できます。気になる楽曲をその場で検索し、さらにアーティスト情報から新しい音楽の発見ができることもアプリの特徴です。

アプリ「Musixmatch」をダウンロード

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【Poweramp】ハイレゾ音源に対応、10バンドイコライザーなども高機能

Android向けに提供されている「Poweramp（パワーアンプ）」は、スマホで手軽にハイレゾ音源を再生できる音楽プレイヤーアプリ。10バンドイコライザーやリバーブ機能など、細かな音質のチューニングが可能です（インストールから15日間は無料で利用可能。その後は538円の有料版への移行が必要）。

左:直感的な操作が可能なプレイヤー画面中:10バンドイコライザーで好みの音質にチューニング右:スマホのホーム画面にウィジェットも追加できる

プレイヤー画面のUIはアルバムアートと操作パネルの上下で分かれており、アルバムアートに合わせて背景カラーが変わります。5分～120分まで設定できるスリープタイマー、リピートやシャッフルなど再生機能も豊富。シャッフル機能では、全曲シャッフルやアルバム内の楽曲シャッフルなど4パターンから選択できます。

Powerampの特徴である10バンドイコライザーでは、好みの音質にチューニングできます。高音域を抑えて中音域や低音域を強調させる、といったことも自由自在です。リバーブやディレイといったエフェクト効果、テンポやステレオバランスの調整もできます。

黒をベースにしたシックなUIも魅力的です。ウィジェットにも対応しており、透明度や角の丸み、テキストサイズなどを細かく設定できます。

アプリ「Poweramp」をダウンロード

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【Rocket Player】音楽から動画・ポッドキャストの再生まで対応

「Rocket Player」は音楽はもちろん、アプリひとつで動画の視聴やポッドキャストの再生にも対応しているAndroid向け音楽プレイヤーアプリです。mp3やmp4、wav、flacなど様々なファイル形式をサポートしています。

左:プレイヤー画面はシンプルで使いやすいUI中:ウィジェットを設置すればホーム画面で楽曲の再生などが可能右:バンドイコライザの設定画面

プレイヤー画面は、大きなアルバムアートと大きなボタンのコントロールパネルが印象的。リピートや再生／一時停止など、コントロールパネルのボタン配置がシンプルなので、初めてアプリを利用する人でも直感的に操作できるでしょう。

ウィジェットを設置すれば、楽曲の再生や曲送りといった操作もホーム画面上で手軽におこなえます。ウィジェットは全4種類で、透過度やテキスト、背景カラーを変更できます。

10バンドイコライザーを搭載し、イコライジングして好みの音質を追求することができます。イコライザーは、1曲ずつ個別に割り当てしたり、アルバムごとに異なるプリセットを割り当てたりできる優れもの。聴く音楽のジャンルやアルバムに応じてイコライザーを割り当てることで、いつでもこだわりの音質で聴ける音楽プレイヤーに進化します。

アプリ「Rocket Player」をダウンロード

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【LiveTunes】拍手や歓声が沸き起こり、ライブ会場の臨場感を再現

「LiveTunes」は、まるでライブ会場にいるかのような観客の歓声や拍手、リバーブ効果を楽曲に与えてくれるiOS向け音楽プレイヤーアプリです。実際に音楽をやっている人やライブ・コンサートに行くのが好きな人など、音楽をよりリアルに楽しみたいと考える人にはうってつけで、曲の雰囲気・魅力を最大限に引き出してくれます。

120円（税込）の有料アプリとなっており、ライブハウスや野外フェスなど、9種類の会場を再現した音質を選択できます。武道館や大聖堂といった会場を再現した音質も追加購入することで楽しめます。

左:会場を再現した音質は追加購入する中:歓声のタイミングやボリュームも自在に調整できる右:イコライザーの音質も設定できる

曲のはじまりと終わりには歓声や拍手が起こり、ライブ会場ならではの「ざわつき」や「盛り上がり」もしっかり再現されています。ライブ会場で聴いているかのような臨場感を与えるリバーブやコーラスは、おおげさな効果ではなく、自然に再現されています。

楽曲の再生中、アルバムアートを上にスワイプすると、歓声を任意のタイミングで加えることができます。曲を聴きながら別のライブ会場に切り替えたり、歓声のボリュームを調節したりすることも可能。聴いている音楽のジャンルによって会場を切り替えて、リバーブやコーラスなどの効果の違いを確認しながら、ぴったりの会場を見つけるのも楽しいでしょう。

イコライザーを使って好みの音質を追求することも可能です。低音ブースターや中音ブースターといったプリセットが用意されており、手軽に音質を変えることができます。

アプリ「LiveTunes」をダウンロード

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