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ドコモ スマートフォン2013年夏モデル 人気ランキング
ドコモから、今春に登場する最新スマートフォンが発売されはじめている。アプリオでは、ドコモ公式ホームページで各端末に付けられた各SNSの「いいね!」等の数を集計し、人気ランキング形式としてお届けする。
ドコモの公式ホームページの製品一覧ページでは、2013年春モデルの全11機種に対し、Facebook、Twitter、ミクシィ、Google+から「いいね!」「ツイート」「イイネ!」「+1」ができるようになっている。
そこで、それぞれの機種へ付けられた各SNSの共有数を合計して算出し、2013年春モデル人気ランキングとしてまとめた。最近の動向なども交えて、注目ポイントも紹介する。
ドコモ スマホランキング
1位
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Xperia Z SO-02E春モデル最高峰となるSonyのフラグシップモデル(共有数:1933) |
2位 | ![]() |
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スマートフォン for ジュニア SH-05E安心・安全に使える機能が充実したジュニア向けスマホ(共有数:364) |
3位 | ![]() |
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MEDIAS W N-05E2つのディスプレイを搭載する折り畳み式スマホ(共有数:279) |
4位 | ![]() |
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ARROWS X F-02ETegra3 1.7GHz クアッドコアで高い処理能力を実現(共有数:222) |
5位 | ![]() |
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ELUGA X P-02Eパナソニックの技術が結集したハイスペックモデル(共有数:211) |
6位 | ![]() |
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Xperia Tablet Z SO-03E10インチクラスのタブレットでは世界最薄・国内最軽量(共有数:201) |
7位 | ![]() |
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dtabdマーケットを中心に据えたファミリー向けタブレット(共有数:155) |
8位 | ![]() |
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AQUOS PHONE EX SH-04E女性にとっての使いやすさとハイスペックを両立(共有数:148) |
9位 | ![]() |
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MEDIAS X N-04E「Disney mobile on docomo N-03E」をベースに新機能もプラス(共有数:42) |
10位 | ![]() |
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Optimus G Pro L-04E超大容量バッテリーや1.7GHzのクアッドコアCPUなど屈指のハイスペック(共有数:38) |
11位 | ![]() |
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Ascend D2 HW-03E春モデルで唯一、下り最大112.5Mbpsの通信速度に対応(共有数:22) |
※集計は2月4日12時の時点とした。
Xperia Zが圧倒的な支持を集めてトップを走る
ケタ違いの人気を集めてXperia Z SO-02Eがトップとなった。発売日を2月9日に控え、事前予約受付もすでに始まっていることもあって、注目度は一層高まっている。
ボディは7.9mmの薄型フラット、背面に強化ガラス素材のパネルを採用することで、頑丈でありながら美しく滑らかなフォルムを実現。美しいデザインはもちろん、146gという軽さにまとめ上げているのも、さすがソニーというところか。
フルHD解像度の5インチRealityディスプレイ、最新の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用した1380万画素のカメラ、WALKMANアプリなど、機能面も充実している。また、1.5GHz クアッドコアプロセッサを搭載し、2GBのRAM。NOTTVを除く国内向け機能をほぼ搭載し、バッテリーが取り外せないこと以外は隙がみられない出来。
ソニーのブランド力が大きいところもあろうが、人気の一極集中もこうした充実度からみれば当然のことかもしれない。
MEDIAS Wやジュニア向けスマホ、dtabなど異色モデルも上位
3位のMEDIAS W N-05Eは、ドコモ2013春モデルの中で最も特徴的なデザイン。国内で発売されるスマートフォンとして初めて2つのディスプレイを搭載する折り畳み式の外観は斬新だ。
スマートフォンでもタブレットのように大画面でWebサイト等を見たい、だけど端末はコンパクトがいい、そうした希望を実現した新感覚のモデルで、様々なシーンに応じて幅広く使える。説明員によれば、スマートフォンを使い慣れたユーザーに対し、新しいスマホの利用スタイルを提案しているという。
また、スマートフォン for ジュニア SH-05Eが2位に、dtabが7位に食い込んでいる。
スマートフォン for ジュニア SH-05Eは子ども向けを想定し、利用時間、Webサイトやアプリ、知らない相手との通話・メールの機能制限などを搭載。若年者が安全に利用できるよう配慮され、安心を確保しながらスマートフォンの機能や楽しみも盛り込まれた。
dtabは、dメニューのコンテンツを家庭内のどこでも楽しめる、といったコンセプトの下に発表されたタブレット端末。独自のホーム画面やUIを搭載し、docomo IDがあれば各種コンテンツを楽しめるほか、「しゃべってコンシェル」などクラウドサービスにも対応する。通信はWi-Fi専用と、ドコモ製品としては珍しい構成だ。
共有数でランキングを集計したこともあり、従来のスマホとは異なる、こうした話題性のある異色端末が上位にランクインしたようだ。
ARROWS X、ELUGA Xなどの国内勢も健闘
スペックや搭載機能ではXperia Z SO-02Eに勝るとも劣らないのが、4位のARROWS X F-02Eと5位のELUGA X P-02Eの国内メーカー勢。ランクも、堅実なポジションに落ち着いた。
「ARROWS X F-02E」は、NVIDIA Tegra3 1.7GHz クアッドコアのチップセットを搭載し、高い処理能力を実現したハイスペックモデル。映像やゲームなどを思い切りスマホで楽しみたい、といったユーザーに支持されているのかもしれない。富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン」など、きめ細かに使いやすさを追求する国産らしいスマホに仕上がっている。
「ELUGA X P-02E」も、ハイスペック機ながら、あらゆる機能をサポートする全部入りのスマートフォン。カメラにLumixで培ったモバイルVenusエンジンを備えるなど、パナソニックならではの技術を生かしつつ、同社家電との連携も便利だ。パナソニックの家電を愛用しているユーザーなどは、選択肢の一つとなるスマホだろう。本体の横幅は春モデルでも最も細い68mm(4.7インチレベル)と持ちやすく、画面下部に物理キーを搭載するなど片手操作しやすいのも特徴。
「ELUGA X P-02E」は1月30日からすでに発売となっているが、「ARROWS X F-02E」は2月中旬予定と発売が近づいてきており、今後順位を上げてくるかもしれない。
Optimus G ProやAscend D2は厳しい戦いか
LG製のOptimus G Pro L-04EやHuawei製のAscend D2 HW-03Eは、それぞれ10位、11位と、順位が振るわなかった。
特に「Optimus G Pro L-04E」は、5インチのフルHDサイズのディスプレイ、3000mAhの大容量バッテリーを備えるほか、1.7GHzのクアッドコアCPUなど、春モデル随一のハイスペックモデル。もう少し評価されてもよさそうなところだが、国産スマホのスペックが充実し、どのモデルも差がみえにくくなっている中、まだ日本では知名度の高くない海外の新興勢力は苦しい戦いを強いられそうだ。
今回のドコモ春モデルにSamsungやHTCのスマホは登場していないが、その他の海外勢が日本市場を今後どのように攻略しようとするのかにも注目していきたい。
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