冬の読書三昧に、おすすめ電子書籍リーダーの比較と選び方【Kindle端末・Fireタブレットなど】

2018-12-24 10:24
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年末年始の読書三昧に、電子書籍リーダーの選び方【マンガ・雑誌・小説など】

寒い冬はあまり外に出たくない、また年末年始の帰省や旅行で長時間乗り物で過ごすなら、ゲームや動画配信サービスなどを楽しむのもいいですが、たまには読書はいかがでしょう。今回は、小説や漫画、雑誌など電子書籍を読むためのリーダーの選び方について、主にAmazonのKindleを読むことを前提に紹介していきます。

なお、電子書籍にはいくつかの選択肢がありますが、まだ電子書籍を買ったことがないユーザーはとりあえずAmazonのサービスを選んでおけばよいでしょう。特にAmazonでよく買い物をするなら、ポイントなどが共通で使えるので便利です。楽天での買い物が多ければ、楽天koboもおすすめです。

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「スマホ」で電子書籍を読むのがおすすめの人は?

メリット
  • コストが掛からないのでちょい読みに最適
  • カラー画面
デメリット
  • 画面が小さい
  • バックライトがキツイ
  • スマホのバッテリーが減る
  • お風呂に向かない

出費を抑えて電子書籍を読みたいなら、当然いま持っているスマホを使うのが第一候補になります。「Kindle」アプリをストアからインストールすれば、すぐに電子書籍が読めます。iPhone、Androidスマホどちらでも同じように使えます。デバイスの出費がかからないので、ちょっと本を読んでみたい人にはこの方法が気軽でおすすめです。

大きなメリットは、画面がカラー表示である点です。当たり前のように思えますが、モノクロの電子書籍リーダーに比べると、表紙を見ているだけでも印象が大きく違います。特にマンガのカラーページや雑誌はカラーで見ないと意味がありません。ただし、雑誌は画面が小さすぎて読むのが大変です。

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

すでに持っているスマホなら、電子書籍もカラーで表示できる。画面はiPhone XS Max

スマホのディスプレイは、液晶もしくは有機ELとなります。バックライトの光がキツイので、長時間読んでいると疲れてしまうかもしれません。そうでなくても、普段からスマホの画面ばかり見ているので、目への負担が気になるところです。画面も大きくないため、視力の弱い人にも少々厳しいでしょう。暗い飛行機の機内での読書でもバックライトが強すぎて、少々気が引けます。

お風呂でゆっくり本を読みたい人も、最近増えている防水のスマホなら問題ありません。ただ、ケースを付けていると脱着が面倒です。ケースごと濡らしてしまうのは、乾きも遅くなり、材質によってはケース側が傷むのであまりおすすめしません。また、手を滑らせて落とすと壊れてしまうので、ガラスボディのスマホは少々危険が伴います。

ずっと本を読んでいると、それなりにスマホの電池を消費します。メールやSNS、ブラウジングなど、他の用途に使いたいときにバッテリー残量が足りずに困ってしまうこともあります。

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

スマホではバックライトが強く、長時間読んでいると疲れることも

「Fireタブレット」で電子書籍を読むのがおすすめの人は?

メリット
  • 価格が手ごろ
  • マンガや雑誌に向く
デメリット
  • 少し重く小説にはオーバーサイズ
  • バックライトがキツい
  • お風呂で使えない

実は、電子書籍が読めるデバイスの中で、最も安価な製品がFireタブレットシリーズです。7インチのFire 7タブレットなら5980円で購入できます。

もちろん、Fireタブレットでも本は問題なく読めます。7インチモデルならサイズ感もちょうどよいでしょう。ただ10インチモデルだと、小説を読むには大きすぎて厳しく、逆にマンガや雑誌には向いています。マンガは見開きで表示してもストレスなく読めるので、スマホよりは重宝します。

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

Fire 7 タブレット

電子書籍というと、Kindleシリーズが定番だと思いがちですが、読むコンテンツによって選択肢を変更したほうがよいのです。小説を読むには、液晶ディスプレイのFireシリーズはあまり向いていません。スマホ同様に光がきつすぎるように感じるのです。

とはいえ、当然ながらビデオの視聴にも向いているので、一石二鳥を兼ねて手に入れるのも悪くありません。10インチのFire HD 10タブレットでも1万5980円で手に入ります。一般的なAndroidタブレットとは異なり、主にAmazonのコンテンツ視聴に向いています。ゲームなどもAmazonのストアから手に入れたタイトルを使うことになります。

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Fireタブレットを使っていれば、スマホの電池も減りません。ただし、小説をじっくり読みたいなら、オーバーサイズなのでおすすめしません。また防水ではないので、お風呂では使えません。いくつかの欠点がありますが、雑誌を読みたいならイチオシです。

Fire HD 10 タブレット

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

カラーで大画面のFire HD 10

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

画面サイズが大きいので、多くの文字も一気に表示できる

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

ただし画面を縦にすると1行が長すぎて使いづらい

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

背面は樹脂製だが、質感は上々で滑りにくい

「Kindle Paperwhite」で電子書籍を読むのがおすすめの人は?

メリット
  • 価格がほどほど
  • 電子ペーパーがどこでも見やすい
  • 防水でお風呂にも向く
  • バッテリーが長くもつ
デメリット
  • モノクロ画面
  • 画面がやや狭い

電子書籍リーダーの入門機に一番のおすすめが「Kindle Paperwhite」です。この秋に登場した新モデルの価格は1万3980円からとなっています。カラーで大画面なFireタブレットより高いのは、ディスプレイにそれだけの価値があるからです。

ディスプレイは電子ペーパーなので、紙のように読むことができます。直射日光などの下でも紙と同じように読めるのです。またライトが付いており、暗い部屋や機内でも読書が楽しめます。柔らかな光なので、周囲にも迷惑をかけづらいのが特徴です。

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

モノクロの6インチ液晶を搭載するKindle Paperwhite

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

小説の読書にはおすすめ

防水なので、お風呂やプールでの読書にも向いています。重量はWi-Fiモデルで182グラムと軽く、ずっと手に持っていても負担になりません。この重量は、5.5インチクラスのスマホとほぼ同様です。バッテリーは1日30分の利用で数週間持つとされています。数日の旅行なら、まず充電の心配なし。Kindle Paperwhiteで読書をすれば、スマホの電池が減ることもありません。

欠点は画面がモノクロであること。雑誌やカラーページのあるマンガの視聴には向きません。また、ディスプレイのサイズが6インチとやや小さいために、コンテンツによっては文字が小さく感じるでしょう。

小説を中心に読みたくて、これから電子ブックリーダーを買うならイチオシです。なお、Kindle Paperwhiteは広告の有無やWi-Fi/モバイル通信対応モデルによって価格が変わります。自分で使うなら広告付きで十分でしょう。無料の4Gモデルなら、出先でもコンテンツの同期などができます。

Kindle Paperwhite

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

ライトが付いているので暗い部屋にも向いている

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

背面は樹脂製だが質感も良く、お風呂でも滑りにくい

「Kindle Oasis」で電子書籍を読むのがおすすめの人は?

メリット
  • 大画面の電子ペーパーで小説向き
  • ページめくりボタンでストレスなく利用できる
  • バッテリーが長く持つ
デメリット
  • 価格が高い
  • モノクロなので雑誌には向かない

小説を電子書籍で極めたいなら、おすすめは「Kindle Oasis」です。Kindleシリーズの最上位モデルで、価格は2万9800円からと高価です。

最大のメリットは、電子ペーパーのディスプレイが7インチと大きなこと。解像度はKindle Paperwhiteと同じ300ppiで、文字もくっきりときれいに表示します。サイズが大きいので、視力の弱い人にもおすすめできます。

もちろん、防水なのでお風呂での読書にも向いています。本体は金属製のため若干滑りますが、ガラスボディのスマホほどではありません。なお重量は194グラムと、こちらもスマホ並みで負担はありません。

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

少し画面の大きなKindle Oasisはヘビーな読書に向く

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

文字が少し大きくて読みやすい

本体にはページめくり専用のボタンがつているので、片手でもサクサク読んでいけるのもいいところです。当然ですが、ライトも付いているので暗い部屋でも問題なく利用できます。バッテリーの持ちもKindlePaperwhite同様に文句なしです。

最大の欠点は価格が高いことです。小説は1000〜2000円程度で購入できますが、数冊しか読まないならKindle Oasisのコストが割高になりすぎます。電子書籍で小説をたくさん読むことが決まっている人には、無条件でおすすめします。マンガにも向いていますが、ディスプレイがモノクロです。カラーページや表紙を見ても楽しくない点は注意が必要です。

Kindle Oasis

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

ライトが付いているので暗い部屋でも問題なく使える

電子書籍リーダー おすすめ 選び方

背面は金属製。スリムで持ちやすい形状だ

まとめ

基本的には、小説を読むならKindle Paperwhite、雑誌ならFire HD 10タブレットが向いています。どちらも1万円台半ばなので、それほど大きな出費ではありません。自分へのクリスマスプレゼントにも良いのではないでしょうか。電子書籍リーダーとして使うなら、さほどパフォーマンスは気になりません。数年間は問題なく使えるはずです。

Fire 7 タブレット
Fire HD 10 タブレット
Kindle Paperwhite
Kindle Oasis

構成・文:戸田覚

編集:アプリオ編集部