Amazonギフト券「チャージタイプ」攻略 お得にポイントを貯めるための使い方
Amazonギフト券はプレゼント用途だけでなく、自分で使う場合でも意外なメリットがあります。特に、チャージタイプのAmazonギフト券は他のタイプにはない特典があるので、主に自己使用を目的として利用されます。
本記事では、チャージタイプのAmazonギフト券を利用するメリットを解説。その上で、知っておきたいお得な活用術や注意したい条件、実際のチャージ手順などについて紹介します。
本記事ではスマホのブラウザ版Amazonで解説しています。アプリ版やPC版では、操作手順や項目名が多少異なる場合があります。
チャージタイプのAmazonギフト券とは?
チャージタイプのAmazonギフト券とは、ざっくりいうと「Amazon.co.jp」での支払いに利用できるプリペイドカードのようなもの。
カードタイプやデジタルタイプ、商品券タイプなど、他の形態のAmazonギフト券は額面使い切り型ですが、チャージタイプは利用したい金額を自身のAmazonアカウントに入金して使う形となります。
メリット1:手数料無料で現金による買い物ができる
Amazonでの買い物はクレジットカードが基本です。「代引き」もしくは「Paidy翌月払い(コンビニ支払い)」を利用すれば現金支払いも可能ですが、いずれも手数料がかかってしまいます。
その点、チャージタイプのAmazonギフト券は手数料無料で現金での購入(チャージ)が可能です。3000円のギフト券を購入(チャージ)すれば、きっちり3000円分の買い物ができるというわけです。
クレジットカードを持っていないなどの理由で毎回手数料を支払っている人は、Amazonギフト券の支払いに切り替えるだけで手数料をゼロにできます。
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メリット2:チャージ金額に応じてAmazonポイントが貯まる
チャージタイプの大きな特徴は、通常会員は0.5〜2.0%、プライム会員は1.0〜2.5%のAmazonポイントが付与されること。普段買い物をしていても、Amazonポイントはなかなか貯まりませんが、チャージタイプのAmazonギフト券なら効率的に貯められます。
ただし、ポイント還元されるためにはさまざまな条件があります。後述する点をよく確認した上でチャージしましょう。
メリット3:計画的に買い物ができる
クレジットカードや代引きのような後払い式だと、ついつい使いすぎてしまうこともあるでしょう。
しかし前払い式のチャージタイプであれば、チャージした金額のみが利用範囲となるため、限度額がしっかり把握できます。Amazonで使い過ぎを防止したい、予算を決めて家計を管理したいという人にもおすすめです。
チャージタイプのAmazonギフト券を攻略する3つのポイント
チャージタイプのAmazonギフト券で確実にポイントを獲得するための条件と、確認しておくべき注意点について紹介します。
支払い方法は「コンビニ・ATM・ネットバンキング」のいずれかを選ぶこと
左:コンビニのイメージ右:ATMのイメージ
チャージタイプのAmazonギフト券の支払い方法は、以下の5つが用意されています。しかし、ポイント還元の対象となるのは、コンビニ・ATM・ネットバンキングのいずれかです。
- コンビニ払い
- ATM
- ネットバンキング
- クレジットカード(※注意※ポイント還元なし)
- 電子マネー(※注意※ポイント還元なし)
電子マネー・クレジットカードは原則として対象外なので、ポイント付与を狙うなら選ばないように注意しましょう。
高還元率を狙うなら1回でまとまった金額をチャージすべし
Amazonポイントの還元率は、チャージ金額に応じて変化する仕組みになっています。ここで注意が必要なのが、1回あたりのチャージ金額が5000円以上でないとポイント還元の対象にはならないということ。
1回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
5000円〜1万9999円 | 0.5% | 1.0% |
2万円〜3万9999円 | 1.0% | 1.5% |
4万円〜8万9999円 | 1.5% | 2.0% |
9万円〜 | 2.0% | 2.5% |
少額をこまめにチャージするのではなく、1回でまとまった金額を入金するのが効率的というわけです。
最大値である2.0〜2.5%のポイントを受け取るには、1回で9万円以上とかなりの高額をチャージする必要があります。とはいえ、Amazonギフト券の有効期限は10年間です。10年のうちに9万円、つまり1年に1万円Amazonで買い物することが考えられるなら、選択肢の一つとして検討する価値があるでしょう。
Amazonギフト券にチャージしたお金は、再現金化および払い戻しはできません。一度に多額の現金をチャージをする場合は、再現金化ができないことを考慮に入れた上で実行しましょう。
ポイント付与まではタイムラグがあることを知っておく
Amazonギフト券をチャージすると、特典としてAmazonポイントが付与されます。ただ、このAmazonポイントは、チャージしてからアカウントに加算されるまで、ある程度のタイムラグが発生するものです。
具体的には、毎月1日から末日までに獲得したポイントが、まとめて翌月中旬に付与されます。たとえば10月1日~末日までにチャージした分のポイントは、11月中旬に一括で付与されるというイメージです。
チャージのタイミングによっては、ポイント付与まで1カ月以上待つ可能性も。すぐに付与されるわけではないことを留意しておきましょう。
Amazonギフト券のチャージ方法と使い方
ここからは、実際にAmazonギフト券にチャージして買い物に使うまでの手順を紹介します。
1Amazonギフト券チャージタイプの購入画面に進む
左:TOP画面のメニューボタン[]から[アカウント]をタップ右:[Amazonギフト券チャージタイプを購入]をタップ
チャージタイプのギフト券はAmazon.co.jpサイト、もしくはAmazonショッピングアプリから購入できます。上の手順で購入画面に進むか、以下のボタンをタップしてアクセスしてください。
2チャージ金額を指定する
チャージ金額を指定します。100円から50万円までの間なら、金額を自由に入力できます。前述したように、高い還元率を実現したいなら1回のチャージでまとまった金額を支払うのがおすすめです。
金額を入力したら、[今すぐ購入]ボタンをタップしてください。なお、物理カードではなく、アカウント上に残高が直接加算される形となります。
オートチャージ設定
あらかじめ設定した最低金額までギフト券の残高が減った場合や、設定したスケジュール通りに入金する「オートチャージ」の設定も用意されています。
チャージする手間が省けるのは嬉しいところですが、オートチャージの場合、支払い方法がクレジットカードに限定されます。
特典のAmazonポイントは付与されないので注意しましょう。
3支払い方法を選択
左:「支払い方法」をタップ右:「コンビニ・コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー」を選択
続いて、支払い方法を選択します。前述したように、ポイント還元の対象となるのは、コンビニ・ATM・ネットバンキングのいずれかです。電子マネー・クレジットカードはポイント還元の対象外なので注意してください。
最後に[注文を確定する]をタップすれば、サイト上での購入手続きは完了です(クレジットカードで支払った場合はチャージ完了メールが届く)。
4チャージ金額を支払う(コンビニ・コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー決済の場合)
「コンビニ・コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー」を選択した場合は、購入後に別途チャージ金額の支払いをしなければなりません。
5分ほどで支払番号を知らせるメールが届くので[お支払い方法別の手順]をタップして、任意の支払い方法を選択。それぞれの支払い方法の案内に沿って入金しましょう。
なお、「コンビニ・ATM・ネットバンキング払い」の支払期限は、お支払番号の発行日を含めて6日以内です。支払い期限を過ぎるとお支払い番号は無効となり、ギフト券チャージは自動的にキャンセルされるので注意してください。
ファミリーマートのFamiポート
コンビニ支払いの場合、ファミリーマートはFamiポート、ローソン・ミニストップはLoppi端末を操作して申込券を発行し、レジで金額を支払う流れとなります(セブンイレブンは支払い方法の選択画面からスマホ上に払込票を発行してレジで支払う)。
5チャージしたギフト券残高で商品を購入する
左:注文確定画面で「支払い情報」をタップ右:Amazonギフト券を使いたくない場合はチェックを外す
アカウントにギフト券残高をチャージしたあとは、何もする必要はありません。
Amazonの買い物時にギフト券残高が自動で適用され、残高を使って決済できます。余った残高は、次回の買い物に使える仕組みです。1回の注文で使用できる金額に制限はありません。

検証したAmazonアプリのバージョン:iOS版15.21.4、Android版22.1.0.100