ツイッターを長くやっていると、疎遠になった知り合いや宣伝目的のアカウントなどがフォロワーに増えてきます。思い切ってフォロワーを削除・解除して、リストをスッキリさせたいという人も多いでしょう。
そこで本記事では、Twitterのフォロワーを削除・解除する方法を紹介します。特定のフォロワーを個別に消すやり方のほか、複数フォロワーを一括でまとめて削除したり、ブロックせずにフォローを削除する方法も解説しています。
Twitterでフォロワーをブロック削除する方法
厳密に「フォロワーを削除する(解除する)」という機能は、Twitterには備わっていません。Twitterでフォロワー削除の役割を果たすのは、「ブロック」機能です。ブロックすることで相手からのフォローを解除させることができます。
ブロックに対して抵抗がある人もいるかもしれませんが、すぐにブロックを解除すれば相手にバレてしまうこともないでしょう。
一人ずつ相手をブロックする
相手をブロックすると、その時点でお互いにフォローが外れ、ブロックを解除してもお互いのフォローは外れたままとなります。


削除したい相手のプロフィール画面で右上のメニューボタン
をタップし、メニューから「ブロックする」を選択。最後に確認メッセージを一読し、[ブロック]を押せば完了です。ブラウザ版やPCから操作する場合も、ほぼ同様の手順でおこなえます。なお、ブラウザ版はメニューボタン
が右上ではなく、アイコン横に配置されているので気をつけてください。


アカウントメニューから[設定とプライバシー]→[ブロックしたアカウント]の順に進み、[ブロック中]ボタンをタップする
純粋にフォロワーから相手を削除したいだけなら、ブロックした後、すぐに解除するのがおすすめです。
というのも、ブロックした状態としていない状態では、挙動や画面表示が若干異なります。場合によっては、ブロックされた事実に気が付かれる可能性があるのです。ブロックを解除しても、フォローが外された状態は持続されます。再度「フォロー」ボタンを押さない限り、相手とのフォロー関係は復活しないので安心してください。
複数のフォロワーを一括削除する(iPhoneのみ)
Twitterの標準機能では、複数フォロワーの一括ブロックはおこなえません。1つずつ手動でブロックするのが面倒だという人は、サードパーティアプリを使う方法があります。
おすすめはiOS向けアプリ「フォロー管理for Twitter」です。
iPhone/Androidスマホともに、同じような趣旨のアプリはたくさん提供されています。しかし、筆者が試した限りでは、一括ブロック機能に対応していたのは「フォロー管理for Twitter」だけでした(2021年8月時点)。
ただし、あまりにも多い人数を一度にブロックするのはおすすめできません。フォロー/フォロワー数に急激な変化があると不正な操作をしていると判断され、アカウントが凍結されてしまう可能性があります。
「フォロー管理for Twitter」にアクセスを許可する


フォロー管理for Twitterを起動したら、Twitterアプリでログイン中のアカウントが自動的に認識・表示されます。
注意事項や機能の説明を一読したら、
をタップしてください。続く画面で、自身のアカウント名やアイコンが表示されるのでこれをタップしましょう。一括ブロック(フォロワー削除)など目的の操作が済んだら、念のためTwitterアプリとサードパーティアプリの連携を解除しておくと安心です。
ブロック(フォロワー削除)したいアカウントを選定する


フォロー/フォロワーに関する様々なデータが表示されます。
をタップするとフォロワーの一覧が表示されます。下部の[順番]ボタンから、さまざまな条件での並び替えが可能です。たとえば、放置されているアカウントを見つけたいなら[最終ツイート時刻が古い]順に並び替えるといいでしょう。
一括ブロックを実行する


フォロワーリストで左下の
をタップすると、フォロワーを長押しして選択できるようになります。複数選択できたら、 をタップ。これで、複数のフォロワーをフォロワーから一括削除(ブロック)できました。
必要に応じてまとめてブロック解除する



ブロックの解除も一括でおこなえます。フォロー/フォロワー情報の中から
を選択してください。あとは同じように、
→解除したいアカウントを長押しして、 をタップすれば完了です。相手にバレるのが気になるならブロック解除を
Twitterのフォロワー削除時に「ブロック」した上で削除した場合は注意が必要です。LINEやインスタグラムと違ってTwitterはブロックした事実が相手に伝わりやすい仕様になっています。以下、ブロックされた側に起こる現象をまとめました。
- フォローが相互に強制解除される
- 相手をフォローできなくなる(プロフィール画面の閲覧も制限される)
- 相手のツイートが見られなくなる(リツイート、いいね、リプライもできない)
- ダイレクトメッセージ(DM)が送れない
- 直接入力なら@メンションできる
- 相手のツイートをブックマークできない/ブックマークした相手のツイートが消える
- リストに相手を追加できない/リストから消える
- 写真にタグ付けできない
- Space(スペース)の表示がされない
- 相手が作成したモーメントが見られなくなる
あからさまにブロックされた旨が相手に通知で知らされることはありませんが、いずれ気づかれる可能性が高いでしょう。
相手にバレたくない場合は、忘れずにブロック解除してください。前述したように、フォロワーリストから相手を削除するだけの目的なら、ブロック状態を持続させる必要はありません。
Twitterでフォロワーをブロックせずに削除する方法(ブラウザ版のみ)
2021年10月より、フォロワーリストからフォロワーを削除する方法が追加されました。この方法なら相手をブロックせずに自分へのフォローを解除させることができます。
フォロワーリストから削除する方法は、現時点でスマホおよびPCのブラウザ版(Web版)にのみテスト実装されています。iOS版/Android版アプリでは利用できませんが、今後実装される可能性はあると思われます。
まずはブラウザ版Twitterにアクセスし、ログインしてみましょう。



スマホのブラウザからフォロワーを削除する方法(PC版でも操作方法は同様)
フォロワーリストを開き、削除したいフォロワーの横にあるメニューボタン
をタップ。[このフォロワーを削除]→[削除]とタップすれば完了です。アプリ版にもすぐに反映されます。削除したフォロワーと相互フォロー関係だった場合、相手からあなたのフォローは解除されますが、あなたから相手へのフォローは解除されません。相手へのフォローが不要であれば、フォローを解除しましょう。
なお、フォロワーを削除しても相手には通知されません。ただし削除された側の人は、あなたのプロフィールなどを見た際に「フォローされています」の表示が消えたり、フォローリストからあなたのアカウントが消えたりするため、フォロワーから削除されたことに気付かれてしまいます。