Twitterでは、投稿する画像に「タグ付け」することができます。その写真に誰が写っているのかアカウントの名前(表示名)を示して紐付ける機能です。
本記事では、ツイッターでタグ付けする方法に加え、タグ付けできないときに考えられる原因や、タグ付けして投稿すると相手に通知されるのかといった点について解説します。
Twitterにおける「タグ付け」とは?
タグ付けされた投稿
Twitterでいう「タグ付け」とは、画像付きでツイートした際に、その画像に誰が写っているのかアカウントの名前(表示名)をツイート内に表示させる機能です。
タグ付けすることで画像に関連している人物を明確にでき、タグ付けされたアカウントをタップすればそのユーザーのTwitterプロフィール画面に簡単にアクセスできます。
Twitterでアカウントをタグ付けする方法
ここでは、Twitterアプリ(iOS/Android版)で画像にタグ付けして投稿する手順を解説します。
1投稿画面を開く
まずはTwitterアプリから、ツイートの投稿画面を開きます。
2画像を添付する
投稿画面で画像を選択し、添付します。
そもそもタグ付けは添付された画像に対しておこなうものなので、画像を添付しなければタグ付けはできません。
3画像にタグ付けする
左:iOS版アプリの場合右:Android版アプリの場合
画像が添付されたら、iOS版アプリの場合は[誰が写っていますか?]、Android版アプリの場合は[この画像には誰がいますか]をタップします。
タグ付けするアカウントを検索・選択して[完了]をタップ
検索画面が表示されるので、ユーザー名や名前(表示名)などを入力して検索し、タグ付けしたいアカウントを選択して[完了]をタップしましょう。
なお、「タグ付けできません」と表示されたアカウントがヒットすることがあります。これは、そのアカウントがタグ付けされることを許可していないためです(設定などの詳細は後述)。
4タグ付け完了、ツイートする
画像にタグ付けされた
添付した画像の下に、選択したアカウントが表示されます。あとは、テキストを入力するなどして[ツイートする]をタップするだけです。
タグ付けしたツイート(画像)には、アカウントの名前(表示名)が表示されるようになります。タップすると、そのアカウントのプロフィール画面にアクセスできます。
タグ付けできないときに考えられる原因
Twitterでタグ付けしようと思っても、相手の設定などによってはタグ付けできない場合があります。想定される主な原因として、以下の3つが挙げられます。
相手のアカウントがタグ付けを許可していない
タグ付けが許可されていないアカウントは、「タグ付けできません」と表示されてしまう
相手のアカウントがタグ付けを許可していなければ、タグ付けすることはできません。この場合、アカウントの検索画面で「タグ付けできません」と表示されてしまいます。解決策は、相手にタグ付けを許可してもらうよう頼むしかないでしょう。
なお、(自分が)タグ付けされることを許可するときは、タイムライン画面で自分のアイコンをタップし、[設定とプライバシー]→[プライバシーとセキュリティ]と進み、[自分の画像にタグ付けすることを許可]を選択します。
左:iOS版アプリの場合右:Android版アプリの場合
タグ付けを許可する条件を[すべてのアカウント]または[フォロー中のアカウントのみ]から選択すれば、タグ付けの許可設定は完了です。
もし自分のアカウントを他人にタグ付けされたくなければ、タグ付けをオフにしておけばタグ付けされることはありません。
タグ付けの設定は、PCサイトからでも可能です。[もっと見る]→[設定とプライバシー]→[プライバシーとセキュリティ]→[自分を画像にタグ付けすることを許可]と進み、オン/オフを切り替えます。オンにすると、タグ付けを許可する条件を[すべてのアカウント]または[フォロー中のアカウントのみ]から選択できます。
相手のアカウントにブロックされている
相手のアカウントにブロックされていると、そのアカウントはタグ付けできません。
たとえば、あなたがAさんにブロックされている場合、あなたはAさんをタグ付けしようとしても、検索結果にAさんのアカウントが表示されないようになっています。
Twitterでブロックされたら/したらどうなる? 通知の有無や確認方法まで徹底解説
動画やGIF画像はタグ付けできない
Twitterでタグ付けできるメディアは画像のみです。動画やGIF画像にタグ付けすることはできません。
タグ付けすると相手に通知される
アプリや端末の通知が有効だと、通知が届く
あなたがタグ付けして投稿した場合、相手がTwitterアプリおよび端末の通知設定をオンにしていれば、相手にタグ付けされたことがプッシュ通知されます。
タグ付けした相手の「通知」画面
また、アプリ内の「通知」画面でも「○○さんがあなたを画像にタグ付けしました」と表示されます。そのため、仮にアプリや端末の通知設定をオフにしていても、相手がアプリを開けばタグ付けされたことは知られるでしょう。
タグ付けされても自分のタグは解除(削除)できる
相手にタグ付けされた場合、「あなた」と表示される
自分のアカウントが相手にタグ付けされた際、もしもタグ付けされたくなかったということであれば、自分からそのタグ付けを解除できます(iOS版アプリおよびPCブラウザのみ)。
タグ付けを解除する方法
「通知」画面でタグ付けされた投稿の[∨]→[画像からタグを削除]→[削除]を選択。これで、相手のツイートから自分のタグを削除できます。
なお、タグ付けを解除しても相手に通知はされませんが、相手があなたをタグ付けしたツイートを見た際にタグ付けがなくなっているので、解除したことが知られる可能性はあります。
検証したTwitterアプリのバージョン:iOS版8.21、Android版8.47.0-release.00