「AQUOS zero2(アクオス ゼロツー)」を持っていて楽天モバイルの契約を考えているけど、楽天モバイルで使えるかわからないということはありませんか。
本記事では、販売元がドコモ・au・ソフトバンク・SIMフリー版の「AQUOS zero2」が楽天モバイルに対応しているか解説。楽天モバイル契約前に知っておきたい準備や、AQUOS zero2がどんな機種なのかについても紹介しています。
AQUOS zero2は楽天モバイルに対応している?
まず、AQUOS zero2が楽天モバイルの各種機能に対応しているか一覧表にまとめました。自分が所有している(または購入予定の)AQUOS zero2の各キャリアモデル/SIMフリーモデルが、楽天モバイルの回線や通話に対応しているかチェックしてみてください。
なお、APN自動設定に非対応の機種の場合、回線開通時に自身でAPN設定をおこなわないとインターネットに接続できないので注意が必要です。
ドコモ版「AQUOS zero2 SH-01M」の場合

ドコモ版「AQUOS zero2 SH-01M」の場合、一部の機能には対応していないが、問題なく利用できる
ドコモ版AQUOS zero2 SH-01Mの場合、4Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線およびパートナー回線)に対応します。APN自動設定やETWSなどには非対応ですが、普段使いするぶんには問題なく利用できるでしょう。
なお、AQUOS zero2自体が5Gに対応していない機種のため、5Gデータ通信は利用できません。
APN設定を自身でおこなうことを念頭におき、ETWS(緊急速報受信などの機能)の代わりに「Yahoo!防災」アプリなどの導入を検討するといいでしょう。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
- スマホの利用料金を安く抑えられる
- 楽天モバイル回線エリア内なら無制限で高速データ通信可能
- 楽天リンクアプリを使えば国内通話とSMSが無制限で使い放題
- 契約期間の縛りや各種手数料が発生しない
- ドコモに比べて回線対応エリアが未成熟
- 手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
- ショップ数が少ないので地域によっては対面での相談が難しい
- ドコモメールなどが利用できなくなる
au版「AQUOS zero2 SHV47」の場合

au版「AQUOS zero2 SHV47」の場合、一部の機能には対応していないが、問題なく利用できる
au版AQUOS zero2 SHV47の場合、4Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線およびパートナー回線)に対応します。APN自動設定やETWSなどには非対応ですが、普段使いするぶんには問題なく利用できるでしょう。
なお、AQUOS zero2自体が5Gに対応していない機種のため、楽天モバイルの5Gデータ通信は利用できません。
APN設定を自身でおこなうことを念頭におき、ETWS(緊急速報受信などの機能)の代わりに「Yahoo!防災」アプリなどの導入を検討してください
auから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
auから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
- スマホの利用料金を安く抑えられる
- 楽天モバイル回線エリア内なら高速データ通信が無制限で利用可能
- 国内通話とSMSが無制限で使い放題
- 契約期間の縛りや各種手数料が発生しない
- auに比べて回線対応エリアが未成熟
- 手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
- ショップ数が少ないので地域によっては対面での相談が難しい
- auメールやキャリア決済が利用できなくなる
ソフトバンク版「AQUOS zero2 906SH」の場合

ソフトバンク版「AQUOS zero2 906SH」の場合、一部の機能には対応していないが、問題なく利用できる
ソフトバンク版AQUOS zero2 906SHの場合、4Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線およびパートナー回線)に対応します。APN自動設定やETWSなどには非対応ですが、普段使いするぶんには問題なく利用できるでしょう。
なお、AQUOS zero2自体が5Gに対応していない機種のため、楽天モバイルの5Gデータ通信は利用できません。
APN設定を自身でおこなうことを念頭におき、ETWS(緊急速報受信などの機能)の代わりに「Yahoo!防災」アプリなどの導入を検討するといいでしょう。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
- スマホの利用料金を安く抑えられる
- 楽天モバイル回線エリア内なら高速データ通信が無制限で利用可能
- 国内通話とSMSが無制限で使い放題
- 契約期間の縛りや各種手数料が発生しない
- ソフトバンクに比べて回線対応エリアが未成熟
- 手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
- ショップ数が少ないので地域によっては対面での相談が難しい
- ソフトバンクメールやキャリア決済が利用できなくなる
SIMフリー版「AQUOS zero2 SH-M13」の場合

SIMフリー版「AQUOS zero2 SH-M13」の場合、一部の機能には対応していないが、問題なく利用できる
SIMフリー版AQUOS zero2 SH-M13の場合、すべての機能を利用できます。4Gデータ通信や通話、APN自動設定なども含め、すべての動作確認がとれているため、問題なく楽天モバイル回線を利用可能です。
なお、AQUOS zero2自体が5Gに対応していない機種のため、5Gデータ通信は利用できません。
これからAQUOS zero2を購入して楽天モバイルを契約しようという人は、SIMフリー版を購入するといいでしょう。
AQUOS zero2で楽天モバイルを契約する前の準備

AQUOS zero2
楽天モバイルの回線を契約するには、契約後に利用する端末がSIMロック解除されていることが前提となります。契約前に手持ちのAQUOS zero2がSIMロック解除されているかどうかを必ず確認しましょう。
また、楽天モバイルの契約には本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)やMNP予約番号の発行(他社からの乗り換えの場合)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。
AQUOS zero2はどんな機種?

- 軽量のハイエンドモデル
- 高性能CPUと大容量ストレージ搭載
- ゲーム専用のディスプレイ設定を用意
- カメラはデュアル、画質は文句なし
シャープのAQUOS zero2は、141gという軽さと性能の高さが特徴のAndroidスマホ。6.4インチの有機ELディスプレイを採用し、本体背面は前モデルのアラミドから樹脂製へと変わっています。見た目のチープ感もなくシンプルなデザインに仕上がっています。
CPUはSnapdragon 855採用し、メモリは8GB搭載。ストレージも大容量の256GBとハイエンドモデルとして文句なしの構成です。バッテリーの容量が3130mAhと、最近の大画面モデルとしてはやや少なめとなっています。充電用端子はUSB-Cを備え、27WのPowerDeliveryに対応しているので急速充電が可能です。
ゲーム専用のディスプレイ設定が特徴で、ディスプレイを4倍速に切り替えて残像を抑える機能を搭載します。ディスプレイの書き換えの際に黒を挟み込むことで、くっきりとした画像に見える仕組みです。他にも、画質の調整や通知を止めたりといったゲームに集中できる機能が充実しています。
カメラは標準1220万画素と超広角が2010万画素のデュアルで、望遠は採用しません。前モデルはシングルカメラだったので、順当に進化しています。AIを搭載しており、花などを撮影した際はAIが認識して自動調整するため美しく撮ることができます。