LINEのさまざまなサービスで貯まるLINEポイントは、有料スタンプの購入にも使えます。購入方法には、「アプリ内のスタンプショップでコインに交換して購入する方法」と、「LINEストアでポイントをそのまま使って購入する方法」の2通りがあります。
どちらもLINEポイントを使える点では共通ですが、選び方によって実際の支払い額やおトク度が変わる場合も。この記事では、それぞれのメリットや違いをわかりやすく解説し、自分にとって最適な買い方を選ぶヒントを紹介します。
LINEポイントでスタンプを買う2つの方法

スタンプショップ

LINEストア
有料スタンプは、LINEアプリ内の「スタンプショップ」か、SafariやChromeなどのブラウザでアクセスするウェブサイト「LINEストア(LINE STORE)」のどちらかで購入でき、どちらでもLINEポイントが利用可能です。
【スタンプショップ】コインに自動変換して購入する方法
スタンプの購入方法として一番身近なのが、LINEアプリ内でアクセスできる「スタンプショップ」です。
スタンプショップでは、スタンプを購入する際にLINEコインを使用します。これは、スタンプだけでなく着せかえや絵文字、プロフィールスタジオのAI画像の購入にも使用できる通貨で、コインをチャージまたはLINEポイントから変換しておくことで各種アイテムが購入できるようになります。
保有しているLINEコインは、「クレジットカードやキャリア決済で購入した分」と「LINEポイントからの変換分」が合算されて表示されます。LINEポイントとコインの交換レートは「3ポイント=1コイン」。スタンプを購入する際は、クレジットカードやキャリア決済で購入した分が優先的に消費されるように設定されています。
-
「スタンプショップ」へアクセスする
「ホーム」タブの
を押すと「スタンプショップ」へアクセスできます。 -
購入したいスタンプを選ぶ
スタンプショップで購入したいスタンプを選びます。スタンプの詳細画面に遷移したら、
→ の順にタップします。 -
スタンプの購入完了
これで購入が完了しました。
購入が完了すると、消費した分のLINEポイントが差し引かれます。ポイントの消費数については、「ウォレット」タブ→[LINEポイントクラブ]の「履歴」タブ→
から確認できます。ただし、LINEポイントが自動的にコインに変換されて使われるのは、保有しているコインだけでは足りない場合に限られます。(詳しくは後述)。
【LINEストア】LINEポイントを直接利用して購入する
LINEストアは、LINE関連サービスのデジタルコンテンツを販売するウェブサイトです。SafariやChromeなどのブラウザでアクセスし、LINEアカウントでログインして利用します。
LINEポイントは1ポイント=1円換算です。たとえば欲しいスタンプが120円なら、120ポイントあればスタンプを購入できます。
-
「LINEストア」へログインする
LINEストアを開いたら、メニューボタン から をタップしてください。
ログインが完了したら、同じ位置にLINEアイコンと名前が表示されるようになります。
-
購入したいスタンプを選択する
LINEストアで、購入したいスタンプを選びましょう。スタンプは、検索ボックスや「人気」「新着」などのカテゴリからでも探せます。
スタンプを選択できたら、
ボタンをタップしてください。 -
購入画面で利用したいポイント数を入力する
購入画面に遷移したら、「利用ポイントを入力」の項目で「すべて利用」か、「一部利用」のどちらかにチェックを入れます。「すべて利用」を選ぶと、このとき保有しているすべてのポイントが利用できます。「一部利用」は、1ポイント単位で利用したいポイントを入力できます。
ポイント分で購入額をすべてまかなえない場合は、決済方法を選択してください。今回は5ポイントのみLINEポイント、その他の代金はLINEクレジットでの決済を選択しました。
入力・選択がすべて完了したら
を押すと自動で決済画面に移行します。 -
スタンプを購入する
各決済方法にて決済手続きをしたら、購入は完了です。
購入すると、「LINE STORE」や「LINE STORE Info」などの公式アカウントから購入完了のメッセージが届きます。過去の購入履歴はLINEストアの「購入履歴」から確認可能。購入履歴には、LINEポイントをどれくらい利用したかも明記されています。
「スタンプショップ」と「LINEストア」の違いは?
「スタンプショップ」と「LINEストア」では、購入方法にそれぞれ特徴や注意点があります。LINEポイントを使ってスタンプを購入する際は、事前に両方の仕組みを比べて、自分にとってどちらがお得かを確認しておくと安心です。
「スタンプショップ」の特徴
- スタンプ購入時はLINEコインを使う
- 手動でコインに変換する必要がない(購入時に自動変換される)
- LINEアプリ上で操作できる
- チャージしたLINEコインが優先して消費される
- スタンプの価格がLINEストアよりもやや割高
スタンプショップでは、LINEポイントが「3ポイント=1コイン」の料率で変換され、保有コインと合算される仕組みです。
スタンプの購入画面を開くと表示される「保有コイン数」は、「購入してチャージしたコイン」と、「保有しているLINEポイントで変換できるコイン」が合算されたものです。手動でコインに変換する必要はなく、購入時には自動でコインに変換されます。

注意したいのは、LINEポイントから自動で変換されたコインよりも、自分でチャージしたLINEコインのほうが優先的に消費されてしまうことです。つまり、「LINEポイントを先に使って、コインは残しておきたい」といった使い分けはできない仕組みになっています。
LINEポイントを使ってスタンプを購入するには、上の画像のようにコインのチャージ額が0、もしくはスタンプの値段に対してコインが不足している状態でスタンプを買わなければなりません。
スタンプ購入の際に、LINEポイントを優先して使いたい場合はLINEストアで買うことをおすすめします。
「LINEストア」の特徴
- スタンプがスタンプショップよりもやや割安で買える
- 使用するポイント数の指定ができる(1Pから利用可能)
- 対応している支払い方法が豊富
- ブラウザでアクセスする場合、LINEアカウントへのログイン操作が必要

スタンプショップは300ポイントが必要

LINEストアは250ポイントで購入できる
LINEストアでポイントを利用する一番のメリットは、スタンプショップよりもやや割安で購入できる点でしょう。
たとえば、スタンプの人気ランキング上位にランクインしている「たまごっちのプチプチおみせっち」を見てみると、スタンプショップでは100コイン(=300ポイント)で販売されているのに対し、LINEストアでは250円(=250ポイント)で販売されています。
人気スタンプ例 | LINEストア | スタンプショップ |
---|---|---|
ぐりぐり動く!おかしなポケモンスタンプ |
250円(250ポイント) | 100コイン(300ポイント) |
たまごっちのプチプチおみせっち | 250円(250ポイント) | 100コイン(300ポイント) |
CUTIE STREET ボイス付きスタンプ | 250円(250ポイント) | 100コイン(300ポイント) |
しゃべるパペットスンスン | 250円(250ポイント) | 100コイン(300ポイント) |
ちいかわ(ハチワレ多) | 120円(120ポイント) | 50コイン(150ポイント) |
ミャクミャク 公式スタンプ第2弾 | 120円(120ポイント) | 50コイン(150ポイント) |
LINEポイントからLINEコインへの変換レートは「3ポイント=1コイン」なので、100コインを用意するには300ポイントが必要になります。
一方、LINEストアでは「1ポイント=1円」のレートで直接スタンプを購入できるため、同じスタンプ(250円相当)でも250ポイントで済みます。
上の表などで両者を比較すると、スタンプショップよりもLINEストアで購入するほうが30〜50ポイント(実質30〜50円)お得になるケースが多いことがわかります。

LINEストアの特徴として挙げられるのが、SafariやChromeなどのブラウザからアクセスし、LINEアカウントでログインする必要がある点です。
サイトを閲覧するだけならログインなしでも可能ですが、実際に購入する際にはログインが求められます。LINEのIDやパスワードを入力する手間が発生するため、少し面倒に感じる人もいるかもしれません。



なお、LINEストアにはLINEアプリからアクセスする方法もあります。この方法なら、ログイン操作を省略できるためスムーズです。
アプリ上部の検索バーに「LINEストア」と入力すると、LINEストアの公式アカウントが表示されるのでタップします。プロフィール画面が表示されたら、「基本情報」タブ内にあるURLをタップするだけで、LINEストアのトップページにアクセスできます。
LINEポイントによるスタンプ購入に関するよくある疑問と答え
LINEポイントを使ったスタンプ購入に関する、よくある疑問とその答えをまとめました。
LINEポイントを使えない・LINEポイントでスタンプが買えないのはなぜ?
スタンプショップでは、すでにスタンプの価格分のLINEコインを持っている場合にLINEポイントは使われず、手持ちのコインから優先的に消費されます。


スタンプショップでは、LINEポイントから自動変換されたコインよりも、チャージしたLINEコインが優先して消費されます。
たとえば上の画像の場合、購入した10コイン以上のスタンプ等を購入する際に初めてLINEポイントが消費されます。スタンプの購入に必要な分のコインがすでにチャージされている場合、LINEポイントを持っていても使われることはありません。
「LINEポイントでスタンプを購入したい」という場合はスタンプショップではなく、LINEストアを利用しましょう。
LINEポイントを使ってスタンプはプレゼントできる?
スタンプショップ・LINEストアのどちらからでもLINEポイントを利用してスタンプをプレゼントできます。


購入画面で[プレゼントする]をタップ。贈る友だちを選んで[OK]を選択すれば、自動的にLINEポイントが消費されてプレゼントできる
プレゼントで購入する場合も、コインの変換レートなどは同じです(スタンプショップの場合)。チャージ済みのコインがない限り、保有ポイントが「3ポイント=1コイン」の比率で自動的にコインに変換・合算されます。
スタンプをプレゼントする際の注意点や詳しい手順は以下の記事を参照してください。
LINEストアでコインは使える?
LINEストアではコインは使用できません。
LINEコインは、LINEアプリ内でのみ使える専用通貨のようなもので、スタンプや着せかえ、ゲーム内アイテム、LINE NEWSの有料記事などを購入する際に利用できます。
そのため、LINEコインをLINEストアで使うことはできません。LINEストアで使える決済方法は以下の通りです。
スマホ決済 |
PayPay |
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電子マネー |
|
キャリア決済(一部サービスは利用不可) |
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クレジットカード |
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LINEサービス |
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LINEポイントを使ってスタンプを安く買うならスタンプショップとLINEストアのどちらがいい?
LINEストアのほうがスタンプショップより割安でスタンプを購入できます。

LINEストアでは、250ポイントで購入できる

スタンプショップでは、300ポイント(100コイン)必要
かつてスタンプショップの変換レートは2ポイント=1コインでした。
しかし、2023年10月にスタンプショップのLINEポイントからコインへの変換レートが3ポイント=1コインに変わったことで、LINEストアよりもスタンプショップのほうが割高になっています(詳しくは前述)。
LINEポイントを購入する際の支払い方法は?
LINEポイントは、LINEのサービス利用やキャンペーン参加などで貯められるポイントで、直接購入することはできません。
LINEポイント自体は購入できませんが、貯まったポイントはスタンプの購入に使えます。とくにLINEストアでは、1ポイント=1円としてそのまま利用できるため、ポイントを使いたい場合はこちらの方法がおすすめです。
一方、アプリ内のスタンプショップでは、ポイントはLINEコインに自動変換されたうえで、手持ちのコインが足りないときに限り使われます。コインよりポイントを優先して使いたい場合も、やはりLINEストアでの購入が便利です。
LINEストアで利用できる決済方法については上表を参考にしてください。