LINEトークの「退出しました」とは?「退会」との違いも解説

個人トークから退出できる?

LINEのトークルームから誰かが去ると「○○が退出しました」または「○○が退会しました」と表示されます。よく似た表現ではあるものの異なる言葉を使用しているので、これらの差異について疑問を持つ人もいるでしょう。

本記事では、LINEにおける「退出」「退会」とは何を指すのか、両者の意味や違いを解説。さらに、LINEの各トーク(グループトーク/複数人トーク/1対1の個人トーク)から抜ける方法についてもそれぞれ紹介します。

LINEの「退出しました」と「退会しました」はどう違う?

「○○が退出しました」または「○○が退会しました」の表現は、LINEトークから抜けた理由やトークルームの種類によって使い分けられています。

「退出」と「退会」の違い
退出しました 退会しました
  • LINEアカウントを削除してトークから自動的に抜けたとき
  • 複数人トークから誰かが抜けたとき
  • グループトークから誰かが抜けたとき
スクロール

LINEアカウントを削除してトークから自動的に抜けた場合、トークルームには「〇〇が退出しました」と表示されます。一方で自分からグループトークを抜けた場合、「〇〇が退会しました」と表示されます。

アカウント削除など自動的にトークを抜けたら「退出」と表示される

「退出しました」の記載

「退出しました」と表示される場合に考えられるのは、LINEアカウントの削除です。

LINEアカウントを削除し、すべてのトーク(グループトーク・複数人トーク・1対1トーク)から自動的に抜けてしまった場合、トーク画面には「〇〇が退出しました」と表示されます。

また、例外的に複数人トークから誰かが抜けたときも「〇〇が退出しました」と表示されるようになっています。

「複数人トーク」とは?

「複数人トーク」とは、以前のLINEにあったグループ機能のことで、相手の承認なしでメンバーを招待できる点で「グループトーク」と差別化されていました。現在は、グループ機能のアップデートによりグループトークに事実上統合されています。

現在複数人トークは新規作成できなくなりましたが、統合前に作成した既存の複数人トークはそのまま利用できるようになっています(2024年4月現在)。

自分でグループを抜けたら「退会」と表示される

「退会しました」の記載

「退会しました」と表示された場合、LINEのグループトークから意図的に抜けたことを意味しています。それ以外の場面では表示されません。

LINEトークから退出/退会する方法と相手からの見え方

LINEのトークから退出/退会する方法や、その際に相手側にはどのような画面が表示されるかなどについて解説します。

グループトーク・複数人トークから退出/退会する方法

グループトークと複数人トークのどちらも退出/退会の手順は変わりません(手順の画像はグループトークの画像です)。

グループトークを退会する
グループトークを退会する

トークルームのメニューボタン​を開いて退会をタップ。確認画面で、iOS版LINEは退会、Android版LINEははいをそれぞれタップします。

退会しましたと表示される

相手のトーク画面では、いつ誰が退会/退出したか分かるように表示される

上記の操作を終えたら、グループ・複数人トークからの脱退は完了です。LINEのトークリストには該当のグループ・複数人トークが表示されなくなるはずです。

また、グループトークに在籍しているメンバーのトーク画面には、「◯◯が退会しました」と表示されます。複数人トークの場合は、「◯◯が退出しました」と表示されます。

1対1の個人トーク

1対1の個人トークに「退出」機能はありません。どうしてもトークから抜けたい場合、LINEアカウントを削除する必要があります。

しかし、アカウントを削除してしまうと友だちやトーク履歴、購入したスタンプなどといった利用情報のすべてが消えてしまうので、特定の相手とのトークから退出するためだけにLINEアカウントを削除するのは現実的ではないでしょう。今後のやりとりをやめたい場合、トーク相手を「ブロック」することを検討すべきです。

アカウントを削除してすべてのトークから強制退出

LINEアカウントを削除する
LINEアカウントを削除する
LINEの設定からアカウントを削除する

LINEのアカウントを削除すると、強制的にすべてのトークから退出するようになっています。

LINEのアカウントを削除するには、ホーム画面の右上にある設定ボタン​からアカウントアカウント削除と進みましょう。次へ→同意などにチェックを入れた後にアカウント削除を選択すれば、アカウントの削除は完了です。

退出しましたと表示される

iOS版LINEの場合「〇〇が退出しました」と表示される

Android版LINEの場合「unknownが退出しました」と表示される

Android版LINEの場合「Unknownが退出しました」と表示される

アカウント削除が完了すると、相手がiOS版LINEを使っている場合「◯◯が退出しました」と表示されます。Android版LINEでは「Unknownが退出しました」と表示されます。

トークの退出/退会に関するよくある疑問と答え

LINEトークからの退出/退会について、よく挙がる疑問点と答えをまとめました。

トーク画面に退出/退会の表示が出るのは相手にブロックされたから?

退出/退会の表示とブロックに関係性はありません。

トーク画面の「〇〇が退出しました」「〇〇が退会しました」は、単純に相手がトークから抜けたときの表示に過ぎません。

相手にブロックされた場合、「ブロックされました」などと表示されることはなく、トーク画面上でも目に見える変化はほとんどありません。ただし、ブロックされたかどうかを確認する方法は存在します。気になる人は以下の記事を参考にしてください。

トークから退出/退会すると相手に通知される?(バレる?)

退出/退会しても相手に通知は送信されないものの、トークルームの表示からトークを退出/退会したことは相手にバレる場合があります。

トークルームを退出/退会すると、そのトークに「○○が退出しました」「○○が退会しました」と表示されます。

それを見るまでは相手が退出/退会に気づかない可能性もありますが、やりとりが活発なトークルームだとすぐにバレてしまうでしょう。

トーク画面に「Unknown」と表示されるのはなぜ?

そのユーザーがLINEアカウントを削除したことを意味しています。

トーク画面に「Unknown」と表示されるのはなぜ?

Android版LINEの場合「Unknownが退出しました」と表示される

トークの相手(またはメンバー)がアカウントを削除すると、強制的にトークから退出したことになります。

このとき、iOS版LINEでは「〇〇が退出しました」とユーザー名で表示されますが、Android版LINEでは「Unknownが退出しました」と表示されます。

グループや複数人トークから退出/退会したユーザーを復活させるには?

退出/退会したユーザーを再びその複数人トークやグループに招待しましょう。

すでに退出/退会したユーザーを招待すれば、その複数人トークとグループに再び参加(復帰)させられます。

ただし、退会していた期間以前のトーク履歴は確認できません。アルバムやノートは再加入以前の分も含めてすべて閲覧できます。

グループ/複数人トークから特定の友だちを退出させることはできる?

複数人トークから特定の友だちを退出させることはできませんが、グループトークでは可能です。

iPhone版LINEの場合

iOS版LINEの場合

Android版LINEの場合

Android版LINEの場合

退会させたいユーザーがいるグループのトークを開いたら、メニューボタン​→メンバーの順でタップします。

iOS版LINEなら、メンバーリストで退会させたい友だちを左方向にスワイプして削除を続けてタップ(編集-ボタン→削除削除でも可)します。Android版LINEであれば、メンバーリストで編集削除はいとタップすれば完了です。

いつ誰が誰をグループから退会させたかが他のメンバーに知られてしまう

グループから誰が誰を退会させたか表示される

なお、強制的にグループを退会させると、「△△が○○をグループから削除しました」と表示されます。強制的に退会させられた側のユーザーも含めて、通知が届くことはありません。

1対1の個人トークを退出する方法は?

1対1の個人トークを退出したい場合、LINEのアカウントを削除するしか方法はありません。

そもそもLINEでは1対1の個人トークから意図的に退出する機能が用意されていません。どうしても1対1の個人トークから抜けたい場合、自身のLINEアカウントを削除するという方法があります。

しかし、個人トークから退出するという目的のためだけにLINEアカウントを削除するというのは考えにくいでしょう。この点、「個人トークからの退出」とは異なるものの、完全に相手からの連絡を断つ方法として「ブロック」機能を利用する手があります。

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