インスタ「無加工風・ノーマル加工」のやり方、自然に見えるノーフィルター感

さりげなく加工するのがポイント

インスタグラムでは写真を加工して投稿するのが当たり前になってきています。そんな中、あえて加工度合いを少なくして自然体に見せるのが「無加工風・ノーマル」加工です。シンプルな雰囲気や韓国風のスタイルが好みの人に合った系統と言えます。

この記事では、無加工風・ノーマル加工での撮影のポイントや、おしゃれに見える無加工風投稿の作り方を紹介します。

「無加工風・ノーマル風」ってどんな加工? ポイントとコツを紹介

instagramアカウントホーム画面

「無加工風・ノーマル加工」とは、明るさやフィルター、色味、顔加工体型加工などをできるだけ抑えながら、まるで標準カメラで撮影したままのような自然体の写真を作る加工テクニックです。

加工専用アプリを使って盛るのはNG。加工なのかどうかがバレない程度に、さりげなく明暗や色味を調整するのがポイントです。

加工前

加工前

加工後

加工後

加工したと気づかれない程度に彩度を落とすだけでも、全体をノスタルジックに見せることができます。大人っぽい雰囲気のある写真に仕上がるので、シンプルな加工や韓国風といった系統が好みの人に合っているでしょう。

ポイント1:投稿する写真に写るものはシンプル・無機質なものを対象に

撮影するものはシンプル・無機質なものを対象にする
撮影するものはシンプル・無機質なものを対象にする

小物などを写すときは、1つだけを中心にし、背景がシンプルな場所で撮影するのがおすすめ。複数のものを対象にすると余白が少なくなり、無加工風の調整が活かしづらくなります。人が写り込んでいない空や風景などの写真を使うのもいいでしょう。

被写体が人物のときは、目線を外した写真や、胸元、手元といった体の一部を写します。“誰かに撮ってもらったような”写真に見せましょう。

ポイント2:余白を意識して撮影する

余白を意識して撮影する
余白を意識して撮影する

無加工風投稿を作る上で大事なのが「余白」です。余白ををたっぷり取ることで、周りの物や色味に左右されないシンプルな加工が作れます。

撮影するときは、画面の中心に人物や物を置くと、周りにきれいな余白ができます。

iPhoneの画面

iPhoneの画面

Androidスマホの画面

Androidスマホの画面

スマホの標準カメラの広角機能を利用するのもいいでしょう。被写体を中央に位置調整した状態で広角にすれば、上下左右にたっぷりと余白が作れます(本記事ではiPhone 12 Pro/iOS 16.03、Galaxy A23/Android 12を使用)。

ポイント3:彩度を抑える

彩度を抑える
彩度を抑える

無加工・ノーマル風加工では、写真の彩度を抑えて全体の色みを暗めにします。モノクロ近くまで彩度を落とすのはNG。ノスタルジックな雰囲気に見える明るすぎない調整がベストです。

投稿する写真の彩度をできるだけ同じ程度に統一すると、プロフィール全体がまとまり、おしゃれに見えます。

シンプル加工のざっくりとした効果や作り方がわかったら、写真の色味などを調整していきましょう。以降では、Instagramアプリ内の編集機能や専用アプリを使ったやり方を紹介します。

インスタの編集機能で加工する方法

撮影した、加工なしの写真をインスタの編集機能を使って加工していくやり方です。

明るさとコントラストを調整する

明るさ調整し、コントラストを低くする
明るさ調整し、コントラストを低くする
明るさ調整し、コントラストを低くする

インスタアプリの投稿編集画面を開いたら、画面下の[編集]をタップします。まずは明るさとコントラストを調整していきましょう。

  • 明るさ:+10
  • コントラスト:−10

今回は上記の数値で調整しています。あくまでも「無加工風」なので、数値を極端に上げたり下げたりしないように気をつけます。

彩度とハイライトを調整する

彩度とハイライトの数値を低くする
彩度とハイライトの数値を低くする

続いて、写真の色味を暗くします。

  • 彩度:-5
  • ハイライト:-5

彩度とハイライトの値を少しだけ下げることで、全体の明るさと色味をやわらかく抑えることが可能です。

シャドウとシャープを調整する

シャドウの数値を下げてシャープの数値を高くする
シャドウの数値を下げてシャープの数値を高くする

被写体を自然に強調するために、シャドウとシャープを微調整します。

  • シャドウ:-10
  • シャープ:+20

「シャドウ」では、写真の黒い部分をくっきりさせる効果がありますが、シャドウをプラスにすると不自然に被写体が浮き出るように加工されてしまいます。そのため、シャドウはマイナス値に設定します。

「シャープ」では、被写体などの線を強調する加工ができます。シャープを強くすることで、全体の線をくっきりさせられます。

加工前

加工前

加工後

加工後

加工前と加工後を比較してみると、全体の色味が落ち着き、被写体がより立体的になっているはずです。

加工専用アプリを使う方法

加工前

加工前

加工後

加工後

加工専用アプリのフィルターやエフェクトを使って、雰囲気がおしゃれな無加工風の投稿を作る方法を紹介していきます。

エフェクト機能を使って簡単加工「Picsart」

PicsArt
PicsArt

アプリ「Picsart」を使って無料で写真加工ができます。エフェクト[Fx]にある[HDR]や[ノイズ]を調整することで、写真の雑味をとり、全体を立体的にすることが可能です。

各ボタンをタップすると、細かい数値設定も可能なので、自分好みの無加工風画像を作成してみてください。

アプリ「Picsart」をダウンロード

フィルターで簡単に無加工風が完成「EPIK」

EPIK
EPIK

加工アプリ「EPIK」では、フィルターを使って無加工風・ノーマル加工ができます。[フィルター]にある「Indigo」または「Dear」を使えば全体のトーンを下げながらノスタルジックな雰囲気のシンプル加工ができます。

それぞれ画面上に表示されたバーを使って、フィルターの濃さを調整可能です。

アプリ「EPIK」をダウンロード
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