インスタグラムのプロフィール画面をおしゃれに作るなら、投稿の系統を揃えるのがおすすめ。なかでも「グレー・韓国風加工」は、シンプルで無機質な雰囲気がおしゃれな流行りの系統です。
今回は、実際にグレー・韓国風加工を取り入れているアカウントを例に挙げながら、投稿の作り方やおすすめアプリなどを解説します。
プロフィールグリッドをグレー(暗め)に統一した韓国系加工がかわいい
インスタグラムでは、投稿する写真や動画の系統を揃えて自分のプロフィールに統一感をもたせるテクニックがあります。この記事で紹介するグレー・韓国系はトレンド系統の一つで、モノクロまではいかないグレー系の加工を指します。
彩度(色の鮮やかさ)を減らすことで、無機質でシンプルな投稿に。かといって完全モノクロではないので、レトロな雰囲気とはまた違う、洗練されたおしゃれ感を楽しめます。

Hiro(@hiro_nekoze)さんのインスタ
ここで、ぜひ参考にしてほしいグレー・韓国系加工アカウントとして、1人目にHiro(@hiro_nekoze)さんを紹介します。
Hiroさんの投稿には背景が無地(白)の写真が多く、色味や柄のある面積が抑えられているので、グレー加工が強く反映されています。目線外しや顔隠し加工など人物の写り方も工夫されているので、プロフィール全体のシンプルな雰囲気を壊すことなく自然体な姿が見られます。

あーき。(@akiki_love8)さんのインスタ
2人目はあーき。(@akiki_love8)さんを紹介します。あーき。さんの投稿は、色味を残しながら全体的にくすみがかったようなグレー加工が施されているのが特徴。ポップな雰囲気も残しながら、落ち着いたおしゃれ感のあるプロフィールになっています。
シンプルな風景・物の写真と、楽しそうな友達とのショットのコントラストも、グレー加工で揃えることで絶妙に融合。写真への文字入れ、鏡・窓ごしの撮影、プリクラ風加工写真、あえてのブレ画像など、真似したくなるトレンドの撮影スタイルが詰まっています。
超かんたん、フィード投稿をグレー加工にするテクニック

インスタの加工機能だけを利用
インスタグラムの機能を使えば、投稿の作成途中に簡単にグレー加工を楽しめます。
具体的には、投稿の編集時に「暖かさ」や「彩度」を調整するだけ。別の加工アプリなどが必要ないため、まずは手軽に試してみたい人におすすめです。
「暖かさ」と「彩度」を調整する


投稿作成画面で写真・画像を選択後、画面右下の[編集]をタップすると、明るさや色味を変更する調整機能が表示されます。
ここで、「暖かさ」と「彩度」の数値を自分の好みに合わせることで、手軽にグレー加工が楽しめます。

まずは、「暖かさ」を調整していきます。数値を一番左の「-100」に設定してみましょう。暖かさの数値が高いと、暖色系の色味が濃くなりますが、ここで「-100」に下げることで赤みが抑えられ、寒色系の色合いになります。
設定したら、右下の[完了]をタップします。


続いて「彩度」を調整していきます。彩度の数値をマイナスに持っていくことで、写真から色彩を消すことが可能です。
モノクロにするなら「-100」にするだけですが、グレー加工には「-50」程度がおすすめ。ほんのり色づく程度の彩度に設定してください。
「Lux」の調整を追加すればグレー感が強くなる


「暖かさ」と「彩度」の調整後、画面上のペンのようなマークをタップしてください。次の画面で「Lux」の設定ができます。
「Lux」とは写真・画像の照度(明るさ)のこと。Luxの数値が大きいほど明るくくっきりと、小さいほどぼんやりとします。
暖かさ・彩度を下げた状態で「Lux」を「100」に設定すると、よりくっきりとしたグレー感が出ます。
ハイライトカバーも重要、白やグレー系に統一



インスタグラムのハイライトは、プロフィール画面の中央に位置します。丸いハイライトアイコンが横に並ぶため、アイコン部分がグレー系統からかけ離れていると、全体のコンセプトから外れてしまいます。
グレー・韓国風の系統でまとめるなら、ハイライトカバーをシンプルに白にする、グレーやニュアンスカラー(ベージュなど)にするといった工夫で統一するのがおすすめです。
ハイライトにタイトルをつけない「空白」のテクニックも使えば、無機質感が増し、投稿のグレー・韓国風加工が引き立ちます。
グレー・韓国系加工に使えるおすすめアプリ
カメラ加工アプリを使ってグレー・韓国系加工をするのも手。ここでは、おすすめのアプリを紹介します。
PicsArt(ピクスアート)
「PicsArt」では、モノクロ加工後に色彩を少しプラスするといった手順で、かんたんにグレー・韓国風加工ができます。


加工したい画像を選んだら、画面下の[エフェクト]から[白黒]タブを選択します。


続いて、「白黒」タブの中から好きなフィルターを選びます。フィルターに「TRY」と表示されているものは、有料版でのみ利用が可能です。
もう一度フィルターをタップすると、画面上に調整バーが出てくるので、少しずつ右方向へバーをずらしていけばOK。彩度がほんのりつく程度にするのがおすすめです。
SNOW(スノー)
カメラ加工アプリ「SNOW」では、グレー加工に使える数種類のフィルターが用意されています。

まずは加工したい画像を選択し、[フィルター]をタップします。

モノクロ:Time

トレンド:MD2
グレー系のフィルターでおすすめなのは以下の2つ。
- Time(ジャンル:モノクロ)
- MD2(ジャンル:トレンド)
それぞれ、フィルターの強さを最大(バーを一番右へ)にするといいでしょう。元の色を残しながら、全体にくすみがかったグレーフィルターがかかります。

「調整」をタップ

手順1:彩度を下げる

手順2:ハイライトを上げる
「調整」メニューを使ってグレー加工をする
フィルターを使わずに「調整」機能を利用したグレー加工も可能です。
- 画面下の調整をタップ
- [彩度]を下げる
- [ハイライト]を上げる
上記の手順で編集してみてください。いい具合にグレー加工が画像に施されます。
Foodie(フーディー)
食べ物を映えさせるカメラとして人気の「Foodie」でも、グレー加工が楽しめます。

室内:MT1

室内:MT3

室内:VI5
加工する画像を選ぶと画面下にフィルターの一覧が表示されます。おすすめのフィルターは以下のとおり。
- MT1(ジャンル:室内)
- MT3(ジャンル:室内)
- VI5(ジャンル:室内)
- CM4(ジャンル:室内)
すべて「室内」ジャンルにあるフィルターです。MT1、MT3ではフィルターの数値を最大に、VI5、CM4では最大よりも少ない数値にあげてください。

手順1:彩度を下げる

手順2:ハイライトを下げる

手順3:暖かさを下げる
[調整]機能でもグレー加工が楽しめます。
- 画像を選択後[調整]をタップ
- 彩度を下げる(最大にはしない)
- ハイライトを下げる(最大まで)
- 暖かさを下げる(最大にはしない)
上記の手順で調整してみると、フィルターでは微調整できない自分好みのグレー加工が完成するはずです。
わたあめカメラ
「わたあめカメラ」でも、グレー加工が簡単におこなえます。わたあめカメラの得意とする“ふんわり系”のフィルターも多数あり、ぼかし風が好きなユーザーにはおすすめです。


アプリを起動して[写真]から加工したい画像を選択したら、画面左下の[色合い]をタップ。調整メニューが表示されるので、3つの項目で数値を設定していきましょう。
- コントラスト:下げる
- 明るさ:上げる
- 鮮やかさ:下げる
画像の仕上がりを見ながら調整できるのでとても便利です。



フィルターを使うなら、画面下の[ふわふわ]をタップ後、以下の3つを試してみてください。
- C02:量26%前後、色30%前後
- C01:量30%前後、色60%前後
- A01:量70%前後、色40%前後
フィルターの強さを選ぶ「量」と、色合いを調整する「色」を細かく設定できます。グレー加工をするなら、色は青系を選択しましょう。寒色系にすることで、オレンジや赤っぽい色が抑えられます。