インスタグラムでは、メインアカウントの他に、ビジネス用や趣味専用など最大4つまでサブアカウント(複数アカウント・サブ垢)が作れます。ただ、これ以上アカウントが追加できなかったり、裏垢が本人とバレてしまったりといった事情で、サブ垢だけを削除したい人もいるはず。
そこで本記事では、インスタでサブ垢のみを完全に削除したい人に向けて、失敗しない消し方を解説します。サブアカウントが完全に削除されてしまうと、そのアカウントの情報は二度と復活できません。そのため、猶予期間中に元に戻す方法などもカバーします。
- ブラウザでInstagramのアカウント削除ページからサブ垢にログインする
- フォームからアカウントを削除する理由を選択する
- もう一度パスワードを入力し、○○(アカウント名)を削除をタップ
- 最終確認メッセージの表示でOKをタップし、削除設定が完了する
- 30日経過後、Instagramアカウントが完全に削除される(猶予期間中は復活可能)
※アプリ内からでもアカウント削除の手続きを始められるようになっています。
インスタのサブアカウントを1つだけ完全に削除する手順
サブアカウント(複数アカウント・サブ垢)をInstagram上から完全に削除する方法は、アプリ版とWeb版で手順が異なります。それぞれのやり方を解説します。一度削除した後でも、30日以内であれば当該アカウントの復活が可能です。
アプリ版インスタグラムの場合
アプリ版インスタグラムからサブ垢を削除する手順は、iOS版とAndroid版で同じです。アプリ版でうまく削除操作ができない場合は、後述するWeb版インスタでおこなってください。
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「設定とプライバシー」から「アカウントセンター」を開く
削除したいサブアカウントのプロフィール画面でメニューボタン
から を開き、 へ進んでください。 -
「個人の情報」で「アカウントの所有権とコントロール」を選択
続いて
→ とタップします。 -
該当のサブアカウントを選び、アカウントの削除へ進む
を選択し、次の画面で削除するサブアカウントをタップします。ここで、メインアカウントや他のサブ垢を選ばないように気をつけてください。
アカウントを選択したら、「アカウントの削除」にチェックを入れた状態で
をタップします。 -
削除する理由とパスワードを入力し、削除を実行する
次の画面でアカウントを削除する理由を選び、画面下の
。次の画面でパスワードを入力して進みます。最後に「アカウントの完全削除を確認」の画面で
を選択すれば、サブアカウントの削除完了です。なお、削除を実行したとしても、実際のアカウントの完全削除は30日後です。「やっぱりアカウントを復活させたい」と思ったら、猶予期間内であれば簡単に当該アカウントを復元可能です(後述)。
Web版インスタグラムの場合
SafariやChromeなどのブラウザでウェブ版Instagamの専用ページにアクセスし、サブアカウントの削除操作をする方法もあります。
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削除するサブアカウントを確認する
サブアカウントを削除する前に、どのサブアカウントの削除を実行するのかをもう一度チェックしておきましょう。間違えてメインアカウントを削除してしまうと非常に面倒です。
確認ができたら、当該アカウントのユーザーネームとパスワードをメモなどに控えておくといいでしょう。パスワードがわからない・忘れてしまった人は、事前にパスワードの再設定もしておいてください。
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ウェブ版Instagramのアカウント削除ページにアクセスし、ログインする
SafariやChromeなどのブラウザから、アカウント削除の専用ページへアクセスします。
ログイン画面が表示されるので、削除するサブ垢のユーザーネーム・パスワードを入力してログインします。メインアカウントの情報を入力しないように気をつけましょう。
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削除したい理由を選択し、パスワードを入力する
「アカウントを削除」の画面が表示されたら、削除する理由を選択します。該当するものがなければ「その他」を選ぶといいでしょう。
続いて、アカウントのパスワードを入力してください。
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アカウントの削除を実行する
画面下部に表示されている
というボタンをタップ後、「アカウントを削除しますか?」というダイアログが表示されるので を選択してください。これで削除が完了です。 -
アカウントが完全に削除される日(30日後)を確認
アカウントの削除を実行しても、すぐにそれが適用されるわけではありません。「アカウントが◯月◯日、◯◯年に削除されます」と表示されるように、削除した時点から30日後にアカウントが完全に削除されます。
期日である約1カ月後までに当該アカウントへ再ログインしない限り、アカウントは削除されてしまうので注意してください(復活の方法は後述)。
サブ垢を削除すると第三者からどう見える?
サブアカウントの削除を実行すると、他のユーザーからどう見えるのかを検証しました。

サブ垢のアカウントの削除を設定した時点で、当該アカウントは検索ができなくなります。つまり、フォロワーを含めた第三者は、アカウント名で検索をかけても見つけられないわけです。
アカウントの完全削除には「いつでも復活できる30日間の猶予」が設けられていますが、この期間中に復活設定をしない限り、相手側に当該アカウントが表示されることはありません。

また、ブラウザに直接URLを入力してアカウントを検索する方法(https://www.instagram.com/アカウント名/)を使っても、上の画像のように「このページはご利用いただけません」と表示されます。
削除待ちのサブアカウントを復活させる方法
前述の手順でサブアカウントの削除を設定すると、実際にアカウントが消滅するまでに30日間の猶予が設けられます。削除日までに当該アカウントで再度ログインすれば、いつでも復活できる仕組みです。


メインアカウントのプロフィール画面上でユーザーネームをタップしたら、画面下の
をタップ。続いて を選択します。

ログイン画面で、削除設定中のサブアカウントにログインすると、「このアカウントの利用を続けますか?」と表示されるので、
をタップしてください。再ログインに成功すれば、サブ垢が復活します。
削除したはずのサブ垢がリスト上から消えない?
サブ垢の削除が実行できても、アカウントリスト上から当該サブ垢が消えていない場合の対処法はあるのでしょうか。この点、削除設定から完全削除までの猶予期間中(30日間)は、アカウントリスト上から当該サブ垢が削除されないようです。


削除される予定のサブ垢を選択すると「このアカウントの利用を続けますか?」という確認画面が表示されます。ここで
をタップしてしまうと、すぐに当該アカウントが復元するので注意してください。アカウントを復元できる猶予期間を過ぎても当該アカウントがメインアカウントに紐づいた状態で表示されているなら、以下の方法を試してみましょう。ただし、完全削除が実行された日を過ぎていてもまれにアカウントデータが残っているケースもあり、確実に当該サブ垢をリスト上から消せるかどうかは実行してみないとわかりません。
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すべてのアカウントから一度ログアウトする
プロフィール画面のメニューボタン
から へ進み、画面下の をタップ。「すべてのアカウントからログアウトしますか?」と訊かれるので を選択してください。 -
プロフィールの管理画面で「プロフィールを削除」を実行する
メインアカウントとサブアカウント一覧が表示されるので、画面右上のメニューボタン
をタップし、 を選択します。続いてそれぞれのアカウントの
をタップし、すべてのアカウントのプロフィールを削除してください。プロフィールを削除しても、アカウントが消えてしまうことはありません。 -
メインアカウントへログインする
すべてのアカウントで「プロフィールの削除」が完了すると、ログイン画面が表示されます。
ここでメインアカウントにログインし、アカウントリストを表示させてください。該当のサブアカウントがリスト一覧から消えているはずです。