インスタグラムでは、メインアカウントの他に、ビジネス用や趣味専用など最大5つまでサブアカウント(複数アカウント・サブ垢)が作れます。
ただ、これ以上アカウントが追加できない、裏垢が本人とバレてしまったなど、サブ垢だけを削除したい人もいるはず。本記事では、インスタでサブ垢のみを完全に削除したい人に向けて、失敗しない消し方を解説します。
サブアカウントが完全に削除されてしまうと、そのアカウントの情報は二度と復活できません。そのため、猶予期間中に元に戻す方法などについてもサポートしています。
インスタのサブアカウントを完全に削除する手順
サブアカウントをInstagram上から完全に削除する方法は、iOS版とAndroid版で削除手順が異なります(2022年8月時点)。
一度削除した後でも、30日以内であれば当該アカウントの復活が可能です。
iOS版Instagramの場合
iOS版Instagramでは、アプリからもウェブからもアカウント削除の手続きができます。以下ではアプリでの削除方法を解説しています。
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削除するサブアカウントのプロフィール画面に切り替える
アカウント削除の手順を踏む前に、どのサブアカウントの削除を実行するのかをもう一度チェックしておきます。間違えてメインアカウントを削除してしまうと非常に面倒です。
確認ができたら、サブアカウントのプロフィール画面に切り替えましょう。アカウント削除にはパスワードの入力が必要になります。パスワードが不明な場合は、下記記事で紹介する手順でパスワードを再設定しておいてください。
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アプリの設定メニューから「アカウント」を開く
プロフィール画面右上のメニューボタン
から[設定]を開きます。続いて、[アカウント]へ進みます。 -
「アカウント削除」を選択
[アカウントを削除]をタップすると、削除設定画面へ遷移します。ここで、画面下にある[アカウントを削除]を押します。
ポップアップ表示に対しても[アカウントの削除を続ける]を選択します。
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削除する理由を選んでパスワードを入力し、削除手続き完了
Web版Instagramのアカウント削除設定画面に遷移します。ここで、削除する理由として適当なものをメニューから選択します。
理由を選ぶと、下部にパスワードを再入力するフォームが表示されます。ここでパスワードを入力後、[○○(アカウント名)を削除]のボタンをタップしてください。
この時点で画面にも表示される通り、アカウントの完全削除は30日後になります(削除設定後30日間に限ってアカウントの復活が可能)。この例では、2022年9月16日が削除期限です(削除の実行は2022年8月17日)。
最後に「アカウントを削除しますか?」と確認画面が表示されるので、[OK]を選択すれば、アカウント削除の設定が完了します。
Android版Instagramの場合
Android版Instagramでは、インスタアプリからはアカウントを完全に削除することができません。
そこで、SafariやChromeなどのブラウザでウェブ版Instagamの専用ページにアクセスし、アカウント削除の操作をする必要があります(2022年8月時点)。
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削除するサブアカウントをいま一度確認
サブアカウントを削除する前に、どのサブアカウントの削除を実行するのかをもう一度チェックしておきましょう。間違えてメインアカウントを削除してしまうと非常に面倒です。
確認ができたら、当該アカウントのユーザーネームとパスワードをメモなどに控えておくといいでしょう。パスワードがわからない・忘れてしまった人は、事前にパスワードの再設定もしておいてください。
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ブラウザでInstagramのアカウント削除ページにログイン
SafariやChromeなどのブラウザから、アカウント削除の専用ページへアクセスします。
ログイン画面が表示されるので、削除するサブ垢のユーザーネーム・パスワードを入力してログインしてください。メインアカウントの情報を入力しないように気をつけましょう。
「ログイン情報を保持しますか?」と表示されることもありますが、その場合は[情報を保持]または[後で]どちらでもいいのでタップして次に進みます。
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削除理由の選択とパスワード入力をおこない、削除手続きを完了させる
「アカウントを削除」の画面が表示されたら、削除する理由を選択します。該当するものがなければ「その他」を選んでおけばよいでしょう。
続いてパスワードを入力し[◯◯(サブ垢名)を削除]をタップ。確認画面で[OK]を選択します。
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アカウントが実際に削除される日を確認(30日後)
アカウントの削除を実行しても、すぐにそれが適用されるわけではありません。「アカウントが◯月◯日、◯◯年に削除されます」と表示されるように、削除した時点から30日後にアカウントが完全に削除されます。
上の画像の場合、削除操作をした日が2022年8月17日で、完全に削除されてしまう日が9月16日です。
期日である約1カ月後までに当該アカウントへ再ログインしない限り、アカウントは削除されてしまうので注意してください(復活の方法は後述)。
サブ垢を削除すると第三者からどう見える?

iOS版の画面

Android版の画面
アカウントの削除を設定した時点で、第三者があなたのプロフィールを表示させると、上の画像のようにすべての投稿やフォロー・フォロワーリストが見られない状態になっています。
削除した直後であれば、第三者の画面にも削除済みアカウントのアイコンが表示されるケースもありますが、削除からしばらく経つとアイコンも初期化され、名前も「Instagramユーザー」と表示されるようになります。
削除待ちのサブアカウントを復活させる方法
前述の手順でサブアカウントの削除を設定すると、実際にアカウントが消滅するまでに30日間の猶予が設けられます。削除日までに当該アカウントで再度ログインすれば、いつでも復活できる仕組みです。


メインアカウントのプロフィール画面上でユーザーネームをタップしたら、画面下の[ログインまたは新しいアカウント]を作成をタップ。続いて[既存のアカウントにログイン]を選択します。



ログイン画面で、削除設定中のサブアカウントにログインすると、「このアカウントの利用を続けますか?」と表示されるので、[アカウントをキープ]をタップしてください。
再ログインに成功すれば、サブ垢が復活します。
削除したはずのサブ垢がリスト上から消えないときの対処法
サブ垢の削除が実行できても、アカウントリスト上から当該サブ垢が消えていない場合は、以下の方法を実行してください。
すべてのアカウントから一度ログアウトする


はじめに、プロフィール画面右上のメニューボタン
から設定 をタップ。画面を一番下までスクロールしたら[ログアウト]を選択します。

アカウントリストが表示されたら、すべてのアカウントにチェックを入れた状態で[ログアウト]をタップしてください。
次の画面でも[すべてのアカウントからログアウト]を選択します。
非表示にしたいサブアカウントをリストから削除



続いて、アカウント一覧の下にある[編集]をタップ。各アカウントの右端に[×]ボタンが出るので、リストから消したいアカウント横の[×]を選び、[削除]します。
メインアカウントにログインし、アカウントリストを確認


問題なければ[編集を終了]をタップし、メインアカウントにログインしてください。

アカウントリストを表示させると、先ほど削除したサブ垢が消えている(非表示になっている)はずです。
アカウントの完全削除をしていない場合を除き、リストから非表示にしたサブアカウントに再ログインすれば、簡単に当該アカウントの表示は復活します。