インスタグラム(Instagram)はアプリやウェブからアカウントを削除(退会)することが可能です。しかし、アカウントを削除したはずなのになぜか削除できないというケースが見受けられます。
そこで本記事では、インスタでアカウントを削除できない原因と対処法を解説します。アカウントを削除したのに退会できないという場合の参考にしてみてください。
インスタのアカウントが完全に削除されるのは「30日後」


アカウントが完全に削除されるのは、手続きしてから30日後
インスタグラムでは、アカウント削除(退会)の操作をしてから完全にアカウントが削除されるまで30日間の猶予期間が設けられています。
アカウント削除の手続きをすると即座に他ユーザーからプロフィールや投稿などが見えなくなりますが、データは30日間保存されたまま残り続けます。いわば「仮削除」の状態です。
この30日の猶予期間中に再度ログインすると、削除の手続きはキャンセルされてしまい、アカウントを削除(退会)することができません。アカウントの削除手続き完了からアカウントが完全にされるまでは、30日間待つほかないのです。
インスタでアカウントを削除できない原因
アカウントを削除(退会)したはずなのにできない原因は、おもに以下の6つが考えられます。
それぞれの対処法について解説します。
完全削除される前の猶予期間に再ログインした

猶予期間中にログイン画面で[アカウントをキープ]をタップすると、仮削除状態のアカウントが復活する
先述した通り、インスタでは削除の手続きをしてから30日間の猶予期間が設けられています。この30日の間にログインしてしまうと削除の手続きはキャンセルとなり、アカウントが復活してしまいます。
削除の手続き後、30日間ログインしないように注意しましょう。
アカウントを利用解除(一時停止)している

インスタグラムには、アカウントの削除のほかに「利用解除(一時停止)」という機能も搭載されています。利用解除(一時停止)は、アカウント削除と同じようにプロフィールや投稿が表示されなくなりますが、再度ログインすれば元通りに復活します。
削除手続きをしてから猶予期間である30日が過ぎてもログインできてしまった場合、削除ではなく、利用解除(一時停止)をしてしまった可能性が考えられます。
サブ垢(複数アカウント)の削除をしただけ

インスタグラムでは、同じ登録情報(メールアドレスもしくは電話番号)で最大5つまでアカウントを作成できます。
アカウント削除手続きをする際、この同じ登録情報のアカウントが一覧で表示されるため、削除したいアカウントを間違えて選択している可能性があります。
削除を進めるときには、間違いなく削除したいアカウントを選択するようにしましょう。
アカウントのパスワードが間違っている

アカウントを削除する際には必ずパスワードの入力を求められます。パスワードが間違っている場合、削除の手続きを進めることができません。
もしパスワードを忘れてしまった場合は、パスワードを再設定してから削除手続きをおこないましょう。
インスタショッピングや広告を出稿している

商品を直接購入できる「インスタショッピング」
インスタでは投稿した写真やリールから、商品を直接購入できる「インスタショッピング」という機能が搭載されています。
この機能を使って商品を販売していたり、または投稿を宣伝する広告を出稿していたりすると、アカウントが削除できないケースがあります。
アカウントを削除する際は、まずそれらの機能をすべてオフにしてから手続きを進めましょう。
インスタ側で不具合が発生している
アカウントのパスワードも絶対間違っていないはずなのにエラーになって手続きが進まない、という場合は、インスタグラム側で不具合が発生している可能性も考えられます。
端末の再起動やアプリのアップデートを試し、それでも解決しない場合は時間を置いて再度試してみてください。
ログアウトやアプリのアンインストールではアカウントは削除されない


ログアウトやアプリのアンインストールは、アカウントの削除ではない
アカウントからのログアウトする、あるいは端末からインスタグラムのアプリをアンインストールしただけではアカウントは削除されません。
ログアウトをしてもアプリをアンインストールしても、アカウントのデータはそのまま残っており、他のユーザーはあなたのプロフィールや投稿を見ることが可能です。