インスタグラムで投稿の系統を揃える方法とは? 統一感を出すためのコツを紹介

統一感のある投稿の特徴、具体的な例を紹介

Instagramのプロフィール画面にあるフィード投稿一覧は、あなたのアカウントを訪れたすべての人の目につく、いわゆる表紙のようなものです。写真1枚1枚のクオリティも大事ですが、系統を揃えて並べたときに色やバランス、アングルに統一感があると、より見栄えがよくなります。

以下、何も意識せずに投稿したプロフィール画面と、同じ系統の色合いでまとめたプロフィール画面を比較してみましょう。

プロフィール画面

何も意識せず投稿したケース

プロフィール画面

統一感を意識したケース

左の画像は、1枚1枚の写真は鮮やかでキレイ。しかし、一覧にして見るとガチャガチャしていて見づらいと感じてしまいます。一方、左の画像は写真それぞれは地味ですが、並べると色合いが揃っていて統一感があります。それだけで、スマートでおしゃれな印象を与えることができるのです。

インスタグラムでフィード投稿に統一感を出すために押さえておきたいポイントや、活用したい加工アプリを紹介します。少しの工夫で、プロフィールページ全体の雰囲気が大きく変わるはずです。

ポイント1:色の系統を揃える

インテリアでも、色の系統を揃えると部屋全体にまとまりが出て洗練されたイメージになります。写真も同じように、同系色の被写体・景色・背景を意識して撮影するとフィード投稿を一覧で見たときの統一感がぐんと高まるでしょう。

厳密に同じ色で揃えなくても、ざっくり色のトーンを合わせたり、フィルターを統一したりするだけでかなり印象が変わるはずです。

写真自体の色味を統一する

一番効果的なのは、ハイトーン・ロートーン・モノクロなどで写真自体の色味を揃えること。フィルターで色を加工するよりも、より一体感が強くなります。

インスタプロフィール画面

こちらは、写真の色をピンクや水色、白などパステルカラーに揃えたケースです。フィードの一覧で見たときに、全体が明るく柔らかい印象になります。

プロフィール画面

統一感を意識したケース

一方、白・黒・グレーのモノトーンや青・紺など彩度の低い色で写真を統一すると、フィード一覧がモダンで洗練されたイメージに。何気ないモノや景色でも、同系色に揃えるだけで、並べたときに洗練された雰囲気を演出できます。

白っぽいフィルター加工で統一する

白加工

写真全体に白っぽいフィルターをかける、いわゆる「白加工」で統一するのもおすすめ。写真の色味がぼやけて、プロフィール画面全体がふんわり優しい印象になります。手軽に統一感を出せるテクニックのひとつです。

インスタグラムで人気の「白加工」やり方まとめ

グレーのフィルター加工で統一する

Hiro(@hiro_nekoze)さんのインスタ

Hiro(@hiro_nekoze)さんのインスタグラム

グレー系は最近のトレンドの一つで、モノクロまではいかない絶妙なロートーンを指します。シンプルで無機質な雰囲気が「韓国っぽい」ということで、韓国風加工とも呼ばれます。

Hiro(@hiro_nekoze)さんのように色味や柄のある背景を避けて無地の背景を意識すると、グレー加工が強く反映されます。難しい人は、全体的にくすみがかったようなグレーフィルターをかけるだけでも統一感が生まれるでしょう。

おしゃれインスタ「グレー・韓国」加工のやり方まとめ

ピンクのフィルター加工で統一する

ピンク加工で統一

ピンク系のフィルターで統一しているユーザーもよく見かけます。プロフィール画面全体が可愛く華やかな印象になるでしょう。少しくすんだ色味のピンクにすれば、甘くなりすぎることもありません。

撮った写真をイメージ通りの色味に加工したいときは、初心者から上級者まで幅広く使える画像編集アプリ「Snapseed」がおすすめ。写真の明るさや色温度、彩度、コントラストなど、さまざまな要素を細かく調整することができます。さらに、設定した彩度やコントラストなどの値はQRコードで保存しておけるので、同じ雰囲気で加工したいときに調整の手間が省けます。

アプリ「Snapseed」をダウンロード

ポイント2:被写体の余白・背景を意識する

少し上級者向けのテクニックですが、あえて被写体を端に寄せて余白を多めに写し込んで撮影すると、写真を並べたときの統一感が格段にアップします。

背景を意識したプロフィール画面

被写体が中心ではなく端に配置された余白の多い写真は、見る人の視線が背景へ流れやすくなります。

背景をシンプルな白や黒、グレーなどに統一することで、並べて見た時に各投稿の調和がとれている印象を与えられるのです。また、余白の多い写真のほうが色の系統も揃えやすくなるという効果もあります。

ポイント3:被写体のアングル・写し方を統一する

料理やスイーツ、コスメ、アクセサリーなどのモノを投稿する頻度が多い場合は、被写体を写すアングルを揃えるのがおすすめです。

斜めアングルで揃える

斜め撮影の写真

最も基本的なのが、斜め45度から撮影した立体的な写真。人がモノを見る時の自然な角度なので、無意識にこの角度で撮影している人も多いでしょう。中央に被写体を置くことを意識して撮影すると、より一貫性が生まれます。

真俯瞰(まふかん)アングルで揃える

真俯瞰

インスタ投稿で特によく見かけるのが、真上から写す「真俯瞰(まふかん)」のアングル。何気ない一皿も、真俯瞰で撮影すればポップでかわいらしい雰囲気になります。

料理やスイーツの写真をよくアップする人に必携のカメラアプリは「Foodie」。食べ物の撮影に特化しており、通常のカメラでは難しい真俯瞰での撮影をサポートする機能を搭載しています。バリエーション豊かなフィルター機能も魅力です。「人物」「フード」「室内」「風景」とシーンごとにおすすめフィルターが多数登録されています。

アプリ「Foodie」をダウンロード

ポイント4:写真のサイズを統一する

写真にフレーム

プロフィール画面の統一感を出すのに最も手軽なのが、あえて余白をつけるフレーム加工です。写真の周りにフレームを付けるだけで、一覧で並べたときにスッキリと見やすくなります。白枠のほか、黒枠で加工してもいいでしょう。

フレーム加工する際は、アプリ「正方形さん」を使うのがおすすめです。詳しいやり方は以下の記事を参照ください。

【インスタグラム】投稿に適した写真のサイズとは? 余白を利用した投稿テクも

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