Androidスマホでストレージの空き容量を確認する方法

容量不足の解消方法もチェック

Android端末のストレージ容量がいっぱいになってしまうと、動作が重くなったり、写真などを保存できなくなったりするので、通常の操作に支障が出てしまいます。

そういった状況に陥らないためにも、定期的にストレージの空き容量の確認はしておいたほうがよいでしょう。すでに容量不足に悩まされているという場合でも、その解消に向けてまずは容量の確認がスタートになります。

本記事では、Androidスマホのストレージ容量を確認する手順を解説。本体のストレージ容量を節約する方法も紹介します。

Androidスマホの容量を確認する方法

Androidスマホの容量を確認するには、端末の「設定」から確認する方法とファイルアプリから確認する方法に大別されます。

端末の設定から確認する

端末の「設定」から確認する方法は、機種によって手順が異なります。手持ちのスマホにあわせて確認してください。

Xperia、AQUOS、Pixelシリーズ

Xperia、AQUOS、Pixelでストレージ容量を確認する方法はおおよそ同じです。今回は、Pixel 4a(Android 12)を使って手順を紹介します。

Pixel 4a(Android 12)、Xperia Ace Ⅲ(Android 12)、AQUOS sense6(Android 11)を使用して検証しました。

pixelの場合
pixelの場合
pixelの場合

端末の「設定」を開いて[ストレージ]をタップすると、端末のストレージ容量が確認できます。

pixelの場合
pixelの場合
pixelの場合

さらに、下へ向かってスクロールすると、アプリや動画といったカテゴリ別の容量をすべて見られます。

たとえば、特定のアプリにどれだけ容量が使われているのか確認したい場合は、[アプリ]をタップして目的のアプリを選択すれば、容量の詳細がわかります。

Galaxyシリーズ

Galaxy端末でストレージ容量を確認する方法を説明します。

Galaxy S21 5G(Android 12)を使用して検証しました。

設定アプリを選択
バッテリーとデバイスケアを選択

端末の「設定」を開いたら、[バッテリーとデバイスケア]を選択します。

ストレージをタップ
ストレージを確認

[ストレージ]をタップすれば、端末のストレージ容量が表示されます。

個別にストレージ容量を確認したい時は、カテゴリから探して見られます。

OPPOシリーズ

OPPOのスマートフォンでストレージ容量を確認する手順を解説します。

OPPO Reno3 Aを使用して検証しました。

OPPOの場合
OPPOの場合
OPPOの場合

ホーム画面などから端末の「設定」を起動し、[ストレージ]を選択すれば端末のストレージ容量を見られます。

カテゴリ別でも確認できるので、容量が大きくて気になる場合は個別にチェックできます。

ファイルアプリで確認する

端末には、機種ごとにファイルアプリが搭載されています。このファイルアプリでもストレージ容量を手軽に確認できます。今回は、Google製の定番ファイルアプリ「Files」を使ってストレージ容量をチェックする方法を紹介します。

アプリ「Files by Google」をダウンロード
Filesアプリをタップ
→をタップ
内部ストレージ

「Files」アプリを起動するだけで、アプリ上部に現在のストレージ容量が表示されます。

右側にある[→]をタップすると、カテゴリ別に並んだストレージ容量の詳細を確認できます。

容量不足を解消するには

ストレージの容量不足を解消するには、いくつか方法があります。それぞれのやり方を解説します。

不要データを削除する

一番手っ取り早く容量不足を解消できるのは、不要データを削除することです。

キャッシュデータを削除する

キャッシュデータを削除する

使用頻度の低いアプリをアンインストールする

使用頻度の低いアプリをアンインストールする

不要な写真を消す

不要な写真を消す

使用頻度の低いアプリや、キャッシュデータ、ダウンロードコンテンツ、写真データなどを削除すると、空きストレージ容量を確保できます。

スマホの使用時に挙動が重いと感じたら、まずはストレージ容量を確認し、データの削除を検討しましょう。具体的な方法は下記記事を参照してください。

SDカードで外部ストレージを増やす

ストレージ容量がいっぱいだけどデータを削除したくない時に効果的なのが、「SDカード」で保存領域(ストレージ)を増設する方法です。

SDカードで外部ストレージを増やす
SDカードで外部ストレージを増やす

保存できるスペースが増えると、上述した不要なデータを消すといった作業をする必要がないので、容量不足に悩まされることもありません。

SDカードに対応している機種で常に容量不足に悩まされているなら、わざわざ購入する価値はあります。たとえばTranscend(トランセンド)300Sシリーズは、リーズナブルな価格ながら耐久性・スピードも申し分なく、おすすめの製品です。

トランセンド microSDカード TS128GUSD300S
Transcend microSDカード 128GB TS128GUSD300S

写真・動画・音楽といったサイズの大きいメディアファイルを丸ごとSDカードに移行させると、端末本体の空き容量をかなり稼げます(Galaxyなど一部の機種はアプリデータをSDカードに移行させることも可能)。

さらに、事前に設定しておけば、カメラで撮影した写真・動画をそのままSDカードに保存することも可能です。64GBまたは128GBのSDカードがあれば大部分を移行させられるはずです。

Google Oneで写真などを保存する

クラウドサービスを利用して、データをオンライン上に保存すれば、端末のストレージ容量に余裕ができます。

Google One

Googleが提供する「Google One」は、オンラインフォトストレージ「Googleフォト」や「Gmail」「Googleドライブ」などの保存先となるクラウドサービスです。

15GBまで無料で利用できますが、それ以上は100GBの保存容量を月額250円などで使えます。GoogleフォトはAndroidスマホとも相性がよく、バックアップ済みの写真を自動的に端末から削除して空き容量を確保する機能などが便利です。

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