誕生日や記念日、ちょっとしたお礼まで、さまざまなシーンで活用できる「Amazonギフト券」。なかでも、住所や配送日時の確認をせずに気軽に贈れる「Eメールタイプ」は人気が高く、アマギフの定番になりつつあります。
そこで本記事では、Amazoギフト券「Eメールタイプ」の買い方・送り方を紹介。相手にうまく「届かない」場合の対処法についても解説しているので、参考にしてください。
Amazonギフト券「Eメールタイプ」とは?
まずは、Eメールタイプの特徴をメリットを踏まえながら詳しく解説します。
メリット1:発行から受け取りまですべてオンラインでおこなえる

Eメールタイプの一番のメリットは、思い立った瞬間にすぐ贈ることができ、最短5分で相手のもとに届けられる「手軽さ」でしょう。
Amazonギフト券は注文から発行、送信、受け取りまですべてオンライン上でおこないます。相手の住所を確認する、都合のいい受け取り日時を聞く、配送時間を指定する……といった「配送」にまつわる面倒な作業をせずに済むのです。ワンタップで残高を登録できるので、相手にも手間をかけさせません。
メリット2:LINEやツイッターDMなど好きなツールで送信できる

Eメールタイプといいつつも、送信方法は「Eメール」だけではありません。「テキストを送る」機能さえあれば、どれでも好きな手段で送ることができます。LINEやSlack、Messengerなどのチャットツールをはじめ、ツイッター、インスタ、TikTokのDMなども利用可能です。
SNSやオンラインゲームでしか繋がっていない相手に、匿名でAmazonギフト券を送るのにも最適でしょう。
LINEでAmazonギフト券を送る方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
メリット3:15円〜20万円の間で額面を自由に設定できる

EメールタイプのAmazonギフト券は、最低15円から最高20万円まで1円単位で自由に額面を設定できます。
数あるAmazonギフト券のなかで、額面を500円以下に設定できるのはEメールタイプと印刷タイプだけです(チャージタイプを除く)。少額利用したい場合には、最適の方法だといえるでしょう。
また、余分な残高を残さずに金額分きっちり送ることができるので、チケットの譲渡代金や、オンラインゲームの代行報酬、有償イラストの支払いなど「お金」の代わりとして利用されるケースもよく目にします。
Eメールタイプの買い方/送り方/受け取り方
EメールタイプのAmazonギフト券の送信手段は、「メール」もしくは「SMS(ショートメッセージサービス)」のいずれかです。しかし、少し工夫すればLINEやツイッター、インスタなど任意の方法で共有することができます。
LINE/ツイッター/インスタDMなど任意のツールで送信する
まずは、任意のコミュニケーションツールを介して贈る方法を紹介します。「テキストを送受信する」という機能さえあれば、どのツールを使っても構いません。
任意の手段で送る場合は、自分に一度ギフト券を送ってから相手に送信する流れになります。相手に直接送るケースと比べると若干手間がかかりますが、宛先間違いなどのトラブルには対処しやすくなるでしょう。
-
Amazonギフト券Eメールタイプの購入画面を開く
Amazon公式サイト、もしくはショッピングアプリでAmazonギフト券 Eメールタイプの購入画面を開きます(左リンクまたは下記ボタンから遷移できます)。
-
テンプレートデザインを選択する
購入画面に進んだら、「イラスト」「アニメーション」「画像・動画」の3つから好みのデザインを選択しましょう。
イラストとアニメーションには「ありがとう」や「おめでとう」などのテンプレートが数十種類用意されており、プレビューを見ながら選べるようになっています。画像・動画を選んで、好きな画像をアップロードして表紙にするのもおすすめです。
-
ギフト券の額面を決める
相手に贈りたい金額を指定しましょう。最低15円から最高20万円の間なら、自由に金額を設定できます。
-
自分の電話番号、もしくはメールアドレス宛に送信する
「配送方法」の項目でテキストメッセージを選択し「電話番号」項目に自分の電話番号を入力します。このとき、頭の「0」とハイフンを抜いて入力しましょう(例:9012345678)。
SMSが使えないデータ通信専用SIMユーザーは、Eメールの宛先に自分のメールアドレスを入力してください。
-
SMSで届いたURL(リンク)をコピーする
受け取り方法にSMS(電話番号)を選択した場合、URLが記載されたメッセージが届きます。このURL部分を長押ししてコピーしてください。
自分のメールアドレス宛に送信した場合は、届いたメールにあるアカウントに登録するボタンを長押しします。iPhone、Androidともにコピーメニューが表示されるので、リンクをコピーしてください。
-
任意のツール(SNSなど)に貼り付けて送信する
任意のツールにペースト(貼りつけ)して送信しましょう。ここではLINEを使いました。
-
受け取り側:「Amazonアカウントに適用」ボタンをタップして残高を取得
「Amazonギフト券が届きました」メッセージをタップします。
AmazonショッピングアプリもしくはAmazon公式サイトに遷移したら、必要に応じてメールアドレスとパスワードでログインしましょう。
送信時に選択したデザインで金額、メッセージ、差出人が表示されるので、
ボタンをタップします。これで、ギフト券の受け取りは完了です。Amazonアカウントにギフト券残高が追加されます。
メール・SMSで送信する
メール・SMSで直接相手に送信する方法を紹介します。といっても、購入画面で相手のメールアドレスや電話番号を入力するだけなので、特に難しい作業はありません。
ただ、いずれも差出人が自分ではなく「Amazon」になる点に注意が必要です。メールの場合は「Amazon.co.jp Gift Card(gc-orders@gc.email.amazon.co.jp)」、SMSの場合は050-5370-4545から届きます(ユーザーによって異なる可能性があります)。
-
Amazonギフト券 Eメールタイプの購入画面を開く
Amazon公式サイト、もしくはショッピングアプリでAmazonギフト券 Eメールタイプの購入画面を開きます(左リンクまたは下記ボタンから遷移できます)。
-
ギフト券のデザインを指定する
購入画面に進んだら、「イラスト」と「アニメーション」「画像・動画」の3つから好みのデザインを選択しましょう。
イラストとアニメーションには「ありがとう」や「おめでとう」などのテンプレートが数十種類用意されており、プレビューを見ながら選べます。画像・動画を選んで、好きな画像をアップロードして表紙にするのもいいでしょう。
-
ギフト券の額面を決める
相手に贈りたい金額を指定しましょう。最低15円から最高20万円の間なら自由に金額を設定できます。
-
相手のメールアドレス、電話番号に送信する
配送の項目で
を選択した場合は相手のメールアドレス、 を選択した場合は相手の電話番号を入力します。さらに下にスクロールしてあなたの名前(ニックネーム可)、メッセージを250字以内で入力したら
ボタンをタップ。最後に、 ボタンを押せば購入完了です。同時に指定したメールアドレスもしくは電話番号宛にギフト券が送られます。 -
受け取り側:「アカウントに登録する」ボタンをタップして残高を取得
メールの場合、「〇〇様からAmazonギフト券が届きました!」という件名でAmazon.co.jp Gift Card(gc-orders@gc.email.amazon.co.jp)からメールが届きます(SMS経由での受け取り方は前述)。
自分宛てのもので間違いなさそうなら、
ボタンをタップしてください。必要に応じてサインインを済ませると、ギフト券の登録画面が表示されます。
ボタンを押せば、アカウントに残高が追加されて完了です。
EメールタイプのAmazonギフト券を購入する際の注意点
EメールタイプのAmazonギフト券を購入する際に注意したい点を紹介します。
買取業者からの購入などトラブルに注意

Amazonギフト券を購入する際は、公式サイトから購入するようにしましょう。
Amazonギフト券の売買をおこなう業者から購入したところ、のちに購入した分のAmazonギフト券が無効になってしまうというケースがあるようです。これはAmazon側が転売または不正に取得された可能性のあるAmazonギフト券残高を無効化する措置を取っているためです。
そのようなトラブルに見舞われた場合、返金対応は非常に困難。お得だからといって、安易に業者や見知らぬ第三者からAmazonギフト券を購入するのは十分に注意してください。
コンビニ支払いやAmazonポイントは利用できない
EメールタイプのAmazonギフト券の購入に利用可能な支払い方法はクレジットカードまたはあと払い (ペイディ)のみです。コンビニ支払いやキャリア決済は利用できません。また、貯まっているAmazonポイントやAmazonギフト券残高も使えません。
Amazonギフト券の購入は支払い方法が通常の商品の購入よりも限られてしまう点は注意しましょう。
EメールタイプのAmazonギフト券が届かないときの対処法
Amazonギフト券Eメールタイプは手元に届くまで「5分以内」としています。しかし、まれに「なかなか届かない」「処理中から進まない」といったトラブルが発生するケースがあります。
自分宛てにAmazonギフト券を再送する

EメールタイプのAmazonギフト券なら、最大5回まで無料でギフト券の再送ができます(未登録状態に限る)。「宛先を間違えた」「処理済みなのになかなか届かない」といったトラブルが発生した場合には、注文履歴のページから再送しましょう。
再送する際はできるだけ「宛先」を変えることをおすすめします。相手のアドレスや電話番号宛に直接ギフト券を送った場合は、自分宛てに送信し直してみてください。
なお、送信手段は変更できません。たとえばメールで届かなかったからといって、テキストメッセージ(SMS)で再送することはできない仕組みになっています。
EメールタイプのAmazonギフト券を再送する手順


Amazon公式サイトのトップ画面でアカウントアイコンをタップします。展開したメニューで を選択してください。


注文履歴からAmazonギフト券の
をタップ。 ボタンを押せば、宛先の入力画面からやり直すことができます。インターネットの接続状態、電波の受信状況を見直す

「再送しても届かない」「処理中になっていて再送すらできない」という場合は、通信環境を見直してみましょう。
メールはインターネット回線、SMSは電話回線を経由して送受信します。端末の上部、ステータスバーを確認してそれぞれの接続状況を確認してください。電波の受信状況があまりよくない場合は、場所を移動してしばらく待ってみましょう。
メールやSMSの受信設定を確認する
前述したように、Amazonギフト券を送った際のメールの差出人は自分のアドレスではなく「Amazon.co.jp Gift Card(gc-orders@gc.email.amazon.co.jp)」です。迷惑メールなどの設定によっては、届かないことがあるかもしれません。
また、フィッシングサイト対策として「URL(リンク)」が記載されたSMSのメッセージを受信しない設定などが有効化されている可能性もあります。一度これらの設定を見直してみることをおすすめします。
Amazonカスタマーサービスに問い合わせる

1〜2時間経過しても処理中の状態から進まない場合は、Amazonカスタマーサービスに問い合わせるのが確実でしょう。
筆者が実際に問い合わせたところ、「Amazonギフト券のEメールタイプは注文順に処理されるが、金額によっては時間がかかる可能性もある」との回答でした。担当者いわく、なりすましや架空請求防止のため、高額のギフト券購入の場合は本人確認がされるケースがあるとのことです。