Amazon「まとめて発送」のやり方と選べないときの原因・対処法

「できる限り商品をまとめて発送」とは?

Amazonでは、一度に複数商品を注文する場合に商品をまとめて同日に受け取れるオプション「できる限りまとめて発送」を選択できるようになっています。しかし状況によっては、このオプションを選べないときがあります。

本記事では、Amazonで「できる限りまとめて発送」オプション(以下「まとめて発送」)を選べないときに、どのようにすればまとめて配送してもらえるのか対処法を解説します。また、まとめて配送のメリット・デメリットについても紹介しています。

Amazonで複数商品の「まとめて発送」ができないときの対処法

「まとめて発送」を選べないときは、以下のような原因が考えられます。

「まとめて発送」を選べないときに考えられる原因
  • 商品の発送可能日がズレている(在庫がない、予約商品であるなど)
  • 発送元が異なる(Amazon.co.jpの発送する商品と、マーケットプレイスが発送する商品が混ざっている)
  • 配送先が2カ所以上に分かれている
  • Amazonのネットスーパーを利用している
  • 商品ごとに配送業者が異なる
  • 大型商品など特別な取扱いが必要な商品が混在している

「まとめて発送」が適用されるには、商品の状態(在庫状況や発送日、商品の種類、サイズ、重量)や出荷元、配送料、商品のサイズ、配送業者などの条件が揃う必要があります。これらがひとつでも欠けていると「まとめて発送」が表示されません。

また、Amazonのネットスーパーも「まとめて発送」の適用外です。

大型商品、特別取扱が必要な商品は分けて注文する

種類(可燃性商品など)、サイズ、重量などの発送条件が異なると、「まとめて発送」を選べないことがあります。

家電やペットボトルといった重い荷物は特別取扱商品手数料(360円)が発生してしまいます。特別取扱商品手数料が発生するような商品は、分けて注文することで他商品の注文ではまとめて発送を選べるようになります。

プライム会員になれば特別取扱商品手数料(360円)が無料に
Amazonプライムへ登録

Amazonプライム会員になると、Amazonが発送(出荷)する商品の配送料が一律無料です。配送時に特別な取り扱いが必要な「特別取扱商品」の手数料(360円)も無料になります。また、「お急ぎ便」や「お届け日指定便」といった各種配送オプションも無料で利用できます。

Amazonを頻繁に利用する人や、店舗で買って持ち帰るのが大変な大型商品をAmazonで注文したいような人は、Amazonプライムへ登録すると便利です。

在庫が揃っている商品でまとめて注文する

一部の商品は入荷待ちや取り寄せが必要な場合があり、まとめて発送が選べないことがあります。

在庫がある商品

在庫がある商品は「在庫あり」と表示されます。現時点で在庫がない場合は、何かしらの表示が出るようになっています。

  Amazonでの表示 内容
在庫がある 在庫あり 少なくとも1つは在庫がある
取り寄せれば在庫がある 通常2 - 3日以内に発送 近隣の卸売業者から取り寄せる商品
通常◯ - ◯週間/カ月以内に発送 卸売業者から取り寄せる商品
発売前 発売前/予約注文可 最新の発売日情報がその商品詳細ページに表示されている商品
この商品は(日付)に発売予定です 発売前の商品
在庫がなく取り寄せ不可 一時的に在庫切れ 現時点では在庫がないものの、注文自体は可能な商品
現在お取り扱いできません 現時点では注文ができず、在庫を再確保できない可能性のある商品

「在庫あり」以外の表示でも、取り寄せによって在庫が手配できたり、取り寄せの予定がなかったりする場合があります。

商品の在庫状況を確認し、すべての商品が揃ってから注文するか、先に必要な商品だけを購入するなどの対応を検討しましょう。

お届け日時指定便で配送日を同じ日時に変更する

「まとめて発送」を選べないときは「お届け日時指定便」を選択し、複数の荷物の配送日を同じ日時を指定することで、まとめて配送されるようになります。

お届け日時を指定する
お届け日時を指定する
お届け日時を指定する

注文確定画面へ進むと、配送日の指定ができるようになります。ここで、お届け日時指定便の項目の配達日時を変更をタップします。

確実に受け取れる日時に配送日と時間を指定して、[確認]を選択します。すると、指定日以降の日程でその他の荷物も配送されるようになります。すべて同日にまとめるようにしてから注文を確定させてください。

ただし、在庫の状況によって配送日の調整ができない場合があります。その場合は、商品が出荷可能になる日以降の日程で配送日時を指定するとよいでしょう。

受取場所をコンビニやロッカーなどに変更する

Amazon 返品 PUDO

駅などに設置してある宅配便ロッカー「PUDO」

商品の配送先をコンビニやヤマト運輸の営業所、ロッカー(Amazon HUBやPUDOなど)に変更することで、複数注文をまとめて受け取ることができます。

新しい住所を追加する
新しい住所を追加する

Amazonのホーム画面から「〇〇(登録されている届け先住所)にお届け」のリンクをタップし、表示された住所一覧をスライドしてアドレス帳を管理を選びます。

新しい受取スポットを追加する
新しい受取スポットを追加する

次の画面で新しい受取スポットを追加するをタップします。届け先住所周辺の地図とともに、近くの受取スポットがリストで表示されます。受け取りに都合のよい場所を選んで、アドレス帳に追加をタップしてください。

なお、コンビニ受取の対象店舗はローソン、ファミリーマート、ミニストップです。今回はコンビニ受取に変更するため、近くのファミリーマートを指定しました。

新しい受取スポットを追加する

すると、新しい届け先として「届け先一覧」に記録されます。常にこの場所に荷物を送る場合は既定の住所に設定をタップしてください。これで受取場所の変更は完了です。

「マーケットプレイスの出品者」が発送元の商品を避ける

Amazonのサイト上には、Amazon.co.jpが販売・発送する商品と、Amazonマーケットプレイスの出品者が販売・発送する商品があります。

販売・出荷元が「Amazon.co.jp」になっている商品は、Amazonが販売しています。販売・出荷元が「Amazon.co.jp」以外の商品は、マーケットプレイスの商品です。

Amazon.co.jpが販売・発送する商品

Amazon.co.jpが販売・発送する商品

Amazonマーケットプレイスの出品者が販売し、Amazon.co.jpが発送する商品

Amazonマーケットプレイスの出品者が販売・発送する商品

Amazonマーケットプレイスの出品者が発送する商品は、出品者ごとに配送料や配送方法などが異なるため、まとめて配送が設定されていないケースもあります。またカート内に「Amazon.co.jpが発送する商品」と「Amazonマーケットプレイスの出品者が発送する商品」が混在している場合、「できる限り商品をまとめて発送」のオプションは表示されません。

まとめて発送を利用したいときは、カート内の商品を「Amazon.co.jpが発送する商品」に変更するか、カート内の商品の発送元を揃えるようにしてみましょう。

「まとめて発送」とは? メリット・デメリットも解説

「できる限り商品をまとめて発送」とは、すべての注文商品が揃い次第、一度にまとめて発送される配送オプションのことです。配送オプションというとお急ぎ便や日付指定便、当日お届け便などが一般的に知られているものの、「できる限り商品をまとめて発送」も便利な配送オプションのひとつです。

できる限り商品をまとめて発送

条件が揃えば、上の写真のように注文確定時に「できる限り商品をまとめて発送」を指定できるようになります。これを選ぶことで早く・安く配送できるケースが少なくありません。特に、非プライム会員にとっては配送料を抑えられるメリットがあります。

ただし、商品の取り扱いや在庫状況によっては、まとめて発送が難しいケースもあります(よくある原因は前述)。すべての商品が揃ってから発送されるため、商品の入荷状況次第で発送が遅れる可能性もあります。それらのデメリットも理解したうえで利用することが重要です。

お急ぎ便、日付指定便との違いは?

「できる限り商品をまとめて発送」は、お急ぎ便や日付指定便と同様、注文商品の配送方法に関する設定です。

  できる限り商品をまとめて発送 お急ぎ便 日付指定便
目的 注文した複数の商品をできるだけ一緒に発送する 商品をできるだけ早く届ける 指定した日に商品を届ける
特徴
  • 同じ注文内のすべての商品が揃ってから、まとめて発送される
  • 商品の入荷状況によっては発送が遅れることもある
  • 通常、1~2営業日以内に商品を届ける
  • 非会員の場合、追加料金が発生する
  • 希望する配送日を選ぶことができる
  • 配送エリアや商品によっては対応できない場合もある
  • 非会員の場合、追加料金が発生する
非プライム会員時の利用料金 通常配送料金(0〜410円)+100円 通常配送料金(0〜410円)+510円〜610円 通常配送料金(0〜410円)+510円〜610円
できる限り商品をまとめて発送

「お急ぎ便」や「日付指定便」との大きな違いは、非プライム会員における配送料金でしょう。通常、配送料金で0〜410円がかかります。お急ぎ便や日付指定便を配送オプションとして追加すると、そこから510円〜610円ほど上乗せされます。送料をあわせると、最大で1020円ほどかかってしまう計算です。

これに対して、「できる限り商品をまとめて発送」は配送料金+100円なので、最大で510円です。配送料を抑えられる点で大きく異なります。

メリット:1つの配送番号で追跡できる

複数商品がまとめて発送されると、複数の荷物を1つの配送番号(トラッキングID)で追跡できます。これにより配送状況の確認が容易になります。

複数の配送番号を管理する手間が省け、すべての商品の配送状況を一度に把握可能です。また、万が一配送中に問題が発生した場合、配送業者やカスタマーサポートとのやりとりも一元化されるので、迅速にトラブルシューティングがおこなえます。

ひとつの追跡番号で追跡できる
トラッキングID 配送状況

「まとめて発送」が適用された場合、Amazonの注文履歴から荷物を選択して配送状況を確認をタップすると、まとめて配送された商品一覧と配送番号(トラッキングID)が表示されます。

デメリット:発送が遅くなる可能性がある

複数の商品が一緒に発送されるため、商品の在庫状況によっては発送が遅れることがあります。入荷に時間がかかる商品をまとめて発送に含めると、その商品が入荷するまで他のすべての商品も発送されないためです。

急いで手に入れたい商品がある場合は、まとめて発送に含めない方がよいでしょう。

EDITED BY
ASAGI