楽天モバイルからソフトバンクへの乗り換えを検討しているなら、タイミング次第でお得度が大きく変わります。
適切なタイミングで乗り換え手続きを進めることで、無駄な費用を抑えながらスムーズに楽天モバイルに移行できます。「最適な乗り換え時期」を見極めて、お得にへ楽天モバイルへ乗り換え(MNP)しましょう。
結論:乗り換えのベストタイミングは締め日ごとに異なる
後に詳しく解説しますが、ソフトバンクでは解約月の利用料金が日割り計算されません。つまり「いつ解約しても同じ料金が請求される」ということです。
乗り換えのタイミング次第で無駄な支払いが発生してしまうので注意する必要があります。

そもそも「締め日」とは、ソフトバンクの通信料金をまとめて請求をおこなうための区切りのこと。たとえば、月末締めにもかかわらず5日に乗り換えた場合、たった5日間しかソフトバンクを使っていないのに料金は丸ごと1カ月分請求されることになり、かなり損です。
また、乗り換えが完了した日から楽天モバイルの利用料金も加算されるので、乗り換え月は実質的に2回線分の料金を支払わなければなりません。したがって、楽天モバイルへの乗り換えは、ソフトバンクの締め日に近いタイミングでおこなうのが理想です。現状、ソフトバンクの請求締め日は「20日」と「末日」の2通り存在するので、自身の状況にあわせて確認してください(締め日の確認方法は後述)。
月末締めの場合
「月末締め」の場合は、その月の1日から末日までのソフトバンク利用料金がまとめられ、翌月に請求(支払い)がおこなわれます。
前述した通り、ソフトバンクでは解約月の日割り請求がされないので、締め日である月末のなるべく近く(21日〜25日を目処)に乗り換え手続きをスタートするのがおすすめです。

月末締めの乗り換えスケジュール
ただ、30日や31日など月末ギリギリに申し込むのはおすすめできません。後述するとおり、楽天モバイルへの乗り換え完了までには2日〜5日を要します。月末ギリギリに楽天モバイルへ申し込んでしまうと、月内で乗り換えを完了できないかもしれないからです。
万が一、手続き完了が1日にずれ込んでしまうと、ソフトバンク側で翌月分の料金が丸ごと発生してしまいます。さらに、本人確認書類の不備などスムーズに手続きが進まない可能性も考慮すると、少なくとも28日までに乗り換え手続きを完了させておくのが理想です。
20日締めの場合
「20日締め」の場合は、前月21日から当月20日までのソフトバンク利用分がまとめられ、翌月に請求(支払い)がおこなわれます。前述した通り、ソフトバンクでは解約月の日割り請求がされないので、締め日である20日のなるべく近く(11日〜15日を目処)に乗り換え手続きをスタートするのがおすすめです。

20日締めの乗り換えスケジュール
しかし、19日や20日など月末ギリギリに申し込むのはおすすめできません。後述するとおり、楽天モバイルへの乗り換えまでには2日〜5日を要するため、ギリギリに楽天モバイルへ申し込んでしまうと締め日をまたいでしまうリスクがあります。
万が一、手続き完了が21日にずれ込んでしまうと、ソフトバンク側で翌月分の料金が丸ごと発生してしまうので注意が必要です。さらに、本人確認書類の不備などスムーズに手続きが進まない可能性も考慮すれば、少なくとも18日までに乗り換え手続きを完了させておきたいところです。
最適な乗り換えタイミングを狙うための重要なポイント
最適な乗り換えタイミングを狙うために押さえておきたいポイントを紹介します。
チェック1:乗り換え手続き(MNP転入)に要する時間
楽天モバイルにネットで申し込む場合、本人確認の方法によってMNP転入(乗り換え)完了までにかかる時間が異ります。したがって、締め日ギリギリに乗り換える場合は、スピーディーな本人確認方法を選ぶことが重要です。

(※)補助書類として、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要
楽天モバイルの場合、本人確認を「AIかんたん本人確認(eKYC)」で済ませない限り、SIMカード・eSIM問わず郵送物を受け取るまでMNP転入(乗り換え手続き)を完了できません。
乗り換え完了までは、上図の通り最短でも2日はかかってしまいます。eSIMを選択すれば、即日乗り換えが完了できると思っている人は注意が必要です。
概要 | 対象の書類 | 申し込みからMNP転入(乗り換え)までに要する時間 | |
---|---|---|---|
本人確認書類を撮影・アップロード | 対象の本人確認書類を撮影し、アップロード |
|
最短2日から1週間 |
AIかんたん本人確認(eKYC) | 本人確認書類と自身の顔を撮影する。最短即日より開通可能(eSIMを選んだ場合のみ選択可) |
|
最短3分 |
SIMカードの配送時に本人確認書類を提示する | SIMカードを受け取る際に配達員に本人確認書類を提示する |
|
最短2日から1週間 |
楽天グループに提出済みの書類を流用 | 楽天銀行・楽天証券・楽天生命いずれかの本人確認記録を連携 | 不要 | 最短2日から1週間 |
※補助書類として、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要
実際に筆者が乗り換えた際も「eSIM」を選択したにもかかわらず、郵送物が届くまでMNP転入ができない状況に直面しました。「eSIMならすぐに使い始められる」と思っていたため、数日間待たされると知ったときは驚きました。
「AIかんたん本人確認(eKYC)」を利用しないなら、「eSIM」も「SIMカード」も乗り換え完了までにかかる時間は大差ありません。急ぎで乗り換えたい場合には、「eSIM」で申し込むだけではなく、あわせて必ず「AIかんたん本人確認(eKYC)」も実施してください。
チェック2:楽天モバイルの乗り換えキャンペーン開催時期と内容

楽天モバイルでは、乗り換え(MNP)で契約すると楽天ポイントをもらえるキャンペーンを多数実施しています。せっかく楽天モバイルに乗り換えるなら、キャンペーンを活用してお得に乗り換えたいものです。
そこで以下では、他社から楽天モバイルへの「乗り換え」で利用できるキャンペーンを(キャンペーン同士の併用パターンも込みで)お得順にまとめました。
楽天モバイルのキャンペーンは終了日未定で長期開催されるケースが多く、「月初だけ」「月末だけ」といったように短期で開催されるキャンペーンはまれです。したがって、「この時期のキャンペーンがお得」といったような偏りはさほどありません。
順位 | キャンペーン名とキャンペーンコード(略称) | 単体で獲得できる楽天ポイント | 開催期間 |
---|---|---|---|
【1位】単独利用 | 三木谷キャンペーン(2798) | 1万4000ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 |
【1位】単独利用 | 新生活応援キャンペーン(2677) | 1万4000ポイント付与 | 2025年5月31日(土)23時59分まで |
【1位】単独利用 | 学生応援キャンペーン(2676) | 1万4000ポイント付与 | 2025年5月31日(土)23時59分まで |
【2位】単独利用 | 楽天モバイル紹介キャンペーン(1784) | 1万3000ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 |
【2位】併用 | 他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン(2091) | 1万ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 |
初めての申し込みで3000ポイントプレゼントキャンペーン(1173) | 3000ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 | |
【2位】併用 | 他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン(2091) | 1万ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 |
楽天カード会員限定キャンペーン(1234) | 3000ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 | |
【2位】併用 | 他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン(2091) | 1万ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 |
楽天銀行会員限定キャンペーン(2660) | 3000ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 | |
【8位】単独利用 | ただいまキャンペーン(2207) | 2162ポイント付与 | 終了日未定で常時開催中 |
乗り換えで一番おすすめなのは、「三木谷キャンペーン(2798)」です。回線(SIM)のみ契約する場合に併用可能なキャンペーンがないものの、複数のキャンペーンを併用したケースと比較しても、トータルで最も多くの楽天ポイントを獲得できます。
なお、獲得できるポイント数だけで比較すれば「新生活応援キャンペーン(2677)」や「学生応援キャンペーン(2676)」も同率1位ですが、これらのキャンペーンは対象年齢が設定されているうえ、楽天カード会員しか利用できません。
その点、三木谷キャンペーンは年齢や参加資格などは定められておらず、特設ページから申し込むだけで簡単に適用できます。さらに、再契約や2回線目の申し込みにも対応しているので、利用できるユーザーも幅広いです。最大限お得に楽天モバイルへ乗り換えたい人には、「三木谷キャンペーン(2798)」の利用を強くおすすめします。
チェック3:ソフトバンクのセット割引の利用状況
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、各種セット割引の恩恵がなくなります。たとえば「新みんな家族割」「おうち割 光セット」「1年おトク割+」「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」「ハートフレンド割引」などの各種割引は、解約月の請求をもって自動的に終了します。関連サービスの月々の支払い料金が変動する可能性があるので注意が必要です。
特に家族割を利用している場合、グループ全体の料金が変更されます。乗り換え前に影響範囲を確認して、必要に応じて関係者に連絡しておくのがおすすめです。
チェック4:ソフトバンクの機種代金の分割払い状況
ソフトバンクで購入した端末の支払いが残っていても、楽天モバイルへの乗り換えに影響はありません。問題なくMNP(番号移行)が可能です。

ただ、楽天モバイルへ乗り換えても端末代の分割払いは継続されます。My SoftBankで分割払いを継続するか、一括清算するかを選択しましょう。一括清算を希望する場合は、乗り換え前に手続きを済ませておくとスムーズです。
特に「トクするサポート」などのオプションは毎月390円のプログラム利用料が発生するため、継続を希望しない場合は乗り換え前に解除手続きをおこなうのがベストです。

My SoftBankトップ画面で「◯月ご請求」をタップ

「請求情報・設定」をタップ

「機種代金・アクセサリー代金」をタップ
My SoftBankにログインしたら、トップ画面で[◯月ご請求]の項目をタップ。[請求情報・設定]→[機種代金・アクセサリー代金]に進み、[確認する]を押してください。
残債がある場合は以下の項目が確認できます(請求がある場合のみ表示される)。
- 支払回数
- 分割支払金
- 支払残回数
- 支払残金額
- 支払終了予定
なお、同じ画面で分割払いを継続するか、一括清算するかを選択できます。一括清算を希望するなら、乗り換え前に手続きを済ませておくとスムーズです。
スムーズに乗り換えるために事前にやっておくべき準備
楽天モバイルへの乗り換えをスムーズに進めるために、事前に確認すべきポイントをまとめました。
やること1:My SoftBankで請求締め日を確認する
まずは、My SoftBankで請求締め日がいつなのかを確認しましょう。冒頭で述べた通り、ソフトバンクには解約月の日割り請求がないので、締日次第でお得な乗り換えタイミングが変わってきます。

My SoftBankトップ画面で「◯月ご請求」をタップ

「支払い方法を確認する」をタップ

「請求締日」の項目をチェック
My SoftBankにアクセス・ログインしたら、[◯月ご請求]をタップします。続いて[支払い方法を確認する]を押すと、請求締日を確認できます。
末日が締日の人は、月末のなるべく近く(21日〜25日を目処)に乗り換え手続きをスタートし、28日までに完了させるのがおすすめ。また20日が締日の人は、20日のなるべく近く(11日〜15日を目処)に乗り換え手続きをスタートし、18日までに完了させると安心です。
やること2:必要に応じてソフトバンクで名義を変更しておく

乗り換え元と乗り換え先で契約者名義が一致していないと、MNPの手続きがスムーズに進みません。「親の名義で回線を契約をしている」「結婚や離婚などで苗字が変わった」といった場合は、あらかじめソフトバンクで名義の変更を済ませておくのがおすすめです。
なお、楽天モバイルの「実店舗(ショップ)」で契約する場合に限り、専⽤の委任状を提出すれば乗り換え前の通信会社での名義変更を経ずにMNPの手続きが可能です(2024年7月より運用開始)。詳しくは、楽天モバイルに問い合わせてみてください。
やること3:手持ちの端末が楽天モバイルに対応しているか確認する

楽天モバイルへの乗り換えパターンは、以下の2つに大別されます。
- スマホ本体は手持ちのものを使い、SIM(eSIM、SIMカード)のみを契約する
- 楽天モバイルが販売している端末とセットで回線契約する
このうち(2)の端末とセットで契約するパターンなら、難しいことは何もありません。楽天モバイルのSIMカードがセットで届くので、そのまますぐに使用できます。
注意したいのは、(1)の手持ちのスマホを楽天モバイルで使いたいパターン。手持ちのスマホを使う場合は、その端末が楽天モバイルで使えるかどうかを確認しなければなりません。動作確認ができていない機種だと、楽天モバイルでは使えない可能性があります。
手持ちの端末が楽天モバイルに対応しているかどうか判断するには、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済のスマホ」ページでチェックするのが手っ取り早いです。質問に沿って端末の特徴を入力していけば、利用できるか否かの診断結果が表示されます。
「この製品は楽天回線対応製品です」と表示された場合

動作確認の結果、「楽天回線対応製品です」と表示されていれば、その端末は問題なく楽天モバイル回線で使えます。iPhoneであれば「iPhone 6s」以降の機種はすべて楽天モバイルに対応しています。
ただ、海外で購入したiPhoneは、たとえ楽天モバイルで動作確認済みのモデルであっても注意が必要です。楽天モバイルの回線周波数に対応していない可能性があります。楽天モバイルのサポート窓口に問い合わせて、具体的な互換性や設定方法について確認するのがおすすめです。
「この製品は一部の機能がご利用いただけます」と表示された場合

「一部の機能がご利用いただける端末です」と表示された場合は、画面をスクロールして対応している機能の詳細をチェックしてください。
「4Gデータ通信」「通話」「SMS」に対応していれば、十分普段使いできます。この3点に対応しているかで利用の可否を判断するとよいでしょう。
「この製品はご利用いただけません」と表示された場合

「この製品はご利用いただけません」と表示された場合、その端末は楽天モバイル回線に対応していないことを意味します。楽天モバイル回線を利用するなら、回線契約とセットで新しい端末に買い替えることを検討してください。
楽天モバイルでは端末購入時に利用できるお得なキャンペーンが複数開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
やること4:必要に応じてSIMロックを解除する

「SIMロック」とは、通信キャリアが自社販売の端末に対し、他社のSIMカードを挿して使用できないよう制限を設ける仕組みのことです。この制限がかかっている場合、楽天モバイルのSIMカードを端末に挿入しても、モバイルデータ通信や通話が利用できません。
特に2021年9月より前にNTTドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアで購入したiPhoneには、SIMロックがかかっている可能性が高いです。以下の手順でSIMロックの有無を確認しておきましょう。
iPhoneでSIMロックの状況を確認する方法

「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとSIMロック状況を確認できる
iPhoneのSIMロックの状態を確認するには、「設定」アプリを開き、[一般]→[情報]と進みます。「SIMロック」の項目に「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロックが解除されていることを意味します。
SIMロックがかかっていた場合は、ソフトバンクの公式サイトを参考に解除の手続きをおこなってください。オンラインで簡単にSIMロック解除の手続きをおこなえるようになっています。
Androidスマホで確認する方法
Androidスマホでは、ごく一部の機種に限り「設定」の「端末情報(デバイス情報)」からSIMロックの有無を確認できる場合があります。ただし、この機能に対応している端末は少なく、ほとんどの機種では設定でSIMロックの状況を直接確認することができません。
そのため、SIMロックの状態をチェックしたい場合には、現在利用しているキャリアの公式サイトを確認するのが最も手早く確実な方法です。いずれのキャリアも、端末の情報や契約情報をサイトに入力すればSIMロックがかかっているか手軽に確認できます。SIMロックがかかっていた場合は、そのままオンラインでSIMロック解除手続きを開始することも可能です。
やること5:「SIMカード」か「eSIM」か決めておく

楽天モバイルは、「eSIM」と「SIMカード」の両方を取り扱っています。申し込み時にSIMのタイプをスムーズに選択できるように、あらかじめ特徴を確認しておきましょう。eSIMに申し込みたい場合は、手持ちの端末がeSIMに対応しているかどうかもあわせて確認してください。
SIM | eSIM | |
---|---|---|
構造 | カードをデバイスに挿入 | デバイスに内蔵、カード不要 |
乗り換え方法 | 物理的にSIMカードを入れ替える | オンラインで管理・変更する |
デバイス設計 | SIMスロットが必要 | SIMスロットが不要 |
利用方法 | SIMカードを手配して郵送で受け取る | ネットで回線の契約・開通ができる |
乗り換えにかかる時間 | 2〜7日 | 最短3分(※) |
デバイス | ほぼすべての機種が対応 | 対応機種が限られる |
(※)AIかんたん本人確認(eKYC)」で本人確認を行った場合
一般的に「eSIM」はオンラインでスピーディーに回線を開通できるメリットを持ちます。しかし、楽天モバイルでは「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認をおこなわない場合、SIMカード選択時と同様に数日間の待機時間が発生します。郵送物を受け取るまで、開通手続きを進められません。
締日ギリギリなど、楽天モバイルに乗り換えたい場合は、eSIMを選択したうえで、「AIかんたん本人確認(eKYC)」を済ませてください。「AIかんたん本人確認(eKYC)」を利用することで、郵送物を待たずに最短3分でMNP転入および回線開通が可能となります。
やること6:本人確認書類を用意する
楽天モバイルに乗り換える際には、本人確認書類の提出を求められます。必要な本人確認書類を確認し、あらかじめ用意しておきましょう。
楽天モバイルにネットで申し込む場合、本人確認の方法によってMNP転入(乗り換え)完了までにかかる時間が異ります。締め日ギリギリに乗り換える場合は、スピーディーな本人確認方法を選ぶことが重要です。

(※)補助書類として、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要
楽天モバイルへの契約を進める際には、書類の有効期限や記載内容(氏名、住所など)が最新であることを必ず確認しましょう。
「引っ越し後で住所を変更した」「結婚や離婚などで苗字が変わった」という場合は、本人確認書類を最新の情報に更新してから提出することをおすすめします。住所や氏名が不一致の場合、手続きがスムーズに進みません。
やること7:楽天モバイルで利用できる支払い方法を確認
楽天モバイルに登録できる支払い方法は以下の通り。どの方法も利用できない人は、あらかじめクレジットカード・デビットカードの発行や銀行口座の作成などの準備が必要です。
支払い方法 | 楽天ポイントの還元率 | 手数料 | 料金請求日・支払い日 |
---|---|---|---|
楽天カード | 合計2% | 0円 | 毎月11日ごろ |
楽天カード以外のクレジットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
デビットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
銀行口座振替 | 1% |
毎月110円 |
毎月27日ごろ |
お得感を重視するなら、「楽天カード」を使うのがおすすめです。楽天モバイルの料金を楽天カードで支払うと、通常1%の楽天ポイントに加えて、楽天カード利用分として1%が加算され、合計2%のポイントが還元されます。
さらに、楽天モバイルと楽天カードを組み合わせることで、楽天カード会員限定のキャンペーンを活用できたり、スマホ本体の分割払いで手数料を節約できたりと、多くのメリットがあります。楽天モバイルを最大限お得に利用したいなら、わざわざ発行する価値はあるでしょう。
やること8:楽天会員情報に登録している内容を確認しておく
楽天モバイルの申し込みやキャンペーンの適用には楽天会員IDが必要です。楽天会員でない場合は、事前に登録を済ませておきましょう(登録は無料)。
また、すでに楽天IDを持っている人も、登録された情報が最新のものか確認しておくことをおすすめします。

楽天モバイルに申し込みをする際、楽天IDに登録されている情報が契約者情報としてそのまま自動的に反映されます。氏名や住所、電話番号など、楽天IDに紐付いている情報がそのまま契約者情報として扱われるため、正しい情報を登録しておくことが重要です。
楽天IDに登録されている情報(氏名や住所など)に誤りがある場合、本人確認書類の整合性が取れず、申し込みが正常に処理されません。