「MVNO」とよばれる格安SIM各社は、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天のキャリア4社どれかの回線を借りるかたちで通信サービスを提供しています。ほとんどの会社はNTTドコモの回線を使っていますが、ドコモ回線に不安がある人もいるはずです。また、現在ソフトバンクを契約してソフトバンクの端末を使っていて、今の使い勝手のまま料金を安くしたいという人もいるでしょう。
本記事では、ソフトバンクの回線を使える格安SIMを比較。さらに、ソフトバンクが運営しているものの格安SIMに比肩する低価格で利用できる「ワイモバイル」「LINEMO」2つのサブブランドについても紹介します。
音声SIMプランの料金を比較
上図は、ソフトバンク回線が使える格安SIM各社の料金を一覧で見やすくまとめたものです。これを見ると、mineoやNUROモバイルが優勢で、サブブランドではLINEMOのコスパが高くなっています。
【一覧表】ソフトバンク回線が使える格安SIM
ソフトバンク回線が使える格安SIMを一覧表にまとめました。音声通話プランとデータ専用プランのそれぞれで、各事業者を比較します。
音声通話プランで比較
| プラン・料金(税込) | 特徴 | |
|---|---|---|
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(ソフトバンク) |
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(ソフトバンク) |
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(MVNO) |
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(MVNO) |
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(MVNO) |
1089円で1GB 超過時は1GBにつき220円追加(30GBを超えると低速に) |
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(MVNO) |
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初期費用・通話料・低速解除料で詳しく比較
| 初期費用 | 国内通話料 | かけ放題オプション | 通信量追加の料金 | |
|---|---|---|---|---|
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(ソフトバンク) |
3850円(店頭4950円) |
22円/30秒 |
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5GB:500円 (1カ月5GBのプランは2GBで500円) |
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(ソフトバンク) |
3850円 |
22円/30秒 |
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1GB:550円 |
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(MVNO) |
3740円 |
22円/30秒 |
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100MB:55円 |
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(MVNO) |
3740円 |
22円/30秒 |
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1GB:550円 |
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(MVNO) |
3300円 |
5分以内は無料かけ放題、5分以降は11円/30秒 |
なし | |
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(MVNO) |
3850円 |
11円/30秒 |
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初期費用や通話料は、各社あまり差がありません。b-mobileは5分以内なら無料かけ放題、以降も11円/30秒と通話が安いのが特徴です。10分かけ放題または無制限のかけ放題を契約するならmineoが最安になります。
低速解除料金も、QTモバイルが割高である以外は価格自体の差が少ないです。しかし一度に追加できるデータ量が会社により異なります。mineoは100MBあたり55円と少容量から追加できるため、「月の通信量を少しだけオーバーしてしまった」というときも安心です。
ソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」「LINEMO」に加え、オプテージ(関西電力グループ)の「mineo」、ソニーグループの「NUROモバイル」、日本通信の「b-mobile」、九州電力の「QTモバイル」といったMVNO4社がソフトバンク回線を借りて顧客に音声通話SIMを提供しています。
価格だけで見ると、小・中容量ではNUROモバイル、大容量ではmineoがお得だとわかります。しかし、本家ソフトバンクの回線がそのまま使えてサービスも充実しているワイモバイルやLINEMOも十分選択肢に入るはずです。
データ専用プランで比較
| プラン・料金(税込) | 通信量追加の料金 | 初期費用 | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|
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(MVNO) |
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100MB:55円 | 3740円 |
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(MVNO) |
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1GB:550円 |
3740円 |
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(MVNO) |
1GBにつき209円 (30GBを超えると低速に) |
なし | 3300円 |
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(MVNO) |
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1GB:330円 |
3300円 |
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ソフトバンク回線が使える格安SIMのうち、データ専用プランを提供しているのは「mineo」「NUROモバイル」「b-mobile」に「HISモバイル」を加えた4つです(QTモバイルやワイモバイル・LINEMOではデータ専用SIMの提供なし)。
このうち、SMSオプションをつけられるのはmineoだけです。ほか3つは、ソフトバンク回線を利用するとSMSオプションをつけられなくなります。同じプランでドコモ回線やau回線を使うなら、SMSが利用可能です。
価格面では、音声通話SIMと同じく15GB以下の小・中容量ではNUROモバイル、それ以上の大容量ではmineoがお得です。また1カ月につき3GBまでの極小容量であれば、b-mobileが最安値になります。
| プラン名/月額 | 〜100MB | 〜1GB | ~2GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB | ~10GB | ~15GB | ~20GB | ~30GB |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビタッ!プラン | 198円 | 770円 | 1320円 | 2310円 | 3300円 | 5775円 | ||||
| データ定額2.0プラン | 400円 | 580円 | 880円 | 1100円 | 1850円 | 2720円 | ||||
HISモバイルのデータ専用料金プランは、ソフトバンク回線が使える「ビタッ!プラン」のほかに、ドコモ回線のみの「データ定額2.0プラン」があります。
上の表のように2プランを比較すると、「ビタッ!プラン」はかなり割高であることがわかるはずです。ソフトバンク回線が使えるほかの事業者と比較しても価格面で劣ってしまうため、ソフトバンク回線を使いたいならHISモバイルはあまりおすすめできません。
速度重視ならサブブランド、安さ重視ならMVNO
ソフトバンク回線が使える格安SIMのうち、特におすすめのブランドを紹介します。
イチオシは高品質で比較的安いLINEMO
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルとLINEMOは、本家ソフトバンクと同等の回線を使えます。お昼どきや通退勤時など、通信が混雑しやすい時間でもつながりやすいはずです。
なかでもLINEMOは、MVNOに劣らない価格で高品質の回線が使えるためおすすめです。3GBまでなら月額料金が990円、10GBまでなら2090円、30GBまでなら2970円で使えます。30GBプランは5分以内の国内通話が無料です。
ワイモバイルは基本料金が高めで「家族割」「でんきセット」などのセット割があるのに対し、LINEMOは基本料金が安く割引制度はありません。条件なしで誰でも安いため、家族と一緒に回線を契約しない単身者や、光回線のブランドに制限がある集合住宅に住んでいる人でもお得に使えます。
公式サイトでチェック
安さならmineoとNUROモバイル
価格を重視するなら、3GB〜15GBの小・中容量ではNUROモバイル、30GB以上の大容量ではmineoがお得です。
NUROモバイルの「バリュープラス」プランは、3GBで月額料金が792円、5GBで990円、10GBで1485円、15GBで1790円というプランで、ソフトバンク回線が使える事業者の中でも最安です。mineoは大容量プランに強く、30GBで2178円、50GBなら2948円で使えます。
たとえばソフトバンクから乗り換えるなら、5000円前後安くなることもあります。ソフトバンクなど大手キャリアのプランはポイント還元やセット割引が充実していることがメリットですが、これらをあまり使いこなせていない人や値上げが相次ぐ大手キャリアの料金に負担感がある人は、格安SIMに乗り換えるのがおすすめです。
ソフトバンク回線が使える格安SIM各社のメリット・デメリット
一覧表で紹介した格安SIMのうち、QTモバイルは九州ローカルの性格が色濃いです。通信サービス自体は全国で使えますが、セット割の対象が九州電力だったり、実店舗が九州にしかなかったりします。九州在住の人はぜひ公式サイトでチェックしてみてください。
HISモバイルにもソフトバンク回線を使えるプランがありますが、データ専用かつ少し割高です。そのため本記事では、広くおすすめできる格安SIMとして「ワイモバイル」「LINEMO」「mineo」「NUROモバイル」「b-mobile」に焦点を当てて解説します。
サービス・割引が充実した「ワイモバイル」
「ワイモバイル」は、ソフトバンクが運営するリーズナブルなサブブランド。本家ソフトバンクと同等の回線を使えるほか、Starlink DirectやJAPANローミングなどのサービスも含まれるため、電波がつながりにくい場所や緊急事態でも安心です。
MVNO各社と比べると基本料金は高めですが、PayPayカードや光回線などとのセット割や家族割を活用すれば安く契約できます。
- 本家ソフトバンクと同等の回線をそのまま使える
- Starlink Direct、JAPANローミングなどの豊富なサービスを利用可
- PayPayカード、光回線などとのセット割引
- 家族割がある
- 実店舗が多く相談しやすい
- 基本料金が高い
- 単体(セットなし)やひとりでの契約だと割高
- 中容量プランがない
料金プランは「シンプル3」のみ。1カ月に5GB使える「シンプル3 S」が3278円、30GB使える「シンプル3 M」が4378円、35GB使えて10分以内の通話が無料の「シンプル3 L」が5478円です。
| 家族割 | 複数回線契約すると、2回線目以降の月額料金が毎月1100円割引 |
|---|---|
| おうち割光セット(A) | SoftBank 光またはSoftBank Airをセット契約で1回線あたり毎月1650円割引 |
| おうち割でんきセット(E) | おうちでんきまたは対象の電力サービスとのセット契約で1回線あたり毎月1650円割引 |
| PayPayカード割 | PayPayカード支払いで毎月330円割引、PayPayカード ゴールド支払いで毎月550円割引 |
ワイモバイルの割引は「家族割」「おうち割光セット(A)」「おうち割でんきセット(E)」「PayPayカード割」の4種類。PayPayカード割のみ、ほか3つのどれかと併用可能です。
紹介キャンペーンや端末同時購入キャンペーンなど、ワイモバイルの契約がさらにお得になるキャンペーンも多数実施されています。
| SoftBank Starlink Direct | 屋外の空が見える環境なら、圏外でも通信ができる |
|---|---|
| 国際ローミング | 月に2GBまで海外でデータ通信が利用可能 ※2026年秋以降に提供開始予定 |
| JAPANローミング | 災害や通信障害などソフトバンク回線で通信できないとき、ほかの通信事業者の通信網を使って通話・SMS・メールができる |
| LYPプレミアム特典 | LYPプレミアムの一部特典が利用可能 |
ソフトバンクのサブブランド(ワイモバイル・LINEMO)は他の格安SIMにはないサービスをいくつか提供しています。圏外になってしまったときに便利な「SoftBank Starlink Direct」、災害時も安心の「JAPANローミング」などです。
また、LINE・ヤフー・PayPayの各サービスで割引や優待が受けられる「LYPプレミアム」の一部特典も使えます。対象のLINEスタンプが使い放題になったり、Yahoo!ショッピングの買い物で最大7%のPayPayポイントがもらえたりします。
このうち「国際ローミング」「LYPプレミアム特典」はワイモバイルだけのサービスで、LINEMOでは提供されていません。
公式サイトで詳しくチェック
安価で本家と同等の回線をそのまま使える「LINEMO」
「LINEMO」もソフトバンクが提供するサブブランド。MVNO並みの低価格でソフトバンクと同等の回線をそのまま使えるため、価格を抑えて高品質な回線を契約したい人におすすめです。
ワイモバイルと同じく、「SoftBank Starlink Direct」と「JAPANローミング」も使えるため非常時も安心です。
- 低価格で本家ソフトバンクと同等の回線をそのまま使える
- Starlink Direct、JAPANローミングを利用可
- LINEの一部機能はデータ量を消費しないため使い放題
- LINEスタンプが使い放題
- 実店舗がない
- データ繰り越しができない
- 家族・セットなどの割引制度がない
LINEMOの料金プランは「ベストプラン」「ベストプランV」の2種類。ベストプランは10GBまでで2段階の料金変動制、ベストプランVは30GBまで利用可能で5分以内の国内通話が無料です。
LINEMOはソフトバンク社が直接運営しているため本家ソフトバンクと同等の回線が使えるうえ、ワイモバイルよりも圧倒的に低価格なのが魅力です。
【LINEMO】最大1万2000円相当もらえるキャンペーン実施中
LINEMOでは現在、他社からの乗り換えで最大1万2000円相当、新規契約で最大1万円相当のPayPayポイントをもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」を実施しています(終了日未定)。
| 他社からの乗り換え | 新規契約 | |
|---|---|---|
| ベストプラン | 1万円相当 | 3000円相当 |
| ベストプランV | 1万2000円相当 | 6000円相当 |
ポイントの付与時期は開通日の属する月の7カ月後上旬ごろ。ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えはキャンペーン対象外なので注意してください。
LINEMOでは上記の通常特典に加えて、週替わりおよび月替わりの特典も提供されています。詳細は以下のリンクより公式サイトを参照してください。
LINEのトークや通話はデータ通信にカウントされない「LINEギガフリー」
LINEMOで特徴的なのは、「LINE」アプリに関するサービスです。「LINEギガフリー」によって、トークや通話など、LINEの主要な機能がデータ通信にカウントされません。
たとえばLINEをよく使う人なら、いま契約しているデータ通信量が10GBを超えていたとしても「ベストプラン」で事足りるかもしれません。さらに、LINEスタンプが使い放題になります。
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大容量のSIMが使いたいなら「mineo」
mineo(マイネオ)は、関西電力グループのオプテージが提供する格安SIMです。16GB〜50GBの大容量プランがお得かつ充実しています。
- 16GB〜50GBの大容量プランがお得
- かけ放題オプションが安い
- 実店舗で相談できる
- データ繰り越し可能
- データ専用SIMも選べる
- 「マイそく」プランならデータ無制限で使える
- ソフトバンク回線はeSIM非対応
- 家族・セットなどの割引制度がない
- 「マイそく」プランは平日12〜13時が低速になる
| 音声通話+データ通信 | データ通信のみ | |
|---|---|---|
| 3GB |
1298円 |
880円 |
| 7GB |
1518円 |
1265円 |
| 15GB |
1958円 |
1705円 |
| 30GB |
2178円 |
1925円 |
| 50GB |
2948円 |
2695円 |
他社と同じような料金制度のプランが「マイピタ」プランです。3GB〜50GBと幅広く展開されています。特に注目なのは、大容量プランの安さです。15GB超〜50GBの範囲では、ソフトバンク回線が使えるブランドの中で最も安くなっています。
| 月額料金 | |
|---|---|
| スーパーライト(最大32kbps) | 250円 |
| ライト(最大300kbps) | 660円 |
| スタンダード(最大1.5Mbps) | 990円 |
| プレミアム(最大5Mbps) | 2200円 |
「マイそく」プランは、データ通信が無制限になる代わりに最大通信速度が制限されるという特徴的な仕組みのプランです。月曜日~金曜日の12時~13時は通信速度が32kbpsに制限されます。
YouTubeやSNSを軽く使う程度であれば、「スタンダード」プランで十分です。990円で無制限のデータを使えるため、平日昼はあまりスマホを使わない人におすすめです。
mineoはかけ放題オプションが安い点もメリットのひとつ。他社では10分かけ放題が880円、無制限では1600円前後の設定が多いですが、mineoなら10分かけ放題が550円、無制限かけ放題が1210円で利用可能です。
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小・中容量がお得な「NUROモバイル」
NUROモバイルはソニー系列の格安SIM。LINEなどの主要SNSアプリでデータ消費がカウントされない特典や3カ月ごとに追加データがもらえる特典など、うまく使えばかなりお得です。
特典を考慮せずとも、15GB以下の小・中容量プランはソフトバンク回線が使えるSIMの中で最安級。とにかく安くソフトバンク回線を使いたい人におすすめです。
- 15GB以下の小・中容量プランが低価格かつLINE一部機能を使い放題
- 35GB・55GBの大容量プランはLINEに加えてX・Instagram・TikTokの一部機能も使い放題
- 3カ月ごとに追加データがもらえる
- 通話料半額の「NUROモバイルでんわ」が利用できる
- データ繰り越し可能
- データ専用SIMも選べる
- NURO光とセットで割引あり
- ソフトバンク回線はeSIM非対応
- 家族割制度がない
| プラン名 | 料金 | データフリー対象アプリ | あげ放題 | Gigaプラス | |
|---|---|---|---|---|---|
| バリュープラス | VSプラン(3GB) | 792円(データ専用627円) | ― | ― | ― |
| VMプラン(5GB) | 990円(データ専用825円) | LINE | ― | 3GB | |
| VLプラン(10GB) | 1485円(データ専用1320円) | LINE | ― | 6GB | |
| VLLプラン(15GB) | 1790円(データ専用1625円) | LINE | ― | 9GB | |
| NEOプラン | NEOプラン(35GB) | 2699円 | LINE/X/Instagram/TikTok | ◯ | 15GB |
| NEOプランW(55GB) | 3980円 | LINE/X/Instagram/TikTok | ◯ | 15GB | |
- データフリー:対象アプリの対象機能を利用している間はデータ通信量を消費しない
- あげ放題:アップロード時にデータ通信量を消費しない
- Gigaプラス:プランに応じて、3カ月ごとにデータ通信量を追加で受け取れる
NUROモバイルのプランは、小・中容量の「バリュープラス」と大容量の「NEOプラン」の2種類です。
特にバリュープラスは、ソフトバンク回線を使える会社の中で最も安いプランと言えます。「LINE」アプリのトークやアルバム編集など一部機能がデータフリー対象なのも嬉しいところ。ただLINEMOと異なり、LINE通話はデータを消費することに注意が必要です。バリュープラスではデータ専用SIMも選択可能。ただし、ソフトバンク回線ではSMS付きのデータ専用プランは契約できません。
NEOプランでは、LINEだけでなくX(旧Twitter)・Instagramの主要機能、TikTokの一部機能も使い放題になります。LINEの音声通話も利用可能です(ビデオ通話は不可)。
「Gigaプラス」なら3カ月に一度追加されるデータ通信量を柔軟に振り分けられる
バリュープラス・NEOプラン共通で、3カ月に一度データ通信量がプレゼントされる「Gigaプラス」がついてきます。このデータ量は翌々月まで繰り越せるので、契約した以上のデータ量を毎月使うことも可能なのです。
使った分だけ支払える「b-mobile」
b-mobileは、日本通信が運営する格安SIM。「日本通信SIM」とは兄弟ブランドです。1GBごとに価格が変わる料金制度を採用しているため、使った分だけ支払いたい人におすすめ。特にデータ専用SIMがお得です。
- 1GB単位で使った分だけ支払えるので、料金に納得感がある
- 3GB未満のデータ専用SIMなら最安値
- 音声通話が11円/30秒と安い
- 5分かけ放題が無料
- 大容量使うなら割高
- 10分かけ放題・無制限かけ放題のオプションがない
| プラン名 | 月額基本料金(税込) | 2GB以降30GBまで |
|---|---|---|
| 990ジャストフィットSIM X | 1089円/1GB利用可能 | 1GBあたり220円追加 |
| 190 Pad SIM X(データ専用) | 209円/1GB利用可能 | 1GBあたり209円追加 |
基本の「990ジャストフィットSIM X」プランでは、月額基本料金が1089円かかります。1089円支払っただけでは1GBしか利用できず、それを超えると1GBあたり220円が料金に追加される仕組みです。低速になる上限値は自分で設定でき、最大30GBとなっています。
データ専用の「190 Pad SIM X」も同じく1GBごとに料金が加算される仕組みですが、1GB使える月額基本料金が209円、それ以降も1GBにつき209円で利用できます。627円で3GB使えるので、小容量のデータ専用SIMを探している人はb-mobileが最もお得です。
「990ジャストフィットSIM X」プランのみのサービスですが、b-mobileは通話料が安いのも特徴です。1回につき5分以内であれば、何度でも無料で通話ができます。5分を超過しても30秒につき11円と、他社の半額で利用できます。
よくある質問と答え
ソフトバンク回線が使える格安SIMについて、よくあがる疑問に回答します。
MVNO回線の速度は本家ソフトバンクと比べて遅い?
基本的に本家と変わりませんが、回線が混雑している際は遅くなることがあります。
キャリア・MVNOにかかわらず、正確な速度はあまり公表されていません。そもそも時間帯や場所によって大きく異なるものなので、一概に「この会社の通信サービスは遅い/速い」とは言い切れません。
今回紹介したMVNO5社の公式サイトでも、速度に関してははっきりした言及が乏しい印象です。
MVNOは、キャリア回線の一部を借りるかたちでサービスを提供しています。借りる量が多ければ多いほど、多くの人が同時に通信できるようになるのです。
しかし、「多くの人が同時に通信できるようになる」ことと速度自体の速さは関係ありません。MVNOの通信はほとんどの場所・時間帯で問題ありませんが、通勤や昼休みの時間帯など回線が混雑しているときは遅くなりがちだということです。そうした時間帯にスマホをよく使う、かつ速度が不安な人は、ワイモバイルやLINEMOなどソフトバンクが提供するサブブランドを契約するのがおすすめです。
データ無制限で使える格安SIMはある?
mineoの「マイそく」はデータ無制限で使えますが、平日12〜13時の通信速度が遅くなります。
mineo「マイそく」の料金プラン
mineoが提供する「マイそく」プランは、データ量ではなく通信速度で値段が変わるプラン。どの速度を選んでも、データ無制限で利用できます。ただ選んだ速度にかかわらず、平日12〜13時の通信速度が最大32kbpsと遅くなることに注意が必要です。
このようなデメリットがなくデータ無制限で使える格安プランは、現状ありません。mineoの「マイピタ」プランは最大50GB、NUROモバイルは最大55GBと大容量ですが、無制限で使いたければ他サービスを検討しましょう。
ソフトバンク回線にこだわるなら、本家ソフトバンクの「メリハリ無制限+」プランを契約するしかありません。月額が7425円かかってしまう点がデメリットです。低価格で無制限プランにしたい人は、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すれば月額3278円で無制限のデータを使えます。
eSIMが使えるのはどれ?
eSIMが使えるのは、ワイモバイルとLINEMOです。MVNO各社では、ソフトバンク回線はSIMカードのみの提供となっています。
今回紹介した格安SIMには、NTTドコモ・KDDIの回線も選べるものもあります。NTTドコモ・KDDI回線を使うなら、格安SIMでもeSIMを利用可能です。
しかしどの会社も、ソフトバンク回線のみeSIM利用は対象外になっています。すぐに回線を契約したいなど、どうしてもeSIMを使いたい人は、ワイモバイルまたはLINEMOがおすすめです。
キャリア回線とMVNO回線で利用可能な地域に差はある?
いいえ、ありません。
キャリア回線とMVNO回線は、同じ回線を使っていれば利用可能な地域も同じです。今回紹介した「ソフトバンク回線を使っている格安SIM」各ブランドの通信可能範囲は、ソフトバンクの通信可能範囲に準じます。