インスタグラムで投稿に「タグ付けできない」原因とは？

Instagramには、写真や動画にアカウントを「タグ付け」できる機能があります。フォロー関係にないアカウントでも簡単にタグ付けができる一方で、ブロックや拒否設定などによって「タグ付けできない」ケースも。本記事では、インスタのフィード投稿にタグ付けができないときに考えられる要因について解説します。

ストーリーでメンションできない原因については以下の記事で詳しく解説しています。

通常、インスタグラムではフォローの有無にかかわらず、誰をもフィード投稿へのタグ付け対象にできます。ところが相手をタグ付けできない場合、以下に挙げるような原因が考えられます。

タグ付ける相手のアカウント名（ユーザーネーム）を間違えていないでしょうか。「一致するユーザーがいません」と表示される場合、まずはアルファベットや記号を誤って入力していないか確認してみてください。

インスタでは似たようなアカウント名が複数存在します。異なるユーザーをタグ付けないためにも、アイコンや名前をよく見るといいでしょう。

インスタには、タグ付けされることを拒否できる設定があります。相手がタグ付けを「誰にも許可しない」設定にしている場合、フォローの有無に関係なく誰もそのユーザー（アカウント）をタグ付けできなくなります。

タグ付けの拒否（範囲）設定は、プロフィール画面右上のメニューボタン​​から［設定］→［プライバシー設定］→［投稿］でおこなえます。

ここで相手が「タグ付けを許可する人」を「誰にも許可しない」にしていると、あなたは相手をタグ付けできないというわけです。また「フォローしている人」を相手が選択しているときは、あなたが相手にフォローされていない限り、タグ付けができない仕組みです。

自分の投稿では相手をタグ付けできても、相手のプロフィール画面のタグ付けされた投稿一覧に、当該投稿が表示されないケースがあります。

その場合、相手がタグ付けを「手動承認」に設定している可能性が考えられます。

プロフィール画面右上のメニューボタン​→［設定］→［プライバシー設定］へと進み、［投稿］にある［タグ付けを手動で承認］を開きます。

ここで「タグ付けを手動で承認」がオンになっていると、タグ付けした投稿が承認されない限り、相手のプロフィール画面に表示されることはありません。

手動承認を設定していると、タグ付けされた投稿は［承認待ちのタグ］へ溜まっていきます。ここをタップして右上の［編集］から投稿を選択後、画面下のメニューから投稿をプロフィールへ追加するのか、非表示のままにするか、または削除するのかを選ぶといった流れです。

相手にブロックされていると、そのユーザー（アカウント）をタグ付けできません。iOS版とAndroid版で挙動が若干異なるものの、最終的にはタグ付けができない仕様になっています。

iOS版インスタでは、投稿編集の段階で相手をタグ付けできません。タグ付けしようとすると、［◯◯（相手）をタグ付けできません］と表示されたり、検索結果に相手が出てこなかったりします。

Android版では、投稿編集時のタグ付け画面ではブロックされている相手のタグ付けが可能です。ところが投稿を終えると、その投稿に付けたはずのタグが消えてしまいます。

正しく入力しているにもかかわらず、タグ付け時に相手のアカウントがヒットしない場合、すでにアカウントが削除されているケースも。アカウント削除後は、そのアカウントの検索もできなくなります。

また、アカウントが削除される前に相手をタグ付けしていた投稿からは、アカウント削除後に当該アカウントのタグがなくなります。

相手がアカウントを一時停止にしている場合も、タグ付けができません。

iOS版インスタグラムでは、編集画面でのタグ付けは可能ですが、投稿後、当該アカウントのタグが反映されません。

Android版インスタグラムでは、編集画面でタグ付けしようとしても、相手のユーザーネームが表示されません。

1つの投稿にタグ付けできるアカウント数は20個までです。それ以上タグ付けしようとすると「1件の写真に追加できる人数は20人までです」と表示されます。

21人以上をタグ付けすることはできませんが、すでにタグ付けした別のユーザーのアカウント名をダブルタップして削除すれば、その分を新たにタグ付けできるようになります。

タグ付け後に、相手が手動でタグを削除するケースがあります。「タグ付けしたはずなのに、投稿から相手のタグが消えている」と気づいた場合、タグの削除が原因かもしれません。

投稿の右上にあるメニューボタン​​から［タグのオプション］をタップし、［投稿から自分を削除］を選択すれば、タグの削除が完了します。