事前に確認、楽天スーパーセール期間中に楽天ふるさと納税をするメリットと注意点

楽天ポイントを効率的にゲットするには?

2023年12月4日(金)20時から12月11日(金)1時59分まで開催される「楽天スーパーセール」。最大半額のタイムセールや割引クーポン配布などがおこなわれる、楽天ユーザー必見の大型イベントです。「楽天ふるさと納税」も対象となっています。

ただ、ふるさと納税という行為はあくまで「寄付」であり、通常の買い物とは性質が異なります。セール期間中だからといって、返礼品が割引になることはありません。では楽天スーパーセール期間中に楽天ふるさと納税を利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ふるさと納税をする際の注意点も踏まえ、詳しく解説します。

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楽天スーパーセール期間中に「楽天ふるさと納税」を利用するメリット

まずは、楽天スーパーセール期間中に「楽天ふるさと納税」を利用するメリットを3つ紹介します。

メリット1:ポイント付与率が最大10倍にアップ

楽天スーパーセール期間中にふるさと納税をおこなうと、獲得できる楽天ポイントの量が大幅アップします。これが、楽天スーパーセール期間中にふるさと納税をする最大のメリットです。

お買い物マラソン

楽天スーパーセールでは、恒例の「ショップ買いまわり」キャンペーンが開催。税込1000円以上の買い物をした“ショップ数”に応じて、最大10倍の楽天ポイント獲得が見込めます。

2ショップで買い物をした場合、通常ポイント1倍+特典ポイント1倍で合計2倍、3ショップで買い物をした場合、通常ポイント1倍+特典ポイント2倍……と、ショップ数が増えるごとに獲得できる特典ポイントも増えていく仕組みです。

楽天スーパーセール

ふるさと納税の場合、寄付した自治体ごとに1ショップとカウントされます。たとえば期間中に「A県A市」「B県B市」「C県C市」「D県D市」「E県E市」にそれぞれ寄付した場合、4ショップ買いまわり達成でポイント付与倍率は4倍です。

この4倍の特典ポイントは、楽天スーパーセール期間中に支払った合計金額に対して付与されます。仮に期間中合計5万円支払ったとすると、2500ポイントを獲得できます。

複数の自治体へ寄付しようと考えている人は、楽天スーパーセール開催中におこなうとかなり効率よくポイントを獲得できるというわけです。

ショップ買いまわりにエントリーする

メリット2:初心者向けポイント付与キャンペーンが充実

楽天スーパーセール

楽天スーパーセールの期間中は、「楽天市場」および「楽天ふるさと納税」をはじめて利用する人向けのポイントプレゼントキャンペーンが開催されます。いずれもかなり太っ腹な内容なので、対象のユーザーは逃さず利用しましょう。

  1500ポイントプレゼント」キャンペーン 1000ポイントプレゼント」キャンペーン
開催期間 2023年12月4日(月)20:00~2023年12月11日(月)01:59 2023年12月1日(金)00:00~2023年12月31日(日)23:59
エントリー 必須 必須
対象者 楽天市場・楽天ふるさと納税を両方を利用したことがない人 楽天ふるさと納税を利用したことがない人(楽天市場の利用履歴はあってもOK)
参加条件 1注文あたりの最低お買い物金額3000円(税込)以上 1申し込みあたりの最低寄付額5000円以上
ポイント付与時期 2024年1月15日(月)頃

初回寄付日の翌月15日頃

楽天市場・楽天ふるさと納税をどちらも利用したことがない人は「1500ポイントプレゼント」キャンペーン、楽天ふるさと納税を利用したことがない人は「1000ポイントプレゼント」キャンペーンを利用してください。

注意したいのが、ふるさと納税をする場合は両方のキャンペーンを併用することができない点。一方のキャンペーンを利用してふるさと納税すると、もう一方のキャンペーンの参加資格を失ってしまいます。

メリット3:「2023年度」のふるさと納税締め切りに間に合う

本来、「ふるさと納税」という行為自体に締め切りは設けられていません。しかし、2023年度内の寄付として申請したい(=2024年度の住民税控除に間に合わせたい)場合は、2023年12月31日までにふるさと納税返礼品の注文と決済を完了させる必要があります。

ふるさと納税の寄付タイミング

2024年1月1日(月)0:00以降に支払いが完了した分は2024年度の寄付となるので、住民税控除を受けられるのはその翌年(2025年)になります。

楽天スーパーセールの開催期間は、2023年12月4日(月)20時から12月11日(月)深夜1時59分まで。後述するワンストップ特例申請書の提出なども踏まえて、2023年度の寄付申請をするにはちょうどよい頃合いです。

また、ふるさと納税の上限額はその年の年収によって決まります。毎年12月は1年間の所得が確定する月なので、ふるさと納税の正確な上限額を把握して目いっぱいに寄付をしたい人にとってはベストなタイミングだといえるでしょう。

事前に知っておきたい注意点

楽天スーパーセール期間中に楽天ふるさと納税を利用するにあたって、事前に知っておきたい注意点を紹介します。

注意1:ポイントの付与上限

楽天スーパーセール(ショップ買いまわり)の特典ポイント付与上限は、期間中合計7000ポイントです。

楽天の各種ポイントアップキャンペーンのなかでは最大クラスの上限値ですが、油断は禁物。ふるさと納税の返礼品注文は高額になりがちです。ショップ買いまわりに参加する際は、常にポイントの付与上限を気にしておきましょう。

お買い物マラソンポイント付与上限

ポイント倍率が高くなるほど、上限到達までの金額が小さくなります。

たとえば、7つの自治体に寄付をした場合は10万円、8つの自治体に寄付をした場合は8万7500円、9つの自治体に寄付をした場合はおよそ7万7000円で上限の7000ポイントに達してしまう計算です。

注意2:ふるさと納税する自治体数

楽天スーパーセールの「ショップ買いまわり」でポイント付与倍率を高めるには、複数の自治体に寄付するのが効率的です。

しかし、ワンストップ特例申請をする予定の人は注意が必要。というのも、ワンストップ特例申請には、年度内の寄付先を“5自治体以内に収めなければならない”というルールがあります。

ワンストップ特例申請

つまり、ふるさと納税だけでショップ買いまわりをする場合、最大5倍までしかポイント付与倍率を高めことができないのです。

ワンストップ特例申請をする人が「ショップ買いまわり」で高いポイント付与率を狙うなら、ふるさと納税だけでなく楽天市場での買い物も併用することをおすすめします(詳しくは後述)。

確定申告をする場合は自治体数の制限はない

ワンストップ特例申請ではなく、「確定申告」をする場合には自治体数の制限はありません。10でも20でもいくつになってもOKです。

楽天ふるさと納税には3000円〜5000円の少額の返礼品も揃っています。複数自治体にわたって少額の寄付をすれば、ふるさと納税だけで最大10倍を目指すことも不可能ではないでしょう。

注意3:ワンストップ特例申請の提出締切

ワンストップ特例申請の提出期限

2023年度内(2023年1月1日〜2023年12月31日まで)に寄付した分のワンストップ特例申請書は、2023年1月1日(日)〜2024年1月10日(火)までの間に提出しなければなりません。郵送で提出する場合は、2024年1月10日(火)までに指定の住所にワンストップ特例申請書が届いている必要があります。

楽天スーパーセールの最終日が12月11月(月)なので、締切までは1カ月程度余裕があります。ワンストップ特例申請自体はそこまで難しい作業ではないので十分に間に合いますが、書類が届いたらなるべく早めに提出を済ませることをおすすめします。

楽天スーパーセールでふるさと納税のポイントをアップするコツ

ここからは、楽天スーパーセール期間中の楽天ふるさと納税で獲得できるポイントをさらにアップさせるお得ワザを紹介します。

楽天市場での通常の買い物と併用して買いまわりのショップ数を稼ぐ

楽天ふるさと納税だけで9つのショップ買いまわり(10倍)を達成するのは、なかなか難易度が高いです。また、ワンストップ特例申請の関係で「最大5つしか買いまわりができない」という人も多いはず。

その場合は、楽天市場での通常の買い物と併用して買いまわりのショップ数を稼ぐとよいでしょう。

買いまわりキャンペーン

ショップ買いまわりに参加するにあたって、対象ショップ・対象アイテムの指定はほぼありません。税込1000円以上の買い物さえしていれば、基本的には何を買ってもポイントアップの対象です(例外は後述)。

日用品や食料品などの生活必需品は、楽天スーパーセール(ショップ買いまわり)の期間中にまとめて注文してポイント倍率をアップさせるとよいでしょう。

日常的にゲームアプリやマンガアプリなどによく課金する人は、「Appleギフトカード」や「Google Playギフトコード」を買っておくのもおすすめ。iPhoneやAndroidスマホのアプリ内課金で好きなときに利用できるので、買いまわりのショップ数を稼ぐためだとしても無駄にはならないはずです。

「5と0のつく日」と併用する

5のつく日

5と0のつく日」キャンペーンとは、楽天カードで買い物をすることで、獲得できる楽天ポイントが4倍になるキャンペーン。毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日に定期開催されています。

楽天スーパーセールの開催期間中に5のつく日キャンペーンが重なった場合、それぞれを併用することが可能です。

楽天スーパーセールカレンダー

楽天スーパーセールは、12月4日(月)から11日(月)まで7日間にわたって開催されます。このうち、5と0のつく日と重なるのは「12月5日(火)」と「12月10日(日)」。楽天カードのユーザーは、この2日間に重点的にふるさと納税をすると効率的にポイントを獲得できます。

なお「5と0のつく日」に参加するには、必ず事前にエントリーが必要です。「12月5日」と「12月10日」になったらそれぞれ以下のボタンより特設サイトにアクセスし、エントリーをおこなってください。

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「サンキューキャンペーン」と併用する

39ショップ限定キャンペーン

楽天スーパーセールの期間中(2023年12月4日20時から12月11日1時59分まで)は「39(サンキュー)キャンペーン」も同時開催中。

送料無料ライン(39ショップ)に対応した店舗を対象に、特典ポイントが+1倍付与されます。楽天スーパーセールと併用して、ポイント付与倍率をアップさせてください。

39(サンキュー)キャンペーンの参加条件
  • 条件1:期間中に特設サイトにアクセスし、「エントリー」ボタンを押すこと
  • 条件2:期間中に送料無料ライン(39ショップ)加盟の自治体で寄付をすること
  • 条件3:1注文あたり3980円以上決済すること

本キャンペーンは、送料無料ライン(39ショップ)に対応した自治体を利用するのが前提条件です。

とはいえ、楽天市場にあるショップの95%以上が送料無料ライン(39ショップ)対応となっています。ふるさと納税の返礼品に関しては、ほぼ100%「39ショップ」マークがついているといってもいいでしょう。

「39ショップ」の確認方法

送料無料ライン(39ショップ)対応の自治体かどうかは、検索結果画面や注文画面で適宜確認できます。ふるさと納税をする前にチェックしておくとよいでしょう。

EDITED BY
MOEGI