「AQUOS wish(アクオス ウィッシュ)」を持っていて楽天モバイルの契約を考えているけど、楽天モバイルで使えるかわからないということはありませんか。
本記事では、販売元がau・UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイル・SIMフリー版の「AQUOS wish」が楽天モバイルに対応しているか解説。楽天モバイル契約前に知っておきたい準備やAQUOS wishがどんな機種なのかについても紹介しています。
AQUOS wishは楽天モバイルに対応している?
まず、AQUOS wishが楽天モバイルの各種機能に対応しているか一覧表にまとめました。自分が所有している(または購入予定の)AQUOS wishの各キャリアモデル/SIMフリーモデルが、楽天モバイルの回線や通話に対応しているかチェックしてみてください。
販売元 | 4Gデータ通信 | 5Gデータ通信 | 通話 | SMS(楽天回線) | SMS(パートナー回線) | APN自動設定 | ETWS | 110/119などでの高精度な位置情報測位 | eSIM対応 |
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au | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | 楽天モバイルによる動作未確認 |
UQモバイル | 楽天モバイルによる動作未確認 | ||||||||
ワイモバイル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | 楽天モバイルによる動作未確認 |
楽天モバイル/ SIMフリー |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ETWS:緊急地震速報や津波警報などの受信
※すべてSIMロック解除済みであることが前提
※パートナー回線は全国で楽天回線へと順次切り替え
なお、APN自動設定に非対応の機種の場合、回線開通時に自身でAPN設定をおこなわないとインターネットに接続できないので注意が必要です。
au版「AQUOS wish SHG06」の場合

au版AQUOS wish SHG06の場合、一部の機能には対応していないが、問題なく利用できる
au版AQUOS wish SHG06の場合、4G・5Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線およびパートナー回線)に対応しています。
APN自動設定など一部の機能には非対応ですが、普段使いするぶんには問題なく利用できるでしょう。APN設定を自身でおこなうことを念頭におき、ETWS(緊急速報受信などの機能)の代わりに「Yahoo!防災」といったアプリの利用を検討してください。
なお、au版AQUOS wish SHG06はeSIM対応機種ですが、楽天モバイルによるeSIMの動作確認がおこなわれていない機種です。保証外の機種となるため、au版AQUOS zero6 SHG04でのeSIM利用はユーザー判断となります。
auから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
auから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
- スマホの利用料金を安く抑えられる
- 楽天モバイル回線エリア内なら高速データ通信が無制限で利用可能
- 国内通話とSMSが無制限で使い放題
- 契約期間の縛りや各種手数料が発生しない
- auに比べて回線対応エリアが未成熟
- 手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
- ショップ数が少ないので地域によっては対面での相談が難しい
- auメールやキャリア決済が利用できなくなる
UQモバイル版「AQUOS wish」の場合

UQモバイル版AQUOS wishは動作未確認のため、楽天モバイルで使える保証はない
UQモバイル版のAQUOS wishの型番は、取扱説明書(※PDF)などで「SHG06」と記載されており、au版の「AQUOS wish SHG06」と同じものとみられます。
ただ、対応周波数などの記載がなく、楽天モバイルでの動作確認もできていない端末です。楽天モバイルを契約しても、au版のように利用できるという保証はありません。
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
- 料金プランは楽天モバイルのほうが割安
- 通話オプションが無料で充実
- 専用アプリ「Rakuten Link」で無料通話かけ放題
- データ消費量がゼロになる「節約モード」が使えなくなる
- 楽天モバイルで手持ちの端末が使えない可能性
- データ容量の繰り越しができなくなる
ワイモバイル版「AQUOS wish 103SH」の場合

ワイモバイル版AQUOS wish 103SHの場合、一部機能には対応していないが、問題なく利用できる
ワイモバイル版AQUOS wish 103SHの場合、4G・5Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線およびパートナー回線)に対応しています。
APN自動設定など一部の機能には非対応ですが、普段使いするぶんには問題なく利用できるでしょう。APN設定を自身でおこなうことを念頭におき、ETWS(緊急速報受信などの機能)の代わりに「Yahoo!防災」といったアプリの利用を検討してください。
なお、ワイモバイル版AQUOS wish 103SHはeSIM対応機種ですが、楽天モバイルによるeSIMの動作確認がおこなわれていない機種です。保証外の機種となるため、ワイモバイル版AQUOS wish 103SHでのeSIM利用はユーザー判断となります。
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
- スマホの利用料金を安く抑えられる
- 楽天モバイル回線エリア内なら高速データ通信が無制限
- 国内通話とSMSが無制限で使い放題
- 契約期間の縛りや各種手数料が発生しない
- ワイモバイルに比べて回線対応エリアが未成熟
- 手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
- ショップ数が少なく、地域によっては対面での相談が難しい
- キャリア決済が利用できない場合がある
楽天モバイル/SIMフリー版「AQUOS wish SH-M20」の場合

楽天モバイル/SIMフリー版のAQUOS wish SH-M20であれば、すべての機能を利用できる
楽天モバイルで販売しているAQUOS wish SH-M20はSIMフリー版となり、すべての機能に対応しています。APN自動設定やeSIMなども含め、すべての動作確認がとれているため、問題なく楽天モバイル回線を利用可能です。
これからAQUOS wishを購入する人は、楽天モバイルやECサイトなどでSIMフリー版を購入するといいでしょう。楽天モバイルでの在庫状況やポイント還元キャンペーンなども一緒にチェックしてみてください。
AQUOS wishで楽天モバイルを契約する前の準備

AQUOS wish
楽天モバイルの回線を契約するには、契約後に利用する端末がSIMロック解除されていることが前提となります。契約前に手持ちのAQUOS wishがSIMロック解除されているかどうかを必ず確認しましょう。
また、楽天モバイルの契約には本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)やMNP予約番号の発行(他社からの乗り換えの場合)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。
その他、楽天モバイルのキャンペーンや新規申し込み方法、乗り換えの手順なども必要に応じてチェックしてください。
AQUOS wishはどんな機種?

- 5G通信にも対応した手ごろなエントリーモデル
- 再生プラスチックを使ったシンプルなデザイン
- 防水、防塵、おサイフケータイに対応、ガラケーからの買い換えにも最適な全部入り
- カメラはシングルでわかりやすい
AQUOS wishは、手ごろな価格で5G通信にも対応するAndroidスマホ。本体サイズは147×71×8.9ミリ、重量は162グラムと軽量です。ディスプレイサイズは5.7インチとやや小さく、持ちやすいのが特徴の一つ。ただし、解像度は1520×720ドットと低く、コストを抑えたための妥協点となります。
本体は再生プラスチックを使ったシンプルなデザインに仕上がっています。紙のような素晴らしい手触りで、カジュアルな色合いとも相まって安っぽさは感じません。
CPUはSnapdragon 480 5G Mobile Platform を採用し、メモリ4GBを搭載。防水、防塵に加え、おサイフケータイにも対応し、ガラケーからの買い換えにも最適です。バッテリー容量は3730mAhと多くなく、性能も高くないので、ライトユースに向いています。また、2年間に最大2回のOSのバージョンアップに対応しているので長く使えるでしょう。
カメラは1300万画素のシングルで、ディスプレイ側には800画素のカメラを備えます。広角や望遠といったレンズごとに画角の使い分けはできませんが、その分シンプルに撮影できます。一般的なスナップ写真なら十分ですが、カメラにもこだわりがあるのなら別の機種をチェックしてもよさそうです。