セブンイレブンアプリでPayPayを利用する方法──メリット・連携の仕方・注意点など解説

バーコード決済の主流になっているPayPay。コンビニエンスストアのセブンイレブンでの支払いにももちろん対応していますが、セブンイレブンには、マイルが貯まったりクーポンがもらえたりする「セブンイレブンアプリ」があり、PayPayアプリとの連携が可能です。

連携すると、セブンイレブンアプリだけでPayPayの支払いができるので、アプリ表示の手間が省けるだけでなく、ダブルでポイントが貯まります。本記事では、セブンイレブンアプリにPayPayを登録して支払いをする方法を詳しく紹介します。

まずはじめに、PayPayアプリを単独で利用する際とセブンイレブンアプリ内のPayPayを利用する際の違いについて解説します。

当然ながら、セブンイレブンアプリのPayPayで支払いができるのはセブンイレブンのみ。セブンイレブンアプリ内のPayPayと通常のPayPayで利用できる支払い方法は基本的には同じですが、残高支払い以外の方法で支払う場合はあらかじめPayPayアプリ側での登録が必要です。

セブンイレブンアプリでPayPayにチャージする方法はセブン銀行ATM（現金）のみ。ただ、PayPayアプリ側で銀行口座またはあと払いを設定しておけば、それらの方法でもチャージ可能です。

セブンイレブンアプリに登録したPayPayに支払った場合、どのようなメリットがあるのかを解説します。

これまではセブンイレブンを訪れた際、セブンイレブンアプリを提示し、PayPayアプリを起動して支払い、という2つのアプリを起動していました。しかしセブンイレブンアプリとPayPayを連携しておけば、2つのアプリを起動することなく、セブンイレブンアプリ1つを開くだけでPayPayの支払いができて手間が省けるというメリットがあります。

セブンイレブンアプリの会員コードやクーポンの読み取りも1つのアプリで完結できるので、スムーズに支払いを済ませることができます。

セブンイレブンアプリ内のPayPayで支払いをすると、セブンイレブンアプリの会員コード提示で受け取れる「バッジ」や「セブンマイル」を受け取れます。

加えて、PayPayで支払った時に付与されるPayPayポイントももらえるので、ダブルで特典を受け取ることができます。支払い時には、セブンイレブンアプリで配信されているクーポンの利用も可能です。

さらに、時期によってはセブンイレブンアプリ内のPayPay支払いを対象としたキャンペーンが実施されていることもあります。

PayPayアプリでの支払いでは利用できないキャンペーンなので、実施されていたらセブンイレブンアプリでのPayPay支払いを利用するほうがお得に買い物できるはずです。

セブンイレブンアプリでPayPayを利用するには、あらかじめ両アプリの連携が必要です。以下の手順で連携させましょう。

「ホーム」タブを開き、［決済を登録］をタップ。次の画面で［PayPayを登録］を選択し、利用規約を確認のうえ［次へ］をタップしてください。

PayPayアプリが起動するので、［開く］をタップしてください。

［上記に同意して続ける］をタップすると、セブンイレブンアプリ内でPayPayのコードが表示されるようになります。これでセブンイレブンアプリとPayPayの連携は完了です。

セブンイレブンアプリからPayPayで支払う方法について紹介します。

なお、セブンイレブンアプリでPayPay支払いする際は、セブンイレブンアプリ内に配信されているクーポンも一緒に使うとお得に買い物できます。

セブンイレブンアプリを開き、PayPayアイコンをタップします。あとは、表示されたバーコードを店員に見せてスキャンをしてもらうだけです。

PayPayでの支払いと同時に、PayPayの特典およびセブンイレブンアプリのバッジとセブンマイルも貯まります。

クレジット（旧あと払い）とは、支払った代金を翌月まとめて支払う方法のこと。事前にPayPay残高をチャージしておく必要がないので、PayPay残高がなくても支払いできます。

セブンイレブンアプリを開き、PayPayアイコンをタップ。「支払い方法」の横にある［>］ボタンを選択します。

PayPayカードをPayPayアプリに登録していれば、PayPayの支払い方法に［クレジット（旧あと払い）］が追加されます。［クレジット（旧あと払い）］を選択し、表示されたバーコードを店員に見せてスキャンをしてもらえばOKです。

「クレジット（旧あと払い）」で支払った代金は、翌月27日に登録した銀行口座からまとめて引き落とされます。

セブンイレブンアプリといえば、対象商品が割引されるクーポンが配信されているのも特徴です。セブンイレブンアプリでPayPay支払いするなら、クーポンもあわせて利用するのがいいでしょう。

「クーポン」タブを開き、クーポン一覧から［使う］または［まとめて使う］をタップして表示されたバーコードを店員に提示します。

バーコードをスキャンしてもらった後に、画面下部に表示される［PayPayで支払う］をタップし、PayPayのバーコードを店員に読み取ってもらえば支払いは完了です。

セブンイレブンアプリからPayPayで支払う際、購入できない商品やPayPayアプリ側での事前設定など注意すべき点もあります。

当然ですが、PayPayで支払いができないものはセブンイレブンアプリのPayPayでも支払いはできません。PayPay支払いができないのは下記のとおりです。

セブンイレブンアプリでPayPay支払いする際は、クレジットカードや現金など、その他の支払い方法との併用ができません。たとえば1500円分を買い物する場合、「1000円分はPayPayで、残りの500円は現金で」という支払いはできないのです。通常のPayPay同様、残高をチャージしておくことが大切です。

銀行口座からのPayPay（残高）チャージ・オートチャージは、もともとのPayPayアプリでの設定を済ませていなければセブンイレブンアプリ内のPayPayでも利用できません。PayPayアプリ側の設定なしで利用できるチャージ方法は、セブン銀行ATMのみです。

セブンイレブンアプリでセブン銀行ATM以外からPayPay残高にチャージしたい場合は、あらかじめPayPayアプリで設定を済ませておきましょう。