Amazon、プライムビデオのUIを刷新 おすすめ作品の紹介に生成AIも導入

画面上部にナビゲーションバーが配置されるデザインに
Amazon、プライムビデオのUIを刷新 おすすめ作品の紹介に生成AIも導入

Amazonは2024年7月23日(米国時間)、Amazonプライムビデオの新しいUIの提供を開始したと発表しました。

新しいプライムビデオのUIでは、画面の上部にナビゲーションバーが配置され、「ホーム」「映画」「テレビ番組」「スポーツ」「ライブTV」などのカテゴリ別のページにアクセスできます。2022年7月のUI刷新で追加された画面左のナビゲーションメニューも一部残り、検索など3つのボタンの表示を確認できます。

新しいナビゲーションバーでは、「プライム」カテゴリを新設。プライム会員であれば追加料金なしで視聴できるコンテンツや、プライム会員限定のお得な情報・特典などを確認できます。

また、有料の追加チャンネルをナビゲーションバーから登録・管理できるようにもなっています。追加チャンネルを登録している場合は、「プライム」カテゴリの横に各チャンネルのボタンが表示され、チャンネル別のコンテンツに素早くアクセス可能です。

ナビゲーションバーの下部では、プライム特典作品や、レンタル・購入が可能なコンテンツ、プライム会員向けキャンペーンなどの情報が表示されます。気になるコンテンツがあれば、ナビゲーションバーの下部から直接コンテンツを再生したり購入したりすることもできます。

新しいUIの提供に伴って、プライムビデオのおすすめ作品紹介に生成AIが導入されます。「映画」と「テレビ番組」のセクションに、ユーザーの興味にあわせておすすめのタイトルをグループ化した「Made for You」が追加され、よりパーソナライズされたおすすめを確認できるようになります。さらに、コンテンツのあらすじを生成AIによって簡略化して表示し、どのような作品なのかを簡単に把握できるといいます。

プライムビデオの生成AIには、AWS(Amazon Web Service)の生成AIサービス「Amazon Bedrock」が活用されています。

プライムビデオの新しいUIは、今後数週間ですべてのユーザーに向けて展開される予定です。

EDITED BY
TOKIWA