4月4日に「Optimus G Pro L-04E」が発売され、NTTドコモのスマートフォン2013年春モデルがおよそ出揃った。アプリオでは、ドコモ公式ホームページで各端末に付けられた各SNSの「いいね!」等の数を集計し、人気ランキング形式でお届けする。
ドコモの公式ホームページの製品一覧ページでは、2013年春モデルの全11機種に対し、Facebook、Twitter、ミクシィ、Google+から「いいね!」「ツイート」「イイネ!」「+1」ができるようになっている。
そこで、それぞれの機種へ付けられた各SNSの共有数を合計して算出し、2013年春モデル人気ランキングとしてまとめた。発表直後に掲載した2月のランキングとも比べながら、最近の動向などを紹介したい。
ドコモ スマホランキング
1位
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Xperia Z SO-02E春モデル最高峰となるSONYのフラグシップモデル |
2位 | ![]() |
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ARROWS X F-02ETegra3 1.7GHz クアッドコアで高い処理能力を実現(共有数:755) |
3位 | ![]() |
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dtabdマーケットを中心に据えた低価格タブレット(共有数:704) |
4位 | ![]() |
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Xperia Tablet Z SO-03ETegra3 1.7GHz クアッドコアで高い処理能力を実現(共有数:599) |
5位 | ![]() |
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MEDIAS W N-05E2つのディスプレイを搭載する折り畳み式スマホ(共有数:487) |
6位 | ![]() |
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ELUGA X P-02Eパナソニックの技術が結集したハイスペックモデル(共有数:462) |
7位 | ![]() |
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スマートフォン for ジュニア SH-05E安心・安全に使える機能が充実したジュニア向けスマホ(共有数:447) |
8位 | ![]() |
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AQUOS PHONE EX SH-04E女性にとっての使いやすさとハイスペックを両立(共有数:347) |
9位 | ![]() |
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MEDIAS X N-04E「Disney mobile on docomo N-03E」をベースに新機能もプラス |
10位 | ![]() |
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Optimus G Pro L-04E超大容量バッテリーや1.7GHzのクアッドコアCPUなど屈指のハイスペック(共有数:141) |
11位 | ![]() |
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Ascend D2 HW-03E春モデルで唯一、下り最大112.5Mbpsの通信速度に対応(共有数:76) |
※集計は4月4日21時の時点とした。
高いデザイン性、Xperia Zの独走
トップに立ったのは予想通り「Xperia Z SO-02E」。
2月9日の発売開始後から販売は好調で、共有数でみた今回の人気ランキングにおいても、2位の「ARROWS X F-02E」に3倍以上の差をつけて独走状態となっている。
スペック的には「ARROWS X F-02E」や「ELUGA X P-02E」などとそう大差ないが、まるで1枚のガラス板のようなフラットフォルムに代表される、洗練されたデザイン性は突出しているといえる。
また、各種機能に様々なソニーの技術が搭載されている点も見逃せないだろう。ソニーブランドの威信をかけた製品が、その力を見せつけた格好だ。
数時間で売り切れたdtabの躍進
前回(2月)のランキング7位から、今回3位へと急浮上したのが「dtab」だ。
dtabは、dメニューのコンテンツを家庭内のどこでも楽しめる、といったコンセプトの下に発表されたタブレット端末。製造を手がけたのはHuaweiで、1.2GHzクアッドコアのCPUを搭載し、通信はWi-Fi専用とドコモ製品としては珍しい構成だ。
ドコモの回線およびspモードの契約と、動画配信サービス「dビデオ」(月額525円)に6カ月加入する条件で、9,975円と格安で販売されている。ドコモオンラインショップでは、初回出荷分が数時間で売り切れるなど、かなりの人気ぶりだ。
主にドコモのスマホユーザーがサブとして利用するタブレットと想像されるが、1万円を切る価格で不自由なく汎用できるタブレットは多くのユーザーにとって魅力のようだ。
ARROWS Xの「全部入っている」感
前回4位から2位にランクアップした「ARROWS X F-02E」は、NVIDIA Tegra3 1.7GHz クアッドコアのチップセットを搭載し、高い処理能力を実現したハイスペックモデル。
映像やゲームなどを思い切りスマホで楽しめるだけでなく、富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン」など、きめ細かに使いやすさを追求する国産らしいスマホに仕上がっている。
このほか防水・防塵、おサイフケータイ、NFC、NOTTV、ワンセグ、赤外線通信、テザリング、Bluetooth 4.0など、あらゆる機能が詰め込まれた「全部入っている安心感」が幅広い層のユーザーの支持を集め、順位を上げてきたのかもしれない。
遅れてきたOptimus G Pro
4月4日に発売されたばかりのLG製「Optimus G Pro L-04E」は、今回も10位と国産スマホの影に沈んだままだ。
5インチのフルHDサイズのディスプレイ、3,000mAhの大容量バッテリーを備えるほか、1.7GHzのクアッドコアCPUなど「Xperia Z」以上のスペック。実機の印象も、カメラをはじめレスポンスの速さ、浮き出るようなディスプレイの美しさは春モデルでNo.1かもしれない。
発売後も上昇の気配はみられていないが、もっと評価されていい機種。残る未発売モデル「Ascend D2 HW-03E」「MEDIAS W N-05E」とともに、今後の動向に注目していきたい。