LINE(ライン)のトークルームで挨拶や感情を表現するために、LINEスタンプを活用している人は少なくないはず。複数のLINEスタンプを組み合わせ、ひとつのスタンプとして送れる「アレンジ機能」を活用すると、トークルームでのコミュニケーションをより楽しむことができるでしょう。
本記事では、LINEスタンプの「アレンジ機能」の使い方を解説。また、アレンジ機能が使えない原因についてもまとめています。
複数のLINEスタンプを組み合わせられる「アレンジ機能」

LINEスタンプの「アレンジ機能」は、複数のLINEスタンプを組み合わせてトークに送れる機能です。スタンプの大きさや角度などをアレンジし、最大6個までのスタンプを組み合わせて送れます。
アレンジ機能は2024年5月8日から先行体験が始まり、5月13日から本格提供を開始。2024年11月時点では2470万パッケージ以上のLINEスタンプがアレンジ機能の対象となっています。
本格提供から約1カ月後には全世界での送信数が2億回を突破するなど、多くのユーザーに使われている機能です。
既存のスタンプを組み合わせてアレンジできるのはもちろん、アレンジ機能に最適なLINEスタンプの販売も開始されています。
LYPプレミアム・LINEスタンププレミアムなら対象スタンプが使い放題

LINEスタンプ使い放題などの特典が付いた「LYPプレミアム」
アレンジ機能を使ってたくさんのLINEスタンプを組み合わせて送りたいなら、スタンプ使い放題のサブスクに加入するといいでしょう。LINEスタンプが使い放題のサブスクは、「LYPプレミアム」または「LINEスタンププレミアム」の2種類があります。
LYPプレミアムまたはLINEスタンププレミアムで使い放題のスタンプの中には、アレンジ機能対応のスタンプも数多く含まれています。
LYPプレミアム | LINEスタンププレミアム(ベーシックコース) | |
---|---|---|
料金 |
月額508円(LINEアプリから登録すると月額650円) |
|
無料期間 | 最大3カ月間 | 1カ月間 |
特典 |
など |
|
LYPプレミアムは対象のLINEスタンプ使い放題に加えて、LINEアルバムに動画を保存できる、LINEの着信音・呼出音に好きな音楽を設定できるなど、LINEの追加機能を使えるようになる特典が付いています。
LINEスタンプの使い放題だけあれば十分という人は、LINEスタンププレミアムが向いています。両サービスの金額差は月268円。LINEスタンプ使い放題以外の特典に月268円分以上の価値があると思える人は、LYPプレミアムがおすすめです。
現在LYPプレミアムでは、初回登録時に最大3カ月の無料体験期間に加えて、1000円相当のPayPayポイントおよびYahoo!ショッピングの2000円OFFクーポン2枚をもらえるキャンペーンを実施中です。
アレンジ機能でスタンプを組み合わせる方法
LINEスタンプのアレンジ機能を使い、複数のスタンプを組み合わせて送る手順を紹介します。
本記事では主にiOS版LINE(バージョン14.21.0)を中心に解説していますが、Android版LINEでも設定方法や使い方は同様です。
ベースのスタンプを選ぶ


LINEスタンプのアレンジ機能は主に個別トークやグループトークで使用します。Keepメモでもアレンジ機能を使えるので、まずはKeepメモで操作感をチェックするといいでしょう。
トークルームでベースのスタンプを長押しして選んで指を離すと、スタンプをアレンジできる状態でスタンププレビューに表示されます。スタンプは静止画だけでなく、動くスタンプやBIGスタンプも選択可能です。

スタンプ右下の矢印アイコンをドラッグ、もしくは2本指でおこなうピンチ操作でスタンプを回転・拡大・縮小します。また、スタンプの中央をドラッグするとスタンプの配置を変更できます。[✕]ボタンをタップすると、スタンププレビュー上のスタンプが削除されます。
なお、スタンプを配置できる範囲はスタンププレビュー内の白色で囲われた外枠までで、スタンプをはみ出して配置することはできません。
組み合わせたいスタンプを選ぶ


一度に配置できるスタンプは6個まで
組み合わせたいスタンプをタップすると、スタンププレビューに配置されます。前述と同様の操作で、大きさや角度、配置する場所を決めましょう。一度に配置できるスタンプは6個までです。
アレンジ機能対象のパッケージであれば、異なるキャラクターのLINEスタンプを組み合わせるといったことも可能です。2024年11月時点で2470万以上のパッケージがアレンジ機能の対象となっているため、組み合わせのバリエーションは尽きないでしょう。
アレンジしたスタンプを送信する


スタンプの大きさや角度、配置が完了したら送信ボタンをタップ。アレンジしたスタンプがひとつのスタンプとしてトークに送信されます。
アレンジしたスタンプは履歴が残る

送信したLINEスタンプは、時計アイコンの履歴タブに残ります。履歴タブには80個までのスタンプが表示され、以降は古い順番に上書きされていきます。
履歴に表示されたアレンジスタンプを長押しすると、スタンプの位置を変えたり別のスタンプを組み合わせたりなど再編集できます。
なお履歴タブへの保存は、Android/iOS版ともにLINEバージョン14.7.0以上が対象です。
LINEスタンプのアレンジ機能を使えない原因
LINEスタンプのアレンジ機能を使いたいと思っても使えない、という事態に陥ったことがある人もいるかもしれません。ここではアレンジ機能を使えない原因をまとめています。
無料スタンプなどアレンジ機能対象外のスタンプがある

アレンジ機能対象外スタンプをベースに選んだ場合

アレンジ機能対象外LINEスタンプを組み合わせようとした場合

有料スタンプでもアレンジ機能の対象外になっていることがある
多くのパッケージがアレンジ機能の対象となっていますが、企業が提供している無料のLINEスタンプはアレンジ機能対象外となっていることが多いです。アレンジ機能対象のLINEスタンプ同士のみ組み合わせが可能で、有料スタンプでもアレンジ機能対象外となっている場合があります。
アレンジ機能対象外の場合、スタンプを長押しすると対象外である旨のメッセージが表示されます。

有料スタンプ

無料スタンプ
アレンジ機能に対応しているスタンプかどうかは、スタンプショップのスタンプ個別ページで確認できます。無料スタンプをダウンロード、または有料スタンプを購入してアレンジスタンプを使いたいときは事前に確認しておきましょう。
現時点(2024年12月時点)でアレンジ機能対象外とされているLINEスタンプの種類は以下のとおりです。
- サウンドスタンプ
- カスタムスタンプ
- メッセージスタンプ
- ポップアップスタンプ
- エフェクトスタンプ
OS・アプリのバージョンが古い

LINEアプリのバージョン14.6.0以上がアレンジ機能対象
LINEスタンプのアレンジ機能は、Android/iOS版ともにLINEアプリのバージョン14.6.0以上が対象です。アレンジ機能の利用ができないOSやLINEバージョンを利用している場合、可能であればOSとLINEバージョンのアップデートをおこなってください。
オープンチャットではアレンジ機能を使えない


オープンチャットでは、対象スタンプを長押ししてもアレンジ機能は使用できません。履歴タブを確認しても、過去にアレンジ機能を使って送信したスタンプは表示されていません。
PC版・Chrome拡張版LINEではアレンジ機能を使えない

PC版(Windows)LINEでは、アレンジしたスタンプの表示のみに対応している
PC版LINEではアレンジ機能を使ってスタンプを送信できず、スタンプの履歴タブを見てもスマホ版でアレンジしたスタンプが表示されません。
スマホ版LINEからアレンジ機能を使って送受信したスタンプについては、PC版LINEのトーク画面にも表示されます。

Chrome拡張版LINEはアレンジ機能の使用、アレンジしたスタンプの表示のどちらにも対応していない
Chrome拡張版LINE(Webブラウザ版)もアレンジ機能に対応していません。スマホ版LINEからアレンジ機能を使って送受信したスタンプは、トーク画面上でも見ることはできず「サポートされていない形式のメッセージです」と表示されます。