LINEで送信したメッセージを消す方法には、「送信取消」と「削除」の2つがあります。「送信取消」か「削除」かで迷ったら、相手のトーク画面からメッセージを消したいかどうかで選べばOKです。
送信取消と間違えてメッセージを削除してしまい送信取消できない場合は、PC版LINEやiPad版LINEにログインして送信取消するという手があります(詳しい手順は後述)。スマホアプリのLINE上でメッセージを削除してしまっても、PC版やiPad版のトーク画面には当該メッセージが残っており、そのトーク画面から送信取り消しが可能です。
LINEメッセージの「送信取り消し」と「削除」の違い
LINEの「削除」と「送信取消」の違いは、相手のトークルームからもメッセージを消せるか否かという点です。
「送信取消」は、メッセージを誤送信してしまったときに利用する機能です。送るつもりのないメッセージを誤って送信してしまった場合は、「送信取消」を選べば問題ありません。一方の「削除」は、自分のトーク画面のみメッセージを非表示にしたいときに利用します。
相手のトーク画面から消せるのが「送信取消」
「送信取消」は、送信済みのメッセージを相手のトーク画面からも削除できる機能です。対象となるのは、テキストのほかスタンプ、写真や動画、ファイル、ボイスメッセージ、URL(リンク)、連絡先、位置情報、LINE MUSICなどです。
メッセージを長押し→メニューから[送信取消]を選択
確認画面で[送信取消]をタップ
原則として、取り消しができるのは送信から1時間以内のメッセージに限られます。ただし、LYPプレミアム会員なら送信から7日間まで取り消し可能です。いずれの場合も、取り消し可能な期限を過ぎるとメッセージを取り消すことはできません。
未読の状態で送信取消を実行すれば、多くの場合、その内容は相手に見られずに済みます。LYPプレミアム会員なら未読の状態限定で「通知なしで送信取消」が選択でき、相手に取り消ししたことを知られずにメッセージを削除できます(詳しくは後述)。
グループトークでも送信取り消しが可能。メッセージを長押し→メニューから[送信取消]を選択
グループトークでも1対1の個別トークと同様に、テキストやスタンプ、写真・動画、URLなどの送信取り消しが可能です。
ただ、複数人が参加しているグループトークの特性上、全員が未読のうちに送信取り消しをするのは難しいかもしれません。
特徴1:メッセージ自体は消えるが送信取消の履歴が残る
「メッセージの送信を取り消しました」と表示されるので、取り消したこと自体は必ず相手にバレる
送信取消を実行すると、自分と相手の両方のトーク画面に「メッセージの送信を取り消しました」という履歴が表示されます。グループトークで取り消した場合も同様です。
この履歴は自分のトーク画面上では削除できますが、相手のトーク画面からは消せません。そのため、メッセージの内容が見られていなくても、LINEで送信取消をしたこと自体は相手に知られる(バレる)ことになります。
この点、LYPプレミアムなら未読のメッセージに限り相手に知られず送信取消することが可能です(後述)。
特徴2:送信から1時間が経過すると実行できなくなる
LINEで送信取消がおこなえるのは、送信から1時間以内のメッセージに限られます。
送信から1時間が経過すると、[送信取消]を押しても「このメッセージの送信を取り消すには期限を延長してください」という画面が表示され、無料では取り消せなくなる
1時間を過ぎると、通常の手順で[送信取消]ボタンを押しても「このメッセージの送信を取り消すには期限を延長してください」というメッセージが表示され、無料では送信取り消しができない状態になります。かつては送信から24時間以内なら取り消し操作ができましたが、現在は制限時間が大幅に短縮されてしまいました。
メッセージ下に表示される[期限を延長]のボタンを押すと、LYPプレミアムの登録へ案内されます。ボタンを押すだけで期限を延長できるわけではないので要注意です。
特徴3:LYPプレミアム会員なら通知なしで最大7日間まで送信取消が可能
LYPプレミアム会員なら最大7日間まで「送信取消」が可能
通常の送信取消期間は1時間ですが、LYPプレミアム会員はメッセージを送信してから最大7日間まで送信取消ができます。さらに、相手が未読の場合は「通知なし」で送信取消が可能です。
これらは「プレミアム送信取消」と総称され、LYPプレミアム会員限定機能のひとつとして提供されている実質的な有料機能です。
「プレミアム送信取消」を利用できるLYPプレミアムのプラン
LYPプレミアムで提供されている3つのプランのうち、「プレミアム送信取消」を利用できるのは基本プランである「LYPプレミアム スタンダードプラン」(月額508円)およびNetflixがセットになった「LYPプレミアム with Netflix」(月額890円〜)です。
プレミアム送信取消のほか、1500万種類以上のLINEスタンプが使い放題、通知なしでメッセージを送れる「ミュートメッセージ」機能、アルバムに動画を保存できるなどの限定機能を使えるようになります。
廉価版プランの「LYPプレミアム ライトプラン エンジョイパック」(月額290円)ではプレミアム送信取消の特典が付いていません。
LYPプレミアム会員が送信取り消しできる最大期限の7日以上が経過したメッセージは、長押ししてメニューを開いてもそもそも[送信取消]ボタンが表示されなくなります。
この状態ではどうやっても送信を取り消すことはできなくなるため、LYPプレミアム会員かどうかにかかわらず、誤送信してしまったメッセージはなるべく早く送信取り消しするようにしましょう。
既読が付く前なら「通知なしで送信取消」を選択できる
既読が付く前のメッセージなら[通知なしで送信取消]を選択できます。「通知なしで送信取消」をすると、自分と相手のトークルームからメッセージが削除され、「メッセージの送信を取り消しました」の表示も残りません。
LYPプレミアム非会員でも送信取消の操作時に[通知なしで送信取消]ボタンが表示されますが、「通知なしで送信取消」の機能を使えるのはLYPプレミアム会員のみです。
「通知なしで送信取消」をすると相手のプッシュ通知やトーク履歴からメッセージが消える
相手のトーク履歴を見てみると、「通知なしで送信取消」する前はプッシュ通知と最新のメッセージが残っています。「通知なしで送信取消」した後はプッシュ通知が消えて、ひとつ前のメッセージがトーク履歴に表示されます。ここまではLYPプレミアム非会員でも使える「送信取消」と同様の仕様です。
相手のトークルームにも「メッセージの送信を取り消しました」の表示が残らない
通常の送信取消との違いは、相手のトークルームにも「メッセージの送信を取り消しました」の表示が残らないことです。そのため、送信を取り消したこと自体が相手に知られません。相手が取り消し前のプッシュ通知を確認していない場合や、Androidスマホの既読回避アプリを使っていなければ、削除したメッセージの内容を知られずに済みます。
「通知なし送信取消」ボタンを押したが相手が該当のメッセージを既読していた場合
相手に送信取消したことが通知される
[通知なしで送信取消]ボタンが表示されていても、操作中に相手がメッセージを既読にすると、ボタンを押した際に通常の送信取消へ切り替わります。自分と相手のトークルームには「メッセージの送信を取り消しました」の表示が残り、送信取り消し前のメッセージも読まれている可能性があります。
特徴4:PC版LINE・iPad版LINEを含むすべての端末からメッセージが消える
送信取消を実行すると、自分と相手のトーク画面だけでなく、PC版やiPad版など、同じアカウントでログインしているすべての端末上からメッセージが削除されます。別の端末であっても、取り消したメッセージが見られる心配はありません。
ただし、相手がAndroidスマートフォンを使用しており、LINEで既読を付けずにメッセージ内容を確認できる外部アプリなどを利用している場合は、取り消したメッセージが表示される可能性があります(詳細は後述)。
相手のLINEから消せないのが「削除」
メッセージを長押し→メニューから[削除]を選択
削除したいメッセージを選択
確認画面で[この端末でのみ削除]をタップ
一方で、「削除」は自分のトークルームからメッセージや写真を消すだけの機能です。相手のトーク画面には、そのままメッセージが残ります。
相手側には影響しないため実用的な効果はありませんが、自分のトークルームを整理したいときや、見たくない内容を非表示にしたいときには便利です。
特徴1:相手の送信メッセージでも構わず消せる
通話履歴、ノート、アルバムなどあらゆる投稿を削除可能
「削除」機能では、自分が送ったメッセージだけでなく、相手やグループトークのメンバーが送信したメッセージも削除できます。
また、複数のメッセージをまとめて選択して削除することも可能です。スタンプや画像などでトークルームが散らかっている場合でも、一度にすっきり整理できます。
特徴2:相手には通知されず、トークルームで削除の履歴が表示されることもない
削除機能は、自分のトークルームからメッセージを消すだけの機能であり、相手の画面には一切影響しません。
通知が送られることもなく、相手に知られる可能性はほとんどありません。ただし、自分のトーク画面を相手が直接見た場合には、削除されたことが分かってしまう可能性があるため注意が必要です。
特徴3:自分が操作した端末からのみメッセージが消える
「送信取消」機能と異なり、「削除」を実行してもメッセージが消えるのは操作している端末のみです。つまり、同じアカウントでログインしているPC版やiPad版のLINEには、削除したメッセージがそのまま残ります。
誤って削除してしまった場合は、PC版LINEやiPad版LINEなど別の端末でログインし、メッセージ内容を確認するとよいでしょう。
「送信取り消し」と間違えて「削除」を実行した場合の対処法
注意したいのは、相手に見られたくないメッセージを「送信取消」したいのに、誤って「削除」してしまうケースです。操作手順や表現が似ているため、起こりがちなミスです。
メッセージを削除すると、「送信取消」ボタン自体が表示されなくなるため、戸惑う人も少なくありません。削除したメッセージは復元できず、同じ内容を後から送信取消することもできません。
ただし、PC版LINEやiPad版LINEを利用していれば、削除してしまったメッセージを改めて送信取消することができます。というのも、メッセージの「削除」は操作をした端末にしか影響しないため、PC版LINEやiPad版LINEにはメッセージが残ったままだからです。
一方で、パソコンやiPad、Androidタブレットなど、LINEを利用できる他の端末を持っていない場合は、残念ながら対処するのは難しくなります。
メッセージを取り消すには、PC版LINEもしくはiPad版LINEを起動してスマホと同じLINEアカウントでログインします。
トーク画面で送信取消を実行したいメッセージを右クリックしてください(Mac版では「control」キー+クリック、トラックパッドは2本指で触れながらクリック、iPad版LINEでは長押し)。
表示されるメニューの中から[送信取消]を選択し、確認メッセージを読んだ後に[確認]をクリックすると送信を取り消せます。
LINEの「送信取り消し」に関するよくある疑問と答え
LINEの「送信取り消し」機能に関するよくある疑問点とその答えをまとめています。
送信取消をすると、通知やロック画面のメッセージ表示はどうなる?
iPhone・Androidともに、送信取消がおこなわれるとロック画面や通知センターに表示されていたメッセージ通知は自動的に消えます。
iPhoneの場合
Androidの場合(AQUOS Sense4で検証)
送信取消を実行すると、相手のロック画面や通知センターに届いていたメッセージ通知は同時に削除されます。
そのため、相手がロック画面の通知だけを見て内容を確認していた場合を除き、送信取消をおこなえば通知内容も消え、メッセージ本文を見られる心配はほとんどありません。ただし、トーク画面には「◯◯がメッセージの送信を取り消しました」という履歴が残るため、送信取消をおこなった事実自体は相手に知られます。
相手に「メッセージの送信を取り消しました」と表示されないようにする方法はある?
LYPプレミアムに加入していると、相手が未読のメッセージに限り、「送信を取り消しました」の通知なしで送信取消することができます。
通常、送信取消を実行すると、相手のトーク画面には「◯◯がメッセージの送信を取り消しました」と表示されます。メッセージ内容を見られなくすることはできますが、送信取消をおこなった事実自体は相手に知られます。
ただし、サブスクサービス「LYPプレミアム」に加入していると、相手が未読のメッセージに限り「送信を取り消しました」という通知を表示させずに送信取消する機能が使えるようになります。
通知なしで送信取消をしたい人におすすめ
メッセージを送信取消できないのはなぜ?
まず、送信取消できる期限を過ぎていないか確認してください。無料ユーザーはメッセージの送信から1時間以内、LYPプレミアム会員は最大期限の7日間が期限です。
メッセージを送信取消できない場合、主に以下の理由が考えられます。
- メッセージの送信から1時間が経過した(LYPプレミアム会員で送信から7日間が経過した)
- 送信取り消したいメッセージを「削除」した
- 相手のLINEアプリのバージョンが古い
- 投票や日程調整、通話の履歴など対象外のメッセージを取り消そうとしている
- 投稿から1時間以上経過したアルバムやノートの作成履歴サムネイルを取り消そうとしている
- スタンプのプレゼントやLINEギフトを取り消そうとしている
- LINEの不具合や通信環境のトラブルが起きている
送信取消が可能な時間や対象外のメッセージを取り消そうとするなどの仕様のほか、誤って削除してしまったといった操作上の要因が考えられます。送信取消できないときは、上記7つの要因に該当しないか確認してください。
送信取消されたメッセージを見る(復元する)方法はある?
iOS版LINEでは、送信取消されたメッセージを確認する方法はありません。ただし、Android版LINEの場合は、既読回避アプリを利用することで取り消されたメッセージを復元して閲覧できる可能性があります。
既読回避アプリの機能を応用してメッセージを復元
既読回避アプリは、LINEの通知内容を読み取って保存する仕組みを利用しています。そのため、送信取消がおこなわれても、アプリ上には取り消し前のメッセージが残り、LINEで取り消されたメッセージを復元して閲覧できる可能性があります。
送信取り消しと削除、どっちを選ぶべき?
相手のトーク画面からもメッセージを消したい場合は「送信取消」を、自分の画面だけを整理したい場合は「削除」を選びましょう。
誤って送ったメッセージや、送るつもりのなかった内容を消したいときは「送信取消」を選びます。一方で、過去のやり取りを整理したいだけなら「削除」を使うのが適しています。削除はあくまで自分のトークルームを整理するための機能と覚えておくとよいでしょう。