インスタグラムで最大60秒間のショートムービーを作成・編集できる「リール(Reels)」。リール投稿は、フィードやストーリー、リールタブなどに表示されますが、ストーリーと同様に足跡(閲覧者の履歴)が残るのかどうか気になるところです。
本記事では、Instagramでリールを閲覧すると足跡が残って誰が見たかわかってしまうケースを解説。さらに、足跡はつなかいものの知っておきたいリールの仕様についても紹介します。
ここでは、あなたが投稿などを閲覧した事実が相手に伝わってしまう何らかの履歴を“足跡”と呼ぶこととします。
インスタのリールに足跡がつく2つのケース
インスタのリール閲覧で足跡がついてしまうケースは2つあります。足跡を残したくないならどのような点に気をつけるべきでしょうか。
リールへのいいねやコメント

リールへのいいね(♡をタップ)・コメントをすると、当然それが投稿に残ります。
リールの画面右側にある「♡」の数字(いいね数)部分をタップすればいいね一覧が、吹き出しマークをタップすればコメント一覧が見られるようになっています。誰が投稿にいいねやコメントしたかが一目瞭然です。


いいねやコメントの履歴は、投稿者だけでなく、第三者にも表示されます。知らない人やフォロー関係にない友達などが、当該リールへのいいねやコメントをたどって、あなたをフォローするといった可能性も考えられるでしょう。
この点、リール投稿者が非公開アカウントであれば、投稿者のフォロワーにのみ、いいねやコメント一覧が表示される仕組みです。知らないアカウントからの接触を制限できます。
ストーリーにシェアされたリールの閲覧
ストーリーへシェアされたリールを閲覧すると、足跡(閲覧者履歴)が残ってしまいます。


投稿者側の画面
リールがシェアされたストーリーでは、投稿者の画面左下に表示される[アクティビティ]より、閲覧者リストを確認することができます。
ただし、投稿後24時間が経過すれば閲覧者リストは非表示になるため、足跡がずっと残っているわけではありません。
結論:リールの閲覧やシェアによって足跡は残らない
前述したように、ストーリーに投稿されたリールには閲覧履歴(足跡)が残ってしまいますが、それ以外のリール(フィードやリールタブに表示されるもの)に関しては、閲覧やシェアによる足跡はつかないため安心してください。
フィード/プロフィール/リールタブ/発見タブで見たリールに足跡は残らない
インスタグラムのリールは、以下の5カ所にシェアできるようになっています。
- フィード
- プロフィール画面のリールタブ
- リールタブ(公開アカウントの場合)
- 発見タブへの表示(公開アカウントの場合)
- ストーリー(リールのシェア)
このうち、例外なのは「ストーリーにシェアされたリール投稿」です。ストーリートレイに表示されたリール(ストーリーリング)を閲覧すれば、あなたの足跡が残ります(前述)。
それ以外の4カ所に表示されるリールであれば、閲覧しただけでは足跡は残りません。



フィードで流れてきたリール投稿
フィードに流れてきたリール投稿の閲覧による足跡は残りません。ただし、いいねやコメントをすると、第三者にも「誰がいいね・コメントをしたか」が表示されます(前述)。

プロフィール画面のフィードタブ
プロフィール画面のリールタブからリールを何度閲覧しても、いいねやコメントをしない限り足跡は残りません。

リールタブの画面

発見タブの画面
画面下のリールボタンから表示されるリールや、検索タブに出てくるリールは、世界中の公開アカウントによるリール投稿がランダムで掲載されます。これらのリール閲覧による足跡は残りません。
ストーリーへの再シェア(リポスト)やDMへのシェアによる通知はない



リールのシェア
リール投稿は画面下のシェアボタンから、簡単にDM(ダイレクトメッセージ)で共有ができます。


また、[ストーリーズにリール動画を追加]を選択すると、自分のストーリーに他人のリールをリポスト(シェア)できます。
リールをDM経由で誰かにシェアあるいは、ストーリーにリポストしても、投稿者にそれが通知されることはないため安心してください。また、ストーリーとして投稿されたリールをシェアした事実も、相手にはバレません。
再生回数・いいね・コメントは全員へ公開される
フィードやリール画面で表示されたリールには足跡(閲覧者リスト)はつきませんが、再生回数の確認ができる仕様になっています。


投稿のいいね(ハート)の下部分をタップすると再生回数のほかに、いいねをしてくれた人が一覧で確認できるようになっています。


同様に、吹き出しアイコンの下部にある数字をタップすると、リールに付いているコメントが確認できます。
投稿へのいいねやコメントは投稿者だけでなく、第三者にも表示されてしまいます。足跡を絶対につけたくない人は、いいねやコメントを控えましょう。