インスタのおしゃれな投稿加工テクニックのひとつに、色味を統一する方法があります。なかでも「ベージュ・ブラウン加工」は、落ち着いた雰囲気と暖かみのある色合いから、大人女子におすすめの加工スタイルです。
この記事では、インスタグラムのベージュ・ブラウン加工の方法を紹介します。
インスタ 「ベージュ・ブラウン加工」ってどんな雰囲気?


「ベージュ・ブラウン加工」とは、投稿写真の色味をベージュやブラウン系のトーンにに加工して、プロフィールの世界観を統一するテクニックです。オシャレなカフェやスイーツ、ハンドメイド作品の投稿などに特に向いており、シンプルで落ちつきのある大人かわいい雰囲気になるのが特徴です。
ハッシュタグで「#ベージュ加工」や「#ブラウン加工」と検索すると、さまざまなベージュ・ブラウン加工の投稿を見つけることができます。ハッシュタグ検索を使って、他ユーザーの加工を見てみるといいでしょう。
方法1:インスタの編集機能でベージュ・ブラウン加工

ベージュ加工前

ベージュ加工後
インスタの編集機能で、ここまでトーンをあげられる
まずは、Instagramアプリの編集機能を使ってベージュ・ブラウン加工をする方法を解説します。
加工アプリなどを別途用意しなくても簡単に加工できるのがメリット。ただし、加工する写真にはベージュやブラウン系の色味が入っていることが前提になります。具体的には、以下のような色味がベージュ・ブラウン加工に適しています。
- ベージュ
- 茶色
- 白
- オレンジ
- 黄色
背景が白い場所や、木目調のテーブル/壁、白・ベージュ・茶系のファッションなどがおすすめです。カラフル過ぎたり、黒っぽい写真だったりすると、ベージュ加工は難しくなってしまいます。
インスタの編集画面で明るさを調整する



まずはインスタの編集画面で明るさを調整します。投稿編集画面で[明るさ]をタップし、「+20」に設定してください。
コントラストを調整する


続いて「コントラスト」を設定します。コントラストとは、画像の明るい部分と暗い部分の差を表し、コントラスト値を高くすることで明るい部分は明るく、暗い部分は暗くなります。
ベージュ加工ではコントラスト値を低く設定します。ここでは最も低い「-100」に調整し、全体がぼやけたような加工にします。
暖かさを調節する


続いて「暖かさ」を調整します。暖かさとは、写真の白い部分の色温度を調整する機能で、数値をあげると暖色系の色味になります。
ここでは暖かさを「+60」に設定します。

ベージュ加工が完成です。ここまでの加工レシピを参考に、写真に合わせて「コントラスト」や「温かさ」の数値を調整してみるといいでしょう。
方法2:画像加工アプリ「EPIK」を使って加工する
「EPIK(エピック)」は写真の色調整やエフェクト加工ができる無料の写真編集アプリです。初心者でも高クオリティな編集が簡単にできるため、より雰囲気のあるベージュ・ブラウン加工をしたい人におすすめです。
アプリを開き、加工したい写真を選択する



EPIKを起動したら[編集する]ボタンをタップ。端末のアルバムに保存してある写真一覧が表示されるので、加工したい写真を選びます。
ベージュ・ブラウン系のフィルターを選択する

続いて、画面下部にあるメニューから[フィルター]を選択します。

90’s Glam:Mocha2

Selfie:Butter

Cinnnamon:Basic1

90’s Glam:Leo
ベージュ・ブラウン加工におすすめのフィルターを集めました。
- Selfie:Butter
- 90’s Glam:Mocha2
- 90’s Glam::Leo
- Cinnammon:Basic1
上の4種類のフィルターを使えば、暖色感が強めの加工が簡単にできます。白っぽいベージュや、こっくり系ブラウンなど、いろいろな色味があるので自分が作りたい世界観に合うトーンを探ってみてください。
明るさ・コントラスト・彩度で微調整

明るさを調整

コントラストを調整

彩度を調整
[調整]にある「明るさ」や「コントラスト」「彩度」の数値を設定すれば、より好みのベージュ・ブラウン加工が可能です。
- 明るさ:強め(+40前後)
- コントラスト:弱め(−100)
- 彩度:少々強め(+20〜40)
好みにもよりますが、コントラストを「-100」に設定後、明るさや彩度を微調整してみてください。
方法3:単色ベージュ投稿を差し色のように入れる

写真投稿とは別に、ベージュ色の画像を投稿
プロフィール画面にベージュ・ブラウン感が足りない、あるいはより強くベージュ系の色味を出したいときにおすすめなのが、単色のベージュ・ブラウン画像を投稿の間に挟むテクニック。
レイアウトパターンを意識し、3〜4投稿に1回、差し色としてベージュの単色画像を入れることで、プロフィール画面の統一感がぐっと増します。ここでは、アプリ「Canva」を使って単色投稿を作成する方法を紹介していきます。
Canvaを開き、Instagram投稿用サイズを選択

Canvaを開いたら、画面上部の検索ボックスで「インスタグラム投稿(縦長)」を入力・選択します。
Canvaの素材から「ベージュ」を検索

続いて、画面下部のメニューから[素材]をタップし、上部の検索ボックスで「ベージュ」を入力し、素材を検索します。
さまざまなデザインのベージュ素材が表示されるので、自分のインスタグラム投稿の世界観に合う素材を選ぶといいでしょう。
素材をレイアウトしてダウンロード



設定中のサイズシート上に素材が表示されたら、位置や大きさなどを調節してください。続けて画面右上の[共有]から[ダウンロード]をタップします。
もう一度[ダウンロード]ボタンをタップすれば、端末のアルバムに画像が保存されます。
プロフィールグリッドのバランスを見ながら単色画像を投稿


あとは保存した素材をインスタグラムに投稿するだけ。プロフィールグリッドでのバランスを見ながら、数枚に1投稿のペースでアップしていきましょう。
ここでは4回に1回のパターンでベージュ素材画像を投稿しています。同じ素材でも投稿する際に向きを変えて投稿すると動きが生まれるので、シンプルになりすぎるときなどに試してみてください。
おすすめ:ハイライトカバーもベージュ系に統一する

ハイライトカバーをベージュ系に統一
ハイライトカバーをベージュ・ブラウン系にすることで、プロフィール画面全体にさらに統一感が出ます。
ここでは、Canvaを使ってハイライトを簡単に作る方法を紹介します。Canvaではハイライトカバー専用のテンプレートが利用可能です。
Canvaのテンプレートから「ハイライト」を検索

Canvaアプリを起動し、上部にある検索ボックスで「ハイライト」と入力・検索をします。
ハイライトテンプレートを選ぶ



テンプレート一覧が表示されます。ここで、自分の投稿に合うベージュ・ブラウン系のデザインを選択しましょう。「プロ」と記載のないものは無料版でも利用可能です。
アイコンが一覧に並んだ画像のほか、アイコンごとに1枚ずつ画像が用意されています。
テンプレートをダウンロードする


ダウンロードしたいテンプレートが決まったら、画面右上の[共有]をタップします。
ファイルの種類やサイズはそのままで構いませんが、テンプレの一部のみをダウンロードする場合は「ページを選択」のプルダウンから選ぶことも可能です。


ここでは2ページ目にあるアイコン画像のみをダウンロードしました。ダウンロードが完了すると、ハイライトカバー用アイコン画像がスマホのアルバム内に保存されます。
インスタのハイライトカバーを設定する



ハイライト用の画像を保存したら、Instagramアプリを開きます。ハイライトの編集画面で[カバーを編集]をタップし、先ほど保存したカバー画像を選択してください。



丸いアイコンに合わせて画像の位置や大きさを調節し[完了]をタップ。ハイライトカバーが設定され、プロフィール画面に反映されます。